ツンデレの姉は末の妹が大好きで仕方がない

みさにゃんにゃん

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次女の怒り

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シャシャが謎のボタンを押した瞬間地面から檻が出てきてアイリーンをその中に閉じ込めた。

「なっ! 何なのよ! 何がどうなっているの!? ちょっと!お前何をした!?」

「それがお前の本性か、まあもとよりさっきから出てたがもうどうでもいい」

シャシャはベンチから立ち上がりアイリーンの元まで歩き出す。

「お前は私に対して調子に乗った挙句この私を侮辱してくれたな·····まあ、でもこの程度でお前を檻には閉じ込めたりはしないんだがな」

「だったら·····っ!」

「だがなあ····お前うちのシャネットの婚約者を奪おうと娼婦紛いのことをしようとしたそうじゃないかそれにシャネットを陥れるための嘘を流していたし」

「それがなんだって言うのよ! あんなブスとジョシュ殿下じゃ釣り合いなんて取れないわ! この私の美貌を持つ者こそジョシュ殿下の王妃にふさわしいのよ!
それにジョシュ殿下は私のものよ! だって私のことを愛してると言ってくれ····」
「それはジョシュ殿下の影武者がお前に愛を吐いたんだ」

その一言を聞いた瞬間アイリーンも周りの令嬢もぽかんと口を開けた。


「かげ、むしゃ?」

「2度も言わせるな頭悪いな」


シャシャはゴミムシを見るような目でアイリーンを見下した。
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