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謎の少女
49話 フライビー装備は空戦タイプ
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アロウとフェルテ、ルナとカノラの二面に別れての行動は、三人 (+一人)固まって動くよりも効率よく装備が整いつつあった。
アロウはラプタス装備の強化を目的としていたので、これにて完了。
ルナは装備を新調しており、『バトル』装備と呼ばれる鉄の軽装と呼ぶに相応しいマギアアームド。
【陸戦タイプ】
・エナジーライフルII
・ソニックレイピアI
・ボーンガードII
・バトルヘッドI
・バトルボディI
・バトルアームI
・バトルコイルI
・バトルレッグI
スキル
・攻撃力強化+1
・スピードアップ+1
となった。
ソニックレイピアは、鉱石素材と虫系素材を組み合わせた、細剣型の実体剣であり、斬るよりも刺突に特化した武器である。
ボーンガードは、盾と言うよりは籠手(ガントレット)に近く、シールドよりも防御面積は狭いものの、軽量で取り回しやすく、プレイヤーによってはこれを打撃武器に転用することさえあるという。
バトル装備は、鉱石素材をベースに複数のモンスター素材を使った防具であり、これもまた低ランカーでも作りやすい。
スキルの攻撃力強化とスピードアップはそれぞれ、
攻撃力強化+1…与えるダメージが少し上がる。
スピードアップ+1…スラスターを使った機動性が少し上がる。
という効果を持つ。
もう一方のカノラは、少々華美な印象を与えるマギアアームドを生産していた。
フライビーの素材から作られた、フライビー装備である。
【空戦タイプ】
・ライトサブマシンガンII
・ルーンスタッフI
・セクトシルトI
・フライビーヘッドI
・フライビーボディI
・フライビーアームI
・フライビーコイルI
・フライビーレッグI
スキル
・状態異常攻撃強化+1
・ハイジャンプ+1
ライトサブマシンガンは、通常のノーマルライフルよりも小型だが、その分取り回しやすく連射力にも優れている。
セクトシルトは、虫系素材から作られた甲虫の外殻のような光沢を持つ盾。
そして、このルーンスタッフという、杖型の武器だが。
「カノラさん。これは……杖?」
アロウは、カノラのプレビュー画面に映る長杖を指す。
「うん。これね、他のゲームみたいに、自分や仲間を強くしたり出来るんだって」
カノラが言うには、ブレードやサーベルのような近接武器と比べても攻撃力は低いものの、代わりにステータスを強化したり、属性耐性を上げる、といった時限強化系の魔術が使えるようになる、とのこと。
また、スキルに関しては、
状態異常攻撃強化+1…状態異常攻撃の属性値が少し上がる
ハイジャンプ+1…上昇する際のスピードが上がる。
「っていうかそれ、空戦タイプじゃないか!」
カノラのステータスを見て、陸戦タイプのそれでは無いことに目を留めるアロウ。
「え?……あ、ほんとだ」
しかしカノラはカノラで、フライビー装備が空戦タイプだと思っていなかったらしく、アロウにそう言われて初めて気付いたようだ。
「くそーっ、羨ましい!俺も早く空戦タイプの装備がほしい!」
元々、空戦タイプへの憧れを持っていたアロウは、知らぬ間にそれを為していたカノラを羨む。
とはいえ、今からアロウもフライビー装備を作れるだけの時間の余裕はない。
この後で、各々の装備の慣らしをしてから、デゼルト砂漠の遺跡攻略のリベンジを行うからだ。
アロウはラプタス装備の強化を目的としていたので、これにて完了。
ルナは装備を新調しており、『バトル』装備と呼ばれる鉄の軽装と呼ぶに相応しいマギアアームド。
【陸戦タイプ】
・エナジーライフルII
・ソニックレイピアI
・ボーンガードII
・バトルヘッドI
・バトルボディI
・バトルアームI
・バトルコイルI
・バトルレッグI
スキル
・攻撃力強化+1
・スピードアップ+1
となった。
ソニックレイピアは、鉱石素材と虫系素材を組み合わせた、細剣型の実体剣であり、斬るよりも刺突に特化した武器である。
ボーンガードは、盾と言うよりは籠手(ガントレット)に近く、シールドよりも防御面積は狭いものの、軽量で取り回しやすく、プレイヤーによってはこれを打撃武器に転用することさえあるという。
バトル装備は、鉱石素材をベースに複数のモンスター素材を使った防具であり、これもまた低ランカーでも作りやすい。
スキルの攻撃力強化とスピードアップはそれぞれ、
攻撃力強化+1…与えるダメージが少し上がる。
スピードアップ+1…スラスターを使った機動性が少し上がる。
という効果を持つ。
もう一方のカノラは、少々華美な印象を与えるマギアアームドを生産していた。
フライビーの素材から作られた、フライビー装備である。
【空戦タイプ】
・ライトサブマシンガンII
・ルーンスタッフI
・セクトシルトI
・フライビーヘッドI
・フライビーボディI
・フライビーアームI
・フライビーコイルI
・フライビーレッグI
スキル
・状態異常攻撃強化+1
・ハイジャンプ+1
ライトサブマシンガンは、通常のノーマルライフルよりも小型だが、その分取り回しやすく連射力にも優れている。
セクトシルトは、虫系素材から作られた甲虫の外殻のような光沢を持つ盾。
そして、このルーンスタッフという、杖型の武器だが。
「カノラさん。これは……杖?」
アロウは、カノラのプレビュー画面に映る長杖を指す。
「うん。これね、他のゲームみたいに、自分や仲間を強くしたり出来るんだって」
カノラが言うには、ブレードやサーベルのような近接武器と比べても攻撃力は低いものの、代わりにステータスを強化したり、属性耐性を上げる、といった時限強化系の魔術が使えるようになる、とのこと。
また、スキルに関しては、
状態異常攻撃強化+1…状態異常攻撃の属性値が少し上がる
ハイジャンプ+1…上昇する際のスピードが上がる。
「っていうかそれ、空戦タイプじゃないか!」
カノラのステータスを見て、陸戦タイプのそれでは無いことに目を留めるアロウ。
「え?……あ、ほんとだ」
しかしカノラはカノラで、フライビー装備が空戦タイプだと思っていなかったらしく、アロウにそう言われて初めて気付いたようだ。
「くそーっ、羨ましい!俺も早く空戦タイプの装備がほしい!」
元々、空戦タイプへの憧れを持っていたアロウは、知らぬ間にそれを為していたカノラを羨む。
とはいえ、今からアロウもフライビー装備を作れるだけの時間の余裕はない。
この後で、各々の装備の慣らしをしてから、デゼルト砂漠の遺跡攻略のリベンジを行うからだ。
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