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番外編
クソゲー SWEET☆HONEY (前編)下
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「よし、お茶飲んだしとりあえず設定をやり直して始めるか
名前と年齢はそのままで、家族構成は父子家庭にして…社会人の兄2人と弟1人… 座右の銘は……そうだな、面白いのにしたれ
【私の背後に立った者は生きては帰れない】
……なんだこれ、自分で入力しといて変な座右の銘を作ってしまった。
これがゲームに影響したら恋どころじゃねぇぞコレ。
特殊フェチは……背中でいいや 「私あなたの背中でしかときめかないの」的なww?
可愛さレベルは普通っと あだ名はえりりん
よし、これで始まるわ どっからでもかかってこいや!」
これでダメだったら泣くぞ、いや泣きはしないけど。
そしてさっき同様プロローグを終了させたらさっきとは全く違う展開になった。
『甘井さん、学校案内してあげようか?』
「おお、学校案内イベきたこれ! そうそう こういう普通の……え、なんか選択肢出てきた。
【ありがとう】 【余計なお世話】 【一人で大丈夫です】 なんか主人公警戒してね?
そしてなんで最後他人行儀?
うーん、本来ならありがたい話だが探索も乙ゲーの醍醐味だから【一人で大丈夫です】にしとくか。」
『あっそ ご勝手に』
「は?」
え、なんか冷たくなった。
1人じゃなんか不味いの?
「と…とにかく次…」
だがしかしこの先にまちかまえていたのはとんでもないものだったとは私も知らなかった。
【楽しい人ですね】
『え?君に僕の何がわかんの? 図々しい』
「え? あざといやつどうした!? なんでそうなんの!?」
【奥武山君って優しいね】
『は? 別にただの気まぐれだし』
「猫かよ そして冷めてると思うのは気の所為か?」
【一生懸命でカッコイイです】
『は? なんですかその上っ面の返答は それだったら話しかけないでください仕事の邪魔で目障りです』
「じゃあどうしろってんだよ!? 意味わからん! クソメガネェェェ!!」
そう言ってダンダンッと床を叩く
【チャラい人はちょっと…】
『ブスのくせにいい度胸じゃん、君みたいな女の子の相手にしてるだけ感謝して欲しいね このど…』
ブチッ
ついには電源を切った。
「可愛さレベルMAXにしてからまた挑もう。
まあ、普通の女子に優しくする男子はあんまりいないしね。
……ん? まてよ…これもしかして最初の設定やっぱ影響してんじゃね?
うわあ!もうめんどくせぇ!」
それからまためんどくさい作業をやり終えプロローグも終え男子達もさっきとは違う性格ででゲームは進んで行った。
『誰と恋愛したいですか? この中から選んでね。』
「え? ここで誰ルートに行くか決めれんの?
あー、じゃあ眼鏡の 五十二田君」
『僕を選ぶとは分かっていますね。
あなたを必ず恋の方程式で落としてみせますよ ふふふ』
「急に馬鹿になったぞこいつホントに大丈夫か?」
ちょっぴり不安になりながらも五十二田ルートを進める私。
『おや、まだ残っていたんですか? もうとっくに下校の時間ですよ』
「教師かよ」
『あ、五十二田君ごめんね ちょっとテスト勉強してて……。
すぐ帰るから!』
「今テスト期間なのな ふーん。」
『宜しければ僕が勉強をお教えしましょうか?』
「おっ! まじかメガネ 普通に良い奴やん!
ごめんバカとか言って!」
『まずは保健体育から……』
『SWEET☆HONEY』
なんかやばい気がしてセーブせずにタイトル画面に戻っちゃったけど…。
「え? 五十二田なんて言いかけた!? 保健体育って言ってなかったか!?
なにこのゲーム!! ……えっと一応年齢制限は……
R∞……」
……私は今とんでもないゲームをやっているのでは?
とにかく五十二田はやめてまともそうな最初に話しかけてきた佐伯君にしよう!
