7 / 11
売りに出されちゃった
しおりを挟む
一年前から、我が家は陸の孤島だ。
以前隣と裏のお家だったのが更地になって、二世帯住宅も更地になった。
道とL字の空き地に挟まれている一軒家、それが我が家。
空き地は草がぼーぼーと生えて、生命力を主張している。
時々バッタやカマキリを見かける。
どこから来たのか不思議。
先日は大きなバッタとすずめの命懸けのバトルを見てしまった。
片足がもげつつバッタが逃げ切ったようだった。
我が家に生えた草は抜いているので、今のところは大きな問題はない。
ただ、いずれはなんとかしないと冬になれば、今ぼーぼーの草はそのまま枯れ草になって危ないことこの上ないな。
そんなことを夫と話していた矢先。
その空き地に看板が立った。
売地という不動産屋の看板。
同時に、草もごっそり無くなった。
不動産屋の管理の手が入ったらしい。
草がなくなった後には、除草剤が撒かれた。
そして我が家には不動産屋の営業マンがご挨拶に見えた。
近々配管?の工事が入るらしい。
まだ内々だけれども、この辺りで新居を探している人もいるらしく、早ければ冬にでも家が立つらしい。
今度こそ末永く住んでくれる隣人だといいな。
以前隣と裏のお家だったのが更地になって、二世帯住宅も更地になった。
道とL字の空き地に挟まれている一軒家、それが我が家。
空き地は草がぼーぼーと生えて、生命力を主張している。
時々バッタやカマキリを見かける。
どこから来たのか不思議。
先日は大きなバッタとすずめの命懸けのバトルを見てしまった。
片足がもげつつバッタが逃げ切ったようだった。
我が家に生えた草は抜いているので、今のところは大きな問題はない。
ただ、いずれはなんとかしないと冬になれば、今ぼーぼーの草はそのまま枯れ草になって危ないことこの上ないな。
そんなことを夫と話していた矢先。
その空き地に看板が立った。
売地という不動産屋の看板。
同時に、草もごっそり無くなった。
不動産屋の管理の手が入ったらしい。
草がなくなった後には、除草剤が撒かれた。
そして我が家には不動産屋の営業マンがご挨拶に見えた。
近々配管?の工事が入るらしい。
まだ内々だけれども、この辺りで新居を探している人もいるらしく、早ければ冬にでも家が立つらしい。
今度こそ末永く住んでくれる隣人だといいな。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。

【商業企画進行中・取り下げ予定】さようなら、私の初恋。
ごろごろみかん。
ファンタジー
結婚式の夜、私はあなたに殺された。
彼に嫌悪されているのは知っていたけど、でも、殺されるほどだとは思っていなかった。
「誰も、お前なんか必要としていない」
最期の時に言われた言葉。彼に嫌われていても、彼にほかに愛するひとがいても、私は彼の婚約者であることをやめなかった。やめられなかった。私には責務があるから。
だけどそれも、意味のないことだったのだ。
彼に殺されて、気がつけば彼と結婚する半年前に戻っていた。
なぜ時が戻ったのかは分からない。
それでも、ひとつだけ確かなことがある。
あなたは私をいらないと言ったけど──私も、私の人生にあなたはいらない。
私は、私の生きたいように生きます。

【完結】離縁されたので実家には戻らずに自由にさせて貰います!
山葵
恋愛
「キリア、俺と離縁してくれ。ライラの御腹には俺の子が居る。産まれてくる子を庶子としたくない。お前に子供が授からなかったのも悪いのだ。慰謝料は払うから、離婚届にサインをして出て行ってくれ!」
夫のカイロは、自分の横にライラさんを座らせ、向かいに座る私に離婚届を差し出した。

悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!

人生の全てを捨てた王太子妃
八つ刻
恋愛
突然王太子妃になれと告げられてから三年あまりが過ぎた。
傍目からは“幸せな王太子妃”に見える私。
だけど本当は・・・
受け入れているけど、受け入れられない王太子妃と彼女を取り巻く人々の話。
※※※幸せな話とは言い難いです※※※
タグをよく見て読んでください。ハッピーエンドが好みの方(一方通行の愛が駄目な方も)はブラウザバックをお勧めします。
※本編六話+番外編六話の全十二話。
※番外編の王太子視点はヤンデレ注意報が発令されています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる