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第四章
第49話 採れたて野菜をお裾分けしに行きます!
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どうやら暑い夏の季節が足踏みを始めたようです。
そのせいか気温がいつもよりも高めに感じますね。
「ツブレさん、お荷物を背負っているのにわたくしを乗せても平気なのでしょうか?」
「全然平気だでよ。籠よりもネルルの方がずっと軽いしナー。それよかしっかり掴まってて欲しいだナー」
「は、はーい!」
しかしその気温のおかげで野菜たちの成長もますます速くなった。
初収穫からもう一週間も経ちましたが、既にわたくしたちだけでは消費しきれないほどに収穫量が増えてしまいました。
だからせっかくなので今日はふもとのテリック村まで遠征です。
今朝採れたての野菜を村人の皆さんにもお裾分けしたくって!
ふふっ、反応が楽しみですっ!
「ほら、もう着いたんだナー」
「さすがツブレさん、足の速さは一級品ですね!」
「これだけが取り柄だかんなぁ」
元ボス狼だけに、体格と身体能力は目を見張るものがあります。
こうやって荷物を運ぶ役割に彼以上の適任はいません。
おかげさまでものの十数分で村に到着。
いつも山側の入口を守っている番兵のコルスさんが出迎えてくれました。
「おっ、ネコチャンじゃないか」
「どうもお久しぶりです。例のお家の件ではお世話になりました」
「はははっ、気にするなって。あれも我々なりの感謝の気持ちだからさ」
とても気さくなおじさまで、話しているだけで心がポカポカしてきます。
しかしこれでも戦いになるととても強いなんて、人は見かけによりませんね。
「それで急に訪ねてきてどうしたんだ? まさか礼を言うために山を降りてきたのかい?」
「いえいえ、実は皆様から分けて頂いた野菜が収穫出来たので、お裾分けしようと思いまして」
「え、もう収穫……?」
コルスさんもわたくしの一言に驚きを隠せない様子。
やはり数日で野菜が収穫出来るなんて普通じゃないですものね。
……ですが聞けば、この野菜たちの種は元々ミネッタさんが自ら頼み込んで村人たちから集めた代物とのこと。
だとすれば恩返しせずにはいられません。
「あの地には野菜の成長を促進させる力が籠っていまして、おかげで収穫が普通の作物よりもずっと速いのです。よろしければ見てくださいますか?」
「お、おう。しかし悪いが俺は野菜にはちと煩いぞぉ?」
「ええ、もし良ければ参考になるご意見も頂ければと!」
「はははっ! いいねぇ! それじゃあさっそく、どれどれ……」
せっかくだからとこうお願いもしてみると、コルスさんも乗り気になってくれました。
ツブレさんが背中を向けて背負っていた籠を降ろすと、その中に入った野菜を確かめ始めます。
「うっ!? こ、これは……!?」
ですがいきなり顔を引きつらせてしまいました。
一体何があったのでしょう?
「マ、マンドラゴラだと……!? バカな、なんでこんな幻の食材が!?」
「えっ? これ皆様から頂いた種で育った野菜たちなのですが……」
「なん、だと……!?」
うーん、反応が見るからにおかしいですねー。
単に驚愕しているようで問題があるという訳ではなさそうですが。
「なッ!? これは赤銀トマトッ!? こ、こっちは煌灼紅イモだとォ……!?」
……これはもしかして提供してはまずかったものなのでは?
そう思い、それとなくそっと籠の蓋をスススッと閉めようとします。
すると途端に「ガッ!」と手で抑えられ、輝いた瞳を向けられました。
「俺に一式売ってくれぇ! 何でもするからぁ!」
さっきまでの緩やかな表情が嘘のようです。
もう全力で懇願するかのようにひきつった笑顔がドアップで近づいてきました。
い、一体何が彼をこんなにさせたのでしょう!?
マンドラゴラもトマトもイモも普通だと思うのですが!?
