クラス転生あるあるで1人追放になって他の勇者は旅立ったけど私達はのんびりしますがのんびり出来なそうです

みさにゃんにゃん

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14話 だって本当にそう思ったんだもん!

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南の方にこの現状を打破できるスキルを持った人物? 一体誰の事を言ってるんだ?

うーん、いくら唸っても答えは出てこないしここは聞くに限る

「それって誰のこと?」
「七海川さんだよ」
「七海川さん? あ、あの人すぐに切ってたっけ?」
「その時僕は近くにいたから確認できたけど彼女どうやら聖女っていうスキルを持ってるみたい」

聖女? 聖女ってあの聖女だよね?

「…聖女ってスキルだったんだ……」
「まあ、最初に僕らに与えられるスキルは適正の他に固有スキルでもあるしね」
「てことは私達のはハズレや意味不明なんかじゃなく…」
「そう、それぞれの用途に適したり本人の本質だったり……え、なに左京山さん」
「領主のスキルが本質ってことは加羽君は成功者になれる素質があるって事やん生まれながらの勝ち組やん! それに比べて私はマイホームというスキル…それはあれか!? 私は引きこもりの素質があるってことなの!?」
「違うと思うよ? ほら、持ち家を持つってことは左京山さんもそれなりの……ねえ?」
「そうそう! だからそんなに悩まなくてもいいと思う」

2人になだめられながらもとりあえず七海川さんの話に戻る


「それで七海川さんを連れてくることに賛成なわけだけど問題はペアを組んだ人だね」
「七海川さんと一緒に南に行った人って……」

この時我々は同じことを思っただろう、クラス一の変態男……元い桜木君を。


というか七海川さんも七海川さんだよね?あの変態余ったとはいえ一緒に旅に連れてくって…
きっと今頃襲われ…………大丈夫か! 桜木君にそんな度胸ないもんな!

「桜木君のスキルってなんだっけ?」
「えっと……」
「………」

全員把握してなかった…

「もしかしてラッキースケベとかそんな感じのやつじゃない?ほら桜木君変態だし」
「左京山さん、本当のことでもそれはあんまり言わない方がいいと思うよ」
「う、うん……ごめん」

正論言われた。
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