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第十一章 最終決戦編
第147話 移りゆく世界、報われる世界
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一年近くも経てば世界は割と変わるものだ。
今まで大きな影響をもたらしていた存在が消えたのだからなおさらに。
けれど世界的に見れば大きな変化は訪れなかった。
今までと同じような、ダンジョンに依存するような毎日で。
――ウーティリスの目論見は無事成功した。
世界にダンジョンが再び生成され始めたのだ。
ただし以前と少し仕様が違う形で。
装備品類の宝が失われ、資源がメインに。
ただし宝箱という存在は残し、薬品もまたレシピという形に置き換わった。
それになにより、ダンジョンそのものの仕様が変わったという。
なんとダンジョンが消えた跡、残された資源がその地に残り続けるというのだ。
つまり取り残しても大地に資源が含まれ続け、場合によっては芽吹いたりもする。
そうやって自然再生から自然繁栄へとシフトさせる事になったのである。
おかげで資源を取り残す事も問題ではなくなった。
みんながのびのびと、好きなだけ採取し、扱う事ができるようになった訳だ。
他にも魔物の強さがそれほどまでではなくなり、探索の自由度も増す。
それにニルナナカ復活の影響なのか、魔物がダンジョン外に出る事もなくなったので、安全もほぼ担保されている。
そんな事もあって今、ダンジョン攻略はまったく別の形に置き換わっていた。
「ふははははーーーっ! ダンジョンブレイカー2号はお先に失礼させてもらうぞ!」
「それは俺らが見つけた資源だあ、待ちやがれえええ! ああもうちくしょう! 今日は勝てると思ったのにぃ!!!」
とあるダンジョンではダンジョンブレイカー2号ことアーヴェストが資源を担いで勇者達から逃げていた。
それを勇者達が追うものの、とうとう諦め怒りを露わに。
だけどまもなくその勇者達もやれやれと呆れ、笑みを浮かべていて。
「ったくう! このA級勇者ザウコ様が遅れを取るなんざなぁ! はははっ!」
「ザウコさんならきっと次の競争は勝てますよ!」
「おうっ! 見てろよダンジョンブレイク工業、今期の勝負はまだ終わっちゃいねぇんだからよぉ!」
「ですね!」
「よっしゃ、もうちっと探索していこうか!」
そう、彼らにとってこの争いは競技でしかない。
ダンジョン攻略はいわゆるスポーツと化していたのである。
ギルド対ダンジョンブレイク工業による、資源争奪バトルとして。
それにもしかしたら今後、新しい団体が出てくるかもしれない。
その事も期待し、彼等は新たな挑戦者を募集中なのだそうだ。
もちろんその募集の中にはハーベスター達も含まれているという。
その一方で人里にも変化が訪れている。
「食料受給者は列を作って並んでくれ。焦らなくても全員分あるから心配するな」
一年が経とうとも貧困問題は解決していない。
そのせいで毎日の糧に困る人は後を絶たない。
そこでギルドが勇者達と共に炊き出しを行うようになっていた。
ゲールトが世界調整のためにと影で処分していた徴収食料をそのまま放出できるようになったからである。
それはすなわち、世界は元々人々が満足に食べられるだけの食料を産出できていた証拠。
その事がすぐにわかり、ギルドが詫びのためにとこうして食料を無償提供している訳だ。
今やゲールトの存在は世界に知られている。
だからこそその不満を解消するために必要な事だと判断したのだ。
「しかし何も本部長自らがお出にならなくとも……」
「いいや、こういう時こそ前に出なくては。誠心誠意だ。ふはははっ!」
「本部長さんのやる気が眩しい! アタシも頑張らなきゃ!」
そんなギルドの変化に惹かれ、今はミラもギルド員として働いている。
元の世界に戻る手段が判明するための就職先、とのこと。
ただ本人に戻る意思があるかというと、意外にも「わからない」という答えだった。
とはいえ、今は前向きになれている。
それだけで彼女は満足なのかもしれない。
人間が変わり始めた事で影響を受けた者もいる。
「彼が今日付けで地上から派遣されてきたキツロッゴ君だ。元は荒くれものだったが、今は心を入れ直し、我がMFICで技術を学びたいと申し出てくれた。これからは社員として彼を支えてくれ」
「「「よろしくお願いしますン」」」
「よ、よろしくおなしゃーっす!」
ダンタネルヴが人間達を見直し始め、人間との交流の再開を許可したのだ。
