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第四章 首都遠征編
第43話 迷宮神さえ知らない謎の仕組み
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首都地下ダンジョンは超級ダンジョンだという話だ。
しかしディーフさんの強さが尋常じゃなさすぎて難易度を感じない。
現れる魔物を一瞬で、一撃で真っ二つにしてしまうのだから。
数が襲ってこようがまとめて切り伏せてしまう。恐ろしい人だよ。
一方のチェルトもなかなかがんばってくれている。
背後から来る魔物を素早い動きで近づいて切り伏せて。
新装備の調子も良いようで、今のところは彼女としても余裕そうだ。
なるほど、これだけの実力があったんだな。とてもB級とは思えないね。
おかげで俺達ハーベスター組にはまったく恐れる要素がない。
チェルトの両親に至っては道中ずっとニッコニコだしな。
「あらお父さん、あそこに採取できそうな草むらがあるわ!」
「うむ! ではこの辺りで少し採集してゆこうか!」
お、どうやら採集ポイントを見つけたようだ。なら丁度いい。
ここはいつもと違って採掘スポットが見当もつかないし、少し足を止めて地質を調べてみたいと思っていたんだ。
それで広間へと入ると、さっそくチェルトの両親が草むらを漁り始める。
しかしその間にも二つの通路を塞ぐようにして勇者が立ち、戦い続けている。
おかげで常に魔物の悲鳴が上がっていて、とても落ち着かないんだが?
「まぁまぁ見て! ラペンテスの花よぉ!」「ギュエエ!!」「ピギィィ!!!」
「おぉ、それは君の好きな花じゃないか~」「ピピギョォォ!!」「ウギャアア!!!」
「たしか結婚記念で侵入した時も採れたよねぇ」「ギャォォ!!!」「ジジィィ!!!」
「ええ、もう思い出すだけで楽しくなっちゃうわ~」「ギュゴォォ!!」「ブッパァ!!!」
でもすげえなこの二人のメンタルも。
よくこの中でああも穏やかに会話できるもんだよ。
『ラング、わらわ達も負けてはおれんのら! さぁいますぐイチャつこうぞ!』
お前はお前で場をわきまえろウーティリス。
あとなんでそんな対抗心を露わにしているんだ。
そんな戯言は放っておき、さっそく岩肌を触って調べてみる。
……わずかに温かい。
この赤い石そのものが熱を持っているのか?
一体どういう仕組みで温度を保てているのだろうか?
そこでまずピッケルでカツンと軽く一掘り。
欠片を採取し、手に取ってみる。
すると間もなく欠片は赤みを失い、普通の岩になってしまった。
妙だな、岩自体には特殊能力がないのか?
だとするとこの赤熱化しているのはダンジョンそのものの特性なのか?
試しに色を失った欠片を壁に充ててみれば、またほんのり輝いたし。
『たしかに妙らのう。わらわでもこんな仕組みは知らぬ』
じゃあ超級ダンジョンだからって訳でもないのか。
『魔物も妙な進化をしておるの。どいつもがなぜか聖属性を帯びておる。これではたしかに表では昼間の方が活性化するであろう』
なるほど、だから伝説においても時間が勝負だったんだな。
人間と活動時間が重なっている相手だから休むにも休めない。
昼間は防衛、夜は対策作業……当時の人達の苦労が脳裏に浮かぶよ。
『聖属性を帯びる事は稀にあるのらが、ここまで顕著なのは実に珍しい。一体何がここまでさせておるのか』
ダンジョンの性質がそうさせているのは間違い無いだろうな。
だけど、もうこのダンジョンにはコアがない。
だったらこの力の源は一体なんなんだ?
『もしかしたら、コアの代わりのエネルギー源が存在するのやもしれぬ』
コアの代わり……!?
そんな事がありえるのか!?
むしろそんな物が存在するのかよ!?
『理屈はわからぬが、そうとしか考えられぬのう』
なら、もしかしたらその代替コアを破壊すればこのダンジョンは消滅する?
