隣国に嫁いだ身代わり令嬢 ー今更国のためと言われても知りませんー

敗戦し、敵国の王へ娘を差し出すことになったプラシィオ国の王は髪色だけが同じの侍女、エルシリアを王女の身代わりとして隣国に差し出した。
彼女は国民の命を賭けた犯罪の片棒を担がされ、味方もいない城に送りだされた。

少しずつ隣国で受け入れられるエルシリアは、やがて隣国ではなくてはならない存在となる。
そんなエルシリアにプラシィオ国の王が再び近づいてくると、プラシィオ国に有意な協定を結ぼうとエルシリアを利用しようとする。
そんな王に対してエルシリアは隣国の王女として対応する事に。
やがてプラシィオ国の王族はエルシリアの選択によって滅ぼされることになった。


家族思いの侍女が身分差も飛び越えて隣国の王女として幸せになるお話
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