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第七章
第73話 愚かなる聖護騎士団
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「ツブレさん急いでください!」
「しっかり掴まってるんだナ!」
嫌な予感を感じたわたくしは即座にツブレさんへと跨ります。
すると緊急性を察したのか、ツブレさんは即座に走り始めてくれました。
そうして村人たちやボルグさんたちも置き去りにし、あっという間に村の反対側へ。
「あ、あれはっ!?」
その時見えたのは、確かに人の集団が戦う様子。
それも相手は白を基調にした重厚な鎧と兜を纏った者たちです。
ただ、その中でチラリと見えた紋様を目の当たりにした途端、鼓動が「ドクリ」と脈打ちました。
人が両腕で描いた縦十字、その肩までを模した紋様。
あれは生前に嫌というほど見てきたもの。
――まさしくオーヴェロン聖教の証印。
しかしオーヴェロン聖教は二百年前に国ごと消滅したはず!
ではそのシンボルがなぜ今この時代に!?
「ウィィィィゴォォォォォォ!!! この愚か者どもがあああああ!!!!!」
「ちィィィ!!?」
その紋様を持つ者が一人、ウィーゴさんと対決しています!
素早い剣さばきで彼を追い詰め、短刀と弾き飛ばしてしまいました!
「我らに盾突くケダモノはあッ!!! 今すぐ大地の肥やしとなれば良かろおおおッ!!!!!」
ウィーゴさんは転ばされて動けず絶体絶命。
その中で振り上げられる長剣。
ですがその瞬間を縫うようにわたくし自身が飛び出し、掲げられていた男の剣を自慢の爪で打ちました。
「なにィッ!!?」
強い衝撃に男もたじろぎ、一歩二歩足を引かせていく。
その間にわたくしも軽快にウィーゴさんの傍へと降り立ちました。
「「「おお、あれは!?」」」
「「「ワーキャット!?」」」
相手側の動揺の声が聞こえてきます。
どうやらわたくしのこともよく知っているようですね。
「ネコチャン様……!?」
「助けに参りました。ウィーゴさんだけでもご無事で良かった」
「も、申し訳ありません、不甲斐なくやられてしまいましたよ、ハハ……」
「「「ほ、本当に喋った!?」」」
ふと後ろに振り向けば、ウィーゴさんたちの仲間が何人も横たわっていました。
疲弊してうずくまる者、苦しみもがく者、既に動かなくなっている者。
とても惨憺たる状況です。
だけどそう長くも目を離してはいられない様子。
先ほどの男が姿勢を整え、わたくしたちに再び剣を向けてきました。
「貴様……まさか例の喋るワーキャットか!」
「それが何か?」
「フ、フフ、ハハハッ! ならば僥倖! 貴様の方から来てくれるとはッ!」
……言っている意味が全くわかりません。
それに何故か男が兜を脱ぎ、ブロンドの髪を振って素顔を見せてきました。
しかし正直、彼ら自体には一切興味も湧きません。
「どうでもいいですね。ウィーゴさん、ツブレさんと協力して傷付いた皆さんを村の方へ。村の方々がきっと治療してくださるはずです」
「で、ですが――」
「急ぎなさい。二度は云いません」
「は、はいっ!」
男が剣を構えたまま動こうとしないので、その隙にウィーゴさんへ指示を。
ツブレさんとチッパーさんにも同様のことを伝え、彼らに走らせます。
「自ら客払いをしてくれるとはこちらとしても助かる。これで間引く手間が省けるというものだ」
「間引く……ですって?」
「「「――ッ!?」」」
もう今の一言だけで我慢の限界でした。
たったそれだけで憤りが目力として出てしまったようで、彼らが狼狽えます。
琴線に触れたのは何もウィーゴさんたちを傷付けたからだけではありません。
理不尽な言動も、戦いの混乱に便乗してきたことも。
わたくし自身の、エイビスさんとの決着へのモヤモヤも原因なのでしょう。
でも今さら抑えるつもりもありません。
彼らがそれでもなお強行するというのであれば。
ならばこちらも相応の対応をするだけです。
「あなた方が何者かは存じあげません。ですが、もしそこから一歩でも近づこうものならば……わたくしも容赦はいたしません」
故に彼らに掌を見せるように手を掲げました。
その手に膨大な聖力を充填させながらに。
この意味、この力の大きさが彼らには理解できたのでしょうか。
全員が狼狽え、その一歩を踏み出せないでいます。
ただ目の前の男を除いて。
「クッ、だ、だからなんだというのだ! 私はウールト=ゼイス=ヴィッフィ! オーヴェロン聖護騎士団を率いる騎士団長だぞッ!?」
「オーヴェロン聖護騎士団……!?」
男から垣間見えるのは明らかな動揺。
それでもわたくしの聖力を感じているにも関わらず退かないのは未熟ゆえか。
……いえ、きっとそれだけではないのでしょう。
彼らの纏うシンボル、きっとそれが彼らを突き動かす正体です。
そう、そのスタンスはまるでかつてのオーヴェロン聖教と同じ。
盲目的に主君を信じ突き進む、自身の考えを殺しきった者たちなのでしょう。
それすなわち。
「なるほど、ではあなた方がわたくしを攫おうとしていた人たちですね?」
「……フン、そうだ。我らの主が貴様を所望している。偉大なる御方のペットとなれることを光栄に思うが良い」
ああっ、なんということでしょうっ!