『うむ。おそらくな』
そうか、それならもしかしたら俺でもなんとかなるかもしれない。
無限穴掘りで最深部まで掘ってみるのもアリだろう。
ただ、今はダメだ。
チェルトはともかく、ディーフさん達を前にスキルを行使するのはまずい。
そこで俺はマトックを手に取って普通に採掘してみる事にした。
この魔掘具の能力も知っておきたいからな。
「よし、一発ガツンと行くぜ!」
「おーおーやったれ~!」
そしてその勢いのまま、道具を一振り。
するとほぼ抵抗なく、深々と、刃先が届かない場所までがガッツリ削り取れた。
まるでゼリーをすくったような感覚だ。
スキルを使ったのと同等の感じさえしたぞ!?
なんて掘削力だよコイツは……!
「どうかなラング君? 良い物は掘れそうかい?」
「あ、チェルトのお父さん。いや、まだこれからっすね」
「ここはまだ浅いからそこまで良いものは掘れないと思うが、肩慣らしには丁度いいと思うよ」
「ええ、そうですねぇ。何が掘れるか見当もつきませんし」
たしかに言われて見れば、削ってみたものの鉱石は見当たらない。
試しにともう一度深く削ってみるが、まだダメか。
超級だからといってそこまで資源が豊富って訳でもないようだ。
「わかっているとは思うが、広い分だけ資源の分布も広がっている。今回はたまたま草刈り場を見つけたからよいものの、変化次第だと一日探して見つからない事もあるくらいなんだ」
「内部構造も変化するのか。まるで生きているみたいだ」
「ああ、このダンジョンは生きておるのら。聞こえよう、この特異な鼓動を」
「いや聞こえないけど?」
「きぃぃぃぃ!!!!!」
さすがにウーティリスだけしか感じないような感覚は俺でもわからん。
スキルを得たからといってそこまで力を得られる訳ではないし。
スキルの恩恵でダンジョン構造は見られるんだけどな、どうせなら鉱脈を見通せる力も欲しかったよ。
「こっちは採取終わったわぁ!」
「めぼしい種がなかったから、私も仕事は終わりだね」
「なら適当に切り上げてもいいかもしれませんねぇ。俺もなんとなくコイツのすごさを感じ取れましたし」
あとはこの魔掘具とスキルの相性を確かめてみたいもんだ。
改めて掲げて見てみたが、やはりコイツにはまだまだできる事が隠されているって雰囲気を感じるよ。
確信する。
これはスキル使用も想定して作られた逸品なのだと。
「なんじゃもう帰るのか!? まだ十分の一も進んでおらんぞ!?」
「えっ!? これでまだ一割にも満たない!? どれだけ深いんだよこのダンジョンは」
だがディーフさんはまだまだ不完全燃焼らしい。
こっちを向いて残念そうな顔を見せながら敵を切り刻んでいる。
アンタの目は一体どこに、何個あるんだ。
A級っていうのはみんなこんなもんなのか?
だとするとギトスの奴もこれくらい強いのだろうか。
「まぁまぁおじいちゃん、今日はピクニックみたいなものですし」
「そうですよ。ラング君と仲良くふれあう会なんですから!」
「ギュエエエエ!!!」「ンギャオオオオ!!!」
「うむぅ……そうじゃな、まぁそれでも良かろう。楽しい散歩じゃったしのう」
「うん~! 親睦を深められたっていいよねーっ!」
「メッギョオオオオ!!!!」「ゴゴォォウゥゥゥ!!!!!」
いや違うなきっと。彼等が異次元過ぎるんだ。
これを楽しいピクニックだと思えるメンタルが異常なんだよ。
どおりでチェルトもA級まっしぐらな訳だ、こりゃ英才教育状態じゃねぇか。
しかもその特異な環境に、全員が順応しきっている。
彼等にとっちゃこれが普通なんだな。
封印屋敷で産まれたり貰われて育ってきた彼らにはさ。
――こうして俺達はこの地点から引き返し、屋敷へと戻った。
収穫こそ乏しかったものの、いい体験ができたと思う。
