6人の勇者の中にチーター勇者がいるけどそれ私です

みさにゃんにゃん

文字の大きさ
上 下
33 / 53
9話 チアルタ鳳凰録(上ノ巻)

大事な事は結局後々知ることになる

しおりを挟む
東の都チアルタ京都市みやことし

私達はフェリムの集落を抜けしばらく歩いた後チアルタに到着した。

「これは…」

私達は到着した同時に少し戸惑っている。
なぜかと言うと街並みが江戸時代っぽい雰囲気で住人もそれっぽいのも居れば大正ロマンみたいな感じの人もいて反応に困るというのが今の現状である。

「僕もここに召喚された時驚いたよ」
「ていうか建物とかマジで日本建築なのは別にいいけど住民の服装が西洋だったり和服だったり…統一してくんね……まあ、個人のファッションに関して口出しはしねぇけどさ…」

ひとしきり街を案内されながら私達はとある屋敷に連れていかれた。

「ここは?」
「ここは僕の師範に当たる人が住んでる屋敷で僕もここにお世話になってるんだよ。」
「師範つーと…やっぱその人もこの国のお偉いさんか元勇者っていう?」
「まあ、そうだね まっててジンさんを連れてくるから」

私達は道場的な場所で待機となりタクヤが戻ってくるのを待った。

「ド○○もんみたいな雷ジーさん的なやつだったらどうする?」
「まっさかー もしそうだったら爆笑もんだよ」

などと話していると背後に妙な気配を感じた。

「!」

振り返った瞬間に背後にいたやつはいきなり木刀で斬りかかってきた。
当然私とツバサは避けたがマサトだけ木刀の餌食に。

「お前仮にも勇者なら避けろし」
「ダメだ聞こえちゃいねぇ気絶してるわ」
「おふた方!また来ます!」

メルちゃんの声にハッと気づいて私達は襲ってきた相手の攻撃をかわしていく。

「(こいつは一体なんなんだ? 新手の道場破りなのか!?)」

男の容姿はまるで侍のように髪をポニーテール的な感じで結っていて着物は袴ではなくあの…ほら伝わる?男の人でもさ女の人と同じ感じの着物着てる…そうあんな感じ名前知らんけど多分着物で合ってると思う。

「佐々木!」
「なんだ常ちゃん!」
「常磐だ!常磐!」
「で?なんだよ 」

ツバサは呆れまじにり私を睨んだ後溜息をつきながら二丁拳銃を取りだした。

「いいか、俺は後方支援お前は前線攻撃を頼む」
「無茶ほざけ 私の武器は鞭だ私も後方支援の分類に入る! そうだよね!メルちゃん!」
「あ、いえ…その言い忘れていたのですが勇具は持ち主が望めばどんな武器にも姿を変えます…」
「大事なことを9話になって言うことか!?」
「お前何言ってんだ?」

ほんと自分でも何言ってんだか…9話って何?
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

原産地が同じでも結果が違ったお話

よもぎ
ファンタジー
とある国の貴族が通うための学園で、女生徒一人と男子生徒十数人がとある罪により捕縛されることとなった。女生徒は何の罪かも分からず牢で悶々と過ごしていたが、そこにさる貴族家の夫人が訪ねてきて……。 視点が途中で切り替わります。基本的に一人称視点で話が進みます。

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?

シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。 クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。 貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ? 魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。 ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。 私の生活を邪魔をするなら潰すわよ? 1月5日 誤字脱字修正 54話 ★━戦闘シーンや猟奇的発言あり 流血シーンあり。 魔法・魔物あり。 ざぁま薄め。 恋愛要素あり。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?

火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…? 24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

蒼穹のエターナルブレイク-side イクトス-

星里有乃
ファンタジー
 旧タイトル『美少女ハーレムRPGの勇者に異世界転生したけど俺、女アレルギーなんだよね。』『アースプラネットクロニクル』  高校生の結崎イクトは、人気スマホRPG『蒼穹のエターナルブレイク-side イクトス-』のハーレム勇者として異世界転生してしまう。だが、イクトは女アレルギーという呪われし体質だ。しかも、与えられたチートスキルは女にモテまくる『モテチート』だった。 * 挿絵も作者本人が描いております。 * 2019年12月15日、作品完結しました。ありがとうございました。2019年12月22日時点で完結後のシークレットストーリーも更新済みです。 * 2019年12月22日投稿の同シリーズ後日談短編『元ハーレム勇者のおっさんですがSSランクなのにギルドから追放されました〜運命はオレを美少女ハーレムから解放してくれないようです〜』が最終話後の話とも取れますが、双方独立作品になるようにしたいと思っています。興味のある方は、投稿済みのそちらの作品もご覧になってください。最終話の展開でこのシリーズはラストと捉えていただいてもいいですし、読者様の好みで判断していただだけるようにする予定です。  この作品は小説家になろうにも投稿しております。カクヨムには第一部のみ投稿済みです。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない

一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。 クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。 さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。 両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。 ……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。 それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。 皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。 ※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

処理中です...