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第六章 反逆の狼煙編
第72話 ああ~、うん、あのギトスね……(ディマーユ視点
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ラング達が信じてくれて本当に良かった。
我の持つ象徴ゆえに疑われる事もあり得たからこそ、なおさらに。
しかしおかげで計画通り、ギルドどもへの逆襲が始められよう。
ワイスレットの市民はもはや我慢の限界だった。
……いや、世界中のどこででも状況は同じだ。
程度が違うだけで、もうどこかしくも限界に近い。
だからこそ多くの市民がリミュネール商会と我に賛同してくれたのだ。
かつて神に反旗を翻した反神組織ゲールトと同じようにな。
自分達の行いと同じ事をやり返されるなんて思ってもみないだろう。
だがそれが報いだ。
この逆襲までには随分と時間がかかってしまったが。
「挨拶終わったぜ、ディマーユさん」
――あっ、さすが我自慢の弟子ラングきゅん、仕事がはっやーい!
ご褒美にまたなでなでしてあげゆ♡
んん~撫で甲斐のある良き筋肉ゥン!
「それでだが、これからどうすりゃいい? 俺はまず何をするべきなんだ?」
「なに、今まで通りで良い。ダンジョンを見つけたら片っ端から勇者より先に攻略するのだ。そうして集めた資産を我等が売りさばく。装備は分解して素材として、道具や薬品は困窮した者へ。決してギルドを通さずにな」
「なるほど、その流通ルートはすでに確保できていると」
「ふふふ、任せよ。リミュネール商会は思うよりずっと大規模だぞ?」
もっともっと頼ってラングきゅん!
あなたのために我、この商会創ったと言っても過言じゃないんだからぁー!
「さすがっすね師匠。なら頼りにさせてもらいまさぁ!」
「うむ、任せておけ!」
「そこでなんすが、ちと聞きたい事があるんですよ」
「なんだ? 我が知っている事なら何でも話そう」
どうしたのかなー? しんみりした顔しちゃって。
そんな心配そうな顔すると我、胸キュンで困っちゃうー!
「それは師匠がギトスに渡したペンダントの事です」
……え?
「たしかあれ、反願の呪鎖飾りとか言いましたっけ。あれをどうして奴に渡したのか、それがどうしても気がかりでならなかったんだ」
「ウン」
「何故です? 何故アイツにそんな物を渡したんですか?」
「ウン」
……。
えーっと、えーっとぉ……
待ってラングきゅん、ちょっと睨まないで?
あのね、ごめん、誰だっけそれ。
我そんな物渡したっけ?
あーマズイ、お、思い出せない……!
「あーえぇーとぉ……ギトス、そうギトス! あの!」
「そうです。あのギトスです」
「反願! そう、反願ペンダントね! あ、あれねーもう大変だったんだから!」
「えっ……!?」
「ほら、たしかぁ、ほ、欲しがっててぇ……」
「そうでしたね。アイツ、師匠が首に下げていたあのペンダントをずっと欲しがっていたから」
あ、あ、ああーーーっ!
なんとなく、なんとなーく僅かに思い出してきた!
そう、あれね、あのラングきゅんの周りでチョロチョロしてたアレ!
なんかずーっと我のペンダント見てニヤニヤしてて「キショッ!」って思ってたんだよね。
でもアレと仲良かったラングきゅんの手前、ハッキリと言えないしぃ……。
とはいえ嫌だしうっとおしいしで、だからあげちゃったんだっけか、そういえば。
ウーちゃんの力感じられて幸せだったからもったいなかったけど、なんか今にもセクハラしてきそうだったしさぁ~。
まぁその後すぐにあの村出る事になっちゃったから、損したって後悔したっけ。
「あ、あれは偶然、ギルドの刺客を倒した際に奪った物。そしてウーティリスと呪いで繋がっている事も知っていた。だからこそ渡したのだ。あやつには本来、なーんも素質がなかったゆえにな」
「え……」
「もし才能のせいで奴が落ちこぼれれば、奴を信頼していたお前も気落ちして才能に蓋をするかもしれなかったぁ! そ、そうならないためにと思って渡したのだ!」
「でもアイツも一緒に修行したじゃないですか!」
「え? あ、うん。たしかに勇者になるべく修行はさせたが、ぶっちゃけまったく成長してなかったぞ。お前と違っていつもサボってたし、面倒臭がるし、特訓内容の趣旨もちーっとも理解してなかったし」
「ええー……そんなはずは……」
「やはりのう、やはりラングが美化していただけだったのら。心を読めばわかるが、奴は性根からクズだったのら」
アレに実力がなかったのは本当だもーん!
