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幼少期編
迷いの森・・・貴族としての失態
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サマンサが私達を案内しようとしてくれる。
歩き出そうとしたその時・・・
はッ!!!私!ヴォルフ達を待たせてる!!!
待っててと言ったのに!何てダメな奴!!
「あの!申し訳ありません。アレクシス様!!
私、魔獣達を待たせておりますの・・・少しだけ話をしてきてもよろしいでしょうか?」
焦りながらアレクシスへのお伺いをたてた・・
「はい。大丈夫ですよ!
・・・私も一緒に行ってもいいですか?」
一緒に?良いですよー。
皆で魔獣と仲良くなりましょ~♪ふふふ。
・・・・・・コクン。
「・・・キャロリーナ様?」
ん?どうかしましたか?
何でそんな困惑した顔で私を見るのですか?
「・・・・・・何でもありません。
では参りましょうか。」
アレクシス様は何か考え事がまとまったみたいだ・・・スッキリとした顔をしてる。
そして、サマンサがこそこそっと私に話しかけてきた・・・
「伯爵家の御子息様は侮れないですね!!!
お嬢様様の癖をもう見抜いてますわ!私も負けてはいられません!頑張ります!!!」
はあー?何の話なのよ?一体!!
出来る女はどこいっちゃったの?サマンサが頑張るのは侍女の仕事だからね!わかってるの?
・・・・・・。
皆!!!お待たせしてごめんなさい!!!
大丈夫でしたか?
『何の問題もないぞ・・・見てみろ。』
ヴォルフに言われて周りを見てみると皆は眠っていたり、遊び回っていたりと楽しそうだ!
わぁーーー。貴重な光景だ!!
写真!!!カ、カメラは・・・無いんだ・・。
落ち込んでる暇はない!心に焼き付けねば!!
『言ってる意味がわからない!!
・・・とりあえず落ち着け!全く!!!』
だって・・・こんな光景ありえないくらい貴重なんですよ!!弱肉強食の世界でこんなに仲良くしているのなんて!!!可愛いし・・・
『いや。その可愛いっていうのが本音だろ!』
ヴッ・・・ヴォルフは私の痛い所ばっかり、つきますね!!
ヴォルフは呆れ返ったみたいで反応をしてくれなくなった・・・
ヴォルフ~。無視しないでくださいよ・・・
あ!!!そう言えば木の実取るんでしたね!
よし!待っててください!!!
木の実を収穫するという重大案件を思い出した私が走り出そうとしたその時・・・
「ダメだッ!!!!」
『待てッ!!!!』
・・・と二つの声が響き、ヴォルフは私の服の裾を咥えて、そして、アレクシス様が私の左手を掴んでいた・・・。
え???これは一体どういう状況・・・?
『お前は!!!俺が木の実を取るな!と再三注意していたのに聞いてなかったのか!!!』
とヴォルフに叱られ・・・
「キャロリーナ様いきなり手を掴んでしまい申し訳ありません。・・・ですが、今何をしようとしていましたか?危ない事でしょうか?」
私とヴォルフの会話を聞くことが出来ない筈のアレクシス様が少し怒っている?
え?何で???
傍からみたら無言の少女と魔獣なのに・・・何で会話をわかってるみたいにいうの?
私が混乱していると・・・
「混乱させてすみません。私は貴女の雰囲気や瞳の様子などから何を考えているかを感じたのだと思います。
先程私が言った事は間違っていましたか?」
え?危ない事をしていたか?って?
んー。だって、木登りだよ?子供なら皆経験あるでしょ?!
だから!危ない事はしていないと思う!!!
キャロリーナは前世の自分に置き換えて考えているが、貴族は木には登らないし、キャロリーナは本日ワンピースである。
恐らくここにお母様がいたら・・・どこの野猿ですか!と叱られているだろう。
『馬鹿野郎ー!お前はそんな格好で木に上れるのか?それにそんな小さな手で幹を掴める筈のないだろう!!!少しは考えろ!!!』
話を横で聞いていたヴォルフが耐えきれずに怒鳴った・・・私は自身の小さな手を見つめ、
あー。私の手、小さい。まだ5歳だったの忘れてた・・・それにワンピースはまずいか。
ヴォルフの言葉を聞いて5歳な自分と前世の記憶に振り回されている不甲斐なさに落ち込んでいた・・・
「ヴォルフと貴女の様子を見る限り・・・お叱りを受けて反省している所ですか?
