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続々・ゴミ箱に空き缶が入ったら資格試験に合格
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公園内、殆ど人通りは無い。
会社員、邪神、淫夢、三者は口を聞かぬまま、時間が過ぎてゆく。
淫夢(冷静に考えたら分かるんだけど、この人間を助けるように願う人間って、
この世界に誰一人としていないんじゃないの? 黙っておこう)
残り時間が二百秒を切った所で、会社員が口を開いた。
「誰かに直接、俺を助けるように願うように、頼んでもいいのか?」
「別に禁止にしてはおらんぞ」
会社員は走りだした。
少し離れた場所に居た、女子小学生の両肩を掴んでまくし立てた。
「俺を助けるように願ってくれ」
「いや、誰か助けて、変態に襲われる~!!」
女子小学生の叫び声を聞きつけて、人が集まって来た。
「違う変態じゃない。俺を助けるように願え」
集まった人たちに拠り、会社員は引き離されて、地面に押し付けられた。
「離せ。誰でもいい、俺を助けるように願ってくれ」
「時間切れじゃな。
罰則は留置所で与える事にしようぞ」
邪神と淫夢は去った。
会社員はパトカーに乗せられていった。
会社員、邪神、淫夢、三者は口を聞かぬまま、時間が過ぎてゆく。
淫夢(冷静に考えたら分かるんだけど、この人間を助けるように願う人間って、
この世界に誰一人としていないんじゃないの? 黙っておこう)
残り時間が二百秒を切った所で、会社員が口を開いた。
「誰かに直接、俺を助けるように願うように、頼んでもいいのか?」
「別に禁止にしてはおらんぞ」
会社員は走りだした。
少し離れた場所に居た、女子小学生の両肩を掴んでまくし立てた。
「俺を助けるように願ってくれ」
「いや、誰か助けて、変態に襲われる~!!」
女子小学生の叫び声を聞きつけて、人が集まって来た。
「違う変態じゃない。俺を助けるように願え」
集まった人たちに拠り、会社員は引き離されて、地面に押し付けられた。
「離せ。誰でもいい、俺を助けるように願ってくれ」
「時間切れじゃな。
罰則は留置所で与える事にしようぞ」
邪神と淫夢は去った。
会社員はパトカーに乗せられていった。
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