成長度合い酷すぎて途中から投げ出したかったしぃ!
ラングきゅんがいる手前、そうできなかっただけでぇーーー!
「それで、アレが何かしでかしたの?」
「アレがA級勇者でラングでバーンしたのら」
「ゆ"る"さ"ん"ッ!!!!!!!!!!」
「おおっ!? なんかガチギレしとるのら! なして!?」
ギリリリィ!!!!!
ギトスとかいう奴めぇ! 我のラングきゅんをおとしめるなど到底許せぬ!!!!!
もしまた遭った日には存在そのものを我の力をもって消し去ってくれるわァァァ!!!!!
――アッ! いかん、熱くなってしまった!
つい床を歪ませてしまって……まずい、エリクスきゅんがめっちゃ睨んでるゥ!
あとで我のお小遣いで何とかするから許してぇ!
「と、ともかくだ、そのアレをどうにかしたいのだろう?」
「あ、いや、そういう訳では――ありますがね。ま、もういいですわ。悪意があって渡したのでなければ構わんですよ」
「その点は心配するな。我がラングきゅんを追い込むような事は決してせぬ」
「きゅん?」
「あんっ、床の合わせ目に毛が挟まってきゅうんっ!」
「……」
いっけなーい! 危うく我の地がバレちゃうところだったのぉーっ!
んもぉーラングきゅんってば疑ってる顔も可愛らしっ!
……でもなんでみんな同じ目で見上げてるのかな?
「さて、ではさっそくだがラングよ、お前達には手始めに一つやってもらいたい事がある」
仕方ない、今はちょっと真面目モードで行くとしよう誤魔化すために。
「どうすりゃいいですかね?」
「簡単な話だ。お前達の存在を公にして欲しい」
「ほぉー?」
「ただしセンセーショナルに、それでいて奴らにとって屈辱的な形でな」
我の計画は奴らの行動まで織り込み済みだ。
なればラングきゅん達がしくじらない限り、問題無くやり遂げられるだろう。
そしてそんなミスを犯すような者達ではないと我は信じている。
「その為のお膳立てはしよう。あとはお前達が作戦通りに動けば、それだけで奴らはまんまと罠に乗せられるはずだ」
「……わかった。任せてくれ!」
「うむ。ではエリクス、アレをウーティリスへ渡してやってくれ」
「御意」
「むむ? アレとは一体なんなのら? お、これは……」
ふふ、それは我が長い年月を駆けずり回って手に入れた逸品よ。
もう残り少なくなってしまって心もとないが、今だけあればもう十分であろう。
「まさしく〝ダンジョンの種〟ではないか! しかしこれは超級ダンジョン以上でしか出ない代物であろう!?」
その通り。
さすがウーちゃん、ダンジョンにかかわる事は何でも知っているな。
「それが卿の持つ最後の種、『中級シード』です。それに迷宮神ウーティリスの力が加われば上級ダンジョンでも容易に生成できるでしょう?」
「うむ! そしてその上級ダンジョンに勇者どもを誘い込むという訳らな!」
「ご明察。やってくれるなラング?」
「そういう事かい……」
そうなのー!
そういうことなのー!
さすがラングきゅん、可愛い賢いすごくつよーい! んもぉ愛してるぅーっ!
「オーケー、それならやってやるぜ! 見ていてくださいよおっ!」
ウフフフフフ、我もうすっごい楽しみぃーっ!
勇者とギルドの奴らが慌てふためいてグッズグズのボッロボロになっていく姿をもう想像しちゃってムネドキがとまらないのぉーんっ!
