How to-人間になりたい悪魔が先生と恋する話-

よくうつ

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錯乱-発狂sex-

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「大丈夫、大丈夫、落ち着いて……」

セイヤの両手足は後ろに縛られて、動けなくなっている。
口枷越しに何か言っているが、うわごとはロバートに届かない。

話は日付が変わる少し前に遡る。
強い幻覚の副作用がある薬を少量取ろうとしたセイヤの足元に、気付かないうちに溢してしまったのだ。

「ロバート、お花を手紙にくべました!」

虚な瞳、意味不明な言動。
ロバートはセイヤが何かしらの毒を取り込んでしまったと感じ取った。

「そう。調合お疲れ様。自分で様子がおかしいのはわかるかな?」
「はい!裸でお星様畑で泳いでいるみたいです!」
「じゃあ、申し訳ないけど手足を縛らせて貰うよ。口にも器具を嵌める。朝には外せるはずだから、我慢してくれるかな?」

ロバートとセイヤは手を繋いでベッドに向かい、抵抗することもなくセイヤは縛られた。

「ほら。こういうプレイだと思って」

セイヤは物理的に痛いのが好みだったため、喜んで口枷もした。

それから錯乱するまで5分もかからなかった。

「大丈夫、大丈夫、落ち着いて……」

涙を流し、口枷からくぐもった叫び声が聞こえる。

ロバートはセイヤを抱き寄せ、髪を撫でながら背をさすった。それでもイヤイヤと首を振りながら涙を流す。

思い切って口枷を外すと、「指先が私を食べに来る!」と怯えていた。

「噛まないでくれよ」

ロバートはセイヤの唇に舌を捩じ込み、背を撫でる。
セイヤは夢中になって吸い、舐め、やがて黙った。

ロバートは足の拘束具を手枷から外し、楽にしてやる。

「おじさま、おじさま!私はいくらですか?」
「心配しなくていい。僕のそばにいてくれ」

抱き寄せ、ただひたすら髪を撫でる。
落ち着いて眠ってほしい。
ロバートは最初こそそう思っていた。

しかし、悲しいことに恐怖心が性的な興奮に繋がってしまったのか、セイヤはガチガチに勃起し、ズボンが濡れていた。

「はーっ、はーっ、先生、プレイなんでしょ?私、葉っぱがもげちゃったから、先生、受粉をして」
「言いたいことはわかるよ。でも……」
「早く!」

ロバートはセイヤの下半身に吸い付くと、手で扱きつつも強く吸った。

「ゴポポポポポポ…ゴポポポポ…」
「痛い!」

いわゆるバキュームフェラだが、セイヤにはあまり合わなかったようなので、いつものように優しく喉で扱くことにした。

「んーっ、ず、じゅ、ゔっ」

優しく吸い、舌で包み込むようなディープスロート。喉奥に着くたびに塩味が口内でねとつく。

セイヤは楽しんでこそいるが、なかなか達しそうになく、息苦しくなってきたロバートは、あるものを咥え、セイヤの陰茎を奥まで咥えた。
ゴムを口で装着したのだ。

「受粉はどっちの雄蕊でするのかな?」
「私の蝋燭を吹き消して!」
「……意思の疎通ができないな」

ロバートは寝バックの体制でするために、まず口枷をもう一度セイヤにつけた。
そして、下着を下ろし、自らにもゴムを手慣れた手つきでつける。

「すまないが、君が何を言っているかわからないんだ。今夜は抱かれてくれ」

ロバートはセイヤに欲望を捩じ込み、後ろから抱きついた。
セイヤはうわごとを言っている。

セイヤの額を掴み、心臓のあたりを撫でてやる。
そうしているうちにうわごとは聞こえなくなった。
しかし、今離れると不安にさせてしまいそうだったので、ロバートはやがて萎えゆく下半身をそのままにセイヤを抱きしめて眠ることにした。

「……先生、苦しいよ。突いて……」

ボーっとしていたらそんな声が聞こえた気がした。
暗闇で光るセイヤの涙。
燃えるような嗜虐の炎に理性を焼かれ、ロバートはローションをたっぷり垂らし、激しく突き始めた。
セイヤの肩と臍のあたりに手を添え、まるで犯すかのように突く。

「ぅ、ぁ、ぁ、ぁぅ、ぃ、ぃ、」

嬉しそうに笑い、身震いするセイヤの中を乱暴に突き上げる。

「ぃぁぃ、!ぃぁぃぅ、ぃぃ、ぅ、ぅ、」
「はーっ、はーっ、セイヤ、中に出すよ……!」
「ぅ-っ!ん、ぅ、ぅ、ぁ、ぁ、く、」
「子供の名前は何がいい……?」
「ぅ、ぁぇ、」
「何色のベッドを買うかい?」
「ぁぁ、ぃぁ、ぃぁぁ、ぃぅ、ぃぅ、」
「出る……っ!着床しろ……っ!」
「ぃぅ-、!」

結局、いつものゴム越しの茶番が一番気持ちいいだろうと判断したロバートは、意地悪に子作りの真似をした。

翌朝、正気に戻っても涙を流し続けるセイヤに寄り添い、ロバートは夕方まで過ごした。

「解毒スープ、飲むかい。シャリシャリのりんごはコンソメに合うんだよ」

セイヤは頷くと、「その前にキスして」と囁いた。
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