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5.秘密の求婚

外が見てみたい…… ★

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「こんなにも俺という男に合わせて体が変わってしまったというのに、他の男へ嫁げると君はまだ思っているのか? 君の体を見て処女だと思う男など、……この世のどこにもいない」


「あ……、それは……」

 レスターの指摘に、クリスティーナは唇を震わせた。
 ……それは、クリスティーナにもわかっていたことだった。

 これだけ幾度も激しくレスターに身体を愛されたのだ。

 クリスティーナは、きっともう結婚することなどできない。
 ……けれど、それはずっと前から覚悟していたことだった。

 初めて自分を姫と呼んでくれたレスターが幸せになるのだったら、クリスティーナは一生一人で構わない。
 想いを告げることが許されない以上、クリスティーナにできるのは、彼の幸せを心から願うことだけだった。
 
 悲しみが胸を支配したはずだったのに、レスターの指の刺激が激しくなると、快感にクリスティーナは身をよじらせた。

「や、あぁ、あん……。……駄目ぇ……」

「クリスティーナ。君にはもう、俺以外の男と結婚するなどという選択肢は残されていないのだ。わかったら、諦めて俺と結婚すると言え」

「そんな、いけませ……、ひぁっ、あぅ、レスター様っ……」

 何とか抵抗を続けるクリスティーナを嘲笑うように、レスターはどんどん手と舌の動きを速めていった。
 クリスティーナの肢体はビクビクと震え、陰部は淫らな体液で満ち溢れた。
 膣深くに指が差し入れられて、クリスティーナは身悶えした。


「おねがっ……、やめて、喋れなくなっちゃう……! い、今は、大事な話を……っ、……んんうっ!」


 彼を説得しようとしても、声は途中で淫らなものに変わってしまう。
 充血し始めた赤い真珠を舌先で転がしながら、レスターはクリスティーナに命ずるようにしてこう促した。

「ほら、どうした? クリスティーナ。いやらしい声ばかり上げていないで、どうしたいのか、はっきりと君のその唇で言ってみろ。俺の望む答えでなければ、このまま続けるぞ。答えられなくても、同じことだ」

「あ、ぁ、そ、そんなぁ……」

 八方塞がりとなったクリスティーナは、涙ながらにレスターを見つめた。

 クリスティーナの陰部に舌を埋めながら、レスターもまた、こちらを見上げてきた。その唇の端が、薄く笑っている。

 思わず目を逸らしたクリスティーナの陰核を、レスターは音を立ててきつく吸い上げた。

「んぁあ! あんっ、だ、駄目ぇ……‼」

 他愛たわいなく果ててしまったクリスティーナを、……しかし、レスターが許すことはなかった。
 すぐに、レスターはクリスティーナの白い体に覆い被さってきた。


 レスターは、全身いやらしい汗に塗れながらクリスティーナが『あなたと結婚します』と口にするまで、何度も激しく抱いたのだった。


 ♢ 〇 ♢ 


 ――強引にレスターとの結婚を承諾させられたクリスティーナは、躊躇いながらも、抗うこともできずに目まぐるしい式の準備に見舞われていた。

 採寸したクリスティーナの体のサイズを元に作られたウェディングドレスを身に当てられ、仮縫いが行われた。
 さらには、中に赤い天鵞絨ビロードの張られた美しい意匠の箱からきらきらと輝く宝石が何種類も取り出され、とっかえひっかえクリスティーナの肌に重ねられ、最も似合うものがレスター自身の目によって選別されていった。

「……やはり君の抜けるような白い肌には、ダイアモンドが一番似合うな。この美しい銀髪や可愛らしい耳を飾るものも、同じ宝石いしを揃えよう」

「レスター様……」

 自分の背に立つ鏡の中の凛々しい貴公子を見つめ、クリスティーナはその名を呼んだ。
 鏡越しにクリスティーナを見返し、レスターは首を傾げた。

「どうした? クリスティーナ。ダイアモンドは気に入らないか?」

「い、いえ、そんなことは……」

 クリスティーナは、気落ちしたまま首を振った。
 彼と自分の結婚は間違っているという思いを拭えないまま、レスターに逆らうこともできず、クリスティーナはうなだれた。

「格別なお心遣いをいただき、ありがとうございます……」

 自分と目を合わせずに礼を口にしたクリスティーナを、彼は怪訝けげんに見つめた。

「君は、ドレスや宝石を身に着けても、そう楽しくはないようだな。俺は、君を美しく飾るのはとても楽しいのだが……」

 どこか残念そうに呟くと、レスターはクリスティーナを振り向かせて目の前に立たせて訊いた。

「クリスティーナ。何かしたいことや欲しいものはないか? 君が望むことなら、出来得る限り叶えたい。もっとも……、俺と結婚したくないという願いだけは、聞き入れられないが」