こうしてペラペラと自身の考えを高説に語ってしまう辺りが実にそっくりですっ!
わたくしを処刑したあの教皇を思い出して、吐き気さえ催しそう。
「そしてウィーゴさんたちをけしかけたと」
「まぁ見事に揃って裏切ってくれたがな! 一体何を仕込んだのだ? 魔物らしく洗脳術でも施したか?」
「そうですね。そんな所です」
「フッ、やはりか。馬鹿正直な所がまた魔物らしいっ!」
この方、人を疑うことを知らないのでしょうか?
仕える相手を間違えていませんか? 大丈夫?
「だがそんなことはどうでもいい。貴様を連れて帰れば万事解決、これ以上この村のゴタゴタに首を突っ込む必要もないのだからな」
「この期に及んで、村の惨状を見て復興に手を貸す気も無いと?」
「なぜ選ばれし高貴な我らがそんなことをせねばならぬ? 下民如き、今まで通りに地を這いずって自ら建て直せばよいではないかっ!」
「はぁ……」
話せば話すほど調子に乗り始めてきました。
最初は狼狽えていたのに、今では高らかに笑いそうなほどの余裕が見えます。
だからウールトとかいう男の左肩を撃ち抜いてさしあげました。
途端、彼自慢の肩鎧が吹き飛び、無惨な残骸に。
突然のことに誰しもがピタリと動きを止めてしまいました。
「――え?」
「「「ば、ばかな!?」」」
「「「魔力を弾く破邪の鎧がいとも簡単に!?」」」
……あまりにも茶番過ぎましたね。
今置かれた状況が誰しもわかっていないようです。
今のわたくしは大魔勲五七衆の襲来に備えて全力状態。
今の聖力なら人を焼き尽くすくらいどうってことありません。
少なくとも、今の邪な心を持つ彼らなど一瞬で聖滅確定でしょう。
「では今一度問います。もしそこから一歩でも近づこうものならば容赦はしません。復興についてももういいでしょう、去ることも厭いません。ですからその思い上がった口を閉じ、今すぐ踵を返して頂けませんか?」
「なっ!?」
「ここまで言わないとわかりませんか? あなたの仕切るオーヴェロン聖護騎士団とはそこまでのオツムを持った者しかおられない子どもの集まりなのですか?」
「ぐっ……!?」
ここまで伝えてようやく意図が伝わったようですね。
彼らが協力しないことなど最初からわかっていたこと。
〝お話〟を続けたのは、単にその真意を聞きたかったからなだけに過ぎません。
「あなた方が国軍の代わりとして共に戦っていたならば相談も受けていたことでしょう。しかしその気が無いのであればお呼びではありません」
「だ、黙れ……!」
「なれば今すぐお家にお帰りなさい。そして主とやらにお伝えなさい。人々を蔑ろにするような愚か者に、わたくしは決して従わないと」
「貴様がァ、黙れェェェェェェイ!!!!!」
ウールトが堪えきれず、剣を掲げながら走り込んできました。
どうやら思っていた以上に感情を抑制できないお子様だったようです。
それなので仕方なく彼に掌を向け、聖力を濃縮。
だけどその瞬間、大きな影が横から現れ、わたくしの視界を遮りました。
「この子は私がやらせないっ!!!!!」
「なにィ!!!??」
あれはミネッタさん!?
ミネッタさんが剣を両手で掴み、ウールトの剣を受け止めています!
それに力でも負けていない。
ウールトという男はウィーゴさんさえ退けるほどの猛者だったはずなのに!?
しかも彼の剣を弾き、後退までさせてしまいました。
「彼女は私が守るんだっ!!! そのために冒険者にもなったんだからあっ!!!!!」
なんという気迫!
なんという内なる力!
まさかミネッタさんが知らない内にここまで強くなっていたなんて……!
