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第二十話
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セナは大地に立つ。
見据えるのは眼前に広く陣を展開する神聖騎士達。
目を見張るほどに強いのは3人。
その下くらいが10~30人。
そして雑兵は目算で5000人以上。
『剛腕レベル3』で生えた腕はもう生身と大差ないものになっていた。
「俺は……セナ・カルハート。究極的暴君を持つステータスを奪う化け物だ。いざ、参る。」
セナの戦いが始まる。
◇◆◇
雑兵はモノの数に入らなかった。
セナにとっては腕の一振りで数人殺せる程度の雑魚。
しかし、量は多い。
多いから、取りこぼしに注意してしまい集中を欠く。
ステータスを奪いながら殺しているが、戦闘開始から5分程度で8万を超えた。
セナは武器を持っていない。
敵の持つ剣を雑に投げて殺すこともある。
そうして、1人の相手にぶち当たる。
「まるで獣だな。こんなやつにマルトルは殺されたのか。」
銀色に薄い青を光らせた甲冑を見に纏って、白い馬に跨った男の子。
「貴様、我ら神聖騎士に楯突いたらどうなるか、分からないわけではあるまい。」
「……」
「なんだ、人の言葉も喋れないか。蛮族か?」
「……シッ!!」
馬の首を斬り落とす。
暴れる間も無く馬は横倒れになり、騎士は軽々しく飛び降りた。
着地にあわせ、騎士に殴りかかる。
鞘に収まったままの剣で塞がれ、数秒の沈黙。
「マルトルはその性格からか、他人を舐めてしまう癖があった。お前もそこを突いたのだろう?やつの聖なる炎は神より授かりし加護にして、我ら神聖騎士の権威の象徴。それをマグレにも打ち破った貴様に敬意を表して、私も全力で相手しよう。」
「……あのキモいスキルの事か。【神魔法:豪炎】とか言ったか。」
「……何故貴様がそれを知っている?『鑑定』か?ともすれば、【固有】スキルの鑑定か、レベル10の鑑定を持っているのか?……いや、それより、貴様、なんと言った?き、キモいスキルと言ったのか?」
「脳みそに直接思考を流し込んでくる気持ち悪い洗脳スキルだろ。」
セナは今でもあの瞬間の悪夢を見る。
自分が自分ではない感覚。自分の体で袖を通されたような不快感。
「愚か者に死を。『雷天・断罪破業』!!」
向けられた剣先から白い雷が走る。
地面を割り、空気を裂く衝撃にセナの意識が半分消し飛ぶ。
だが、半分は残っている。
「『聖天・命燈浄化』『雷天・貫羅集翠』」
同じような攻撃がセナの体を削る。
ステータスは互角、戦闘経験はセナの方が浅い。
しかし、スキルによるゾンビ戦法が可能なセナは手足を捨てるつもりで動く。
つまり。
「『一閃』!『一閃』!『スラァッシュ』!!!!」
剣で騎士に斬りかかるも、距離があり届かない。
「『豪魔・炎尽砲』!」
適当な魔法名を叫び、炎を剣先から放つ。
その炎は螺旋を描きグンと伸び騎士に襲いかかる。
「ふんっ、『天聖・雷電神罰』」
炎は天から降ってきた稲妻で分散され消えた。
「分かったかね。これが我ら神聖騎士の力、神の敵を討つ最強の騎士!」
「チッ、キメェことをペラペラと。死んでろカス!」
セナの口調がおかしくなる。
目はもうどこも見ていないし、鼻血も吐血も激しい。
度重なる感電で脳が破壊されている。
脳に成り変わるスキルなんて無いから、『聖魔法』で回復しているが、それも完璧では無い。
思考が乱れ、瀕死の中でセナは考える。
①ハンサムなセナは相手に触れる方法を思いつく。
②ドルドさんやベルモットなどの仲間が助けに来てくれる。
③死ぬ、現実は非常である。
「①ぃぃいいいい!」
手に持った剣を思い切り投げる。
この場合は騎士に向かってではなく天に向かって。
「ほぅ、考えたな。しかし、別に私の雷は金属に向かって行くわけではないのだよ!『雷天・双龍電突』」
2本の竜にも見える雷を放つ騎士だが、セナはもう勝ちを確信していた。
「はぁ!『豪天・炎環乱車』!」
地面を蹴り破り、地中からその長い足を天に突き出したのは。
セナの奴隷のベルモットだった。
②◀︎
セナの持つ【隷属魔法】と【永久的君主】の影響だった。
主人と奴隷を繋ぐ唯一の絆。
ベルモットが近づいてきているのは分かっていた。
セナの成長に伴い、その配下は引っ張られるように強くなる。
ベルモットは、奴隷の他に【役職】を手に入れた。
【奴隷長】全ての奴隷の頂点に立つ存在。王に最も信頼される部下。つまりは財産を預かるモノ。王の持つ『スキル、ステータス、属性』の1%が与えられ、その結果のステータスが王に加算される。
「くっ!この小娘が、土竜のように現れおって!」
「はぁああ!『双破・炎上掌底』」
燃え上がる双拳を騎士に突き出し、その煌めく鎧を醜く煤けさせる。
「『一閃』」
左下から右上にかけて、逆袈裟懸けの様な剣筋をセナはなぞった。
ずるっと、騎士の体が斜めにズレる。
驚愕の顔をしながら地面に落ちて行く騎士の、男の顔を掴んでスキル、ステータスを奪う。
