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第三章 立ち上がれダンジョンブレイカー編
第25話 迷宮神ちゃん、ヤケ酒をする
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結局、図書館では他の神の名前くらいしかわからなかった。
内容までは確認していないが、ウーティリス本人同様に虚偽で固められている可能性があるから信用ならないしな。
だから俺達はそう悟ると、図書館を後にして即帰宅へ。
昼間に買った魚の干物を肴に、二人で酒を交わす事にした。
「いいのかいウーティリスさんよ? おちびちゃんが酒をそんな飲んでも?」
「わらわにとっちゃ酒なんて水と同じようなもんなのらぁ!」
今日は色々あったし、うっぷん晴らしにとちょっと豪勢に大ビンで買ってきた。
まぁそれも半分が彼女だけで一瞬にして消えた訳だが。
「これでもなぁ、わらわはぁ、以前は人間とも酒を飲み交わしぃ、生涯の繁栄を誓い合ったものなのらぁ!」
酔っているように見えるが本当に大丈夫なのだろうか。
しかしだからといって俺もと手を伸ばすと、ビンをパッと取られてしまった。
ちぃぃぃ! 俺も一杯くらい飲ませろよ! 飲み交わさせろよ!
「なのにぃ、なのにぃ! どぉーしてあんな邪神なんていうのら! わらわは人間に騙されたっていうのかぁあぁあ!?」
「そうだな、嘘はよくない。酒を飲み交わした以上は兄弟だ! 裏切ってはいけないよな!」
「そうなのら。うらぎりよくない。よくないのらあ!」
「だから俺にも少しよこせ」
「これはわらわのなのらぁんっ!」
「ギリリィィィ!!!!!!!!」
今俺が盛大に裏切りを受けているんだが!?
酒を飲みかわそうぞーなんて言ったのはお前なんだが!?
なのにどうしてくれるんだこの俺の欲求不満をッ!?
「そもそもがだ、なんでお前はダンジョンなんかにいたんだ。人間と仲良くしてたんじゃないのか?」
「してたのらぁ~! だからぁ、あの時もぉ、一杯お酒飲みかわそうって人間側から誘いがあったのらぁ~」
「へぇ、それで?」
「そうして三日三晩飲み交わしてぇ、わらわもさすがにお腹いっぱいでぇ、眠くなってぇ、そして気付いたら埋まってましたぁ、うへへへぇ~」
コ、コイツッッッ! それが一番重要な事じゃねぇか……ッ!
つまりウーティリスは人間に誘い込まれて飲み比べ勝負を受けたんだ。
それで散々飲まされたあげく、酔いつぶれて遂に寝てしまった。
そして当時の人間はそれを機に、あらかじめ掘っていた穴にウーティリスを埋めたって訳だな。
つまり当時は本当に邪神扱いされていたのかもしれん。
それがなぜ埋めるまでに至ったかと、他の神がいないという事実にどうして繋がるかは未だわからないけども。
となるとあながち、あの本に書かれていたのは間違い無かったのかもな。
ただウーティリス達、神側の認識と大きく異なっていただけで。
でも、だからといって埋めるのはやり過ぎだろう。
こうして会話もできるし、わかりあえるのだから話し合いだってできただろうに。
あ、今はわかりあえてないな、うん。
「仕方ないから今日はこれだけで勘弁してやるのら! ギュボッ、スゴゴゴ」
「おいやめろォ!? 一滴たりとも残さないつもりかぁ!? アアアアア!!!!!」
そして俺達は結局、最後まで酒を飲み交わす事はできず。
一滴たりとも口にできないなんてあまりにショックすぎて、俺はすぐ不貞寝した。
――と、そんな夜を越え、さらに一ヵ月が過ぎた。
あれから俺達の裏活動は順調だ。
すでに五回の下・中級ダンジョンを先行攻略してやったからな。
ウーティリスも調子を戻してくれたし、攻略でも初回以上に活き活きと手伝ってくれたものだ。
回数を重ねるたびに俺達のコンビネーションが良くなっている。
そんな気がするくらいに息が合ってきたんだろうな。
そして今日はそんな戦果報告――もとい、勇者どもの近況確認をしにギルドへやってきた所だ。
「クッソォ、〝ダンジョンブレイカー〟の野郎、またやりやがったッ!」
「これじゃ新しい鎧のローン払いきれねぇよぉ! どうしてくれんだあ!」
中に入ればこんな悲鳴が聞こえて来る。
