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Maybe blue
Maybe blue 滝川side② 雅人side②
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夜景は遠目で見ると綺麗だ。だか、ネオン街を歩くと猥雑だな。
瀧川は、真沙也との待ち合わせに急ぐ。
早く会いたい。人々の群れの中、真沙也を探した。
ーまたナンパされてやがる。しかも相手は男じゃねぇか。
あいつは最近本当に色っぽすぎる。惚れた欲目じゃねぇ。腹立たしい事に、社内でも誰があいつを落とせるか競っていやがる。
俺は足早に真沙也に近づく。
「待たせたな。」
声をかけると、ナンパ野郎は俺をじろりと見て真沙也に向かい微笑み
「待たな。」
と声をかけて消えて行った。
「…知り合いか?」
「いや、顔見知り程度。先輩と待ち合わせの時に、ここで何度か顔を見かけるんだ。」
「…おまえ…それ、狙われてるとしか思えないぞ。」
「何すかそれ。」
くっくっと笑う顔はすでに凶器だ。
俺の恋人は自意識がない。
待ち合わせ場所変えねえと。
フェロモン男にも鉢合わせしないようにFBに近寄らないように釘さしておかないとな。
まぁ。フェロモン男事件があったから、こうして恋人になれた訳だが…
*******
吉野雅人はオープン前のホストクラブ「グレイス ガーデン」のカウンターに座り、ため息をつく。
相原 真沙也。
一目惚れだった。
だか、連れの男とこの間、痴話喧嘩してた。…あれはもうデキてる。
最初FBであった時はそんな感じじゃなかったのにな。
カチリと煙草に火をつけ、大きくはく。
真沙也は上玉だ。あれを調教して、俺好みの恋人にしてやりたかった。
そもそも、ホストクラブを立ち上げたのは、儲けとかの為じゃない。恋人探しだ。
他の男が触れてない奴を俺が開拓してやる。それが俺の本来の目的だ。
ああ。真沙也をこの店に連れ込んだ時、手っ取り早やくヤっておくんだった。
気持ちは後から何とでもすれば良かったのかもな。
カチカチっとスイッチの付く音がして、白い店内はブルーのライトに照らされた。
今日から、オープンとなる「グレイス ガーデン」は雅人の心の色に染まった。
[END]
**************************************
あとがき
ここまで、お付き合いいただきまして、ほんとーーーーにありがとうございました!!
私の人生、二度の作品になります。
一作目はストーリー考え過ぎて私には書ききれなかったので、今回は短くて、ちょっと物書きの練習位の気持ちで書き始めましたが、思ったより長くなりました。
しかも前半で設定してたストーリーが脱線してしまい、流されるよーに書きました。(笑)
そう。本当は真沙也×雅人だったんですねぇ。
いや、自分でもびっくり!
瀧川先輩はちょい役設定だったので、ファーストネームはありません。
後半で名前作ろうかと思いましたが、誰?ってなりそうなのであえて、やめておきました(笑)(*7/6ついにラストで名前を加筆しました。)
ストーリーが変わったので、タイトルと内容が違ーう!と悶え
ラストに雅人さん登場。
いやいや、こんなんで本当すみません (涙)
読み返すとなんか面白味のない文書でストーリーもツッコミ処満載でした。
次はこの反省を活かしていければなって思ってます。
最後になりましたがこの話3、4日で書き上げましたが、その間、自分にとって沢山の閲覧数をいただきました。
もう本当にすごくすごく、嬉しかったです!
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
瀧川は、真沙也との待ち合わせに急ぐ。
早く会いたい。人々の群れの中、真沙也を探した。
ーまたナンパされてやがる。しかも相手は男じゃねぇか。
あいつは最近本当に色っぽすぎる。惚れた欲目じゃねぇ。腹立たしい事に、社内でも誰があいつを落とせるか競っていやがる。
俺は足早に真沙也に近づく。
「待たせたな。」
声をかけると、ナンパ野郎は俺をじろりと見て真沙也に向かい微笑み
「待たな。」
と声をかけて消えて行った。
「…知り合いか?」
「いや、顔見知り程度。先輩と待ち合わせの時に、ここで何度か顔を見かけるんだ。」
「…おまえ…それ、狙われてるとしか思えないぞ。」
「何すかそれ。」
くっくっと笑う顔はすでに凶器だ。
俺の恋人は自意識がない。
待ち合わせ場所変えねえと。
フェロモン男にも鉢合わせしないようにFBに近寄らないように釘さしておかないとな。
まぁ。フェロモン男事件があったから、こうして恋人になれた訳だが…
*******
吉野雅人はオープン前のホストクラブ「グレイス ガーデン」のカウンターに座り、ため息をつく。
相原 真沙也。
一目惚れだった。
だか、連れの男とこの間、痴話喧嘩してた。…あれはもうデキてる。
最初FBであった時はそんな感じじゃなかったのにな。
カチリと煙草に火をつけ、大きくはく。
真沙也は上玉だ。あれを調教して、俺好みの恋人にしてやりたかった。
そもそも、ホストクラブを立ち上げたのは、儲けとかの為じゃない。恋人探しだ。
他の男が触れてない奴を俺が開拓してやる。それが俺の本来の目的だ。
ああ。真沙也をこの店に連れ込んだ時、手っ取り早やくヤっておくんだった。
気持ちは後から何とでもすれば良かったのかもな。
カチカチっとスイッチの付く音がして、白い店内はブルーのライトに照らされた。
今日から、オープンとなる「グレイス ガーデン」は雅人の心の色に染まった。
[END]
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あとがき
ここまで、お付き合いいただきまして、ほんとーーーーにありがとうございました!!
私の人生、二度の作品になります。
一作目はストーリー考え過ぎて私には書ききれなかったので、今回は短くて、ちょっと物書きの練習位の気持ちで書き始めましたが、思ったより長くなりました。
しかも前半で設定してたストーリーが脱線してしまい、流されるよーに書きました。(笑)
そう。本当は真沙也×雅人だったんですねぇ。
いや、自分でもびっくり!
瀧川先輩はちょい役設定だったので、ファーストネームはありません。
後半で名前作ろうかと思いましたが、誰?ってなりそうなのであえて、やめておきました(笑)(*7/6ついにラストで名前を加筆しました。)
ストーリーが変わったので、タイトルと内容が違ーう!と悶え
ラストに雅人さん登場。
いやいや、こんなんで本当すみません (涙)
読み返すとなんか面白味のない文書でストーリーもツッコミ処満載でした。
次はこの反省を活かしていければなって思ってます。
最後になりましたがこの話3、4日で書き上げましたが、その間、自分にとって沢山の閲覧数をいただきました。
もう本当にすごくすごく、嬉しかったです!
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
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