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5話 2人目の勇者君
神からのお告げ
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「僕の力は催眠術と洗脳 今から君には自分自身が世にも恐ろしい辱めを受けてもらうから覚悟しろよ!」
コイツ、馬鹿かな? 自ら手の内を明かしてきやがったぞ? こういうのは雑魚や3流のすることだ これなら鞭を使わずとも簡単にアッパーを入れれば勝てるな、でもその前に少し挑発してやろう。
「寝言は寝ていえ とっととかかってこいよ その催眠術と洗脳とやらで私を辱めてみろや」
私はこのデブに向かって安い挑発をかます。
チョロいやつなら簡単に引っかかる
さてこいつはどうかな?
「そ、そんなこと言っていられるのも今のうちだけだぞ!」
わあ、引っかかった 見事なまでに引っかかりやがった こいつチョロいぞ
するとこいつの体からピンク色の霧が発生した。
その霧に触れた女の人達はますますこのデブに擦り寄ってきている
あーね、この霧に触れると催眠状態にかかるわけか…
これはちょっとめんどくさいな
てっきり私はテレビでよくあるああいう催眠術でもやるのかと思ったが、さすがファンタジーこう来たか。
「ほ~ら だんだん変な気分になってきたでしょ?」
「いや?」
「つ、強がっても分かるんだよっ ほら顔もだんだん赤くなって…」
「そんなことないけど」
「ほ、ほら、ほら…僕のことだんだんと好きに…」
「なるわきゃねぇだろ気色悪い」
いや、ほんと冗談抜きでこいつ気持ち悪いぞ?
キモイ、気持ち悪い、気色悪いの三拍子だなおい。
ん?どれも一緒かあはっはっはっ
「もっと霧を濃くしてやる! そうすればお前は僕にメロメロだ!!」
あ、こいつダメだ手に負えないくらいアホだ
諦め悪いな…てか私霧に包まれてもピンピンしてんだが?
なんでだ?
ピロリン♪
すると突然この状況に似合わない通知音が鳴った。
こんな時に誰だよ…いや、十中八九一人しかいねぇけど…
【やっほー 神様だお~ びっくりした?
約束通り連絡したよ! 君にひとつ言い忘れたことがあるんだ 今君は催眠系統の霧の中にいても何故平気か疑問に思っていることだろう、それは僕が与えたチート能力うちの一つに関係しています】
やっぱりか。
【君はどんな異常状態系の攻撃をくらっても全然平気です 空気が肌を撫でる程度になんともありません】
例え…。
【なので 思いっきり目の前にいる勇者を懲らしめましょう! そうすればこの国の女性にかけられた催眠術は解けるよ!】
なるほど こいつをぶん殴……え?
「お前……勇者?」
「うん そうだおっ」
まじか このド変態が勇者とか世も末だな
「とりあえず私にはそういう系の攻撃効かないみたいだからお前をぶん殴ってみんなを元に戻すわ」
「えっちょ、まっ」
慌てるデブに私は躊躇なく顔面グーパンを入れた
これで一件落着
コイツ、馬鹿かな? 自ら手の内を明かしてきやがったぞ? こういうのは雑魚や3流のすることだ これなら鞭を使わずとも簡単にアッパーを入れれば勝てるな、でもその前に少し挑発してやろう。
「寝言は寝ていえ とっととかかってこいよ その催眠術と洗脳とやらで私を辱めてみろや」
私はこのデブに向かって安い挑発をかます。
チョロいやつなら簡単に引っかかる
さてこいつはどうかな?
「そ、そんなこと言っていられるのも今のうちだけだぞ!」
わあ、引っかかった 見事なまでに引っかかりやがった こいつチョロいぞ
するとこいつの体からピンク色の霧が発生した。
その霧に触れた女の人達はますますこのデブに擦り寄ってきている
あーね、この霧に触れると催眠状態にかかるわけか…
これはちょっとめんどくさいな
てっきり私はテレビでよくあるああいう催眠術でもやるのかと思ったが、さすがファンタジーこう来たか。
「ほ~ら だんだん変な気分になってきたでしょ?」
「いや?」
「つ、強がっても分かるんだよっ ほら顔もだんだん赤くなって…」
「そんなことないけど」
「ほ、ほら、ほら…僕のことだんだんと好きに…」
「なるわきゃねぇだろ気色悪い」
いや、ほんと冗談抜きでこいつ気持ち悪いぞ?
キモイ、気持ち悪い、気色悪いの三拍子だなおい。
ん?どれも一緒かあはっはっはっ
「もっと霧を濃くしてやる! そうすればお前は僕にメロメロだ!!」
あ、こいつダメだ手に負えないくらいアホだ
諦め悪いな…てか私霧に包まれてもピンピンしてんだが?
なんでだ?
ピロリン♪
すると突然この状況に似合わない通知音が鳴った。
こんな時に誰だよ…いや、十中八九一人しかいねぇけど…
【やっほー 神様だお~ びっくりした?
約束通り連絡したよ! 君にひとつ言い忘れたことがあるんだ 今君は催眠系統の霧の中にいても何故平気か疑問に思っていることだろう、それは僕が与えたチート能力うちの一つに関係しています】
やっぱりか。
【君はどんな異常状態系の攻撃をくらっても全然平気です 空気が肌を撫でる程度になんともありません】
例え…。
【なので 思いっきり目の前にいる勇者を懲らしめましょう! そうすればこの国の女性にかけられた催眠術は解けるよ!】
なるほど こいつをぶん殴……え?
「お前……勇者?」
「うん そうだおっ」
まじか このド変態が勇者とか世も末だな
「とりあえず私にはそういう系の攻撃効かないみたいだからお前をぶん殴ってみんなを元に戻すわ」
「えっちょ、まっ」
慌てるデブに私は躊躇なく顔面グーパンを入れた
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