よし、ここから本気出すか。
名前と年齢はそのままで、家族構成は父子家庭にして…社会人の兄2人と弟1人… 座右の銘は……そうだな、面白いのにしたれ
【私の背後に立った者は生きては帰れない】
……なんだこれ、自分で入力しといて変な座右の銘を作ってしまった。
これがゲームに影響したら恋どころじゃねぇぞコレ。
特殊フェチは……背中でいいや 「私あなたの背中でしかときめかないの」的なww?
可愛さレベルは普通っと あだ名はえりりん
よし、これで始まるわ どっからでもかかってこいや!」
これでダメだったら泣くぞ、いや泣きはしないけど。
そしてさっき同様プロローグを終了させたらさっきとは全く違う展開になった。
『甘井さん、学校案内してあげようか?』
「おお、学校案内イベきたこれ! そうそう こういう普通の……え、なんか選択肢出てきた。
【ありがとう】 【余計なお世話】 【一人で大丈夫です】 なんか主人公警戒してね?
そしてなんで最後他人行儀?
うーん、本来ならありがたい話だが探索も乙ゲーの醍醐味だから【一人で大丈夫です】にしとくか。」
『あっそ ご勝手に』
「は?」
え、なんか冷たくなった。
1人じゃなんか不味いの?
「と…とにかく次…」
だがしかしこの先にまちかまえていたのはとんでもないものだったとは私も知らなかった。
【楽しい人ですね】
『え?君に僕の何がわかんの? 図々しい』
「え? あざといやつどうした!? なんでそうなんの!?」
【奥武山君って優しいね】
『は? 別にただの気まぐれだし』
「猫かよ そして冷めてると思うのは気の所為か?」
【一生懸命でカッコイイです】
『は? なんですかその上っ面の返答は それだったら話しかけないでください仕事の邪魔で目障りです』
「じゃあどうしろってんだよ!? 意味わからん! クソメガネェェェ!!」
そう言ってダンダンッと床を叩く
【チャラい人はちょっと…】
『ブスのくせにいい度胸じゃん、君みたいな女の子の相手にしてるだけ感謝して欲しいね このど…』
ブチッ
ついには電源を切った。
「可愛さレベルMAXにしてからまた挑もう。
まあ、普通の女子に優しくする男子はあんまりいないしね。
……ん? まてよ…これもしかして最初の設定やっぱ影響してんじゃね?
うわあ!もうめんどくせぇ!」
それからまためんどくさい作業をやり終えプロローグも終え男子達もさっきとは違う性格ででゲームは進んで行った。
『誰と恋愛したいですか? この中から選んでね。』
「え? ここで誰ルートに行くか決めれんの?
あー、じゃあ眼鏡の 五十二田君」
『僕を選ぶとは分かっていますね。
あなたを必ず恋の方程式で落としてみせますよ ふふふ』
「急に馬鹿になったぞこいつホントに大丈夫か?」
ちょっぴり不安になりながらも五十二田ルートを進める私。
『おや、まだ残っていたんですか? もうとっくに下校の時間ですよ』
「教師かよ」
『あ、五十二田君ごめんね ちょっとテスト勉強してて……。
すぐ帰るから!』
「今テスト期間なのな ふーん。」
『宜しければ僕が勉強をお教えしましょうか?』
「おっ! まじかメガネ 普通に良い奴やん!
ごめんバカとか言って!」
『まずは保健体育から……』
『SWEET☆HONEY』
なんかやばい気がしてセーブせずにタイトル画面に戻っちゃったけど…。
「え? 五十二田なんて言いかけた!? 保健体育って言ってなかったか!?
なにこのゲーム!! ……えっと一応年齢制限は……
R∞……」
……私は今とんでもないゲームをやっているのでは?
とにかく五十二田はやめてまともそうな最初に話しかけてきた佐伯君にしよう!
よし、ここから本気出すか。
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