それで俺とウーティリスはこの屋敷へと泊まる事に。
チェルトが俺と寝る気満々だったのは言うまでもない。
だけど今日ばかりはちょっとお預けさせてもらおう。
俺とウーティリスには今夜もやるべき事があるからな。
しかしディーフさんの強さが尋常じゃなさすぎて難易度を感じない。
現れる魔物を一瞬で、一撃で真っ二つにしてしまうのだから。
数が襲ってこようがまとめて切り伏せてしまう。恐ろしい人だよ。
一方のチェルトもなかなかがんばってくれている。
背後から来る魔物を素早い動きで近づいて切り伏せて。
新装備の調子も良いようで、今のところは彼女としても余裕そうだ。
なるほど、これだけの実力があったんだな。とてもB級とは思えないね。
おかげで俺達ハーベスター組にはまったく恐れる要素がない。
チェルトの両親に至っては道中ずっとニッコニコだしな。
「あらお父さん、あそこに採取できそうな草むらがあるわ!」
「うむ! ではこの辺りで少し採集してゆこうか!」
お、どうやら採集ポイントを見つけたようだ。なら丁度いい。
ここはいつもと違って採掘スポットが見当もつかないし、少し足を止めて地質を調べてみたいと思っていたんだ。
それで広間へと入ると、さっそくチェルトの両親が草むらを漁り始める。
しかしその間にも二つの通路を塞ぐようにして勇者が立ち、戦い続けている。
おかげで常に魔物の悲鳴が上がっていて、とても落ち着かないんだが?
「まぁまぁ見て! ラペンテスの花よぉ!」「ギュエエ!!」「ピギィィ!!!」
「おぉ、それは君の好きな花じゃないか~」「ピピギョォォ!!」「ウギャアア!!!」
「たしか結婚記念で侵入した時も採れたよねぇ」「ギャォォ!!!」「ジジィィ!!!」
「ええ、もう思い出すだけで楽しくなっちゃうわ~」「ギュゴォォ!!」「ブッパァ!!!」
でもすげえなこの二人のメンタルも。
よくこの中でああも穏やかに会話できるもんだよ。
『ラング、わらわ達も負けてはおれんのら! さぁいますぐイチャつこうぞ!』
お前はお前で場をわきまえろウーティリス。
あとなんでそんな対抗心を露わにしているんだ。
そんな戯言は放っておき、さっそく岩肌を触って調べてみる。
……わずかに温かい。
この赤い石そのものが熱を持っているのか?
一体どういう仕組みで温度を保てているのだろうか?
そこでまずピッケルでカツンと軽く一掘り。
欠片を採取し、手に取ってみる。
すると間もなく欠片は赤みを失い、普通の岩になってしまった。
妙だな、岩自体には特殊能力がないのか?
だとするとこの赤熱化しているのはダンジョンそのものの特性なのか?
試しに色を失った欠片を壁に充ててみれば、またほんのり輝いたし。
『たしかに妙らのう。わらわでもこんな仕組みは知らぬ』
じゃあ超級ダンジョンだからって訳でもないのか。
『魔物も妙な進化をしておるの。どいつもがなぜか聖属性を帯びておる。これではたしかに表では昼間の方が活性化するであろう』
なるほど、だから伝説においても時間が勝負だったんだな。
人間と活動時間が重なっている相手だから休むにも休めない。
昼間は防衛、夜は対策作業……当時の人達の苦労が脳裏に浮かぶよ。
『聖属性を帯びる事は稀にあるのらが、ここまで顕著なのは実に珍しい。一体何がここまでさせておるのか』
ダンジョンの性質がそうさせているのは間違い無いだろうな。
だけど、もうこのダンジョンにはコアがない。
だったらこの力の源は一体なんなんだ?
『もしかしたら、コアの代わりのエネルギー源が存在するのやもしれぬ』
コアの代わり……!?
そんな事がありえるのか!?
むしろそんな物が存在するのかよ!?
『理屈はわからぬが、そうとしか考えられぬのう』
なら、もしかしたらその代替コアを破壊すればこのダンジョンは消滅する?