「……」

 彼にはやはり、クリスティーナとの結婚を取り止めるつもりはないらしい。
 またクリスティーナが『考え直してほしい』と口にすれば、きっとまた彼は酷く怒るだろう。
 しばらく無言で床を見つめたまま彼の前に立っていたクリスティーナだが、やがておずおずと口を開いた。

「それでは……。お願いしても、よろしいでしょうか」

「ああ、君の望みを教えてくれ」

 レスターに頷かれ、クリスティーナは勇気を出して言った。


「レスター様……。わたしは、外が、見てみたい」


「何……?」


 わずかに眉をひそめたレスターに、クリスティーナは続けた。

「このパルセノス王宮に来てから、わたしはずっと北の塔の最上階におりましたから……。窓から外を覗くこともできませんでした。あの部屋には、高いところに据えられた、光採りのための天窓しかありませんでしたから……」

 ふと、クリスティーナの脳裏に、たった一人朗らかな侍女や優しい老番兵たち以上に気兼ねなく戯れることのできた友達の姿がよぎった。


 ――あの天窓の中を舞う、細工の蝶だ。
 クリスティーナは、あの可憐な蝶が大好きだった。


 物言わぬ彫刻の蝶は、クリスティーナに気を遣うことも一人置いていってしまうこともなく、ただそばで綺麗な姿を見せてくれていた。
 クリスティーナの足に止まり、手に止まり、時には肩で……、その美しいはねを休めて。

 陽気で優しい侍女や親切な老番兵と会話をするのは楽しかったが、自分のために彼らに必要以上に心を砕かせてしまうのは申し訳なかったし、クリスティーナに優しくすることでいつギデオンに罰せられるかと気が気でなかった。

 それに、時が来れば彼らは別の誰かと仕事を交代し、クリスティーナの前から去ってしまう。
 彼らには彼らの生活があるのだから、それは仕方のないことだが……。

 ……それでもやっぱり寂しかった。

 彼らが去っていく度、自分があの塔の最上階の部屋の虜囚でしかないことをクリスティーナはまざまざと思い知らされた。


 ずっと、ずっと孤独だった。
 寂しくて、悲しかった。


 あの蝶だけが、クリスティーナをいつも側で慰めていてくれた。
 すると、そんなクリスティーナに、レスターは少し驚いた様子で訊いた。

「この部屋にも、窓はある。確かに鍵はかけてあるが……。カーテンを開けば、すぐに外を見ることはできるはずだ。君は一度も、カーテンの向こうを覗かなかったのか?」

 レスターの視線を追って、クリスティーナもこの部屋の窓に引かれた厚い金襴のカーテンを見つめた。
 金糸や銀糸で繊細な薔薇の刺繍を施されたそのカーテンに、手をかけてみたことは幾度もある。
 ……けれど、クリスティーナには、一人でカーテンを開き、外の世界を目にする勇気はなかった。

 五年もの歳月を、塔の最上階に閉じ込められ続けたクリスティーナの胸は、外の世界への渇望に支配されると同時に、言い知れない不安もまた覚えていたのだ。

「わたしの知らないうちに、外の世界が大きく変わってしまっていたらと思うと、怖くて……。一人では、どうしても、窓の向こうを覗くことができませんでした」

「……」

 しばらく黙って、レスターはクリスティーナを見つめていた。
だが、やがて、その手をそっと取った。



「……わかった。クリスティーナ、何があっても、君のことはこの俺が守る。だから、今日こそは勇気を出して、一緒に外の世界を見てみよう」


---

 ここまでお読みくださって、本当にありがとうございます!
 ♥やお気に入り登録などなどいただけたら本当に嬉しいです。


 また、エールにて応援してくださった方、本当にありがとうございました……!
 自分は同人活動として動いておりますので、作品ごとにイラストの発注などもしておりまして、とても嬉しいです!!
 今後もできるだけ長く活動したいなと夢見ておりますので、励みにして頑張ります!!



 5/17追記:5/26~公開予定の次作なのですが、やはりR18女性向け小説(逆ハー、現代舞台、大人ヒロイン)のみにすることにしました!
 R18男性向け小説につきましては、調べてみましたところ、ここまで直球な内容はアルファポリス様では少ないようでして…!
 活動を参考にしている同人作家様がこちらでもアップしていたので、自分もやってみようと思っていたのですが、やはり類似ジャンル作品が多いノクターン等でまずは活動してみることにしました。
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