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幼少期編
契約
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ちょ、ちょっと待ってよ!
こういう事は勢いで決めたらまずいって!!
私は思ってもみなかった状況にひたすらパニックになっていた・・・
「契約なんてしませんよ!!!
そういうのはきちんと大人になってから契約したいと思う人を選んでください!
私は契約しなくても、側にいますから!!!」
『え?契約してくれないの?
・・・僕は君が良いって思ったの!初めてだったの・・・僕を助けようとしてくれた人は!だから君と一緒にいたい!繋がりがほしいの!』
『ドラゴンは本能が強い生き物なんだ・・・だからお前に腹を見せた時点で心は開いていたんだ。その時からこいつにとってお前は特別な存在だ。だから受け入れてくれたら嬉しい・・
それと、契約を結ぶと絆の強さによって、心の繋がりも出来る・・・これからの教育の助けにもなると思うぞ・・・それでもダメか?』
ドラゴンとヴォルフのすがる様な視線と言葉、そして魔獣愛に私は負けてしまった・・・
「はぁ・・・。
わかりました。契約しま す・・・
私もドラゴンと一緒にいたいと思う気持ちはありますからね!!!」
『やったーー!僕と契約してくれるんだね!』
『・・・なら決まりだな!
あとは俺だが・・・契約を結ぶ話は考えてくれたか?・・・俺としては今こういう状況だし、今後の事を考えても契約してくれると助かる。それに、お前達に何かあった時契約を結んでいるとすぐに伝わる・・・それに・・・』
ヴォルフは真剣に話していたが、途中でレクスを隅の方に連れて行ってしまった・・・
え?何?!どこ行くの???
・・・・・・。
sideレクス
ヴォルフに後ろからグイグイと押されて洞窟の隅までおいやられた・・・
「え?な、何ですか?!」
『お前!わかってるか?
あの暴走娘と純粋で無知なドラゴンが一緒にいる事の恐ろしさを・・・あいつら絶対に何かやらかすぞ!側にいる俺達はどうしたって巻き込まれるからな!!!だが、お前も見たところキャロの事をほっておけないんだろう?・・・だったら俺達は苦労人同士力を合わせていこうではないか!!!
・・・それに俺は神獣で、創造主との繋がりがある。だからお前とキャロが変わった魂の色をしている意味も知っている・・・きっと俺は役にたつぞ・・・』
はぁ・・・神獣であるヴォルフには、バレていたのか・・・僕達が転生者だって
それに・・・やっぱり何か起こるのか・・・
いや!巻き込まれるのは仕方ない!!気づかない内に何かが起きている方がよっぽど怖いし・・・
「わかった。僕もリーナを守る為に力は欲しい・・・むしろ僕の方から頼むよ。
僕と契約を結んで力を貸してほしいです・・・
ドラゴンと契約をしたという事はすぐに、王家にも貴族にも伝わる・・・あの子を守れるように対策を考えなくては・・・」
「人間の王か・・・それについては心配しなくていいぞ。金や銀の意味を知らぬ馬鹿ではないだろうし・・・それに、迷いの森の異常事態により神獣からの頼みだと言えば少しは牽制にもなるだろう。・・・お前もそれがわかっているのだろう?」
・・・はあ、やっぱり神獣は凄いな・・・長い時を生きてきた知恵はあなどれないな。
「はい、その通りです。
ドラゴンと契約を結ぶだけでも彼らにとってリーナは取り込みたい存在。それが金色を持っていると知ったら・・・権力も武力もない僕にはリーナを守る術はないんです。婚約者の名も簡単に奪われてしまう・・・権力で負けてしまうなら圧力をかけられない存在に頼るしかない。
力を貸してくれますか・・・?」
