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始まり R-18
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「……ッ、ァ、……ッ!」
くすぐるような行為にトオルの体も思わず跳ねる。
それが下部の方に熱が集まるのはすぐのことであった。
「ヒッ……、ァ……、ン……!」
熱が集まり、それが次第に固くなってゆく。それを必死で鎮めようと唇を噛んだ。
いくらこのユウヤの体が男でも、さすがに上半身をなぜられただけで勃起するはずない。そんなはずないのに、ユウヤの体は今の持ち主であるトオルの意志とは裏腹に芯を持ち、それが気のせいだと言えないほどに屹立していた。
「ヒィ、ン……、や、ヤメ……! アッ!」
リクの這う手がトオルの乳首にゆく。
強く掴まれ、その周囲をまるでなにかのボタンかのようにこねくり動かしている。
似たようなことを、トオルはネットで見た女性の裸体で見たことがあった。だが、男性がそんな所感じるはずない。それなのに、今の体は的確に快楽を拾っていた。
「ンッ……! アッ、……! や、め……!」
「ほら、胸だけじゃなくて、こっちもしとかないと」
トオルを拘束していたアリユキが器用にトオルの体を腕一本でまとめる。空いている手が臀部のほうに伸ばされ、いままで他人が触れたことの無い秘部にアリユキの指が触れる。
体が総毛立つ。暴れて逃れようにも力が強く、抜け出すことが出来ない。
「ユウヤ、暴れんなって」
「ヒ、イ! おね、お願い、や、め……ッ!」
トオルが何度やめろと言っても辞めない2人の動きをトオルは歯を食いしばり耐えた。
唇を強く噛んだせいか口の中に血の味が流れてくる。
それを拭う余裕はない。
「リク、どうするよ?」
「ある程度拡げたら、適当になんか入れとけ」
誰かに助けを呼びたい。
だが、リクとアリユキはトオルを嬲り、頼みの綱のシュウは蹴られたトオルをみて満足したのか空いているベッドに寝転び、携帯を弄っている。
誰もこの場を助け出すことの出来る人間がいないのだ。
涙の滲む視界。
この異常な空間にユウヤは体験していたと言うのだろうか。
「ユウヤ、息吐いて」
「ん、……! ひ、ィ! や、辞め……!」
「よし入った」
孔に何かいれられる感覚がした。それは人工物のようなものらしく、対して慣らしてもいない孔にすっぽり入る。
その物体を体はなぜかすんなりと受け入れた。だが、さすがに異物感は嫌なほど伝わってくる。
「あァ! ひ、ィ! な、なに……!」
「何って、いつもやってんじゃん」
「し、知らな……! ンッ……フッ……!」
口に柔らかく生ぬるい生ぬるい物が入ってくる。
それがリクの舌であることに気がついたのは口内を十分に蹂躙されたあとのことであった。
「ンッ……! フッ……ン、ァ……!」
リクとトオル。
2人の唾液が混ざったものが口から顎に伝い、床に落ちる。
下部に入れられた物体はそのままいれられ、口内は蹂躙され――、こんなの、あんまりだ。
くすぐるような行為にトオルの体も思わず跳ねる。
それが下部の方に熱が集まるのはすぐのことであった。
「ヒッ……、ァ……、ン……!」
熱が集まり、それが次第に固くなってゆく。それを必死で鎮めようと唇を噛んだ。
いくらこのユウヤの体が男でも、さすがに上半身をなぜられただけで勃起するはずない。そんなはずないのに、ユウヤの体は今の持ち主であるトオルの意志とは裏腹に芯を持ち、それが気のせいだと言えないほどに屹立していた。
「ヒィ、ン……、や、ヤメ……! アッ!」
リクの這う手がトオルの乳首にゆく。
強く掴まれ、その周囲をまるでなにかのボタンかのようにこねくり動かしている。
似たようなことを、トオルはネットで見た女性の裸体で見たことがあった。だが、男性がそんな所感じるはずない。それなのに、今の体は的確に快楽を拾っていた。
「ンッ……! アッ、……! や、め……!」
「ほら、胸だけじゃなくて、こっちもしとかないと」
トオルを拘束していたアリユキが器用にトオルの体を腕一本でまとめる。空いている手が臀部のほうに伸ばされ、いままで他人が触れたことの無い秘部にアリユキの指が触れる。
体が総毛立つ。暴れて逃れようにも力が強く、抜け出すことが出来ない。
「ユウヤ、暴れんなって」
「ヒ、イ! おね、お願い、や、め……ッ!」
トオルが何度やめろと言っても辞めない2人の動きをトオルは歯を食いしばり耐えた。
唇を強く噛んだせいか口の中に血の味が流れてくる。
それを拭う余裕はない。
「リク、どうするよ?」
「ある程度拡げたら、適当になんか入れとけ」
誰かに助けを呼びたい。
だが、リクとアリユキはトオルを嬲り、頼みの綱のシュウは蹴られたトオルをみて満足したのか空いているベッドに寝転び、携帯を弄っている。
誰もこの場を助け出すことの出来る人間がいないのだ。
涙の滲む視界。
この異常な空間にユウヤは体験していたと言うのだろうか。
「ユウヤ、息吐いて」
「ん、……! ひ、ィ! や、辞め……!」
「よし入った」
孔に何かいれられる感覚がした。それは人工物のようなものらしく、対して慣らしてもいない孔にすっぽり入る。
その物体を体はなぜかすんなりと受け入れた。だが、さすがに異物感は嫌なほど伝わってくる。
「あァ! ひ、ィ! な、なに……!」
「何って、いつもやってんじゃん」
「し、知らな……! ンッ……フッ……!」
口に柔らかく生ぬるい生ぬるい物が入ってくる。
それがリクの舌であることに気がついたのは口内を十分に蹂躙されたあとのことであった。
「ンッ……! フッ……ン、ァ……!」
リクとトオル。
2人の唾液が混ざったものが口から顎に伝い、床に落ちる。
下部に入れられた物体はそのままいれられ、口内は蹂躙され――、こんなの、あんまりだ。
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