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第八章 古代神復活計画編
第90話 アイツは諦めずにやってくる
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あのアーヴェストが自称ダンジョンブレイカー2号を名乗り行動を始めた。
その働きは嘘ではなかったようで、すぐ数日後には成果が巷へと広まる事に。
なんと早くも中級ダンジョンを一人で先行攻略したというのだから驚きだ。
A級勇者だからこそできない事は無いのだろう。
だが実際に行動し、ギルドよりも先に成果を上げるのは並大抵の事じゃない。
それをやりきった根性と信念……それはある意味、本物以上だ。
俺だってスキルに頼っているだけで、魔物まで相手にはしてられないからな。
おかげで彼に任せたこの一ヵ月で、この国ヴィンザルムにおいてダンジョンブレイカーの名を知らぬ者はいなくなったのだ。
「すごいよねアーヴェストさん。おかげで私の表のお仕事もままならないよー」
「まったくだな。これでディマーユさんがいてくれりゃ大喜びしただろうに」
惜しむらくは、この話をあのディマーユさんにまだ伝えられていない事か。
そんな事を噛み締めながら、大皿に盛られた朝ご飯をみんなで摘まむ。
この国に来てからすっかり習慣化したなぁ、この光景。
今やナーシェちゃんもみんなの内の一人だし、実に華やかな食卓だ。
「故郷に~~~一旦帰るってぇ~~~行ったきりれすぅ~~~」
「あやつは一体いつ帰って来るのら」
「わからん。割と気まぐれな所もあるし、なにより帰る前のワクワク感半端無かったしな」
「でもディマーユ様がいなくてもいいようにと、すでに各地との連携もできていますから。今は帰って来るのを待つしかありませんね」
ま、本人がいないのだから仕方がない。
今頃は故郷で昔の友達の子孫とキャッキャウフフしているんだろうよ。
そうなると、それこそ何年と帰ってこないかもしれないなー。
「今日までに各国にて発生した上級ダンジョンの攻略数は七件。ラングさんのおかげですべて先行攻略成功ですっ! この成果にはきっとディマーユ様も喜んでくださいますよー」
「だといいな」
「えーなんでこれに消極的なのラング?」
「肝心の神が見つかっていない。本懐はこっちなんだから喜ぶに喜べんさ」
「特に反応らしき反応はなかったしのう……」
本懐を成せていないのだから、まだ報告するには至っていないだろうさ。
だとすると、まだ帰ってこないのはある意味で助かる。
「もしかしたらダンジョンの大きさや難易度にこだわらないのかもね」
「ウーティリスは下級ダンジョンで掘れたしな」
「それにニルナナカのようなケースはどちらかというとレアな方なのであろう。歴史的に見て、封印後から長い年月を置いてあのような形になったようらしの」
探索範囲が広い上に難易度にこだわらない。
たしかにこれは思った以上に手がかかるな。
できる事ならもっと探知系に優れた神が復活してくれれば助かるんだが。
「むう、わらわの力では物足りぬか」
「あ、いや、そういう訳じゃなくてだな……すまん」
「よい。実際の話、わらわの能力では限界がある。わらわが得意とするのはあくまでダンジョンの事についてだけらからのう」
「とか言いつつ頬を膨らませてない?」
「これはきっと夜に相手をしてくれれば引っ込むものなのらぁ♡」
「よしなら付き合ってやろうただし健康的にな」
そこで俺は目の前で「ゴギギンッ」と両手の指を鳴らして見せつけてやった。
涙目になろうがもう遅い、今夜は覚悟しやがれ。
全身がフニャフニャになるまでマッサージし尽くしてやるからな!