「俺はお前達を気に入っている・・・少し暴走気味だが面白い娘と俺と同じで苦労人だが、キャロの為に腹黒くもなれるお前・・・。
俺の隠居生活もまだまだ面白くなりそうだな!それにドラゴンの事で世話になるのはこっちの方だ・・・忙しくなるぞ。クククッ・・・。」
互いに契約する事に合意し、リーナ達の元へ戻る事にした・・・
・・・・・・。
『待たせたな・・・俺達も話し合って契約する事にした。』
話し纏まったのかー。
良かったね~
と喜んでいた私に、ヴォルフが横槍を入れられる前に契約するぞ!と言い、この場で今すぐ契約する事になった。
方法は魔獣の名前を決めて、契約してしたい内容を宣言をする(魔力を言葉に込める事)らしい
ドラゴンの名前に契約の内容か・・・
うーん・・・どうしよう・・・
私が悩んでいるとレクスが先に動きだした・・
「悩んでいるみたいだし、僕から先に契約しちゃうね・・・・・・ふぅ・・・
君の名前はユーゴだ。僕は君と共に守るべき者の為に努力を惜しまない事を誓う。だからユーゴ、僕に力を貸してくれ!」
『俺の名はユーゴ。
お前の誓いを受け取り、ユーゴとしてお前に力を貸すことを誓おう。今日から俺はお前の従魔だ。』
二人は力強く宣言して契約を結んだ・・・
二人共、満足そうだけど・・・今ので契約できたのかな?傍目ではよくわからなかったけど・・・
『ふぅ・・・問題ないようだな。繋がりを感じられる。では、次はキャロ達の番だぞ・・・準備はいいか?』
私は最終確認の為にドラゴンと目を合わせた。
『僕の準備は大丈夫だよ!』
ニコニコと笑っているドラゴンを見て覚悟が決まり、宣言を始めた・・・
「私も問題ありません。・・・ふぅ・・・
貴方の名前はルカ。私はルカを慈しみ、貴方の成長を、そして貴方自身を守る事を誓うわ。だから私と契約をして下さい。」
・・・これが私の気持ちであり、願いかな?
今まで寂しい想いをした分楽しい事が沢山ありますように・・・そして、沢山の仲間に出会えますように。
私はその手伝いが少しでも出来たらいいな・・
ルカっていうのは、「光をもたらす人」って意味なんだよ?皆を照らす光になって沢山の人や魔獣と仲良くなれるといいね・・・。
『僕の名前はルカ!
僕もキャロを守るよ!!!力を制御できるようになって、もう誰にも迷惑かけないようにする!!今日から僕がキャロの従魔だよ!』
ルカの宣言が終わったと同時に私の心に暖かい物が流れてくるのを感じた・・・
これが繋がりか・・・これは当事者でないと理解できない感覚だな。なんて暖かい気持ちなんだろう・・・これが今ルカが感じている感情なのかな?
ルカも同じ事を考えていたようで目が合い、何故だか嬉しくて笑ってしまった・・・
『こっちも無事成功したようだな・・・
一先ずは安心だな・・・』
『良かったではないか。
それに・・・ルカか!良い名じゃな!!!
よし!今日の祝いに私も何か贈ろう・・・まずは、ルカと娘には、幸運が訪れる祝福を・・・
そこの小僧も世話になりそうじゃから、わらわとルカと会話が出来るようにしておこう。
うむ。めでたい日じゃな・・・ホッホッホッ!それに、そなた達の魔力も無事に上がったようじゃ・・・これなら誰もそなたらを害する事はできぬな・・・!なぁ、ユーゴよ!』
ヴォルフ改めてユーゴは、バツの悪い顔をして・・・
『すまん・・・
契約した事ないから伝え忘れていた・・・恐らく俺達神獣と繋がりを作った為に魔力の量が変わったと思う・・・それもとてつもなく・・・まあ、悪い事ではないからな、魔力が上がっただけだし・・・』
ユーゴは目を泳がせながら肝心の量を話そうとしない・・・
「・・・どのくらいですか?」
だが、レクスがあの冷たい目で問いかけると、ユーゴはすぐに、口を開いた・・・
『お前は銀色・・・キャロは金色・・・だな』
「「はぁーーーーーーーーー?!」」
え?金色って!最高ランクじゃなかった???
