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第7話 一体何者なんだ、この男ォ!?
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それは、私が完全可動人形を完成させた直後の事だった。
私は最高の作品に己惚れ、部屋に近づいていた存在に気付いていなかった。
「ありゃあミルカちゃん、何しとるね?」
「あ、パパ上」
パパ上が私の部屋にやってきていたのだ。
それも物珍しそうに我が作品を眺めていて。
「これを造ったのです! 私の最高の作品なのです!」
「ミルカちゃん、いつから呼び名が『俺』じゃなくて『私』になったんだべ」
私もついついハイテンションのままに持ち上げ、パパ上へと見せつける。
どうやらパパ上も興味があったようで、さっそく手に取って眺め始めた。
「はぇ~~~こりゃまたすんごいモン造ったもんさな~」
「フフン、関節が人と同じくらいに動くようになっているの!」
「ほぁ~さすがミルカちゃん、大したもんだでなぁ」
こうしてパパ上も褒めてくれたので、私もとてもうれしい。
相変わらずの「すごい」だが、今だけはなんだか誇らしいな!
「――だが甘いな。お前は人形という物をまるで理解していない」
……だなんて喜んでいた途端、パパ上の雰囲気が変わった。
まるで別人となったがごとく、ゆるゆるだった顔に鋭い陰影が生まれたのだ。
「な、に……!?」
「人形とは人ならざる物。すなわち人の特徴を写した所で、人そのものにはなりえん。ならば人形らしさを突き詰めなければ、それはもはやタダのヒトモドキに過ぎんのだッ!!」
「なん、だとォ……ッ!!?」
その余りの迫力に、私もつい地が出てしまった。
それ程までに、今のパパ上には説得力が満ち溢れていたのだから。
「まず全体的な特徴から言わせてもらう。腕や脚だが、確かに関節駆動はすごい。だが造形がまずなっちゃあいないぞッ!」
「ううッ!?」
「ひざ・ひじ下は特にひどい! なんだこの真っ直ぐな棒は! これは丸太を継ぎ合わせたのと同様であるッ! 足はこう、ふくらはぎに膨らみを与え、足首に至るまでにシュッとさせる! 健筋の造形も忘れるな! 腕も同様だぞ!」
「お、おおッ!?」
遂には人形を手にしつつ、指で指示まで始める。
しかしその指の動きは人体を知り尽くしているがごとし。
迷いなき輪郭を描き、私の想像力を存分に掻き立てさせた。
「あと、女性をかたどっているのだろうがこれはダメだ。肩幅が広いッ! 腰が細いッ! お前は女のくせに女性を知らなさすぎるッ!」
「ぐふッ!?」
「いいか、肩幅は男の半分ほどを目指して小さく取れ! 一方で腰は膨らませ、たわわな感じを持たせつつ太腿にいたるまで流れるように造形しろ!」
特に女性体型へのこだわりは尋常では無い。
その指の動きで理想の女性像を浮かばせてしまうほどに巧みだったのだ。
あまりの説得力に吐血、私たるものが膝を突いてしまった。
この魔戦王が、論破されている、だとッ!?
一体何者なんだ、この男ォ!?
「次に胸だが、これはもはや胸ではない、メロンだ。丸いものを付ければ胸になると思うのは間違いだ」
「ならどうすれば――」
「革袋だ」
「革、袋……?」
「そう、壁に八割ほど水の入れた革袋を下げて見ろ。……その形こそが女性の胸、お前にも付いているそれと同じものなのだ……!」
「ううッ!? 想像が、イメージが、私の中に流れてくるーーーッ!!?」
そしてパパ上の意欲が、構想が、私の中の価値観を変えていく。
私の希薄だった女性イメージ像が見る見るうちにハッキリとしていく。
そうか、これが女か……!