ステータスは10万を超え、スキルのレパートリーも増えてきた。
セナは、この勝負の結果を理解した。
見据えるのは眼前に広く陣を展開する神聖騎士達。
目を見張るほどに強いのは3人。
その下くらいが10~30人。
そして雑兵は目算で5000人以上。
『剛腕レベル3』で生えた腕はもう生身と大差ないものになっていた。
「俺は……セナ・カルハート。究極的暴君を持つステータスを奪う化け物だ。いざ、参る。」
セナの戦いが始まる。
◇◆◇
雑兵はモノの数に入らなかった。
セナにとっては腕の一振りで数人殺せる程度の雑魚。
しかし、量は多い。
多いから、取りこぼしに注意してしまい集中を欠く。
ステータスを奪いながら殺しているが、戦闘開始から5分程度で8万を超えた。
セナは武器を持っていない。
敵の持つ剣を雑に投げて殺すこともある。
そうして、1人の相手にぶち当たる。
「まるで獣だな。こんなやつにマルトルは殺されたのか。」
銀色に薄い青を光らせた甲冑を見に纏って、白い馬に跨った男の子。
「貴様、我ら神聖騎士に楯突いたらどうなるか、分からないわけではあるまい。」
「……」
「なんだ、人の言葉も喋れないか。蛮族か?」
「……シッ!!」
馬の首を斬り落とす。
暴れる間も無く馬は横倒れになり、騎士は軽々しく飛び降りた。
着地にあわせ、騎士に殴りかかる。
鞘に収まったままの剣で塞がれ、数秒の沈黙。
「マルトルはその性格からか、他人を舐めてしまう癖があった。お前もそこを突いたのだろう?やつの聖なる炎は神より授かりし加護にして、我ら神聖騎士の権威の象徴。それをマグレにも打ち破った貴様に敬意を表して、私も全力で相手しよう。」
「……あのキモいスキルの事か。【神魔法:豪炎】とか言ったか。」
「……何故貴様がそれを知っている?『鑑定』か?ともすれば、【固有】スキルの鑑定か、レベル10の鑑定を持っているのか?……いや、それより、貴様、なんと言った?き、キモいスキルと言ったのか?」
「脳みそに直接思考を流し込んでくる気持ち悪い洗脳スキルだろ。」
セナは今でもあの瞬間の悪夢を見る。
自分が自分ではない感覚。自分の体で袖を通されたような不快感。
「愚か者に死を。『雷天・断罪破業』!!」
向けられた剣先から白い雷が走る。
地面を割り、空気を裂く衝撃にセナの意識が半分消し飛ぶ。
だが、半分は残っている。
「『聖天・命燈浄化』『雷天・貫羅集翠』」
同じような攻撃がセナの体を削る。
ステータスは互角、戦闘経験はセナの方が浅い。
しかし、スキルによるゾンビ戦法が可能なセナは手足を捨てるつもりで動く。
つまり。
「『一閃』!『一閃』!『スラァッシュ』!!!!」
剣で騎士に斬りかかるも、距離があり届かない。
「『豪魔・炎尽砲』!」
適当な魔法名を叫び、炎を剣先から放つ。
その炎は螺旋を描きグンと伸び騎士に襲いかかる。
「ふんっ、『天聖・雷電神罰』」
炎は天から降ってきた稲妻で分散され消えた。
「分かったかね。これが我ら神聖騎士の力、神の敵を討つ最強の騎士!」
「チッ、キメェことをペラペラと。死んでろカス!」
セナの口調がおかしくなる。
目はもうどこも見ていないし、鼻血も吐血も激しい。
度重なる感電で脳が破壊されている。
脳に成り変わるスキルなんて無いから、『聖魔法』で回復しているが、それも完璧では無い。
思考が乱れ、瀕死の中でセナは考える。
①ハンサムなセナは相手に触れる方法を思いつく。
②ドルドさんやベルモットなどの仲間が助けに来てくれる。
③死ぬ、現実は非常である。
「①ぃぃいいいい!」
手に持った剣を思い切り投げる。
この場合は騎士に向かってではなく天に向かって。
「ほぅ、考えたな。しかし、別に私の雷は金属に向かって行くわけではないのだよ!『雷天・双龍電突』」
2本の竜にも見える雷を放つ騎士だが、セナはもう勝ちを確信していた。
「はぁ!『豪天・炎環乱車』!」
地面を蹴り破り、地中からその長い足を天に突き出したのは。
セナの奴隷のベルモットだった。
②◀︎
セナの持つ【隷属魔法】と【永久的君主】の影響だった。
主人と奴隷を繋ぐ唯一の絆。
ベルモットが近づいてきているのは分かっていた。
セナの成長に伴い、その配下は引っ張られるように強くなる。
ベルモットは、奴隷の他に【役職】を手に入れた。
【奴隷長】全ての奴隷の頂点に立つ存在。王に最も信頼される部下。つまりは財産を預かるモノ。王の持つ『スキル、ステータス、属性』の1%が与えられ、その結果のステータスが王に加算される。
「くっ!この小娘が、土竜のように現れおって!」
「はぁああ!『双破・炎上掌底』」
燃え上がる双拳を騎士に突き出し、その煌めく鎧を醜く煤けさせる。
「『一閃』」
左下から右上にかけて、逆袈裟懸けの様な剣筋をセナはなぞった。
ずるっと、騎士の体が斜めにズレる。
驚愕の顔をしながら地面に落ちて行く騎士の、男の顔を掴んでスキル、ステータスを奪う。
ステータスは10万を超え、スキルのレパートリーも増えてきた。
セナは、この勝負の結果を理解した。
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