……だから頼んだぞラングきゅん。
我と、この世界の人々のためにも、お前の力をどうか存分に奮ってくれ。
我の持つ象徴ゆえに疑われる事もあり得たからこそ、なおさらに。
しかしおかげで計画通り、ギルドどもへの逆襲が始められよう。
ワイスレットの市民はもはや我慢の限界だった。
……いや、世界中のどこででも状況は同じだ。
程度が違うだけで、もうどこかしくも限界に近い。
だからこそ多くの市民がリミュネール商会と我に賛同してくれたのだ。
かつて神に反旗を翻した反神組織ゲールトと同じようにな。
自分達の行いと同じ事をやり返されるなんて思ってもみないだろう。
だがそれが報いだ。
この逆襲までには随分と時間がかかってしまったが。
「挨拶終わったぜ、ディマーユさん」
――あっ、さすが我自慢の弟子ラングきゅん、仕事がはっやーい!
ご褒美にまたなでなでしてあげゆ♡
んん~撫で甲斐のある良き筋肉ゥン!
「それでだが、これからどうすりゃいい? 俺はまず何をするべきなんだ?」
「なに、今まで通りで良い。ダンジョンを見つけたら片っ端から勇者より先に攻略するのだ。そうして集めた資産を我等が売りさばく。装備は分解して素材として、道具や薬品は困窮した者へ。決してギルドを通さずにな」
「なるほど、その流通ルートはすでに確保できていると」
「ふふふ、任せよ。リミュネール商会は思うよりずっと大規模だぞ?」
もっともっと頼ってラングきゅん!
あなたのために我、この商会創ったと言っても過言じゃないんだからぁー!
「さすがっすね師匠。なら頼りにさせてもらいまさぁ!」
「うむ、任せておけ!」
「そこでなんすが、ちと聞きたい事があるんですよ」
「なんだ? 我が知っている事なら何でも話そう」
どうしたのかなー? しんみりした顔しちゃって。
そんな心配そうな顔すると我、胸キュンで困っちゃうー!
「それは師匠がギトスに渡したペンダントの事です」
……え?
「たしかあれ、反願の呪鎖飾りとか言いましたっけ。あれをどうして奴に渡したのか、それがどうしても気がかりでならなかったんだ」
「ウン」
「何故です? 何故アイツにそんな物を渡したんですか?」
「ウン」
……。
えーっと、えーっとぉ……
待ってラングきゅん、ちょっと睨まないで?
あのね、ごめん、誰だっけそれ。
我そんな物渡したっけ?
あーマズイ、お、思い出せない……!
「あーえぇーとぉ……ギトス、そうギトス! あの!」
「そうです。あのギトスです」
「反願! そう、反願ペンダントね! あ、あれねーもう大変だったんだから!」
「えっ……!?」
「ほら、たしかぁ、ほ、欲しがっててぇ……」
「そうでしたね。アイツ、師匠が首に下げていたあのペンダントをずっと欲しがっていたから」
あ、あ、ああーーーっ!
なんとなく、なんとなーく僅かに思い出してきた!
そう、あれね、あのラングきゅんの周りでチョロチョロしてたアレ!
なんかずーっと我のペンダント見てニヤニヤしてて「キショッ!」って思ってたんだよね。
でもアレと仲良かったラングきゅんの手前、ハッキリと言えないしぃ……。
とはいえ嫌だしうっとおしいしで、だからあげちゃったんだっけか、そういえば。
ウーちゃんの力感じられて幸せだったからもったいなかったけど、なんか今にもセクハラしてきそうだったしさぁ~。
まぁその後すぐにあの村出る事になっちゃったから、損したって後悔したっけ。
「あ、あれは偶然、ギルドの刺客を倒した際に奪った物。そしてウーティリスと呪いで繋がっている事も知っていた。だからこそ渡したのだ。あやつには本来、なーんも素質がなかったゆえにな」
「え……」
「もし才能のせいで奴が落ちこぼれれば、奴を信頼していたお前も気落ちして才能に蓋をするかもしれなかったぁ! そ、そうならないためにと思って渡したのだ!」
「でもアイツも一緒に修行したじゃないですか!」
「え? あ、うん。たしかに勇者になるべく修行はさせたが、ぶっちゃけまったく成長してなかったぞ。お前と違っていつもサボってたし、面倒臭がるし、特訓内容の趣旨もちーっとも理解してなかったし」
「ええー……そんなはずは……」
「やはりのう、やはりラングが美化していただけだったのら。心を読めばわかるが、奴は性根からクズだったのら」
アレに実力がなかったのは本当だもーん!