「見える、私にも見えるよパパ上! 女性の理想像が私の中にも見える!」
「さすが我が娘、やはり血は争えん。素質があるという事だな」
なまじ自分自身が女だから気付けない所もあるのだ。
心が硬派な男である事もまた邪魔をしてしまっていて。
けどパパ上のおかげで今、私はやっと心から理解する事ができた。
人形とは、その想像したものを好きにかたどれる自由な物なんだって。
「そして最後に――顔だ。この豆を三つ貼り付けたような顔だけは到底ゆるせん」
ここまでいけば、もはや最後の課題はもはや指摘されるも当然だった。
顔――人型の愛嬌が濃縮された最も重要な部分である。
だが今さらながら、私は自分の未熟さを悔いる。
父上の指摘通り、その顔はと言えばお粗末もいい所だったのだから。
「しかしパパ上、顔だけは肝心のモデルがいません!」
「案ずるな、これを使え」
「こッこれはーーーッ!!?」
しかしそんな私に、パパ上はまた手を差し伸べてくれた。
なんと写真を数枚よこしてくれたのだ。
それも美しい女性が写る、くたびれた写真を。
「これは若い時のママだ。新婚旅行で都会へ行った時に写してもらった。これを被写体として、立体に見えるよう作り込んでみろ。それができた時、お前はきっと一つ先のステージへと昇る事ができるだろう」
「パパ上……私、私やってみるよ!」
「うむ……その意気だべ~ほんじゃのぉ」
そして普段どおりに戻ったパパ上が去り、残された私は再び人形と相対する。
関節駆動に問題は無い。あとは造形だけなのだ。
どれだけ人そのものでなく理想型に近づけるか――ただそれだけ。
ゆえに私は再び人形造りに没頭した。
イメージを失わない為にも貫徹をさらに貫いて。
だが意外にも指の動きは軽く鋭い。
パパ上の教えが活きている証拠だろう。
これならすぐにでも仕上げられるかもしれない……!
その予感はみごと的中した。
なんと私はその二日後に、パパ上が認めるほどの造形を成し遂げたのだ!
こうして満を持して完成したMGシリーズ第一号『ヤングママ上』。
細部・陰部に至るまでこだわった逸品は、パパ上がよだれを垂らすくらいに最高の出来だったのである。
あまりの完成度に謎の光が差し込むほどの。
私としてもここまでできればもう充分に満足です。
なおその後、人形がママ上に見つかって全修正を余儀なくされた。
この事件により、MGシリーズ第一号が幻となったのは言うまでもない。
私は最高の作品に己惚れ、部屋に近づいていた存在に気付いていなかった。
「ありゃあミルカちゃん、何しとるね?」
「あ、パパ上」
パパ上が私の部屋にやってきていたのだ。
それも物珍しそうに我が作品を眺めていて。
「これを造ったのです! 私の最高の作品なのです!」
「ミルカちゃん、いつから呼び名が『俺』じゃなくて『私』になったんだべ」
私もついついハイテンションのままに持ち上げ、パパ上へと見せつける。
どうやらパパ上も興味があったようで、さっそく手に取って眺め始めた。
「はぇ~~~こりゃまたすんごいモン造ったもんさな~」
「フフン、関節が人と同じくらいに動くようになっているの!」
「ほぁ~さすがミルカちゃん、大したもんだでなぁ」
こうしてパパ上も褒めてくれたので、私もとてもうれしい。
相変わらずの「すごい」だが、今だけはなんだか誇らしいな!
「――だが甘いな。お前は人形という物をまるで理解していない」
……だなんて喜んでいた途端、パパ上の雰囲気が変わった。
まるで別人となったがごとく、ゆるゆるだった顔に鋭い陰影が生まれたのだ。
「な、に……!?」
「人形とは人ならざる物。すなわち人の特徴を写した所で、人そのものにはなりえん。ならば人形らしさを突き詰めなければ、それはもはやタダのヒトモドキに過ぎんのだッ!!」
「なん、だとォ……ッ!!?」
その余りの迫力に、私もつい地が出てしまった。
それ程までに、今のパパ上には説得力が満ち溢れていたのだから。
「まず全体的な特徴から言わせてもらう。腕や脚だが、確かに関節駆動はすごい。だが造形がまずなっちゃあいないぞッ!」
「ううッ!?」
「ひざ・ひじ下は特にひどい! なんだこの真っ直ぐな棒は! これは丸太を継ぎ合わせたのと同様であるッ! 足はこう、ふくらはぎに膨らみを与え、足首に至るまでにシュッとさせる! 健筋の造形も忘れるな! 腕も同様だぞ!」
「お、おおッ!?」
遂には人形を手にしつつ、指で指示まで始める。
しかしその指の動きは人体を知り尽くしているがごとし。
迷いなき輪郭を描き、私の想像力を存分に掻き立てさせた。
「あと、女性をかたどっているのだろうがこれはダメだ。肩幅が広いッ! 腰が細いッ! お前は女のくせに女性を知らなさすぎるッ!」
「ぐふッ!?」
「いいか、肩幅は男の半分ほどを目指して小さく取れ! 一方で腰は膨らませ、たわわな感じを持たせつつ太腿にいたるまで流れるように造形しろ!」
特に女性体型へのこだわりは尋常では無い。
その指の動きで理想の女性像を浮かばせてしまうほどに巧みだったのだ。
あまりの説得力に吐血、私たるものが膝を突いてしまった。
この魔戦王が、論破されている、だとッ!?
