詩集

長谷川 ゆう

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満員電車にユレナガラ

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  都心の土曜日の夕方の満員電車に揺れながら



   土曜日に浮かれた五月蝿い有象無象の人間を



   1束、10人にまとめて天国に送ったら



    私の大切な人が1人だけ私の世界に


   戻ってきてくれるんじゃないかなんて



  馬鹿な事を想うほど


  
  あなたは大切な人だと想わせる


 
  五月蝿い満員電車にゆられてる



 
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