「ともあれ今日は休息としておきますね。いくらラングさんでも先日攻略してすぐ、という訳にはいきませんから」
「俺はまだ余力あるぜ?」
「ダメです。コンディションを整えるのもお仕事の内なんですから。それに明日は表の仕事もありますし」
「お、おう……」
「ですので、今日はちょっとゆっくりしていてくださいね」
しかし俺は俺でナーシェちゃんにフニャフニャにされちまいそうだ。
この人、スケジュール管理が思った以上にうるさいぞ……!?
でも今のナーシェちゃんはディマーユさんの代理みたいな存在だ。
逆らうなんてとてもじゃないができないし、そもそもしたくない。
俺は甘い声で応援される方が好みなんだ!
――という訳で。
その後チェルトは中級ダンジョン攻略へ、ニルナナカも一緒に行くって話に。
なかなか珍しい組み合わせだが、チェルトならうまく御してくれるだろうさ。
なので俺はひとまずウーティリスを連れて外出する事にした。
「もう海を泳ぐのも飽きたのう。わらわ一人じゃつまんないのら」
「仕方ねぇだろ、お前と違って俺ぁ筋肉しかねぇから浮けないんだ」
「それ、わらわが脂肪だらけみたいな言い方なんらけどぉ……」
「違いねぇだろ。ほぉらっ、このプニップニの腹!」
「ギャワーーー! いきなり持ち上げるでなぁーい!」
「わはははっ!」
しかし不思議だ。以前は岩みたいに堅い奴だったのに。
今じゃ人間となんら変わらない柔らかさを感じる。
『当然であろう。それが信頼の証拠である』
信頼?
『さよう。わらわ達神にも個々に対する信頼度合いというものが存在する。その信頼度が上がれば上がるほど、わらわ達はその者に対してより生物に近くなるのら』
じゃあ今の俺とウーティリスは信頼し合っているって事か。
『うむっ! そなたがわらわを害する事などありえぬとな。実際そうであろう?』
たしかに。
そう考えると緊張と似たような考え方なのかもな。
つまり、こうしてプニプニの腹がどこまで絞れるかを試す事もできるって訳だ!
「あっ、それはちょっとやめて」
「なぜだ。もしかしたら寸胴ロリを卒業してスレンダー女子になれるかもしれないではないか」
「それこそ物理的に絞ってどうにかなる問題ではないわっ! ちょっとは乙女を知れ、このボンクラめえっ!」
ふははは! 暴れても無駄だ!
貴様の腹は俺が捕らえて離さんぞぉ!
……とまぁそんな感じで、俺の首裏へと乗せてやる。
するとジタバタしていたウーティリスもすぐに大人しくなってくれた。
この肩車ポジションはなぜだかコイツのお気に入りらしい。
「見よ、大きな船がきたぞ!」
そのおかげで視野が広くなったからか、気になるものを真っ先に見つけたようだ。
そりゃまぁ海に隣しているからな、船も来るだろうよ。
とはいえ港にも寄せられないくらいの大型帆船か。
えらい遠くから来たんだろうな。
「見に行ってみるか?」
「うむっ!」
でもせっかくだからと眺めに行く事にした。
他に見るものもないし、何か面白い積み荷があるかもしれないしな。
それで港へ行ってみれば案の定、それなりに人が集まっている。
どうやら地元民にとっても珍しい事みたいだ。
ま、海路はああいう大型船だけに限られるから仕方がないか。
海にも魔物がいて、奴らに抵抗あるいは逃げられる性能を求められるもので。
「小さい船だけがやってきたのう」
「大型船は座礁しないようにとこっちに寄せられないんだ。こっちはビーチがあるくらいの浅瀬だからな」
「難儀なのら。大昔は海上に浮くマジカルフローターが主だったというのに」
「それほどに技術劣化が著しいんだろうな」
大昔にゃそんなもんがあったんだな。
そこまでいくと魔物の影響もなさそうでうらやましい限りだよ。
お、中継船が港に着いたぞ。
人が大勢乗っているみたいだ。
ただ、いずれもみすぼらしい風貌の人達ばかり。
誰しも薄布のマントとフードを被り、潮風に煽られながら船を降りている。
出稼ぎか、あるいは旅行者か。
今どきだと陸路でもよく見られる光景だ。
特に出稼ぎに関してはもはや日常茶飯事。
働いていた場所を追われた底辺職がよく転々としているみたいだからな。
『ギルドの締め付けが強い昨今ではどんどんと数を増しておるそうらしのう、もしかしたらもうすでに末期なのかもしれぬ』
だとするとこの流れはよくないな。
中継船も往復が一回とは限らない。
もしかしたらまだまだたくさんの難民がくるかもしれねぇ。
けどこのヴィンザルムのギルドと勇者はワイスレットよりずっと横暴。
ダンジョンブレイカー2号がいるとはいえ、それでも対処しきれないほどの圧政なのだ。
そんな中に飛び込んでくるなんて、それこそ飛んで火にいる夏の虫だ。
「早くこの状況が早くなんとかなればいいんだが――ん、なんだ?」
でもそんな者達が歩く中、一人が団体から抜けてこっちへ来るんだが?
