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ハムスターはるちゃんの最期
はるちゃんの最期③
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1代目、2代目のななちゃんは、1才7ヶ月から10ヶ月まで生きてくれました(人間なら70代)。
はるちゃんは、卵巣嚢腫の病気を1才6ヶ月の時に発病。まさかの出血に驚き、動物病院に行ったら年齢も年齢なので、止血止めの内服薬でゆっくり余生を送らせるか、高齢のためリスクがあるけれど卵巣嚢腫を取る手術かを選ばせてくれませた。
動物病院の先生は誠実に、自分の所で麻酔の加減や手術中に亡くなったハムスターもいますと正直に話して下さり、その上で飼い主さんが決めて下さいと言われました。
手術まで3日ありましたが、散々悩みました。上手くいけば、はるちゃんが助かり出血も止まる。もう1つは3日後日、はるちゃんとの最期の別れ。
本当に悩みましたが、このまま出血し続ければ、1週間も命はもたない。それなら、ハムスターの注射も心音を聞く事も丁寧な動物病院の先生に手術を任せる覚悟をしました。
3日後、はるちゃんはるちゃんのもともとある体力と動物病院の先生の力で手術は成功しました。
予後も深夜まで私が、食べられるものをあげ温め落ち着くまで見守り、動物病院では先生が薬や体調を看て下さり、はるちゃんはめきめきと体力を取り戻し、またよく食べて、お部屋を散歩するまでになりました。
手術前は想像もつかない未来でした。
予後を調べると高齢で手術をして亡くなるまで2ヶ月(人間なら数年です)それも覚悟し、残りの余生を好きな物を食べさせて、甘えさせました。
しかし、最期はきました。
3月の初めから、だんだん食欲が失せ、動物病院で抗生物質の薬をもらい、湯液の注射をして頂きました。
そんな毎日も限界がきて、動物病院の先生に好きな物を食べさせて暖めてあげて下さいと言われました。
1代目の子も2代目のななちゃんも亡くなる前は1週間が最高でした。そんな中、持ち前の体力ではるちゃんは、2週間も乗り気ってくれました。
砂糖水、抗生物質、ペースト状の一口のご飯、スタミノールと言うワンちゃん用のペーストの栄養で何とかなんとか生きてくれました。
3月16日、夜9時、今まで何とか暮らしていた、はるちゃんが這うように歩き始め明らかに普通とは違う状態でした。
部屋のあっちに行ったりこっちにいったり、低くした砂場でぐったり横になったり、体が冷たくなるので、また毛布の中にそっと戻しまた眠るの繰り返しでした。
その辛い姿を見て安楽死もあったのでは?手術もせず自然にまかせた方が良かったのでは?と泣きながら後悔の嵐でした。
最後、苦しんでいたので甘えん坊なはるちゃんを見て、覚悟をして、同じ苦しいなら独りでのたうちまわっているより、毛布にくるんで抱っこしました。
深夜2時15分、はるちゃんは私を見ながら「キューッ」と鳴きました。内蔵不全やハムスターの最期になく鳴き声です。
はるちゃんは家に来てから鳴く子ではありませんでした。
はるちゃんが私を見ながら「キュー」と鳴くたび、「分かってるよ、そばにいるから怖くないよ」
「キュー」「分かってる、はるちゃんが亡くなっても私頑張るね」
「キュー」「うん、大丈夫。虹の橋には私の大好きなおじさん、おじいちゃんおばあちゃん、はるちゃんのハムスターのお姉さん達がいるから、はるちゃんを大事にしてって頼んでおくね」
「キュー」「手術も2年と2ヶ月ありがとう」
それが10回続いた後、「キュー」と小さな鳴き声を出しはるちゃんは体を横にして私の手の中の毛布の中で亡くなりました。
涙が止まらなく、信じられない現実を見ながらも、最期にこんなに怒ってくれた子は初めてでした。
はるちゃんが亡くなってからまだ2週間。
最期に怒られてばかりの飼い主でしたが、はるちゃんがいてくれて、親の闘病も祖母の死も一緒に乗り越えてくれた、本当に特別なハムスターです。