おかげで数か月前から準備が始まり、今ではこうして地上から派遣社員が送られてくる事に。
こうしてかつてあった技術を学び、地上に文明発展を促す。
そうする事で衰えつつあった成長性を伸ばせるかもしれない。
ダンタネルヴはそう確信し、決断したのである。
おかげで勇者だけでなく建設系職業にも働き口が見つかる事に。
また禁じられていた地上開発の再開をめどに、多くの就職先が発掘される事となった。
これにもモーリアンズファ――MFICが絡んでいるというのだから驚きだ。
おかげで就職先がどんどんと増え、今ではむしろ人手不足の節もある。
こういう時にこそハーベスター、とりわけ採掘士が欲しかったなどの残念がる声も上がる事が多かったそうな。
人間が変われば神だって。
……という訳にはいかないが一応は伝えておこう。
「申し訳ありませんキスティ様、スキル授与依頼は本日もありません」
「ハァー!? なんで!? キスティめっちゃ待ってるじゃん!?」
「それがその、逆に苦情が届いておりまして……」
「なにそれ!?」
「ええと、〝付与された能力の割に悪態がきつい〟〝授与報酬が高額でとても払えない〟などなど」
神の存在はゲールトの公表と共に公になった。
ただし一般的には「普通の人間と変わらないから崇めなくてもいい」という形で。
とはいえたった一人だけ、神という立場を利用して楽しようと目論む奴がいた。
いわずもがな、キスティ=リブレットである。
神のスキルはいわば特別の証。
そんな力を欲しいと願う者は当然ながら後を絶たない。
なのでそんな特別性に目を付けたキスティがこうして商売にしたという訳で。
しかしどうやら商売自体は上手くいっていない様子。
随分とアコギな事をしているようだ。
「このままですとギルドやディマーユ様に目を付けられる可能性が……」
「ハァーーー!!? なんでキスティが! あちしの逆ハーレム計画はどうなるの!?」
「知りませんよ……はぁ、ディマーユ様の下に帰りたい」
この堕女神の監視にとナーシェが付けられた訳だが、相当苦労しているようだ。
そんな金繰りにもかかわらず黄金のキスティ御殿など建ててしまえば当然か。
もしかしたらこれは近い内に破産する事になるかもしれない。
ちなみにその神達を支える役目を担った商会も大きな変化を迎えている。
「ハイ、そちらの物資は82支部へ! ハィィーッ、そちらの物資は124支部へ転送よろしくお願いいたしまぁすッ!」
「メガネ――レトリー運輸長、会長から新たな指令が!」
「なんですってェェェ!?」
「ひっ!?」
「鉄面皮メガネは我が誇り! 半端に呼ぶ事は許しませんッ! クイッ!」
「呼んでいいんだ!?」
レトリーが想定以上の才能を発揮し、本部搬入物資の仕分けを任されている。
ギルドとの連携が必須となる重要な役割だ。
そう、今のリミュネール商会はギルドと提携している。
ギルドの影響力と商会の連絡網の広さを有効利用しようとした結果である。
そこでどちらも知るレトリーが抜擢され、今では誰もが知る鬼メガネに。
一つのミスも逃さない銀フレームの輝きが所属員達を恐れさせているそう。
「あーい、レトリーさぁん、昼食でーっす」
「おや、あなたはたしかキルシュでしたね。ウチの給仕員になったのです?」
「そうっすー。ウチにゃこれくらい適当な方が向いてるみたいでー」
「そう。ではしっかりとやるように。また簡単に辞められては困りますので! 期待しております!」
「うーっすぅ。(給仕に期待なんてしてどうすんのさ)」
ただし時には優しさも忘れない。
攻める事も受ける事も得意な彼女ならでは接し方と言えるだろう。
とはいえ空回りするのはいつもの事なので、人受けがイマイチなのは言うまでもない。
このようにして世界は少しずつ良くなっていっている。
でもまだ発展段階であり、この先でどのような弊害や障害が生まれるかはまだわからない。
しかしそんな障害も修正してしまえばいい。
これから試行錯誤を続け、発展させ、改良していけばいいのだ。
そんな余地がこの世界にはまだまだ多く残されているのだから。
神達もまた長丁場となる世界の発展を見守る事に決めた。
少なくとも、人が人だけで生きられるようになるその時までは。
だからこそ彼等がいる限り、ダンジョンなどが弊害になる事はないだろう。
これからは自由発展の時代。
その未来へ進む事を止める者はもはや存在しないのだから。
ただその世界の隅で、一人の英雄だけは進歩から離れて生活していた。