「あ、いえ、売るなんてそんなとんでもない。お裾分けですし……」
「いやいや、そういう訳にはいかん! 何でもいいぞ、何でも持ってって構わん! なんならこの槍でもいいっ!」
「えええーーーっ!?」
野菜に関して煩いというコルスさんをこんなにも唸らせるなんて。
この村がそこまで困窮しているようには見えないのですが……。
「わわわわかりましたっ! で、でしたらそこの椅子に置いてある新聞紙をくださいませっ!」
「えっ、こ、こんなのでいいのか!?」
「は、はい! 世間のことにはとても興味がありますからっ!」
「わ、わかった! これでいいんだな!?」
「は、はい! それと出来ればこのお野菜を村の皆さんに分けて頂ければと」
「よし任せろ! うおおおおおおおお!!!!!……」
ああ、コルスさんがなんだかよくわからないくらいの気合いで籠二個を抱え、「ビュビューン!」と走り去っていってしまいました。
配る手間が省けたのは良かったのですが、門番がいなくなって本当に平気なのでしょうか。心配でなりません。
「なんだかあの人間、すごい気合いが入ってたんだナ」
「そうですね。でも任せても平気でしょうし、わたくしたちはもう帰りましょうか」
とはいえ村のことは彼らが一番よく知っています。
それに最近は山から魔物の気配を感じませんし、きっと危険は無いのでしょう。
そう悟ると、宣言した通りに丸まっていた新聞紙を拾い上げ、ツブレさんの首上に飛び乗ります。
そうして彼がゆっくりと歩いて山道を登り始めると、わたくしも新聞を読み始めました。
「おや、文体が二百年前と少し変わってますね。時代を感じてなりません」
読み難いですが読めないこともありません。
少し凝らしながら目を通すとちゃんと内容が頭に入って来ました。
「ふむふむ、〝謎の野菜男現る。穴という穴に野菜を突っ込んだ変態異常者がテリック村に三人にも渡って出没したため、自治管理部では住民に注意喚起をするとともに個々の畑への被害確認を行うこととなった〟」
「世も末なんだナ」
「まったくです。人間って時々こういう変な人が現れるから不思議なのですよねぇ」
しかも目を通せばいずれも男性の冒険者と書いてありますね。
そして捕まった彼らは揃いも揃って目を輝かせて神に懺悔しているとか。
もうよくわからない世界です。
「もしかして人間って皆こうなんだべか?」
「いえいえ、そんなことはありません。良い方もいらっしゃいますとも。テリック村の皆さんのようにね」
「そだナー」
「ええそう、きっと彼らはいきなり背後から抱き着いてくるようなことなんてしてきませんよ、ええ。ウフフフフ……」
「ネルルのその笑い声ちょっと怖いんだナ……」
二百年前にも色々と悪人は多かったですが、変人も相応におられました。
思い出すだけで今でも寒気が走りますね。
しかしそんな些末なことはもうスパッと忘れて新聞の続きを読むことに。
その後は牛さんの子どもが産まれたという記事についてツブレさんと楽しく語り合いながらゆっくりと帰ったのでした。
そのせいか気温がいつもよりも高めに感じますね。
「ツブレさん、お荷物を背負っているのにわたくしを乗せても平気なのでしょうか?」
「全然平気だでよ。籠よりもネルルの方がずっと軽いしナー。それよかしっかり掴まってて欲しいだナー」
「は、はーい!」
しかしその気温のおかげで野菜たちの成長もますます速くなった。
初収穫からもう一週間も経ちましたが、既にわたくしたちだけでは消費しきれないほどに収穫量が増えてしまいました。
だからせっかくなので今日はふもとのテリック村まで遠征です。
今朝採れたての野菜を村人の皆さんにもお裾分けしたくって!
ふふっ、反応が楽しみですっ!
「ほら、もう着いたんだナー」
「さすがツブレさん、足の速さは一級品ですね!」
「これだけが取り柄だかんなぁ」
元ボス狼だけに、体格と身体能力は目を見張るものがあります。
こうやって荷物を運ぶ役割に彼以上の適任はいません。
おかげさまでものの十数分で村に到着。
いつも山側の入口を守っている番兵のコルスさんが出迎えてくれました。
「おっ、ネコチャンじゃないか」
「どうもお久しぶりです。例のお家の件ではお世話になりました」
「はははっ、気にするなって。あれも我々なりの感謝の気持ちだからさ」
とても気さくなおじさまで、話しているだけで心がポカポカしてきます。
しかしこれでも戦いになるととても強いなんて、人は見かけによりませんね。
「それで急に訪ねてきてどうしたんだ? まさか礼を言うために山を降りてきたのかい?」
「いえいえ、実は皆様から分けて頂いた野菜が収穫出来たので、お裾分けしようと思いまして」
「え、もう収穫……?」
コルスさんもわたくしの一言に驚きを隠せない様子。
やはり数日で野菜が収穫出来るなんて普通じゃないですものね。
……ですが聞けば、この野菜たちの種は元々ミネッタさんが自ら頼み込んで村人たちから集めた代物とのこと。
だとすれば恩返しせずにはいられません。
「あの地には野菜の成長を促進させる力が籠っていまして、おかげで収穫が普通の作物よりもずっと速いのです。よろしければ見てくださいますか?」
「お、おう。しかし悪いが俺は野菜にはちと煩いぞぉ?」
「ええ、もし良ければ参考になるご意見も頂ければと!」
「はははっ! いいねぇ! それじゃあさっそく、どれどれ……」
せっかくだからとこうお願いもしてみると、コルスさんも乗り気になってくれました。
ツブレさんが背中を向けて背負っていた籠を降ろすと、その中に入った野菜を確かめ始めます。
「うっ!? こ、これは……!?」
ですがいきなり顔を引きつらせてしまいました。
一体何があったのでしょう?
