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第十 大喜利 回答に投票 能力と道具の設定あり その十

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「なんでこの部屋にもロボットが?」

ロボット「偶々だ、ルールは理解しているから、話し相手にはなれるぞ」

「大喜利の回答も協力して貰えるんですか?」

ロボ「推奨はしない、一字一句のルールが被る可能性がある」

そうか、他の部屋にもロボットが居るとしたら、同じ回答になるかもな。

現在の状況を伝えた。

ロボ「道具を使うのは諦めろ、但し勝負は諦めるな。
   心臓が停止するその瞬間まで何が起こるか分からないんだから」

「そうですね、頑張ってみます」

どうにか心が折れずに済んだ。

ひょっとしたら、全競技者は会話に飢えているのかもしれない。

机に戻ると、ステーキが四皿置かれていた。

ステーキ四皿を台所へ運んで、机に戻った。

こんだけ病みつきになるのは中毒性の物質でも入ってるのかもしれないな。

食べてたらアウトだったかも。

ロボ「五番、ひょっとしたらチャンスかも知れないぞ」

「何でですか?」

ロボ「他の参加者は道具の封印ABCDと強奪、
   能力のステーキを使ったんだから、
   既に投票数が、何点か加算されているだろう」

「そうですね、それに対して零点のままだから少し有利」

ロボ「そうだ、この後も能力を一切使わなければ、そのまま優位性を保てる」

道具は使えない、能力は使わない、これで勝てるって事か?
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