穏やかに、気ままに、かつて家族と培った知識と経験を活かしつつ。
自分が英雄であった事を、誰にも知らせないままに。
今まで大きな影響をもたらしていた存在が消えたのだからなおさらに。
けれど世界的に見れば大きな変化は訪れなかった。
今までと同じような、ダンジョンに依存するような毎日で。
――ウーティリスの目論見は無事成功した。
世界にダンジョンが再び生成され始めたのだ。
ただし以前と少し仕様が違う形で。
装備品類の宝が失われ、資源がメインに。
ただし宝箱という存在は残し、薬品もまたレシピという形に置き換わった。
それになにより、ダンジョンそのものの仕様が変わったという。
なんとダンジョンが消えた跡、残された資源がその地に残り続けるというのだ。
つまり取り残しても大地に資源が含まれ続け、場合によっては芽吹いたりもする。
そうやって自然再生から自然繁栄へとシフトさせる事になったのである。
おかげで資源を取り残す事も問題ではなくなった。
みんながのびのびと、好きなだけ採取し、扱う事ができるようになった訳だ。
他にも魔物の強さがそれほどまでではなくなり、探索の自由度も増す。
それにニルナナカ復活の影響なのか、魔物がダンジョン外に出る事もなくなったので、安全もほぼ担保されている。
そんな事もあって今、ダンジョン攻略はまったく別の形に置き換わっていた。
「ふははははーーーっ! ダンジョンブレイカー2号はお先に失礼させてもらうぞ!」
「それは俺らが見つけた資源だあ、待ちやがれえええ! ああもうちくしょう! 今日は勝てると思ったのにぃ!!!」
とあるダンジョンではダンジョンブレイカー2号ことアーヴェストが資源を担いで勇者達から逃げていた。
それを勇者達が追うものの、とうとう諦め怒りを露わに。
だけどまもなくその勇者達もやれやれと呆れ、笑みを浮かべていて。
「ったくう! このA級勇者ザウコ様が遅れを取るなんざなぁ! はははっ!」
「ザウコさんならきっと次の競争は勝てますよ!」
「おうっ! 見てろよダンジョンブレイク工業、今期の勝負はまだ終わっちゃいねぇんだからよぉ!」
「ですね!」
「よっしゃ、もうちっと探索していこうか!」
そう、彼らにとってこの争いは競技でしかない。
ダンジョン攻略はいわゆるスポーツと化していたのである。
ギルド対ダンジョンブレイク工業による、資源争奪バトルとして。
それにもしかしたら今後、新しい団体が出てくるかもしれない。
その事も期待し、彼等は新たな挑戦者を募集中なのだそうだ。
もちろんその募集の中にはハーベスター達も含まれているという。
その一方で人里にも変化が訪れている。
「食料受給者は列を作って並んでくれ。焦らなくても全員分あるから心配するな」
一年が経とうとも貧困問題は解決していない。
そのせいで毎日の糧に困る人は後を絶たない。
そこでギルドが勇者達と共に炊き出しを行うようになっていた。
ゲールトが世界調整のためにと影で処分していた徴収食料をそのまま放出できるようになったからである。
それはすなわち、世界は元々人々が満足に食べられるだけの食料を産出できていた証拠。
その事がすぐにわかり、ギルドが詫びのためにとこうして食料を無償提供している訳だ。
今やゲールトの存在は世界に知られている。
だからこそその不満を解消するために必要な事だと判断したのだ。
「しかし何も本部長自らがお出にならなくとも……」
「いいや、こういう時こそ前に出なくては。誠心誠意だ。ふはははっ!」
「本部長さんのやる気が眩しい! アタシも頑張らなきゃ!」
そんなギルドの変化に惹かれ、今はミラもギルド員として働いている。
元の世界に戻る手段が判明するための就職先、とのこと。
ただ本人に戻る意思があるかというと、意外にも「わからない」という答えだった。
とはいえ、今は前向きになれている。
それだけで彼女は満足なのかもしれない。
人間が変わり始めた事で影響を受けた者もいる。
「彼が今日付けで地上から派遣されてきたキツロッゴ君だ。元は荒くれものだったが、今は心を入れ直し、我がMFICで技術を学びたいと申し出てくれた。これからは社員として彼を支えてくれ」
「「「よろしくお願いしますン」」」
「よ、よろしくおなしゃーっす!」
ダンタネルヴが人間達を見直し始め、人間との交流の再開を許可したのだ。
おかげで数か月前から準備が始まり、今ではこうして地上から派遣社員が送られてくる事に。
こうしてかつてあった技術を学び、地上に文明発展を促す。
そうする事で衰えつつあった成長性を伸ばせるかもしれない。