しかもなんかどんどん足を速めてくる!?
あああ、なんかもうシュバってる!?
めっちゃ腕振ってこっちに走り込んでくるぅぅぅ!!?
嫌な予感がするッ! 早く逃げないとおッ!?
「ラングッ! ラング=バートナァァァーーーーーー!!!!!」
「いいいッ!?」
だけど判断が遅かった!
すでにそいつは全力で、大の字で飛び掛かっていたのだ!
そして一瞬にして俺へと抱き着く! 四肢でガッチリホールド!?
けどこの非力さ、勢い、そして無駄に薔薇い香り!
俺はコイツを知っているぞッ!!
「グッヒヒヒッ! やややっと見つけましたラング=バートナァァァ!!!!!」
きゃああああああ!!! レ、レトリーだああああああ!!!!!
なんでぇ!? こんな国にどうしてコイツが来ちゃったんだよおおお!!?
つか、あれだけ言ったのにまだ諦めてないのかよこいつぅぅぅぅぅぅ!!!??
その働きは嘘ではなかったようで、すぐ数日後には成果が巷へと広まる事に。
なんと早くも中級ダンジョンを一人で先行攻略したというのだから驚きだ。
A級勇者だからこそできない事は無いのだろう。
だが実際に行動し、ギルドよりも先に成果を上げるのは並大抵の事じゃない。
それをやりきった根性と信念……それはある意味、本物以上だ。
俺だってスキルに頼っているだけで、魔物まで相手にはしてられないからな。
おかげで彼に任せたこの一ヵ月で、この国ヴィンザルムにおいてダンジョンブレイカーの名を知らぬ者はいなくなったのだ。
「すごいよねアーヴェストさん。おかげで私の表のお仕事もままならないよー」
「まったくだな。これでディマーユさんがいてくれりゃ大喜びしただろうに」
惜しむらくは、この話をあのディマーユさんにまだ伝えられていない事か。
そんな事を噛み締めながら、大皿に盛られた朝ご飯をみんなで摘まむ。
この国に来てからすっかり習慣化したなぁ、この光景。
今やナーシェちゃんもみんなの内の一人だし、実に華やかな食卓だ。
「故郷に~~~一旦帰るってぇ~~~行ったきりれすぅ~~~」
「あやつは一体いつ帰って来るのら」
「わからん。割と気まぐれな所もあるし、なにより帰る前のワクワク感半端無かったしな」
「でもディマーユ様がいなくてもいいようにと、すでに各地との連携もできていますから。今は帰って来るのを待つしかありませんね」
ま、本人がいないのだから仕方がない。
今頃は故郷で昔の友達の子孫とキャッキャウフフしているんだろうよ。
そうなると、それこそ何年と帰ってこないかもしれないなー。
「今日までに各国にて発生した上級ダンジョンの攻略数は七件。ラングさんのおかげですべて先行攻略成功ですっ! この成果にはきっとディマーユ様も喜んでくださいますよー」
「だといいな」
「えーなんでこれに消極的なのラング?」
「肝心の神が見つかっていない。本懐はこっちなんだから喜ぶに喜べんさ」
「特に反応らしき反応はなかったしのう……」
本懐を成せていないのだから、まだ報告するには至っていないだろうさ。
だとすると、まだ帰ってこないのはある意味で助かる。
