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魂は死に掛け状態 正直村と嘘吐き村 その六
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「そうだね、半育児放棄されてて。
躾も教育もまともにされてないし。
愛の無い家庭だったし。
良い事も悪い事も殆どない、平凡な人生だったよ。
それでも生きていればいつかは良い事があると思ってた。
なのに異星人に侵略されて、デスゲームに強制参加。
それでもやっぱり、死にたくはないんだよ。
少なくとも、侵略者の戯れには、命は差し出せない」
青煙人「それだけの決意があれば充分です。
ここが正直村です」
「ありがとう」
村に足を踏み入れると、意識が遠のいた。
・・・・・・・・・・
目を開けると、白い天井だった。
「あーあーあーあー」
どうにか声を絞り出せた。
?「意識を取り戻しましたか。
念の為に、もう暫く寝ていて下さい」
左腕に注射をされたらしい。
・・・・・・・・・・・・・・
目を開けると、白い天井だった。
ゆっくりと上半身を起こした。
ロボット「気分はどうですか?」
どうやら医療用のロボットらしい。
あれ?
俺、どうして寝てるんだ?
「気分は落ち付いていますが、空腹です。
それと、記憶が大分曖昧です」
ロボット「説明しましょう。
毒薬を当てる競技で毒薬を摂取したのです。
結果心肺停止状態になりました。
二十四時間程で一度目を覚ました。
念の為に、更に二十四時間眠ってもらいました」
そうだ、毒薬を舌に当てたんだっけ。
致死性のある猛毒が使われていたとはな。
まぁ、毒の程度は表示されてなかったから、
油断してた俺が悪いんだけど。
他に毒薬判断の方法があったのか?
躾も教育もまともにされてないし。
愛の無い家庭だったし。
良い事も悪い事も殆どない、平凡な人生だったよ。
それでも生きていればいつかは良い事があると思ってた。
なのに異星人に侵略されて、デスゲームに強制参加。
それでもやっぱり、死にたくはないんだよ。
少なくとも、侵略者の戯れには、命は差し出せない」
青煙人「それだけの決意があれば充分です。
ここが正直村です」
「ありがとう」
村に足を踏み入れると、意識が遠のいた。
・・・・・・・・・・
目を開けると、白い天井だった。
「あーあーあーあー」
どうにか声を絞り出せた。
?「意識を取り戻しましたか。
念の為に、もう暫く寝ていて下さい」
左腕に注射をされたらしい。
・・・・・・・・・・・・・・
目を開けると、白い天井だった。
ゆっくりと上半身を起こした。
ロボット「気分はどうですか?」
どうやら医療用のロボットらしい。
あれ?
俺、どうして寝てるんだ?
「気分は落ち付いていますが、空腹です。
それと、記憶が大分曖昧です」
ロボット「説明しましょう。
毒薬を当てる競技で毒薬を摂取したのです。
結果心肺停止状態になりました。
二十四時間程で一度目を覚ました。
念の為に、更に二十四時間眠ってもらいました」
そうだ、毒薬を舌に当てたんだっけ。
致死性のある猛毒が使われていたとはな。
まぁ、毒の程度は表示されてなかったから、
油断してた俺が悪いんだけど。
他に毒薬判断の方法があったのか?
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