ダンタネルヴはそう確信し、決断したのである。
おかげで勇者だけでなく建設系職業にも働き口が見つかる事に。
また禁じられていた地上開発の再開をめどに、多くの就職先が発掘される事となった。
これにもモーリアンズファ――MFICが絡んでいるというのだから驚きだ。
おかげで就職先がどんどんと増え、今ではむしろ人手不足の節もある。
こういう時にこそハーベスター、とりわけ採掘士が欲しかったなどの残念がる声も上がる事が多かったそうな。
人間が変われば神だって。
……という訳にはいかないが一応は伝えておこう。
「申し訳ありませんキスティ様、スキル授与依頼は本日もありません」
「ハァー!? なんで!? キスティめっちゃ待ってるじゃん!?」
「それがその、逆に苦情が届いておりまして……」
「なにそれ!?」
「ええと、〝付与された能力の割に悪態がきつい〟〝授与報酬が高額でとても払えない〟などなど」
神の存在はゲールトの公表と共に公になった。
ただし一般的には「普通の人間と変わらないから崇めなくてもいい」という形で。
とはいえたった一人だけ、神という立場を利用して楽しようと目論む奴がいた。
いわずもがな、キスティ=リブレットである。
神のスキルはいわば特別の証。
そんな力を欲しいと願う者は当然ながら後を絶たない。
なのでそんな特別性に目を付けたキスティがこうして商売にしたという訳で。
しかしどうやら商売自体は上手くいっていない様子。
随分とアコギな事をしているようだ。
「このままですとギルドやディマーユ様に目を付けられる可能性が……」
「ハァーーー!!? なんでキスティが! あちしの逆ハーレム計画はどうなるの!?」
「知りませんよ……はぁ、ディマーユ様の下に帰りたい」
この堕女神の監視にとナーシェが付けられた訳だが、相当苦労しているようだ。
そんな金繰りにもかかわらず黄金のキスティ御殿など建ててしまえば当然か。
もしかしたらこれは近い内に破産する事になるかもしれない。
ちなみにその神達を支える役目を担った商会も大きな変化を迎えている。
「ハイ、そちらの物資は82支部へ! ハィィーッ、そちらの物資は124支部へ転送よろしくお願いいたしまぁすッ!」
「メガネ――レトリー運輸長、会長から新たな指令が!」
「なんですってェェェ!?」
「ひっ!?」
「鉄面皮メガネは我が誇り! 半端に呼ぶ事は許しませんッ! クイッ!」
「呼んでいいんだ!?」
レトリーが想定以上の才能を発揮し、本部搬入物資の仕分けを任されている。
ギルドとの連携が必須となる重要な役割だ。
そう、今のリミュネール商会はギルドと提携している。
ギルドの影響力と商会の連絡網の広さを有効利用しようとした結果である。
そこでどちらも知るレトリーが抜擢され、今では誰もが知る鬼メガネに。
一つのミスも逃さない銀フレームの輝きが所属員達を恐れさせているそう。
「あーい、レトリーさぁん、昼食でーっす」
「おや、あなたはたしかキルシュでしたね。ウチの給仕員になったのです?」
「そうっすー。ウチにゃこれくらい適当な方が向いてるみたいでー」
「そう。ではしっかりとやるように。また簡単に辞められては困りますので! 期待しております!」
「うーっすぅ。(給仕に期待なんてしてどうすんのさ)」
ただし時には優しさも忘れない。
攻める事も受ける事も得意な彼女ならでは接し方と言えるだろう。
とはいえ空回りするのはいつもの事なので、人受けがイマイチなのは言うまでもない。
このようにして世界は少しずつ良くなっていっている。
でもまだ発展段階であり、この先でどのような弊害や障害が生まれるかはまだわからない。
しかしそんな障害も修正してしまえばいい。
これから試行錯誤を続け、発展させ、改良していけばいいのだ。
そんな余地がこの世界にはまだまだ多く残されているのだから。
神達もまた長丁場となる世界の発展を見守る事に決めた。
少なくとも、人が人だけで生きられるようになるその時までは。
だからこそ彼等がいる限り、ダンジョンなどが弊害になる事はないだろう。
これからは自由発展の時代。
その未来へ進む事を止める者はもはや存在しないのだから。
ただその世界の隅で、一人の英雄だけは進歩から離れて生活していた。
穏やかに、気ままに、かつて家族と培った知識と経験を活かしつつ。
自分が英雄であった事を、誰にも知らせないままに。
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