相当効いているらしいな。
「奴は噂じゃ、別の街の勇者らしい」
「ああ、なんでもA級だって噂だ」
おいおいなんだ? ずいぶんと箔のついた噂じゃないか。
一体誰だよ、そんな根も葉もない話を流布した奴は。
「ちくしょう、別の街のテリトリーを荒らすのは協定違反だぜ!」
「だが正体がわからない以上はどうしようもねぇぞ!?」
そうだな、しかし協定違反でもない。
俺は正真正銘ここの人間だし。
ま、そうやって勝手に言ってればいいさ。
ミスリードの噂を広めてくれればなお俺が目立たなくなる。
そしてその俺はといえば今日も余裕でナーシェさんとおしゃべりだ。
「あ、ラングさん!」
「やぁ、今日も可愛いねナーシェさん」
「まぁ! でもそんなお世辞はダメですよー」
「世辞じゃないんだけどなー」
「ふふっ、うーちゃん今日は肩車ですねーうらやましいっ」
「はははっ、これで世界が見渡せるのらっ」
ちぃ、しかし今日も華麗にかわされてしまった。
まぁ俺は所詮ハーベスター、格上も格上なギルド受付嬢とは釣り合いもしないから仕方ないよな。
「ラング=バートナァァァ!!!!!」
「んだよメガネ、今日はやたら咆えてんなぁ」
「なぜあなたはナーシェ=アラーシェばかりに媚びる!? このワタクシにも媚びへつらって這いつくばってもよいのですよ!?」
「意味不明な事を言うな。それ以上クイクイするとメガネのフレーム折れるぞ」
「このメガネはッ、我が神聖な魂と同様に不朽不壊アッ」
「折れたな」
「折れましたね、ふふっ」
「しかし心配無用! 替えはありますので!」
「あるのかよぉ! もういいよお前ぇ~!」
「よくありませんケダモノ! あなたを律するまで! 私は! メガネを! 揺らせる事を辞めないッ!」
やっぱコイツ果てしなく面倒臭いッ!
ナーシェさんもウーティリスももう苦笑いしてるじゃんか。空気読めまったく。
「先日のダンジョンですよね。採掘士枠が空いてますので登録しておきますね」
「ああ、よろしく――」
「おい誰か助けてくれ! まずい事が起きた!」
「ん、なんだ?」
しかし緩かった空気に突然の緊張が走った。
一人の男がギルドへと駆け込んできた事によって。
なんだ、一体何が起きた……?
内容までは確認していないが、ウーティリス本人同様に虚偽で固められている可能性があるから信用ならないしな。
だから俺達はそう悟ると、図書館を後にして即帰宅へ。
昼間に買った魚の干物を肴に、二人で酒を交わす事にした。
「いいのかいウーティリスさんよ? おちびちゃんが酒をそんな飲んでも?」
「わらわにとっちゃ酒なんて水と同じようなもんなのらぁ!」
今日は色々あったし、うっぷん晴らしにとちょっと豪勢に大ビンで買ってきた。
まぁそれも半分が彼女だけで一瞬にして消えた訳だが。
「これでもなぁ、わらわはぁ、以前は人間とも酒を飲み交わしぃ、生涯の繁栄を誓い合ったものなのらぁ!」
酔っているように見えるが本当に大丈夫なのだろうか。
しかしだからといって俺もと手を伸ばすと、ビンをパッと取られてしまった。
ちぃぃぃ! 俺も一杯くらい飲ませろよ! 飲み交わさせろよ!
「なのにぃ、なのにぃ! どぉーしてあんな邪神なんていうのら! わらわは人間に騙されたっていうのかぁあぁあ!?」
「そうだな、嘘はよくない。酒を飲み交わした以上は兄弟だ! 裏切ってはいけないよな!」
「そうなのら。うらぎりよくない。よくないのらあ!」
「だから俺にも少しよこせ」
「これはわらわのなのらぁんっ!」
「ギリリィィィ!!!!!!!!」
今俺が盛大に裏切りを受けているんだが!?
酒を飲みかわそうぞーなんて言ったのはお前なんだが!?
なのにどうしてくれるんだこの俺の欲求不満をッ!?
「そもそもがだ、なんでお前はダンジョンなんかにいたんだ。人間と仲良くしてたんじゃないのか?」
「してたのらぁ~! だからぁ、あの時もぉ、一杯お酒飲みかわそうって人間側から誘いがあったのらぁ~」
「へぇ、それで?」
「そうして三日三晩飲み交わしてぇ、わらわもさすがにお腹いっぱいでぇ、眠くなってぇ、そして気付いたら埋まってましたぁ、うへへへぇ~」
コ、コイツッッッ! それが一番重要な事じゃねぇか……ッ!
