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第七章 遠い異国への旅立ち編
第77話 みんなと別れるその前に
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ダンジョンから脱出した俺達はその後、俺の家に待機していたエリクスと合流。
ポータルでディーフさんとラクシュを帰還させ、今回の計画は無事終了した。
その間にナーシェちゃんもギルドを正式に退職してきたらしい。
それとなく家の近くで偶然を装って再会し、ついでにギルド近況も教えてもらえた。
なんでも、後釜だったキルシュももう退職したそうだ。
そりゃあれだけ嫌そうだったし、時間の問題だったもんなぁ。
となると今の受付嬢はレトリーともう一人の面識の薄い事務員だけか。
きっと修羅場だろうな。
ま、俺にゃもう関係無いが。
あとは二日後にワイスレット発ち、別の拠点で生活を始める事になる。
ここから馬車で行けば二ヶ月もかかる所にある国だ。
そこにどうやらリミュネール商会の現本拠地があるらしい。
そこで俺は表向きにハーベスターを、裏向きにダンジョンブレイクを行う。
ディマーユさんが長い年月を費やして張り巡らせたポータルを使い、全国に飛びまくるらしい。
そのポータルのおかげで俺も二日後にはもうその国の住人だ。
まったく、ディマーユさんの万全の備えにゃ俺やウーティリスも感服だよぉ。
――という訳で俺には余裕がある。
なので今はウーティリスとニルナナカを連れてテント市場だ。
商人士の友人達への別れの挨拶のために。
「あらラング、今日も来たのかい! 何か買ってく?」
「ああ、とびきりの豚肉を四切れくれ。分厚く頼むぜ」
「まぁまぁ今日はすごい豪勢ねぇ~」
それで訪れたのはやはり肉屋。
あいかわらずおばちゃんは元気にしているようだ。
別れが惜しいくらいだよ。
「さぁて……〝今日の風向きはどうかしら〟ねぇ」
「ん、〝前からいつもギルドに向いている〟さ」
「うふふっ、そうねぇ。ラングも〝組合員〟だったのねぇ」
そこですかさず商会関係者だけの合言葉か。
ダンジョンブレイカーが公になったからな、慎重になっているんだろう。
「まぁね。おかげでよくやらせてもらっている」
「ええ、私もよ。他のみんなだってそう。おかげで飢え死にせずに済んでいるわぁ」
「そうか、なら良かったよ」
「どうしたんだい? しんみりしちゃって」
「いやな、俺達この街を離れる事になってな。それで挨拶しにきたんだ。なのに辛いってなら心残りになっちまいそうでなぁ」
「おやぁ、そうなのかい。残念だよぉお得意様がいなくなっちまうのは」
でもおばちゃん自体はそこまで困窮していなさそうだな。
肉を切りながら、こんな話を聞きながらでも「あははっ」と笑って返してくれた。
「けど心配はいらないよ。きっとなんとかなる。辛いのは今だけさ。あたしゃそう信じているよ」
「ああ。きっと今だけさ。絶対によくなるって信じていよう」
だったら俺はこの笑顔を守らにゃならん。
何がなんでもな。
「ほぉら、これくらいでいいかい?」
「おぉ、こりゃ喰いがいのあるデカさだなぁ! ウーティリス食べきれるかぁ?」
「任せよ! 肉と酒はいくらでもいけるのら!」
「あっはは! でも子どもなんだからお酒はやめときな」
「そうだなっ! このお茶目さんめぇ~!」
「んああーっ!? 頭グリグリすりゅなラングゥゥゥ!!?」
「相変わらず仲がいいねぇ! まるで親子だよぉ!」
こんなやりとりももう出来なくなると思うと寂しいな。
「んじゃ、これはお代で。またなおばちゃん!」
「え、これ高額紙幣――あ、ちょ、ラング!?」
だから気持ちたっぷりの紙切れを一枚置いてそそくさと退散した。
今までの礼と、これからの繁栄を願って。
そんな感じのやりとりを他の店でも行ってきた。
〝組合員〟なら高額紙幣を置いていく事も忘れずに。
さらにその途中でハーベスター仲間達のたむろする酒場にも寄ってみる。
するとルルイとヤームを含めたみんながもう集まっていた。
どうやら俺がワイスレットを離れる事をどこかで聞いたらしい。
だからと、精一杯のお別れのためにと時間を割いてくれたようだ。
みんな生きるために忙しいのに、ホントいい奴らだよまったく……!
「詳しい事情は聞かない。けど、新しい地での成功を私達は願っているよ」
「でもいつか余裕ができたら、お便りの一つでもくださいね」
「ラングゥ! 置いてけぼりが悔しいからあとで一発ヤらせろぉ!」
「このアバズレや他の奴の事は気にすんな、テメーの好きにやんなぁ!」
「お前ら……ああ、俺なりに頑張るぜッ!!!」
おかげで手間が省けて泣けてくるぜ。
柄にもなく涙が出ちまいそうなくらいにな。
だからありがとう、みんな。
そんな簡単な挨拶を交わし、俺達は別れた。
御託なんざもう必要無いんだってな。
俺達にはそんな言葉以上に重い絆があるんだからよ。
さぁてとっ!