さらにファズさんたちもが駆け寄ってくる中、聖護騎士団に再び動揺が走ります。
ミネッタさんという存在はそれほどまでに驚異的だったのかもしれません。
「しっかり掴まってるんだナ!」
嫌な予感を感じたわたくしは即座にツブレさんへと跨ります。
すると緊急性を察したのか、ツブレさんは即座に走り始めてくれました。
そうして村人たちやボルグさんたちも置き去りにし、あっという間に村の反対側へ。
「あ、あれはっ!?」
その時見えたのは、確かに人の集団が戦う様子。
それも相手は白を基調にした重厚な鎧と兜を纏った者たちです。
ただ、その中でチラリと見えた紋様を目の当たりにした途端、鼓動が「ドクリ」と脈打ちました。
人が両腕で描いた縦十字、その肩までを模した紋様。
あれは生前に嫌というほど見てきたもの。
――まさしくオーヴェロン聖教の証印。
しかしオーヴェロン聖教は二百年前に国ごと消滅したはず!
ではそのシンボルがなぜ今この時代に!?
「ウィィィィゴォォォォォォ!!! この愚か者どもがあああああ!!!!!」
「ちィィィ!!?」
その紋様を持つ者が一人、ウィーゴさんと対決しています!
素早い剣さばきで彼を追い詰め、短刀と弾き飛ばしてしまいました!
「我らに盾突くケダモノはあッ!!! 今すぐ大地の肥やしとなれば良かろおおおッ!!!!!」
ウィーゴさんは転ばされて動けず絶体絶命。
その中で振り上げられる長剣。
ですがその瞬間を縫うようにわたくし自身が飛び出し、掲げられていた男の剣を自慢の爪で打ちました。
「なにィッ!!?」
強い衝撃に男もたじろぎ、一歩二歩足を引かせていく。
その間にわたくしも軽快にウィーゴさんの傍へと降り立ちました。
「「「おお、あれは!?」」」
「「「ワーキャット!?」」」
相手側の動揺の声が聞こえてきます。
どうやらわたくしのこともよく知っているようですね。
「ネコチャン様……!?」
「助けに参りました。ウィーゴさんだけでもご無事で良かった」
「も、申し訳ありません、不甲斐なくやられてしまいましたよ、ハハ……」
「「「ほ、本当に喋った!?」」」
ふと後ろに振り向けば、ウィーゴさんたちの仲間が何人も横たわっていました。
疲弊してうずくまる者、苦しみもがく者、既に動かなくなっている者。
とても惨憺たる状況です。
だけどそう長くも目を離してはいられない様子。
先ほどの男が姿勢を整え、わたくしたちに再び剣を向けてきました。
「貴様……まさか例の喋るワーキャットか!」
「それが何か?」
「フ、フフ、ハハハッ! ならば僥倖! 貴様の方から来てくれるとはッ!」
……言っている意味が全くわかりません。
それに何故か男が兜を脱ぎ、ブロンドの髪を振って素顔を見せてきました。
しかし正直、彼ら自体には一切興味も湧きません。
「どうでもいいですね。ウィーゴさん、ツブレさんと協力して傷付いた皆さんを村の方へ。村の方々がきっと治療してくださるはずです」
「で、ですが――」
「急ぎなさい。二度は云いません」
「は、はいっ!」
男が剣を構えたまま動こうとしないので、その隙にウィーゴさんへ指示を。
ツブレさんとチッパーさんにも同様のことを伝え、彼らに走らせます。
「自ら客払いをしてくれるとはこちらとしても助かる。これで間引く手間が省けるというものだ」
「間引く……ですって?」
「「「――ッ!?」」」
もう今の一言だけで我慢の限界でした。
たったそれだけで憤りが目力として出てしまったようで、彼らが狼狽えます。
琴線に触れたのは何もウィーゴさんたちを傷付けたからだけではありません。
理不尽な言動も、戦いの混乱に便乗してきたことも。
わたくし自身の、エイビスさんとの決着へのモヤモヤも原因なのでしょう。
でも今さら抑えるつもりもありません。
彼らがそれでもなお強行するというのであれば。
ならばこちらも相応の対応をするだけです。
「あなた方が何者かは存じあげません。ですが、もしそこから一歩でも近づこうものならば……わたくしも容赦はいたしません」
故に彼らに掌を見せるように手を掲げました。
その手に膨大な聖力を充填させながらに。
この意味、この力の大きさが彼らには理解できたのでしょうか。
全員が狼狽え、その一歩を踏み出せないでいます。
ただ目の前の男を除いて。
「クッ、だ、だからなんだというのだ! 私はウールト=ゼイス=ヴィッフィ! オーヴェロン聖護騎士団を率いる騎士団長だぞッ!?」
「オーヴェロン聖護騎士団……!?」
男から垣間見えるのは明らかな動揺。
それでもわたくしの聖力を感じているにも関わらず退かないのは未熟ゆえか。
……いえ、きっとそれだけではないのでしょう。
彼らの纏うシンボル、きっとそれが彼らを突き動かす正体です。
そう、そのスタンスはまるでかつてのオーヴェロン聖教と同じ。
盲目的に主君を信じ突き進む、自身の考えを殺しきった者たちなのでしょう。
それすなわち。
「なるほど、ではあなた方がわたくしを攫おうとしていた人たちですね?」
「……フン、そうだ。我らの主が貴様を所望している。偉大なる御方のペットとなれることを光栄に思うが良い」
ああっ、なんということでしょうっ!
