6人の勇者の中にチーター勇者がいるけどそれ私です

みさにゃんにゃん

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7話 パーティ結成と旅立ち?

女の嫉妬は醜い

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【前回までのあらすじ 私は見事諸悪の根源をぶちのめしフォルファナ王国にかけられていた呪いを解いたのだった。
そして突然と現れた謎の男に多少戸惑う瞳羽ちゃんこれから一体どうなっちゃうの━━━━━?  次回1人でも…】

「おい変なナレーション入れてんじゃねーよ、あと勝手にさりげなく自分1人の手柄にしてんじゃねぇよ、あとなんだよ最後の次回って」
「いいじゃん 最後は一緒にフルコンボ…フルボッコしたんだから、それに面白かろ?」

「…………」

わお、冷めた目 


「…そろそろこいつらの意識も戻る」
「そうか」

「ヒトハー!」

背後で私の呼ぶ声がし、振り返るとミュー様が駆け寄って私に飛びついてきた。

「おうっ」
「やったんじゃな! やったんじゃな! わらわは嬉しいぞ! 褒めて遣わすぞ! そこのお前も!」

「この国の姫か」
「うむ! そうじゃ!ミューリエじゃ! 好きに呼ぶがいい!」
「そうか オレはここから西の国ティグティリアの召喚勇者 常磐トキワ 翼だ」

苗字が妙にかっけぇや…

「んで? お前の名前は?」
「ん? ああ、私は佐々木 瞳羽  レティアンって国の召喚勇者だよ」

「ティグティリアは1番技術が発展している化学都市ですね。」
「メルちゃん復活したか」
「お陰様で ヒトハさんの声届きましたよ」
「そう」

届きましたよって言われても大して心にみるようなこと言ってねぇが…まあいいか。

「そのティグティリアの勇者がなんでこんなとこにいんの?」
「お前がここにいるようにオレにも調査依頼が来たんだよ来てそうそうにな」
「それはお互い様 ていうか1人なん?」
「いや、付き人が居る」

ツバサは窓の外を指さし私たちは窓の下を覗き込んだ 下にはなんか…なんて言えばいいのかな? 際どい…いや、露出度はそんなにないけど際どい黒ずくめの装備を身にまとった短めのポニテ少女がこちらを見上げていた。

「ロッテ 解除は成功だ みんな無事だ」
「ああ! よかったぁ~! ロッテすっごくすっごく心配しちゃったぁ! 
ツバサ君だけ・・でも無事で本当によかったぁ~」

「なんだアイツ」
「ぶりっ子の付き人」
「いやそうじゃなくて…え? 見た目とのギャプ激しいにもほどあるわ! なんか私てっきりあの子超厳しい子かな~って思ってたらまさかのぶりっ子とか夢にも思わ……」

ヒュンッ

「え?」

今、なにか私の頬かすった?
恐る恐る後ろを振り返ると柱に黒く小さなナイフがぶっ刺さっていた。

「……ねえ?  誰の許可を得てロッテ・・・のツバサくんと話してるの?  くそドブスがァァァ!!」

「うーわー、性格悪っ」
「なんか女と多少話すだけでもああなる」
「嫉妬深いんだな」




[ツバサとロッテが仲間になった]
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