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6話 決着の時
反撃へ
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「今からそのバカをもう一度シバキに行きましょう」
「えっ…ちょ、ちょっとお待ちください!
相手は状態異常魔法を使う勇者です…! レティアンの勇者様でもかなう相手かどうか…」
「大丈夫ですよ女王様 あのバカに喝を入れたあときちんと洗脳も解かせますのでご安心を
さ、こんな牢屋からとっとと出ますよ!」
「えっ!? お待ちください! この地下牢には電流結界が…!」
ギィィッ
おっ ただ押しただけなのに開いた
ということは私は結界を解除できるチート能力も備わってるのか なにそれチートあ、チートか
アッハッハッハッハッ
それになんの痛みも衝撃もないぞ?
「あ…貴女……一体何者?」
「佐々木瞳羽 ただのレティアンの2代目勇者ですよ」
◇◆◇◆◇◆
「まずそのミューリエ姫を見つけてその後で女王様と姫様は安全地帯に隠れでもしてくださいな」
「は、はい… (ミューリエ…どこにいるの?)」
しっかしでっかくて広いな…迷子になり……
「あ」
曲がり角、鎧の後ろに小さく可愛らしいしっぽが小さく小刻みに揺れている
「女王様 確認ですが姫様は あの子ですか?」
「! ミューリエ!」
「その声は……母上! 」
感動の再会 そしてちょっと和む、だってしっぽぶんぶん振ってんだぜ?ちょっと可愛い。
「あっ……母上…? あやつは誰なのじゃ?」
「レティアンの2代目勇者 ヒトハさんよ」
「ゆ…勇者…?」
勇者という単語を聞いて姫様は女王の後ろに少し隠れ警戒をした。
そりゃ警戒されて当然かあのバカ勇者がやっちゃってくれたお陰でこの姫様怯えちゃってんぞ
「大丈夫よミューリエ ヒトハさんは私を助けてくれたのです 心配する必要はありません」
「…………母上を助けた…?」
ひょこっと顔を出した姫様あ、可愛い じゃねぇや。
「うん 地下牢に閉じ込められてから助けたの」
「………」
だけどまだ警戒してるっぽいなどんだけいたいけな少女にトラウマ植え付けたんだよあのデブ
「安心しなさい信用できます」
「母上がそういうのであれば…」
姫様はパタパタとこちらに駆け寄り私にこう告げた。
「フォルファナの姫 ミューリエ・フォン・シュトラルク・ドゥ・フォルファナじゃ
ヒトハと言ったか? あの勇者と違うということを妾は信じておるからな!」
「安心してください姫様 期待は裏切りませんよ
さて、2人とはここで別行動です」
「な、なぜなのじゃ!? 見捨てていくのか!?」
「まさか、 姫様や女王はどこか安全なところで身を隠して下さらないとまた襲われかねませんから
それにバカの後始末は同じ勇者である私がしないと始まらないことでしょ」
さーて反撃開始だ
「えっ…ちょ、ちょっとお待ちください!
相手は状態異常魔法を使う勇者です…! レティアンの勇者様でもかなう相手かどうか…」
「大丈夫ですよ女王様 あのバカに喝を入れたあときちんと洗脳も解かせますのでご安心を
さ、こんな牢屋からとっとと出ますよ!」
「えっ!? お待ちください! この地下牢には電流結界が…!」
ギィィッ
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ということは私は結界を解除できるチート能力も備わってるのか なにそれチートあ、チートか
アッハッハッハッハッ
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「佐々木瞳羽 ただのレティアンの2代目勇者ですよ」
◇◆◇◆◇◆
「まずそのミューリエ姫を見つけてその後で女王様と姫様は安全地帯に隠れでもしてくださいな」
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しっかしでっかくて広いな…迷子になり……
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「女王様 確認ですが姫様は あの子ですか?」
「! ミューリエ!」
「その声は……母上! 」
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「あっ……母上…? あやつは誰なのじゃ?」
「レティアンの2代目勇者 ヒトハさんよ」
「ゆ…勇者…?」
勇者という単語を聞いて姫様は女王の後ろに少し隠れ警戒をした。
そりゃ警戒されて当然かあのバカ勇者がやっちゃってくれたお陰でこの姫様怯えちゃってんぞ
「大丈夫よミューリエ ヒトハさんは私を助けてくれたのです 心配する必要はありません」
「…………母上を助けた…?」
ひょこっと顔を出した姫様あ、可愛い じゃねぇや。
「うん 地下牢に閉じ込められてから助けたの」
「………」
だけどまだ警戒してるっぽいなどんだけいたいけな少女にトラウマ植え付けたんだよあのデブ
「安心しなさい信用できます」
「母上がそういうのであれば…」
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ヒトハと言ったか? あの勇者と違うということを妾は信じておるからな!」
「安心してください姫様 期待は裏切りませんよ
さて、2人とはここで別行動です」
「な、なぜなのじゃ!? 見捨てていくのか!?」
「まさか、 姫様や女王はどこか安全なところで身を隠して下さらないとまた襲われかねませんから
それにバカの後始末は同じ勇者である私がしないと始まらないことでしょ」
さーて反撃開始だ
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