ホラー小話

同調圧力 巨大ロボットのパイロット編

２×××年。
日本に怪獣が攻めてくることが判明し、
政府は巨大ロボットを建造し、迎え撃つことに。


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基地内。


少年が叫んでいる。
「無理だって、何の訓練も練習もしてないのに
　いきなり巨大ロボットのパイロットになれだなんて。
　俺に出来る訳がない！！」




「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」
「じゃあ俺がやるよ」




少年が控えめに声を出した。
「じゃあ俺がやります」

全員「どうぞ、どうぞ」



言った手前、少年はしぶしぶ巨大ロボットに乗り込んだ。
怪獣相手には手も足も出ず、自爆でどうにか相打ちへと持ち込んだ。
















司令官は独り言ちた。
「なぁに、代わりに幾らでもいるんだから」