6人の勇者の中にチーター勇者がいるけどそれ私です

みさにゃんにゃん

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9話 チアルタ鳳凰録(上ノ巻)

鳳凰襲来

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チアルタ城下町


城下町に着いた瞬間住民が騒ぎで右往左往してパニックに…あれ?同じ意味か……って、そんなことよりも。

「ジンさん一体何が起こったんですか 異変でも起こったんですか?」
「ああ…! 上を見て見ろ」

言われるがまま私達は上を見上げるとでかい何かが上空を飛んでいた。

「ナニアレ…」
「鳥…か?」
「ファンタジー…」

デブは復活して否や初めて言う言葉がそれか。

「あれは…あれは………鳳凰だ!」
「鳳凰ってもしかしてあの伝説の?」
「ああ、古代の日本では伝説の炎を纏った大きな鳥…そう言われておる」

ん?日本?  やっぱりこの人って…

「でもそれって俺らがいた日本での伝説の火の鳥の話だろここでは無関係じゃねぇのか?」
「それがね…あるらしいんだ」
「どういうこと?」
「俺がこの世界に召喚された時 とある国の学者や召喚者が異世界から強い魔物を召喚してしまったのが事の発端だ」

いつの話なんだ?

「カノセ神社の巫女と俺とレティアンとフォルファナの3勇者で何とか封印はできていたんだが どうやら何者かがその封印を解いてしまったらしい、たったの100年の歳月でな」
「あの…ジンさんあなたお幾つですか…?」
「ああ3勇者含めて今年で114歳になるな、何にせ俺たちが14歳の時にこの世界に召喚されたからな」
「「114歳!?」」

デブとハモった…いやそれよりも…長生きしすぎじゃね?
何を食べたりどんな健康習慣してたらそんな長生きなん? てかミハルさん同様見た目若いんだな…ほんと…何をどうしたらそうなるんだ。

「ていうかさっき巫女がどうの言っていたけど巫女が封印を管理してんじゃねぇのか?」
「うむ…何せ8代目カノセの巫女が管理をしているからな…」
「とか行ってる間に鳳凰どっか行ってんぞ」
「自分の縄張りに戻ってるんだろう あいつはまた来るからな、お前たち今からカノセ神社へ向かうぞ 」

次は神社か…ていうかやっぱり異世界にも神社はあるんだな。
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