こうしてペラペラと自身の考えを高説に語ってしまう辺りが実にそっくりですっ!
わたくしを処刑したあの教皇を思い出して、吐き気さえ催しそう。
「そしてウィーゴさんたちをけしかけたと」
「まぁ見事に揃って裏切ってくれたがな! 一体何を仕込んだのだ? 魔物らしく洗脳術でも施したか?」
「そうですね。そんな所です」
「フッ、やはりか。馬鹿正直な所がまた魔物らしいっ!」
この方、人を疑うことを知らないのでしょうか?
仕える相手を間違えていませんか? 大丈夫?
「だがそんなことはどうでもいい。貴様を連れて帰れば万事解決、これ以上この村のゴタゴタに首を突っ込む必要もないのだからな」
「この期に及んで、村の惨状を見て復興に手を貸す気も無いと?」
「なぜ選ばれし高貴な我らがそんなことをせねばならぬ? 下民如き、今まで通りに地を這いずって自ら建て直せばよいではないかっ!」
「はぁ……」
話せば話すほど調子に乗り始めてきました。
最初は狼狽えていたのに、今では高らかに笑いそうなほどの余裕が見えます。
だからウールトとかいう男の左肩を撃ち抜いてさしあげました。
途端、彼自慢の肩鎧が吹き飛び、無惨な残骸に。
突然のことに誰しもがピタリと動きを止めてしまいました。
「――え?」
「「「ば、ばかな!?」」」
「「「魔力を弾く破邪の鎧がいとも簡単に!?」」」
……あまりにも茶番過ぎましたね。
今置かれた状況が誰しもわかっていないようです。
今のわたくしは大魔勲五七衆の襲来に備えて全力状態。
今の聖力なら人を焼き尽くすくらいどうってことありません。
少なくとも、今の邪な心を持つ彼らなど一瞬で聖滅確定でしょう。
「では今一度問います。もしそこから一歩でも近づこうものならば容赦はしません。復興についてももういいでしょう、去ることも厭いません。ですからその思い上がった口を閉じ、今すぐ踵を返して頂けませんか?」
「なっ!?」
「ここまで言わないとわかりませんか? あなたの仕切るオーヴェロン聖護騎士団とはそこまでのオツムを持った者しかおられない子どもの集まりなのですか?」
「ぐっ……!?」
ここまで伝えてようやく意図が伝わったようですね。
彼らが協力しないことなど最初からわかっていたこと。
〝お話〟を続けたのは、単にその真意を聞きたかったからなだけに過ぎません。
「あなた方が国軍の代わりとして共に戦っていたならば相談も受けていたことでしょう。しかしその気が無いのであればお呼びではありません」
「だ、黙れ……!」
「なれば今すぐお家にお帰りなさい。そして主とやらにお伝えなさい。人々を蔑ろにするような愚か者に、わたくしは決して従わないと」
「貴様がァ、黙れェェェェェェイ!!!!!」
ウールトが堪えきれず、剣を掲げながら走り込んできました。
どうやら思っていた以上に感情を抑制できないお子様だったようです。
それなので仕方なく彼に掌を向け、聖力を濃縮。
だけどその瞬間、大きな影が横から現れ、わたくしの視界を遮りました。
「この子は私がやらせないっ!!!!!」
「なにィ!!!??」
あれはミネッタさん!?
ミネッタさんが剣を両手で掴み、ウールトの剣を受け止めています!
それに力でも負けていない。
ウールトという男はウィーゴさんさえ退けるほどの猛者だったはずなのに!?
しかも彼の剣を弾き、後退までさせてしまいました。
「彼女は私が守るんだっ!!! そのために冒険者にもなったんだからあっ!!!!!」
なんという気迫!
なんという内なる力!
まさかミネッタさんが知らない内にここまで強くなっていたなんて……!
さらにファズさんたちもが駆け寄ってくる中、聖護騎士団に再び動揺が走ります。
ミネッタさんという存在はそれほどまでに驚異的だったのかもしれません。
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