つまりウーティリスは人間に誘い込まれて飲み比べ勝負を受けたんだ。
それで散々飲まされたあげく、酔いつぶれて遂に寝てしまった。
そして当時の人間はそれを機に、あらかじめ掘っていた穴にウーティリスを埋めたって訳だな。
つまり当時は本当に邪神扱いされていたのかもしれん。
それがなぜ埋めるまでに至ったかと、他の神がいないという事実にどうして繋がるかは未だわからないけども。
となるとあながち、あの本に書かれていたのは間違い無かったのかもな。
ただウーティリス達、神側の認識と大きく異なっていただけで。
でも、だからといって埋めるのはやり過ぎだろう。
こうして会話もできるし、わかりあえるのだから話し合いだってできただろうに。
あ、今はわかりあえてないな、うん。
「仕方ないから今日はこれだけで勘弁してやるのら! ギュボッ、スゴゴゴ」
「おいやめろォ!? 一滴たりとも残さないつもりかぁ!? アアアアア!!!!!」
そして俺達は結局、最後まで酒を飲み交わす事はできず。
一滴たりとも口にできないなんてあまりにショックすぎて、俺はすぐ不貞寝した。
――と、そんな夜を越え、さらに一ヵ月が過ぎた。
あれから俺達の裏活動は順調だ。
すでに五回の下・中級ダンジョンを先行攻略してやったからな。
ウーティリスも調子を戻してくれたし、攻略でも初回以上に活き活きと手伝ってくれたものだ。
回数を重ねるたびに俺達のコンビネーションが良くなっている。
そんな気がするくらいに息が合ってきたんだろうな。
そして今日はそんな戦果報告――もとい、勇者どもの近況確認をしにギルドへやってきた所だ。
「クッソォ、〝ダンジョンブレイカー〟の野郎、またやりやがったッ!」
「これじゃ新しい鎧のローン払いきれねぇよぉ! どうしてくれんだあ!」
中に入ればこんな悲鳴が聞こえて来る。
相当効いているらしいな。
「奴は噂じゃ、別の街の勇者らしい」
「ああ、なんでもA級だって噂だ」
おいおいなんだ? ずいぶんと箔のついた噂じゃないか。
一体誰だよ、そんな根も葉もない話を流布した奴は。
「ちくしょう、別の街のテリトリーを荒らすのは協定違反だぜ!」
「だが正体がわからない以上はどうしようもねぇぞ!?」
そうだな、しかし協定違反でもない。
俺は正真正銘ここの人間だし。
ま、そうやって勝手に言ってればいいさ。
ミスリードの噂を広めてくれればなお俺が目立たなくなる。
そしてその俺はといえば今日も余裕でナーシェさんとおしゃべりだ。
「あ、ラングさん!」
「やぁ、今日も可愛いねナーシェさん」
「まぁ! でもそんなお世辞はダメですよー」
「世辞じゃないんだけどなー」
「ふふっ、うーちゃん今日は肩車ですねーうらやましいっ」
「はははっ、これで世界が見渡せるのらっ」
ちぃ、しかし今日も華麗にかわされてしまった。
まぁ俺は所詮ハーベスター、格上も格上なギルド受付嬢とは釣り合いもしないから仕方ないよな。
「ラング=バートナァァァ!!!!!」
「んだよメガネ、今日はやたら咆えてんなぁ」
「なぜあなたはナーシェ=アラーシェばかりに媚びる!? このワタクシにも媚びへつらって這いつくばってもよいのですよ!?」
「意味不明な事を言うな。それ以上クイクイするとメガネのフレーム折れるぞ」
「このメガネはッ、我が神聖な魂と同様に不朽不壊アッ」
「折れたな」
「折れましたね、ふふっ」
「しかし心配無用! 替えはありますので!」
「あるのかよぉ! もういいよお前ぇ~!」
「よくありませんケダモノ! あなたを律するまで! 私は! メガネを! 揺らせる事を辞めないッ!」
やっぱコイツ果てしなく面倒臭いッ!
ナーシェさんもウーティリスももう苦笑いしてるじゃんか。空気読めまったく。
「先日のダンジョンですよね。採掘士枠が空いてますので登録しておきますね」
「ああ、よろしく――」
「おい誰か助けてくれ! まずい事が起きた!」
「ん、なんだ?」
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