成長度合い酷すぎて途中から投げ出したかったしぃ!
ラングきゅんがいる手前、そうできなかっただけでぇーーー!
「それで、アレが何かしでかしたの?」
「アレがA級勇者でラングでバーンしたのら」
「ゆ"る"さ"ん"ッ!!!!!!!!!!」
「おおっ!? なんかガチギレしとるのら! なして!?」
ギリリリィ!!!!!
ギトスとかいう奴めぇ! 我のラングきゅんをおとしめるなど到底許せぬ!!!!!
もしまた遭った日には存在そのものを我の力をもって消し去ってくれるわァァァ!!!!!
――アッ! いかん、熱くなってしまった!
つい床を歪ませてしまって……まずい、エリクスきゅんがめっちゃ睨んでるゥ!
あとで我のお小遣いで何とかするから許してぇ!
「と、ともかくだ、そのアレをどうにかしたいのだろう?」
「あ、いや、そういう訳では――ありますがね。ま、もういいですわ。悪意があって渡したのでなければ構わんですよ」
「その点は心配するな。我がラングきゅんを追い込むような事は決してせぬ」
「きゅん?」
「あんっ、床の合わせ目に毛が挟まってきゅうんっ!」
「……」
いっけなーい! 危うく我の地がバレちゃうところだったのぉーっ!
んもぉーラングきゅんってば疑ってる顔も可愛らしっ!
……でもなんでみんな同じ目で見上げてるのかな?
「さて、ではさっそくだがラングよ、お前達には手始めに一つやってもらいたい事がある」
仕方ない、今はちょっと真面目モードで行くとしよう誤魔化すために。
「どうすりゃいいですかね?」
「簡単な話だ。お前達の存在を公にして欲しい」
「ほぉー?」
「ただしセンセーショナルに、それでいて奴らにとって屈辱的な形でな」
我の計画は奴らの行動まで織り込み済みだ。
なればラングきゅん達がしくじらない限り、問題無くやり遂げられるだろう。
そしてそんなミスを犯すような者達ではないと我は信じている。
「その為のお膳立てはしよう。あとはお前達が作戦通りに動けば、それだけで奴らはまんまと罠に乗せられるはずだ」
「……わかった。任せてくれ!」
「うむ。ではエリクス、アレをウーティリスへ渡してやってくれ」
「御意」
「むむ? アレとは一体なんなのら? お、これは……」
ふふ、それは我が長い年月を駆けずり回って手に入れた逸品よ。
もう残り少なくなってしまって心もとないが、今だけあればもう十分であろう。
「まさしく〝ダンジョンの種〟ではないか! しかしこれは超級ダンジョン以上でしか出ない代物であろう!?」
その通り。
さすがウーちゃん、ダンジョンにかかわる事は何でも知っているな。
「それが卿の持つ最後の種、『中級シード』です。それに迷宮神ウーティリスの力が加われば上級ダンジョンでも容易に生成できるでしょう?」
「うむ! そしてその上級ダンジョンに勇者どもを誘い込むという訳らな!」
「ご明察。やってくれるなラング?」
「そういう事かい……」
そうなのー!
そういうことなのー!
さすがラングきゅん、可愛い賢いすごくつよーい! んもぉ愛してるぅーっ!
「オーケー、それならやってやるぜ! 見ていてくださいよおっ!」
ウフフフフフ、我もうすっごい楽しみぃーっ!
勇者とギルドの奴らが慌てふためいてグッズグズのボッロボロになっていく姿をもう想像しちゃってムネドキがとまらないのぉーんっ!
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