一体何者なんだ、この男ォ!?
「次に胸だが、これはもはや胸ではない、メロンだ。丸いものを付ければ胸になると思うのは間違いだ」
「ならどうすれば――」
「革袋だ」
「革、袋……?」
「そう、壁に八割ほど水の入れた革袋を下げて見ろ。……その形こそが女性の胸、お前にも付いているそれと同じものなのだ……!」
「ううッ!? 想像が、イメージが、私の中に流れてくるーーーッ!!?」
そしてパパ上の意欲が、構想が、私の中の価値観を変えていく。
私の希薄だった女性イメージ像が見る見るうちにハッキリとしていく。
そうか、これが女か……!
「見える、私にも見えるよパパ上! 女性の理想像が私の中にも見える!」
「さすが我が娘、やはり血は争えん。素質があるという事だな」
なまじ自分自身が女だから気付けない所もあるのだ。
心が硬派な男である事もまた邪魔をしてしまっていて。
けどパパ上のおかげで今、私はやっと心から理解する事ができた。
人形とは、その想像したものを好きにかたどれる自由な物なんだって。
「そして最後に――顔だ。この豆を三つ貼り付けたような顔だけは到底ゆるせん」
ここまでいけば、もはや最後の課題はもはや指摘されるも当然だった。
顔――人型の愛嬌が濃縮された最も重要な部分である。
だが今さらながら、私は自分の未熟さを悔いる。
父上の指摘通り、その顔はと言えばお粗末もいい所だったのだから。
「しかしパパ上、顔だけは肝心のモデルがいません!」
「案ずるな、これを使え」
「こッこれはーーーッ!!?」
しかしそんな私に、パパ上はまた手を差し伸べてくれた。
なんと写真を数枚よこしてくれたのだ。
それも美しい女性が写る、くたびれた写真を。
「これは若い時のママだ。新婚旅行で都会へ行った時に写してもらった。これを被写体として、立体に見えるよう作り込んでみろ。それができた時、お前はきっと一つ先のステージへと昇る事ができるだろう」
「パパ上……私、私やってみるよ!」
「うむ……その意気だべ~ほんじゃのぉ」
そして普段どおりに戻ったパパ上が去り、残された私は再び人形と相対する。
関節駆動に問題は無い。あとは造形だけなのだ。
どれだけ人そのものでなく理想型に近づけるか――ただそれだけ。
ゆえに私は再び人形造りに没頭した。
イメージを失わない為にも貫徹をさらに貫いて。
だが意外にも指の動きは軽く鋭い。
パパ上の教えが活きている証拠だろう。
これならすぐにでも仕上げられるかもしれない……!
その予感はみごと的中した。
なんと私はその二日後に、パパ上が認めるほどの造形を成し遂げたのだ!
こうして満を持して完成したMGシリーズ第一号『ヤングママ上』。
細部・陰部に至るまでこだわった逸品は、パパ上がよだれを垂らすくらいに最高の出来だったのである。
あまりの完成度に謎の光が差し込むほどの。
私としてもここまでできればもう充分に満足です。
なおその後、人形がママ上に見つかって全修正を余儀なくされた。
この事件により、MGシリーズ第一号が幻となったのは言うまでもない。
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