科学部部長の野望と阻止するM子

桃月熊

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何でも溶かす薬

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部「何でも溶かす薬を作ろうと思うんだけど」

M「やめておいた方がいいですよ」

部「どうしてだい?」

M「液体だと仮定しますね。完成した瞬間に空気を溶かし始めます」

部「そうなるね。その後はどうなるんだい?」

M「液体を入れていたフラスコかビーカーか試験管が溶け始めます」

部「そうだね、その後はどうなるんだい?」

M「手は素早く引っ込めたとして、床が溶け、階下が溶け、地面と地下が溶け続けます」

部「重力に従ってるんだね」

M「はい、重力までは溶かせませんから。そのままマグマも溶け続けます」

部「何でも溶かすんなら、マグマも溶けるんだね、仮定の話しだけど」

M「はい。地球の中心に留まりますが、まだまだ溶かし続けます」

部「ん? 他には何を溶かすんだい?」

M「先ず全てのマグマが溶けます。その空洞に海水が入り、全て溶けます」

部「液体は低い方に流れるからね」

M「その後は、空洞部分に岩盤と大陸プレートが落ちて来て、溶けます」

部「その後は、大陸そのものが落ちて来て溶けるのかな?」

M「はい。大陸が全て溶ければ、地球そのものが完全消滅です」

部「その後はどうなるんだい?」

M「何も無ければ液体はそのままですが、隕石がぶつかる可能性もあります」

部「ぶつかった隕石が溶けるんじゃないの?」

M「隕石は溶けますが、液体は感性の法則に拠り、半永久的に宇宙を飛び回り溶かし続けます」

部「そうなんだ、怖いね」

M「実際にはそうななりませんけど」

部「どうしてだい?」

M「溶かす液体が完成しガラスを溶かすと、溶かす液体と溶けたガラスの混合液になるんです」

部「そっか、その時点で溶かす液体としての特性は大分失われるんだ」

M「そうです。ですから床を少し溶かして終わりですね」

部「薬の制作は諦めよう」

M「それが良いと思います」
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