どういう事ーーーー?
こういう事は勢いで決めたらまずいって!!
私は思ってもみなかった状況にひたすらパニックになっていた・・・
「契約なんてしませんよ!!!
そういうのはきちんと大人になってから契約したいと思う人を選んでください!
私は契約しなくても、側にいますから!!!」
『え?契約してくれないの?
・・・僕は君が良いって思ったの!初めてだったの・・・僕を助けようとしてくれた人は!だから君と一緒にいたい!繋がりがほしいの!』
『ドラゴンは本能が強い生き物なんだ・・・だからお前に腹を見せた時点で心は開いていたんだ。その時からこいつにとってお前は特別な存在だ。だから受け入れてくれたら嬉しい・・
それと、契約を結ぶと絆の強さによって、心の繋がりも出来る・・・これからの教育の助けにもなると思うぞ・・・それでもダメか?』
ドラゴンとヴォルフのすがる様な視線と言葉、そして魔獣愛に私は負けてしまった・・・
「はぁ・・・。
わかりました。契約しま す・・・
私もドラゴンと一緒にいたいと思う気持ちはありますからね!!!」
『やったーー!僕と契約してくれるんだね!』
『・・・なら決まりだな!
あとは俺だが・・・契約を結ぶ話は考えてくれたか?・・・俺としては今こういう状況だし、今後の事を考えても契約してくれると助かる。それに、お前達に何かあった時契約を結んでいるとすぐに伝わる・・・それに・・・』
ヴォルフは真剣に話していたが、途中でレクスを隅の方に連れて行ってしまった・・・
え?何?!どこ行くの???
・・・・・・。
sideレクス
ヴォルフに後ろからグイグイと押されて洞窟の隅までおいやられた・・・
「え?な、何ですか?!」
『お前!わかってるか?
あの暴走娘と純粋で無知なドラゴンが一緒にいる事の恐ろしさを・・・あいつら絶対に何かやらかすぞ!側にいる俺達はどうしたって巻き込まれるからな!!!だが、お前も見たところキャロの事をほっておけないんだろう?・・・だったら俺達は苦労人同士力を合わせていこうではないか!!!
・・・それに俺は神獣で、創造主との繋がりがある。だからお前とキャロが変わった魂の色をしている意味も知っている・・・きっと俺は役にたつぞ・・・』
はぁ・・・神獣であるヴォルフには、バレていたのか・・・僕達が転生者だって
それに・・・やっぱり何か起こるのか・・・
いや!巻き込まれるのは仕方ない!!気づかない内に何かが起きている方がよっぽど怖いし・・・
「わかった。僕もリーナを守る為に力は欲しい・・・むしろ僕の方から頼むよ。
僕と契約を結んで力を貸してほしいです・・・
ドラゴンと契約をしたという事はすぐに、王家にも貴族にも伝わる・・・あの子を守れるように対策を考えなくては・・・」
「人間の王か・・・それについては心配しなくていいぞ。金や銀の意味を知らぬ馬鹿ではないだろうし・・・それに、迷いの森の異常事態により神獣からの頼みだと言えば少しは牽制にもなるだろう。・・・お前もそれがわかっているのだろう?」
・・・はあ、やっぱり神獣は凄いな・・・長い時を生きてきた知恵はあなどれないな。
「はい、その通りです。
ドラゴンと契約を結ぶだけでも彼らにとってリーナは取り込みたい存在。それが金色を持っていると知ったら・・・権力も武力もない僕にはリーナを守る術はないんです。婚約者の名も簡単に奪われてしまう・・・権力で負けてしまうなら圧力をかけられない存在に頼るしかない。
力を貸してくれますか・・・?」
「俺はお前達を気に入っている・・・少し暴走気味だが面白い娘と俺と同じで苦労人だが、キャロの為に腹黒くもなれるお前・・・。
俺の隠居生活もまだまだ面白くなりそうだな!それにドラゴンの事で世話になるのはこっちの方だ・・・忙しくなるぞ。クククッ・・・。」