「もしかしたらダンジョンの大きさや難易度にこだわらないのかもね」
「ウーティリスは下級ダンジョンで掘れたしな」
「それにニルナナカのようなケースはどちらかというとレアな方なのであろう。歴史的に見て、封印後から長い年月を置いてあのような形になったようらしの」
探索範囲が広い上に難易度にこだわらない。
たしかにこれは思った以上に手がかかるな。
できる事ならもっと探知系に優れた神が復活してくれれば助かるんだが。
「むう、わらわの力では物足りぬか」
「あ、いや、そういう訳じゃなくてだな……すまん」
「よい。実際の話、わらわの能力では限界がある。わらわが得意とするのはあくまでダンジョンの事についてだけらからのう」
「とか言いつつ頬を膨らませてない?」
「これはきっと夜に相手をしてくれれば引っ込むものなのらぁ♡」
「よしなら付き合ってやろうただし健康的にな」
そこで俺は目の前で「ゴギギンッ」と両手の指を鳴らして見せつけてやった。
涙目になろうがもう遅い、今夜は覚悟しやがれ。
全身がフニャフニャになるまでマッサージし尽くしてやるからな!
「ともあれ今日は休息としておきますね。いくらラングさんでも先日攻略してすぐ、という訳にはいきませんから」
「俺はまだ余力あるぜ?」
「ダメです。コンディションを整えるのもお仕事の内なんですから。それに明日は表の仕事もありますし」
「お、おう……」
「ですので、今日はちょっとゆっくりしていてくださいね」
しかし俺は俺でナーシェちゃんにフニャフニャにされちまいそうだ。
この人、スケジュール管理が思った以上にうるさいぞ……!?
でも今のナーシェちゃんはディマーユさんの代理みたいな存在だ。
逆らうなんてとてもじゃないができないし、そもそもしたくない。
俺は甘い声で応援される方が好みなんだ!
――という訳で。
その後チェルトは中級ダンジョン攻略へ、ニルナナカも一緒に行くって話に。
なかなか珍しい組み合わせだが、チェルトならうまく御してくれるだろうさ。
なので俺はひとまずウーティリスを連れて外出する事にした。
「もう海を泳ぐのも飽きたのう。わらわ一人じゃつまんないのら」
「仕方ねぇだろ、お前と違って俺ぁ筋肉しかねぇから浮けないんだ」
「それ、わらわが脂肪だらけみたいな言い方なんらけどぉ……」
「違いねぇだろ。ほぉらっ、このプニップニの腹!」
「ギャワーーー! いきなり持ち上げるでなぁーい!」
「わはははっ!」
しかし不思議だ。以前は岩みたいに堅い奴だったのに。
今じゃ人間となんら変わらない柔らかさを感じる。
『当然であろう。それが信頼の証拠である』
信頼?
『さよう。わらわ達神にも個々に対する信頼度合いというものが存在する。その信頼度が上がれば上がるほど、わらわ達はその者に対してより生物に近くなるのら』
じゃあ今の俺とウーティリスは信頼し合っているって事か。
『うむっ! そなたがわらわを害する事などありえぬとな。実際そうであろう?』
たしかに。
そう考えると緊張と似たような考え方なのかもな。
つまり、こうしてプニプニの腹がどこまで絞れるかを試す事もできるって訳だ!