これで俺のこの街でのやる事も終わりかな?
……いや、まだ一つ残っていたな。
なんだかんだで世話になったアイツに顔出しせにゃならん。
ワイスレットからの退去届けと、今の家の引き渡し手続きも兼ねて。
そう思い出し、俺はギルドへと向かった。
するとさっそく、メガネなアイツと視線が合う事に。
「あっ、ラング=バートナー……」
「いようレトリー。今日も相変わらずメガネしてんな」
それにしても今日はやけに大人しい。
ま、それもそうか。先日のアレ見られたら気も引けるよな。
「あの」
「なんだレトリー?」
「あの事ですが」
「……気にすんな。俺は何も見てない」
「そ、そうですか。良かった」
ギルド員が非合法の店を利用しているとバレたらそれこそクビだ。
それにあの趣味からして忌避の目を向けられかねない。
それでレトリーも隠したくて必死なのだろうな。
だがそれは俺も同じ事だ。
だからこそあの店での出来事は互いに秘密であった方が都合がいい。
後はコイツが俺の事も含めて忘れれば、それで終わりだ。
「……それとな、俺、二日後に別の国に発つ事になった」
「えっ」
「アラルガンで懇意になった商人が誘ってくれてな。付いていく事になったんだよ」
「そう、なのですね」
「だから退去届けと家の引き渡し届けを出しにきた。対応してくれないか?」
「わかり……ました」
こうして元凶がいなくなるんだ。
だったらレトリーも安心してこの街で働けるだろうよ。
なんだかんだでコイツには色々世話になったしな、個人的には応援したい。
性欲のはけ口にされていたのは少し複雑だったけどな!
「これをどうぞ」
「おう、あんがとぅ」
さすがレトリー、仕事は早い。
手早く書類を取り出して差し出してくれた。
でも受け取ろうとしたら、指が離れてくれない。
「えっ、ちょ、離して?」
「……」
「レトリー? レトリーさぁん!? なんで離してくれないのかなー!?」
「イヤです」
「え?」
「離れたくありません」
「えっ……?」
そんなレトリーは、涙ぐんでいた。
もうメガネで隠せないくらいに目が潤んでいて、頬が震えていて。
「ワタグシは、離れたくありまぜんっ! ずっどぉ、一緒にぃ、いたいでずっ!」
「レ、レトリー……?」
さらにはよだれや鼻水まで垂らし、今にも書類に落ちそうになっている。
でも本人は本当に離したくないらしく、力を弱めようとしない。
レトリー、お前はもしかして俺の事を……。
「おぉいラングゥ……!」
「何やってんだハーベスター……!」
「ううっ!?」
しかもこの状況に気付き、勇者までやってきやがった!?
クソッ、なんだってんだこの最悪の状況!?
もうすぐ街を離れるから問題は起こしたくないってのに!
ポータルでディーフさんとラクシュを帰還させ、今回の計画は無事終了した。
その間にナーシェちゃんもギルドを正式に退職してきたらしい。
それとなく家の近くで偶然を装って再会し、ついでにギルド近況も教えてもらえた。
なんでも、後釜だったキルシュももう退職したそうだ。
そりゃあれだけ嫌そうだったし、時間の問題だったもんなぁ。
となると今の受付嬢はレトリーともう一人の面識の薄い事務員だけか。
きっと修羅場だろうな。
ま、俺にゃもう関係無いが。
あとは二日後にワイスレット発ち、別の拠点で生活を始める事になる。
ここから馬車で行けば二ヶ月もかかる所にある国だ。
そこにどうやらリミュネール商会の現本拠地があるらしい。
そこで俺は表向きにハーベスターを、裏向きにダンジョンブレイクを行う。
ディマーユさんが長い年月を費やして張り巡らせたポータルを使い、全国に飛びまくるらしい。
そのポータルのおかげで俺も二日後にはもうその国の住人だ。
まったく、ディマーユさんの万全の備えにゃ俺やウーティリスも感服だよぉ。
――という訳で俺には余裕がある。
なので今はウーティリスとニルナナカを連れてテント市場だ。
商人士の友人達への別れの挨拶のために。
「あらラング、今日も来たのかい! 何か買ってく?」
「ああ、とびきりの豚肉を四切れくれ。分厚く頼むぜ」
「まぁまぁ今日はすごい豪勢ねぇ~」
それで訪れたのはやはり肉屋。
あいかわらずおばちゃんは元気にしているようだ。
別れが惜しいくらいだよ。
「さぁて……〝今日の風向きはどうかしら〟ねぇ」
「ん、〝前からいつもギルドに向いている〟さ」
「うふふっ、そうねぇ。ラングも〝組合員〟だったのねぇ」
そこですかさず商会関係者だけの合言葉か。
ダンジョンブレイカーが公になったからな、慎重になっているんだろう。
「まぁね。おかげでよくやらせてもらっている」
「ええ、私もよ。他のみんなだってそう。おかげで飢え死にせずに済んでいるわぁ」
「そうか、なら良かったよ」
「どうしたんだい? しんみりしちゃって」
「いやな、俺達この街を離れる事になってな。それで挨拶しにきたんだ。なのに辛いってなら心残りになっちまいそうでなぁ」
「おやぁ、そうなのかい。残念だよぉお得意様がいなくなっちまうのは」