私が言った事は間違っていない様子ですね?」
とアレクシス様が言ってきた。
ヴッ・・・。アレクシス様を忘れてた・・・。
お、怒っているのかな?その冷たい目は・・・
やだなその目・・・さっき見た眠そうな目がいいな・・・。
「・・・ごめんなさい・・・反省・・・してる。」
興奮状態の気持ちが一気にダウンして・・・シュンッと小さくなってしまった。
反省して落ち込んでいる私を見て、アレクシス様は・・・
「はあ・・・反省はしている様ですね。まあ、
何をしようとしていたのかは僕にはわかりませんが・・・危ない事は止めてくださいね!
心配しました・・・。
それと・・・キャロリーナ様。
恐らくですが、貴女は普段、喋るのが不得意なのではありませんか?
私にはあの笑顔と話し方は社交をしている母を見ているのようでした・・・。今の貴女が本来の貴女なのですね。」
貴族として最低限の働きをしようと思っていたのに、アレクシス様にバレて・・・。
自分の失態に血の気が引いてくのを感じ、まともに返事ができなかった・・・。
「・・・あ、・・・え・・・でも・・・私」
そんな私を見て、アレクシス様は微笑みながら・・・
「私はどちらかというと今の貴女の方が良いと思いますよ。・・・最初に見た時の貴女は容姿も行動も笑顔も完璧で・・・きっと選ばれた人なんだろうと思っていました。
・・・ですが今の貴女は貴族としての役目を果たそうと必死に頑張る女の子に見えます。何やらお転婆の様ですが・・・クククッ。
僕は貴女が喋らなくても何を考えているのか、大体の事はわかると思います。ですので、普段の貴女と僕は一緒に居てみたいです。
どうか僕と、ともだちになって・・・」
えー。たった今5歳の少年が思いの丈をぶつけてくれて感動していました。
貴族として早速失敗をして、落ち込んでいた私に、普段の無口な私でいいと言ってくれました
私の考えがわかると。そんな私と一緒に居たいと・・・もう感動するしかありませんね!!!
この小さな少年に泣かされそうになっていたのに・・・突然嵐が二つ来ました・・・それも特大な嵐が・・・この小さな少年の話を過る愚か者が現れたのです・・・
歩き出そうとしたその時・・・
はッ!!!私!ヴォルフ達を待たせてる!!!
待っててと言ったのに!何てダメな奴!!
「あの!申し訳ありません。アレクシス様!!
私、魔獣達を待たせておりますの・・・少しだけ話をしてきてもよろしいでしょうか?」
焦りながらアレクシスへのお伺いをたてた・・
「はい。大丈夫ですよ!
・・・私も一緒に行ってもいいですか?」
一緒に?良いですよー。
皆で魔獣と仲良くなりましょ~♪ふふふ。
・・・・・・コクン。
「・・・キャロリーナ様?」
ん?どうかしましたか?
何でそんな困惑した顔で私を見るのですか?
「・・・・・・何でもありません。
では参りましょうか。」
アレクシス様は何か考え事がまとまったみたいだ・・・スッキリとした顔をしてる。
そして、サマンサがこそこそっと私に話しかけてきた・・・
「伯爵家の御子息様は侮れないですね!!!
お嬢様様の癖をもう見抜いてますわ!私も負けてはいられません!頑張ります!!!」
はあー?何の話なのよ?一体!!
出来る女はどこいっちゃったの?サマンサが頑張るのは侍女の仕事だからね!わかってるの?
・・・・・・。
皆!!!お待たせしてごめんなさい!!!
大丈夫でしたか?
『何の問題もないぞ・・・見てみろ。』
ヴォルフに言われて周りを見てみると皆は眠っていたり、遊び回っていたりと楽しそうだ!
わぁーーー。貴重な光景だ!!
写真!!!カ、カメラは・・・無いんだ・・。
落ち込んでる暇はない!心に焼き付けねば!!
『言ってる意味がわからない!!
・・・とりあえず落ち着け!全く!!!』
だって・・・こんな光景ありえないくらい貴重なんですよ!!弱肉強食の世界でこんなに仲良くしているのなんて!!!可愛いし・・・
『いや。その可愛いっていうのが本音だろ!』
ヴッ・・・ヴォルフは私の痛い所ばっかり、つきますね!!