「あっ、それはちょっとやめて」
「なぜだ。もしかしたら寸胴ロリを卒業してスレンダー女子になれるかもしれないではないか」
「それこそ物理的に絞ってどうにかなる問題ではないわっ! ちょっとは乙女を知れ、このボンクラめえっ!」
ふははは! 暴れても無駄だ!
貴様の腹は俺が捕らえて離さんぞぉ!
……とまぁそんな感じで、俺の首裏へと乗せてやる。
するとジタバタしていたウーティリスもすぐに大人しくなってくれた。
この肩車ポジションはなぜだかコイツのお気に入りらしい。
「見よ、大きな船がきたぞ!」
そのおかげで視野が広くなったからか、気になるものを真っ先に見つけたようだ。
そりゃまぁ海に隣しているからな、船も来るだろうよ。
とはいえ港にも寄せられないくらいの大型帆船か。
えらい遠くから来たんだろうな。
「見に行ってみるか?」
「うむっ!」
でもせっかくだからと眺めに行く事にした。
他に見るものもないし、何か面白い積み荷があるかもしれないしな。
それで港へ行ってみれば案の定、それなりに人が集まっている。
どうやら地元民にとっても珍しい事みたいだ。
ま、海路はああいう大型船だけに限られるから仕方がないか。
海にも魔物がいて、奴らに抵抗あるいは逃げられる性能を求められるもので。
「小さい船だけがやってきたのう」
「大型船は座礁しないようにとこっちに寄せられないんだ。こっちはビーチがあるくらいの浅瀬だからな」
「難儀なのら。大昔は海上に浮くマジカルフローターが主だったというのに」
「それほどに技術劣化が著しいんだろうな」
大昔にゃそんなもんがあったんだな。
そこまでいくと魔物の影響もなさそうでうらやましい限りだよ。
お、中継船が港に着いたぞ。
人が大勢乗っているみたいだ。
ただ、いずれもみすぼらしい風貌の人達ばかり。
誰しも薄布のマントとフードを被り、潮風に煽られながら船を降りている。
出稼ぎか、あるいは旅行者か。
今どきだと陸路でもよく見られる光景だ。
特に出稼ぎに関してはもはや日常茶飯事。
働いていた場所を追われた底辺職がよく転々としているみたいだからな。
『ギルドの締め付けが強い昨今ではどんどんと数を増しておるそうらしのう、もしかしたらもうすでに末期なのかもしれぬ』
だとするとこの流れはよくないな。
中継船も往復が一回とは限らない。
もしかしたらまだまだたくさんの難民がくるかもしれねぇ。
けどこのヴィンザルムのギルドと勇者はワイスレットよりずっと横暴。
ダンジョンブレイカー2号がいるとはいえ、それでも対処しきれないほどの圧政なのだ。
そんな中に飛び込んでくるなんて、それこそ飛んで火にいる夏の虫だ。
「早くこの状況が早くなんとかなればいいんだが――ん、なんだ?」
でもそんな者達が歩く中、一人が団体から抜けてこっちへ来るんだが?
しかもなんかどんどん足を速めてくる!?
あああ、なんかもうシュバってる!?
めっちゃ腕振ってこっちに走り込んでくるぅぅぅ!!?
嫌な予感がするッ! 早く逃げないとおッ!?
「ラングッ! ラング=バートナァァァーーーーーー!!!!!」
「いいいッ!?」
だけど判断が遅かった!
すでにそいつは全力で、大の字で飛び掛かっていたのだ!
そして一瞬にして俺へと抱き着く! 四肢でガッチリホールド!?
けどこの非力さ、勢い、そして無駄に薔薇い香り!
俺はコイツを知っているぞッ!!
「グッヒヒヒッ! やややっと見つけましたラング=バートナァァァ!!!!!」
きゃああああああ!!! レ、レトリーだああああああ!!!!!
なんでぇ!? こんな国にどうしてコイツが来ちゃったんだよおおお!!?
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