「マ、マンドラゴラだと……!? バカな、なんでこんな幻の食材が!?」
「えっ? これ皆様から頂いた種で育った野菜たちなのですが……」
「なん、だと……!?」
うーん、反応が見るからにおかしいですねー。
単に驚愕しているようで問題があるという訳ではなさそうですが。
「なッ!? これは赤銀トマトッ!? こ、こっちは煌灼紅イモだとォ……!?」
……これはもしかして提供してはまずかったものなのでは?
そう思い、それとなくそっと籠の蓋をスススッと閉めようとします。
すると途端に「ガッ!」と手で抑えられ、輝いた瞳を向けられました。
「俺に一式売ってくれぇ! 何でもするからぁ!」
さっきまでの緩やかな表情が嘘のようです。
もう全力で懇願するかのようにひきつった笑顔がドアップで近づいてきました。
い、一体何が彼をこんなにさせたのでしょう!?
マンドラゴラもトマトもイモも普通だと思うのですが!?
「あ、いえ、売るなんてそんなとんでもない。お裾分けですし……」
「いやいや、そういう訳にはいかん! 何でもいいぞ、何でも持ってって構わん! なんならこの槍でもいいっ!」
「えええーーーっ!?」
野菜に関して煩いというコルスさんをこんなにも唸らせるなんて。
この村がそこまで困窮しているようには見えないのですが……。
「わわわわかりましたっ! で、でしたらそこの椅子に置いてある新聞紙をくださいませっ!」
「えっ、こ、こんなのでいいのか!?」
「は、はい! 世間のことにはとても興味がありますからっ!」
「わ、わかった! これでいいんだな!?」
「は、はい! それと出来ればこのお野菜を村の皆さんに分けて頂ければと」
「よし任せろ! うおおおおおおおお!!!!!……」
ああ、コルスさんがなんだかよくわからないくらいの気合いで籠二個を抱え、「ビュビューン!」と走り去っていってしまいました。
配る手間が省けたのは良かったのですが、門番がいなくなって本当に平気なのでしょうか。心配でなりません。
「なんだかあの人間、すごい気合いが入ってたんだナ」
「そうですね。でも任せても平気でしょうし、わたくしたちはもう帰りましょうか」
とはいえ村のことは彼らが一番よく知っています。
それに最近は山から魔物の気配を感じませんし、きっと危険は無いのでしょう。
そう悟ると、宣言した通りに丸まっていた新聞紙を拾い上げ、ツブレさんの首上に飛び乗ります。
そうして彼がゆっくりと歩いて山道を登り始めると、わたくしも新聞を読み始めました。
「おや、文体が二百年前と少し変わってますね。時代を感じてなりません」
読み難いですが読めないこともありません。
少し凝らしながら目を通すとちゃんと内容が頭に入って来ました。
「ふむふむ、〝謎の野菜男現る。穴という穴に野菜を突っ込んだ変態異常者がテリック村に三人にも渡って出没したため、自治管理部では住民に注意喚起をするとともに個々の畑への被害確認を行うこととなった〟」
「世も末なんだナ」
「まったくです。人間って時々こういう変な人が現れるから不思議なのですよねぇ」
しかも目を通せばいずれも男性の冒険者と書いてありますね。
そして捕まった彼らは揃いも揃って目を輝かせて神に懺悔しているとか。
もうよくわからない世界です。
「もしかして人間って皆こうなんだべか?」
「いえいえ、そんなことはありません。良い方もいらっしゃいますとも。テリック村の皆さんのようにね」
「そだナー」
「ええそう、きっと彼らはいきなり背後から抱き着いてくるようなことなんてしてきませんよ、ええ。ウフフフフ……」
「ネルルのその笑い声ちょっと怖いんだナ……」
二百年前にも色々と悪人は多かったですが、変人も相応におられました。
思い出すだけで今でも寒気が走りますね。
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