いまだにペットロスですが、それだけ重たい2年をくれた、はるちゃんです。ハムスターの2年は短いと言われますが、想いや過ごし方で、ハムスターの命は、短くも長くも感じる事をはるちゃんは、証明してくれました。
はるちゃんは、卵巣嚢腫の病気を1才6ヶ月の時に発病。まさかの出血に驚き、動物病院に行ったら年齢も年齢なので、止血止めの内服薬でゆっくり余生を送らせるか、高齢のためリスクがあるけれど卵巣嚢腫を取る手術かを選ばせてくれませた。
動物病院の先生は誠実に、自分の所で麻酔の加減や手術中に亡くなったハムスターもいますと正直に話して下さり、その上で飼い主さんが決めて下さいと言われました。
手術まで3日ありましたが、散々悩みました。上手くいけば、はるちゃんが助かり出血も止まる。もう1つは3日後日、はるちゃんとの最期の別れ。
本当に悩みましたが、このまま出血し続ければ、1週間も命はもたない。それなら、ハムスターの注射も心音を聞く事も丁寧な動物病院の先生に手術を任せる覚悟をしました。
3日後、はるちゃんはるちゃんのもともとある体力と動物病院の先生の力で手術は成功しました。
予後も深夜まで私が、食べられるものをあげ温め落ち着くまで見守り、動物病院では先生が薬や体調を看て下さり、はるちゃんはめきめきと体力を取り戻し、またよく食べて、お部屋を散歩するまでになりました。
手術前は想像もつかない未来でした。
予後を調べると高齢で手術をして亡くなるまで2ヶ月(人間なら数年です)それも覚悟し、残りの余生を好きな物を食べさせて、甘えさせました。
しかし、最期はきました。
3月の初めから、だんだん食欲が失せ、動物病院で抗生物質の薬をもらい、湯液の注射をして頂きました。
そんな毎日も限界がきて、動物病院の先生に好きな物を食べさせて暖めてあげて下さいと言われました。
1代目の子も2代目のななちゃんも亡くなる前は1週間が最高でした。そんな中、持ち前の体力ではるちゃんは、2週間も乗り気ってくれました。
砂糖水、抗生物質、ペースト状の一口のご飯、スタミノールと言うワンちゃん用のペーストの栄養で何とかなんとか生きてくれました。
3月16日、夜9時、今まで何とか暮らしていた、はるちゃんが這うように歩き始め明らかに普通とは違う状態でした。
部屋のあっちに行ったりこっちにいったり、低くした砂場でぐったり横になったり、体が冷たくなるので、また毛布の中にそっと戻しまた眠るの繰り返しでした。
その辛い姿を見て安楽死もあったのでは?手術もせず自然にまかせた方が良かったのでは?と泣きながら後悔の嵐でした。
最後、苦しんでいたので甘えん坊なはるちゃんを見て、覚悟をして、同じ苦しいなら独りでのたうちまわっているより、毛布にくるんで抱っこしました。
深夜2時15分、はるちゃんは私を見ながら「キューッ」と鳴きました。内蔵不全やハムスターの最期になく鳴き声です。
はるちゃんは家に来てから鳴く子ではありませんでした。
はるちゃんが私を見ながら「キュー」と鳴くたび、「分かってるよ、そばにいるから怖くないよ」
「キュー」「分かってる、はるちゃんが亡くなっても私頑張るね」
「キュー」「うん、大丈夫。虹の橋には私の大好きなおじさん、おじいちゃんおばあちゃん、はるちゃんのハムスターのお姉さん達がいるから、はるちゃんを大事にしてって頼んでおくね」
「キュー」「手術も2年と2ヶ月ありがとう」
それが10回続いた後、「キュー」と小さな鳴き声を出しはるちゃんは体を横にして私の手の中の毛布の中で亡くなりました。
涙が止まらなく、信じられない現実を見ながらも、最期にこんなに怒ってくれた子は初めてでした。
はるちゃんが亡くなってからまだ2週間。
最期に怒られてばかりの飼い主でしたが、はるちゃんがいてくれて、親の闘病も祖母の死も一緒に乗り越えてくれた、本当に特別なハムスターです。
いまだにペットロスですが、それだけ重たい2年をくれた、はるちゃんです。ハムスターの2年は短いと言われますが、想いや過ごし方で、ハムスターの命は、短くも長くも感じる事をはるちゃんは、証明してくれました。
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