詩集

長谷川 ゆう

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夢に喰われる

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 君とずっとなんて夢をみた時


 既に私は夢に喰われていた


 時間と共に、残り物しかなくなった記憶のカケラで何とか繋がっていただけ



 その糸も簡単に他の風に煽られてキレタ



 愛されたい、そんな夢をみた時に私は親の背中を見ていた


 夢に喰われた私の心は粉々になって


 広い集めたけれど、元の形すら分からなくなってた




 儚い夢は現実にもならず、夢はまずそうに吐き捨てた


  
  最期の私の希望は、夢に喰われないように大切に守ってる


  夢に喰われた残骸が、私の進みを邪魔するが


  この希望だけは、守りながら慎重に進む



  ダレニモ言わないまま



 
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