『うむ。おそらくな』
そうか、それならもしかしたら俺でもなんとかなるかもしれない。
無限穴掘りで最深部まで掘ってみるのもアリだろう。
ただ、今はダメだ。
チェルトはともかく、ディーフさん達を前にスキルを行使するのはまずい。
そこで俺はマトックを手に取って普通に採掘してみる事にした。
この魔掘具の能力も知っておきたいからな。
「よし、一発ガツンと行くぜ!」
「おーおーやったれ~!」
そしてその勢いのまま、道具を一振り。
するとほぼ抵抗なく、深々と、刃先が届かない場所までがガッツリ削り取れた。
まるでゼリーをすくったような感覚だ。
スキルを使ったのと同等の感じさえしたぞ!?
なんて掘削力だよコイツは……!
「どうかなラング君? 良い物は掘れそうかい?」
「あ、チェルトのお父さん。いや、まだこれからっすね」
「ここはまだ浅いからそこまで良いものは掘れないと思うが、肩慣らしには丁度いいと思うよ」
「ええ、そうですねぇ。何が掘れるか見当もつきませんし」
たしかに言われて見れば、削ってみたものの鉱石は見当たらない。
試しにともう一度深く削ってみるが、まだダメか。
超級だからといってそこまで資源が豊富って訳でもないようだ。
「わかっているとは思うが、広い分だけ資源の分布も広がっている。今回はたまたま草刈り場を見つけたからよいものの、変化次第だと一日探して見つからない事もあるくらいなんだ」
「内部構造も変化するのか。まるで生きているみたいだ」
「ああ、このダンジョンは生きておるのら。聞こえよう、この特異な鼓動を」
「いや聞こえないけど?」
「きぃぃぃぃ!!!!!」
さすがにウーティリスだけしか感じないような感覚は俺でもわからん。
スキルを得たからといってそこまで力を得られる訳ではないし。
スキルの恩恵でダンジョン構造は見られるんだけどな、どうせなら鉱脈を見通せる力も欲しかったよ。
「こっちは採取終わったわぁ!」
「めぼしい種がなかったから、私も仕事は終わりだね」
「なら適当に切り上げてもいいかもしれませんねぇ。俺もなんとなくコイツのすごさを感じ取れましたし」
あとはこの魔掘具とスキルの相性を確かめてみたいもんだ。
改めて掲げて見てみたが、やはりコイツにはまだまだできる事が隠されているって雰囲気を感じるよ。
確信する。
これはスキル使用も想定して作られた逸品なのだと。
「なんじゃもう帰るのか!? まだ十分の一も進んでおらんぞ!?」
「えっ!? これでまだ一割にも満たない!? どれだけ深いんだよこのダンジョンは」
だがディーフさんはまだまだ不完全燃焼らしい。
こっちを向いて残念そうな顔を見せながら敵を切り刻んでいる。
アンタの目は一体どこに、何個あるんだ。
A級っていうのはみんなこんなもんなのか?
だとするとギトスの奴もこれくらい強いのだろうか。
「まぁまぁおじいちゃん、今日はピクニックみたいなものですし」
「そうですよ。ラング君と仲良くふれあう会なんですから!」
「ギュエエエエ!!!」「ンギャオオオオ!!!」
「うむぅ……そうじゃな、まぁそれでも良かろう。楽しい散歩じゃったしのう」
「うん~! 親睦を深められたっていいよねーっ!」
「メッギョオオオオ!!!!」「ゴゴォォウゥゥゥ!!!!!」
いや違うなきっと。彼等が異次元過ぎるんだ。
これを楽しいピクニックだと思えるメンタルが異常なんだよ。
どおりでチェルトもA級まっしぐらな訳だ、こりゃ英才教育状態じゃねぇか。
しかもその特異な環境に、全員が順応しきっている。
彼等にとっちゃこれが普通なんだな。
封印屋敷で産まれたり貰われて育ってきた彼らにはさ。
――こうして俺達はこの地点から引き返し、屋敷へと戻った。
収穫こそ乏しかったものの、いい体験ができたと思う。
それで俺とウーティリスはこの屋敷へと泊まる事に。
チェルトが俺と寝る気満々だったのは言うまでもない。
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