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1話 召喚されたら即バトル
さくさくと進む
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異世界イドラ草原始まりの遺跡最深部
「【世界が闇に包まれる時異世界から勇者現る 空が暁に燃える時始まりの遺跡にて勇者を召喚すれば世界救われる】
勇者を召喚すればこの世界は……」
ローブを被っている謎の少女は呟き本を片手にブツブツと呪文を唱え始めた
「来たれ…来たれ……いでよ!勇者!」
すると少女の目の前の魔法陣が光り輝きそこから人間が召喚された。
「………」
「(この人が勇者…) あ、あのぅ~…」
少女は恐る恐る召喚した人間話しかける。
「…うん?」
すると目が覚めた
「うひゃあ!」
「驚きすぎでしょ…」
「す、すみません! 何しろ異世界人を召喚したのは初めてのことですから… 」
「(初めてなんだ…)」
「えっと…私召喚術士と魔術師をやってます。
メル・アンジュって言います。
あなたのお名前は?」
「佐々木瞳羽」
「ササキ・ヒトハさんですね 珍しい名前ですねササキさん」
「(やっぱり勘違いしたか…)いやいや、違くて佐々木が苗字で瞳羽が名前」
「はあ、異世界人は名前と家名が逆になるんですね 」
「まあ、それは私の居た国だけだけど…」
「とにかく貴方は私が召喚したこの国の勇者ですから 私の魔力をあなたの右目に注ぎますね」
「右目? なんで右目…」
「はい! 右手や右目は昔から魔力の通り道として伝わってきています」
そう言ってメルは瞳羽の右目にメルの右手をそっと添えて魔力を注いだ。
「(そう言えば神も右手がどうのこうの言ってたけどまた右側が出番となるとはな…)」
瞳羽がそんなことを思っている間にメルの魔力注入はいつの間にか終わっていていた。
「はい、ヒトハさん終わりましたよ」
「…なにか…変わった?」
「はい、右目に魔力を注いだのでヒトハさん右目は黄金色に変わっています」
「はい?」
メルちゃんが何を言ったか分からなかった
と言うより意味が……。
「ちょっともう一回…ワンモアタイム…」
「えっと…ヒトハさんの右目に魔力を注ぎましたよね?
それで色が変わっているのはヒトハさんあなた自身の魔力の色ですよ」
ちょっと何言ってるか分からない
「え? 」
「いや、ですから───────…」
ドーン!!
メルちゃんがまた言おうとした時バカでかい音が聞こえた
「な! なんじゃぁ!?」
「もうここまで来ちゃった…」
「え?何? なんのイベントが今発生してんの!?
私置いてけぼり! ちょっと説明してくんない!?」
「実はこの世界は魔王軍によって支配が進行されているんです だから私は貴女を……ヒトハさんを勇者として召喚したんです。
この世界を救ってもらうために」
だろうね、そうだろうと思ったよ
「ヒトハさん貴女にしか扱えない武器を授けます。
それを使って魔王軍を一掃してください!」
「……はい?」
「【世界が闇に包まれる時異世界から勇者現る 空が暁に燃える時始まりの遺跡にて勇者を召喚すれば世界救われる】
勇者を召喚すればこの世界は……」
ローブを被っている謎の少女は呟き本を片手にブツブツと呪文を唱え始めた
「来たれ…来たれ……いでよ!勇者!」
すると少女の目の前の魔法陣が光り輝きそこから人間が召喚された。
「………」
「(この人が勇者…) あ、あのぅ~…」
少女は恐る恐る召喚した人間話しかける。
「…うん?」
すると目が覚めた
「うひゃあ!」
「驚きすぎでしょ…」
「す、すみません! 何しろ異世界人を召喚したのは初めてのことですから… 」
「(初めてなんだ…)」
「えっと…私召喚術士と魔術師をやってます。
メル・アンジュって言います。
あなたのお名前は?」
「佐々木瞳羽」
「ササキ・ヒトハさんですね 珍しい名前ですねササキさん」
「(やっぱり勘違いしたか…)いやいや、違くて佐々木が苗字で瞳羽が名前」
「はあ、異世界人は名前と家名が逆になるんですね 」
「まあ、それは私の居た国だけだけど…」
「とにかく貴方は私が召喚したこの国の勇者ですから 私の魔力をあなたの右目に注ぎますね」
「右目? なんで右目…」
「はい! 右手や右目は昔から魔力の通り道として伝わってきています」
そう言ってメルは瞳羽の右目にメルの右手をそっと添えて魔力を注いだ。
「(そう言えば神も右手がどうのこうの言ってたけどまた右側が出番となるとはな…)」
瞳羽がそんなことを思っている間にメルの魔力注入はいつの間にか終わっていていた。
「はい、ヒトハさん終わりましたよ」
「…なにか…変わった?」
「はい、右目に魔力を注いだのでヒトハさん右目は黄金色に変わっています」
「はい?」
メルちゃんが何を言ったか分からなかった
と言うより意味が……。
「ちょっともう一回…ワンモアタイム…」
「えっと…ヒトハさんの右目に魔力を注ぎましたよね?
それで色が変わっているのはヒトハさんあなた自身の魔力の色ですよ」
ちょっと何言ってるか分からない
「え? 」
「いや、ですから───────…」
ドーン!!
メルちゃんがまた言おうとした時バカでかい音が聞こえた
「な! なんじゃぁ!?」
「もうここまで来ちゃった…」
「え?何? なんのイベントが今発生してんの!?
私置いてけぼり! ちょっと説明してくんない!?」
「実はこの世界は魔王軍によって支配が進行されているんです だから私は貴女を……ヒトハさんを勇者として召喚したんです。
この世界を救ってもらうために」
だろうね、そうだろうと思ったよ
「ヒトハさん貴女にしか扱えない武器を授けます。
それを使って魔王軍を一掃してください!」
「……はい?」
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