でもおばちゃん自体はそこまで困窮していなさそうだな。
肉を切りながら、こんな話を聞きながらでも「あははっ」と笑って返してくれた。
「けど心配はいらないよ。きっとなんとかなる。辛いのは今だけさ。あたしゃそう信じているよ」
「ああ。きっと今だけさ。絶対によくなるって信じていよう」
だったら俺はこの笑顔を守らにゃならん。
何がなんでもな。
「ほぉら、これくらいでいいかい?」
「おぉ、こりゃ喰いがいのあるデカさだなぁ! ウーティリス食べきれるかぁ?」
「任せよ! 肉と酒はいくらでもいけるのら!」
「あっはは! でも子どもなんだからお酒はやめときな」
「そうだなっ! このお茶目さんめぇ~!」
「んああーっ!? 頭グリグリすりゅなラングゥゥゥ!!?」
「相変わらず仲がいいねぇ! まるで親子だよぉ!」
こんなやりとりももう出来なくなると思うと寂しいな。
「んじゃ、これはお代で。またなおばちゃん!」
「え、これ高額紙幣――あ、ちょ、ラング!?」
だから気持ちたっぷりの紙切れを一枚置いてそそくさと退散した。
今までの礼と、これからの繁栄を願って。
そんな感じのやりとりを他の店でも行ってきた。
〝組合員〟なら高額紙幣を置いていく事も忘れずに。
さらにその途中でハーベスター仲間達のたむろする酒場にも寄ってみる。
するとルルイとヤームを含めたみんながもう集まっていた。
どうやら俺がワイスレットを離れる事をどこかで聞いたらしい。
だからと、精一杯のお別れのためにと時間を割いてくれたようだ。
みんな生きるために忙しいのに、ホントいい奴らだよまったく……!
「詳しい事情は聞かない。けど、新しい地での成功を私達は願っているよ」
「でもいつか余裕ができたら、お便りの一つでもくださいね」
「ラングゥ! 置いてけぼりが悔しいからあとで一発ヤらせろぉ!」
「このアバズレや他の奴の事は気にすんな、テメーの好きにやんなぁ!」
「お前ら……ああ、俺なりに頑張るぜッ!!!」
おかげで手間が省けて泣けてくるぜ。
柄にもなく涙が出ちまいそうなくらいにな。
だからありがとう、みんな。
そんな簡単な挨拶を交わし、俺達は別れた。
御託なんざもう必要無いんだってな。
俺達にはそんな言葉以上に重い絆があるんだからよ。
さぁてとっ!
これで俺のこの街でのやる事も終わりかな?
……いや、まだ一つ残っていたな。
なんだかんだで世話になったアイツに顔出しせにゃならん。
ワイスレットからの退去届けと、今の家の引き渡し手続きも兼ねて。
そう思い出し、俺はギルドへと向かった。
するとさっそく、メガネなアイツと視線が合う事に。
「あっ、ラング=バートナー……」
「いようレトリー。今日も相変わらずメガネしてんな」
それにしても今日はやけに大人しい。
ま、それもそうか。先日のアレ見られたら気も引けるよな。
「あの」
「なんだレトリー?」
「あの事ですが」
「……気にすんな。俺は何も見てない」
「そ、そうですか。良かった」
ギルド員が非合法の店を利用しているとバレたらそれこそクビだ。
それにあの趣味からして忌避の目を向けられかねない。
それでレトリーも隠したくて必死なのだろうな。
だがそれは俺も同じ事だ。
だからこそあの店での出来事は互いに秘密であった方が都合がいい。
後はコイツが俺の事も含めて忘れれば、それで終わりだ。
「……それとな、俺、二日後に別の国に発つ事になった」
「えっ」
「アラルガンで懇意になった商人が誘ってくれてな。付いていく事になったんだよ」
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こうして元凶がいなくなるんだ。
だったらレトリーも安心してこの街で働けるだろうよ。
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さすがレトリー、仕事は早い。
手早く書類を取り出して差し出してくれた。
でも受け取ろうとしたら、指が離れてくれない。
「えっ、ちょ、離して?」
「……」
「レトリー? レトリーさぁん!? なんで離してくれないのかなー!?」
「イヤです」
「え?」
「離れたくありません」
「えっ……?」
そんなレトリーは、涙ぐんでいた。
もうメガネで隠せないくらいに目が潤んでいて、頬が震えていて。
「ワタグシは、離れたくありまぜんっ! ずっどぉ、一緒にぃ、いたいでずっ!」
「レ、レトリー……?」
さらにはよだれや鼻水まで垂らし、今にも書類に落ちそうになっている。
でも本人は本当に離したくないらしく、力を弱めようとしない。
レトリー、お前はもしかして俺の事を……。
「おぉいラングゥ……!」
「何やってんだハーベスター……!」
「ううっ!?」
しかもこの状況に気付き、勇者までやってきやがった!?
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