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35話 そのスキルはチートですはい
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「植物関係を操るスキルってことは 地属性の可能性もあるよね…あ、でも例えスキルが地面系であっても必ずしもそうとは限ら…」
「「「待って待って」」」
「ん?何?」
「何じゃねえよ!属性って何、まずそこからなんだけど」
「えー、あー…あのスピードランニング聞いてなかったの?…私も覚えてる限りで説明はするけど上手くいくかな?」
「なんだよスピードランニングって……」
「まあ、こっちにも色々あったって言うかなんと言うか……とにかく時間が無いから走りながらでも使えるようになって!」
「「「無理だって!」」」
「できるできる!」
私は走りながら魔王式魔法講座を始めた。
「────とまあ、このようにフィーネを感じることと内なる属性を見つけ出せたらこんな感じで属性魔法が……って?…アレ?」
振り返るとゼェゼェと息を切らしている3人がいた。
「霧島君、貴嶋君、手塚君大丈夫?」
「なんで…左京山平然としてんだ……!?」
「なんでって風属性でほぼ移動してる、あっ、ちなみにスキル欄見て見て新しくAMPってのが追加されてるから多分それが属性を使う際のポイントだと思う」
「アンプかと思った」
「とりあえず私の言った通りにしたら属性が追加されてるから」
3人はステータス表を表示して確認した。
「本当だ…俺の属性は……水だ」
「俺は風」
「左京山」
「何手塚君」
「……全属性って出てる場合は?」
「「「は?」」」
私は手塚君のステータス表をを覗いて見てみると…
【名前】手塚 葵
【種族】 人間
【職業】???
HP 3000
MP 1500
AMP 1000
攻撃力 1682
防御力 500
俊敏性 800
【称号】異世界からの転移者 駆け出し勇者
【スキル】 勇者
【属性】全属性+?
「……何? 七海川さんといい手塚君といい…なんでこうもチート級のスキル持ってる人がいるの!?バカじゃん!?」
「…俺に言われてもさあ…」
「ん?ていうかこの【+?】ってなんだ?」
「何かしらで解放される属性……とか?」
「全種類コンプしてんのにこれ以上何が出てくんの?」
「左京山なんかわかる?」
「分かるわけないじゃん! 私は赤ぺン先生じゃないんだもん!」
私の嘆きが森中にこだました。
「「「待って待って」」」
「ん?何?」
「何じゃねえよ!属性って何、まずそこからなんだけど」
「えー、あー…あのスピードランニング聞いてなかったの?…私も覚えてる限りで説明はするけど上手くいくかな?」
「なんだよスピードランニングって……」
「まあ、こっちにも色々あったって言うかなんと言うか……とにかく時間が無いから走りながらでも使えるようになって!」
「「「無理だって!」」」
「できるできる!」
私は走りながら魔王式魔法講座を始めた。
「────とまあ、このようにフィーネを感じることと内なる属性を見つけ出せたらこんな感じで属性魔法が……って?…アレ?」
振り返るとゼェゼェと息を切らしている3人がいた。
「霧島君、貴嶋君、手塚君大丈夫?」
「なんで…左京山平然としてんだ……!?」
「なんでって風属性でほぼ移動してる、あっ、ちなみにスキル欄見て見て新しくAMPってのが追加されてるから多分それが属性を使う際のポイントだと思う」
「アンプかと思った」
「とりあえず私の言った通りにしたら属性が追加されてるから」
3人はステータス表を表示して確認した。
「本当だ…俺の属性は……水だ」
「俺は風」
「左京山」
「何手塚君」
「……全属性って出てる場合は?」
「「「は?」」」
私は手塚君のステータス表をを覗いて見てみると…
【名前】手塚 葵
【種族】 人間
【職業】???
HP 3000
MP 1500
AMP 1000
攻撃力 1682
防御力 500
俊敏性 800
【称号】異世界からの転移者 駆け出し勇者
【スキル】 勇者
【属性】全属性+?
「……何? 七海川さんといい手塚君といい…なんでこうもチート級のスキル持ってる人がいるの!?バカじゃん!?」
「…俺に言われてもさあ…」
「ん?ていうかこの【+?】ってなんだ?」
「何かしらで解放される属性……とか?」
「全種類コンプしてんのにこれ以上何が出てくんの?」
「左京山なんかわかる?」
「分かるわけないじゃん! 私は赤ぺン先生じゃないんだもん!」
私の嘆きが森中にこだました。
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