ヴォルフは呆れ返ったみたいで反応をしてくれなくなった・・・
ヴォルフ~。無視しないでくださいよ・・・
あ!!!そう言えば木の実取るんでしたね!
よし!待っててください!!!
木の実を収穫するという重大案件を思い出した私が走り出そうとしたその時・・・
「ダメだッ!!!!」
『待てッ!!!!』
・・・と二つの声が響き、ヴォルフは私の服の裾を咥えて、そして、アレクシス様が私の左手を掴んでいた・・・。
え???これは一体どういう状況・・・?
『お前は!!!俺が木の実を取るな!と再三注意していたのに聞いてなかったのか!!!』
とヴォルフに叱られ・・・
「キャロリーナ様いきなり手を掴んでしまい申し訳ありません。・・・ですが、今何をしようとしていましたか?危ない事でしょうか?」
私とヴォルフの会話を聞くことが出来ない筈のアレクシス様が少し怒っている?
え?何で???
傍からみたら無言の少女と魔獣なのに・・・何で会話をわかってるみたいにいうの?
私が混乱していると・・・
「混乱させてすみません。私は貴女の雰囲気や瞳の様子などから何を考えているかを感じたのだと思います。
先程私が言った事は間違っていましたか?」
え?危ない事をしていたか?って?
んー。だって、木登りだよ?子供なら皆経験あるでしょ?!
だから!危ない事はしていないと思う!!!
キャロリーナは前世の自分に置き換えて考えているが、貴族は木には登らないし、キャロリーナは本日ワンピースである。
恐らくここにお母様がいたら・・・どこの野猿ですか!と叱られているだろう。
『馬鹿野郎ー!お前はそんな格好で木に上れるのか?それにそんな小さな手で幹を掴める筈のないだろう!!!少しは考えろ!!!』
話を横で聞いていたヴォルフが耐えきれずに怒鳴った・・・私は自身の小さな手を見つめ、
あー。私の手、小さい。まだ5歳だったの忘れてた・・・それにワンピースはまずいか。
ヴォルフの言葉を聞いて5歳な自分と前世の記憶に振り回されている不甲斐なさに落ち込んでいた・・・
「ヴォルフと貴女の様子を見る限り・・・お叱りを受けて反省している所ですか?
私が言った事は間違っていない様子ですね?」
とアレクシス様が言ってきた。
ヴッ・・・。アレクシス様を忘れてた・・・。
お、怒っているのかな?その冷たい目は・・・
やだなその目・・・さっき見た眠そうな目がいいな・・・。
「・・・ごめんなさい・・・反省・・・してる。」
興奮状態の気持ちが一気にダウンして・・・シュンッと小さくなってしまった。
反省して落ち込んでいる私を見て、アレクシス様は・・・
「はあ・・・反省はしている様ですね。まあ、
何をしようとしていたのかは僕にはわかりませんが・・・危ない事は止めてくださいね!
心配しました・・・。
それと・・・キャロリーナ様。
恐らくですが、貴女は普段、喋るのが不得意なのではありませんか?
私にはあの笑顔と話し方は社交をしている母を見ているのようでした・・・。今の貴女が本来の貴女なのですね。」
貴族として最低限の働きをしようと思っていたのに、アレクシス様にバレて・・・。
自分の失態に血の気が引いてくのを感じ、まともに返事ができなかった・・・。
「・・・あ、・・・え・・・でも・・・私」
そんな私を見て、アレクシス様は微笑みながら・・・
「私はどちらかというと今の貴女の方が良いと思いますよ。・・・最初に見た時の貴女は容姿も行動も笑顔も完璧で・・・きっと選ばれた人なんだろうと思っていました。
・・・ですが今の貴女は貴族としての役目を果たそうと必死に頑張る女の子に見えます。何やらお転婆の様ですが・・・クククッ。
僕は貴女が喋らなくても何を考えているのか、大体の事はわかると思います。ですので、普段の貴女と僕は一緒に居てみたいです。
どうか僕と、ともだちになって・・・」
えー。たった今5歳の少年が思いの丈をぶつけてくれて感動していました。
貴族として早速失敗をして、落ち込んでいた私に、普段の無口な私でいいと言ってくれました
私の考えがわかると。そんな私と一緒に居たいと・・・もう感動するしかありませんね!!!
この小さな少年に泣かされそうになっていたのに・・・突然嵐が二つ来ました・・・それも特大な嵐が・・・この小さな少年の話を過る愚か者が現れたのです・・・
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