上 下
78 / 159
勇気ある者達

76話 水陸両用タイプのマギアアームド

しおりを挟む
 Dランクの水中メインのクエストに備えて、アロウ達は水陸両用タイプのマギアアームドの生産を急いでいた。
 ファングフィッシュを始めとする水凄モンスターなどを討伐し、時には水中の素材アイテムも集めることで、着々と生産体制を整えていく。

 そして、フェルテを除く四人は水中用の装備を揃えることが出来た。

 まずはアロウの装備から。

【水陸両用タイプ】

 ・フォノンメーザーガンII
 ・ワイルドカットラスI
 ・アイアンシールドII

 ・マーマンヘッドII
 ・マーマンボディII
 ・マーマンアームII
 ・マーマンコイルII
 ・マーマンレッグII

 スキル

 ・スイマー+1…水中での機動性が少し上がる。
 ・アクアエイム+1…水中での射撃性能が少し上がる。

 マーマン素材から作られた装備で、水色を基調として、薄緑色のヒレなどで飾られた、有機的なマギアアームドだ。
 フォノンメーザーガンは、水中専用のエナジーライフルのような装備であり、ガイドレーザーに音波振動を乗せて攻撃するという設定だ。
 ワイルドカットラスは、海賊が持つ湾曲剣(カットラス)を模した武器で、この時点ではラプターサーベルよりも強力なため、こちらを生産した。

 次にルナの装備。

【水陸両用タイプ】

 ・スピアーガンII
 ・ソニックレイピアII
 ・ボーンガードII

 ・マーメイドヘッドII
 ・マーメイドボディII
 ・マーメイドアームII
 ・マーメイドコイルII
 ・マーメイドレッグII

 スキル

 ・スイマー+1…水中での機動性が少し上がる。
 ・アクアエイム+1…水中での射撃性能が少し上がる。

 ルナのマーメイド装備は、マーマン装備の女性版と言うべきものであり、名称は異なるが性能そのものは男性のものと同一である。
 射撃武器のスピアーガンは、ワイヤーと接続された銛(もり)を高速で射出する武装であり、発射と同時にワイヤーが巻き取られて一定時間後に再発射可能か設定だ。

 次はカノラの装備。こちらはアクアスライムの素材から作られたもので、丸みを帯びた青白い外套のような外観を持つ。

【水陸両用タイプ】

 ・ライトサブマシンガンII
 ・ルーンスタッフII
 ・セクトシルトII

 ・AスライムヘッドII
 ・AスライムボディII
 ・AスライムアームII
 ・AスライムコイルII
 ・AスライムレッグII

 スキル

 ・クリティカルヒット+2…会心率がやや高くなる。
 ・水の加護+1…水耐性が少し上がり、水中で攻撃を受けた際、一定確率でダメージを少し減らす。
 ・スライム魂…状態異常になっている間、攻撃力が上がる。

 最後にメイプルの装備。

【水陸両用タイプ】

 ・スパイラルフィンII

 ・ピスケスヘッドII
 ・ピスケスボディII
 ・ピスケスアームII
 ・ピスケスコイルII
 ・ピスケスレッグII

 スキル

 ・水凄特効+1…水場を縄張りとするモンスターに対するダメージが少し増える
 ・ラッキー・ウェンズデー…水曜日の日に装備すると、何かが起こるかもしれない?

 ピスケス――魚座の銘を冠したマギアアームドだが、主に鉱石素材から作られるそれは、現実世界のダイバーを思わせる外観だ。
 スパイラルフィンは、ファングフィッシュの素材を使用した双剣型の武器であり、逆手に持つことでヒレで斬り裂くような攻撃を可能にする他、特殊効果として水中で与えるダメージも少し増える。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~

くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】 その攻撃、収納する――――ッ!  【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。  理由は、マジックバッグを手に入れたから。  マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。  これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります

内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品] 冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた! 物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。 職人ギルドから追放された美少女ソフィア。 逃亡中の魔法使いノエル。 騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。 彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。 カクヨムにて完結済み。 ( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜

平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。 『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。 途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。 この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。 その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。 一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……

karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。

処理中です...