空に猫が帰る日までは

27才、カフェの雇われ店長の俺。
寒い冬の夜、仕事から帰ると自宅であるタワマンの前で人が倒れていた。可愛い子だった。成り行きで家に招き入れたら、そのまま押し倒されてしまったが、なんとそいつは男だった!
ソラと名乗るだけで、他には何も事情は話さない。
人懐っこいソラは、愛くるしい顔で、ときにいたずらで、危なっかしくほっとけない。

まるで拾った猫のように居座ることとなる。
それは、まるで3年前の自分のようだった。

俺の雇い主であり、恩人でもある美咲も交えて、楽しい時間がすぎていった。
しかし、お互いが意識しだし、その関係もだんだんと歪みはじめる。
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