互いに契約する事に合意し、リーナ達の元へ戻る事にした・・・
・・・・・・。
『待たせたな・・・俺達も話し合って契約する事にした。』
話し纏まったのかー。
良かったね~
と喜んでいた私に、ヴォルフが横槍を入れられる前に契約するぞ!と言い、この場で今すぐ契約する事になった。
方法は魔獣の名前を決めて、契約してしたい内容を宣言をする(魔力を言葉に込める事)らしい
ドラゴンの名前に契約の内容か・・・
うーん・・・どうしよう・・・
私が悩んでいるとレクスが先に動きだした・・
「悩んでいるみたいだし、僕から先に契約しちゃうね・・・・・・ふぅ・・・
君の名前はユーゴだ。僕は君と共に守るべき者の為に努力を惜しまない事を誓う。だからユーゴ、僕に力を貸してくれ!」
『俺の名はユーゴ。
お前の誓いを受け取り、ユーゴとしてお前に力を貸すことを誓おう。今日から俺はお前の従魔だ。』
二人は力強く宣言して契約を結んだ・・・
二人共、満足そうだけど・・・今ので契約できたのかな?傍目ではよくわからなかったけど・・・
『ふぅ・・・問題ないようだな。繋がりを感じられる。では、次はキャロ達の番だぞ・・・準備はいいか?』
私は最終確認の為にドラゴンと目を合わせた。
『僕の準備は大丈夫だよ!』
ニコニコと笑っているドラゴンを見て覚悟が決まり、宣言を始めた・・・
「私も問題ありません。・・・ふぅ・・・
貴方の名前はルカ。私はルカを慈しみ、貴方の成長を、そして貴方自身を守る事を誓うわ。だから私と契約をして下さい。」
・・・これが私の気持ちであり、願いかな?
今まで寂しい想いをした分楽しい事が沢山ありますように・・・そして、沢山の仲間に出会えますように。
私はその手伝いが少しでも出来たらいいな・・
ルカっていうのは、「光をもたらす人」って意味なんだよ?皆を照らす光になって沢山の人や魔獣と仲良くなれるといいね・・・。
『僕の名前はルカ!
僕もキャロを守るよ!!!力を制御できるようになって、もう誰にも迷惑かけないようにする!!今日から僕がキャロの従魔だよ!』
ルカの宣言が終わったと同時に私の心に暖かい物が流れてくるのを感じた・・・
これが繋がりか・・・これは当事者でないと理解できない感覚だな。なんて暖かい気持ちなんだろう・・・これが今ルカが感じている感情なのかな?
ルカも同じ事を考えていたようで目が合い、何故だか嬉しくて笑ってしまった・・・
『こっちも無事成功したようだな・・・
一先ずは安心だな・・・』
『良かったではないか。
それに・・・ルカか!良い名じゃな!!!
よし!今日の祝いに私も何か贈ろう・・・まずは、ルカと娘には、幸運が訪れる祝福を・・・
そこの小僧も世話になりそうじゃから、わらわとルカと会話が出来るようにしておこう。
うむ。めでたい日じゃな・・・ホッホッホッ!それに、そなた達の魔力も無事に上がったようじゃ・・・これなら誰もそなたらを害する事はできぬな・・・!なぁ、ユーゴよ!』
ヴォルフ改めてユーゴは、バツの悪い顔をして・・・
『すまん・・・
契約した事ないから伝え忘れていた・・・恐らく俺達神獣と繋がりを作った為に魔力の量が変わったと思う・・・それもとてつもなく・・・まあ、悪い事ではないからな、魔力が上がっただけだし・・・』
ユーゴは目を泳がせながら肝心の量を話そうとしない・・・
「・・・どのくらいですか?」
だが、レクスがあの冷たい目で問いかけると、ユーゴはすぐに、口を開いた・・・
『お前は銀色・・・キャロは金色・・・だな』
「「はぁーーーーーーーーー?!」」
え?金色って!最高ランクじゃなかった???
どういう事ーーーー?
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