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1.塔の上にしまい込まれた乙女

麗しき虜囚

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 ――その部屋に、窓は一つしかなかった。


 高い尖塔せんとうのてっぺんに備えつけられた、小さな丸い天窓てんまど
 そこに施された蝶の装飾が、陽光を受けて質素な絨毯じゅうたんの上を舞っていた。

 丸く切り取られた光の輪の中に足を入れると、クリスティーナの足の甲に蝶の影が止まる。
 陽光の差している時だけに現れる、クリスティーナのささやかな楽しみだ。

 そっと微笑びしょうを零して、クリスティーナは今日も日課の散歩を始めた。
 一歩足を踏み出すと、じゃらりと不快な音が響く。 
 クリスティーナの足首には、重い金属の足枷あしかせと鎖がついていた。

 枷の内側には密かに包帯が巻かれ、入浴の度に外してもらっては手当てを受けているが、それでは追いつかず、左の足首の皮膚はいつも赤紫色に腫れ、酷く傷んだ。

 しかし、それも、もう慣れた。

 本を開いて手に持ち、神を賛美さんびする詩を読み上げながら、クリスティーナは部屋に置かれた円卓のまわりを歩いた。

 床に鉄のねじでしっかりと打ちつけられた円卓の脚に、足首の鎖は繋がっている。
 クリスティーナが円卓のまわりをまわると、円卓の脚でもう一方の金属の輪がくるくるとまわった。

 処女宮と名づけられたこの壮大なパルセノス王宮にあって、北の尖塔の先にあるこの部屋の広さはほんのささやかなものだった。

 鎖は長く取られているため、この小さな部屋を行き来するのに不自由はしない。
 部屋のすみの本棚にも、壁際のベッドにも、クリスティーナは難なく辿たどり着くことができた。

 ただ一つ、格子こうしで閉ざされた、外の世界を除いては……。


「――楽しんでいるようだな」


 唐突に、格子の向こうから声がかかった。

 ぎょっとして振り返ると、そこには口元を歪めて笑う初老の男が立っていた。
 番兵に来訪も告げさせず、こうして不躾ぶしつけにやってくるのがこの男の常なのだ。

 本を円卓に置くと、クリスティーナは腰を下ろし、床の絨毯に両手を着いた。
 この男の前では、いつでもこのように礼を取ることを命じられている。

「よくぞおいでくださいました。……陛下」

 男は、嘲笑でクリスティーナの礼に応えた。

 この男は、ギデオン三世という。
 クレフティス王国の国王であり、……また、クリスティーナのたった一人の肉親でもある。

 白いものの多く混じった口ひげもてあそ弄び、クリスティーナの叔父に当たるギデオン王は、年若い実の姪を汚物を見るような目でじろじろと眺めた。

「おまえは日々、あの淫売に似てくるな。しかし、我がクレフティス王家の血筋にはちっとも似ておらぬ。本当にあの死んだ兄上の子なのか?」

「……」

 母を侮辱ぶじょくされ、クリスティーナは思わず眉間を寄せてギデオンをにらんだ。
 自分のことはどう言われようと構わないが、母を悪く言われるのだけは今でも許せなかった。

 ……先代王であった父と身分違いの恋をした母は、父と別離べつりしたあとも、体が弱いのに無理をして女手一つでクリスティーナを育てた。
 そして、重い病を得た果てに亡くなってしまったのだ。

 母は一度も、父に助けを乞おうとはしなかった。
 クリスティーナにとって、そんな母は誇りだった。

 それをわかっていながら、そして、クリスティーナに逆らうことが許されていないことを知りながら――存分に楽しむようにしてギデオンはにやにやと笑った。

「何だ、その反抗的な目は。余に何か言いたいことでもあるのか?」

 どうせ言い返せまい。
 言外にそうあざけり、ギデオンはクリスティーナを見下ろした。

 しかし、クリスティーナは、肩を震わせながらもギデオンの瞳をじっと見返した。

 今ここでこの男に斬り殺されてもいい。

 その覚悟で、クリスティーナは口を開いた。

「……母は淫売などではありません。お父様と離れてからも、ずっとお父様のことを思っておりました。他の殿方と通じたことなど、一度たりともございません」

「生意気な口をきくな‼」

「……っ」

 大声で怒鳴られ、クリスティーナは声なき悲鳴を漏らした。

「これだから女は嫌なのだ、汚らわしい! 特にいやしい身分の女など、下劣を越えて醜悪しゅうあくでさえあるな。恩義も忘れ、つけ上がって飼い主の手を噛むのだから。母子揃って、野蛮な雌犬そのものだ」

 心底から軽蔑けいべつするような声で、ギデオンが罵ののしった。

 ギデオンが、番兵に怒鳴るように命じた。

「あの醜い雌犬に、当分餌も水もをやるな‼ 飢え死にせぬ程度に、自分の身のほどをわきまえさせてやれ!」

 ずかずかと足音を立て、ギデオンは尖塔の最上階にあるクリスティーナの牢獄を出ていった。



 頭を低く床に着けたまま、絨毯をぎゅっと掴み、ぶるぶると震えるほど強く手を握り締めながら、クリスティーナは声なく泣いた。



 これが……、神がクリスティーナに与えた運命だった。



 ♢ 〇 ♢



 ――このクレフティス王国は、小国ながら肥沃な大地を有した歴史ある国家だ。

 かつては東部に連なる鉱山から金や銀が豊富に産出され、それらに細かな加工を施す技術にも優れており、国は富んでいた。
 国境を隣り合わせる強大なエルザス王国とも、良好な関係を築いていた。

 しかし――クリスティーナの父である先代王サイラスの時代に入ると、鉱山は枯れ、国庫は傾き始めた。
 財政の危機を責められ、亡き父サイラスの立場はかなり厳しいものだったらしい。
 
 サイラスとその正妃ロレッタとの間に子はいなかったが、国内の有力貴族の娘であるロレッタの手前、新たな妃を迎えることもできず、サイラスは実弟であるあのギデオンを王太弟としていた。

 それゆえだろうか。
 サイラスは、一時の愛をとある庶民の娘に捧げた。

 それが、クリスティーナの母だった。

 クリスティーナは、サイラスが視察先で見初めた平民の娘、メアリーとの間にもうけた娘だった。
 メアリーとクリスティーナは、一度はパルセノス王宮へ迎えられた。

 しかし、ギデオンや王妃ロレッタの反対は激しく、まだ赤ん坊のクリスティーナは、王の子に見合った身分も与えられないまま母共々すぐに放り出された。

 ロレッタの強い主張により、メアリーと幼いクリスティーナは、国境沿いの小さな町クライールに建つ救貧院きゅうひんいんで暮らすよう命じられたのだった。

 父王サイラスの死後も財政は健全化されず、クレフティス王国は大きな危機の中にあったらしい。

 ……しかし、僻地へきちに暮らすクリスティーナには、詳しいことは何もわからなかった。

 父やパルセノス王宮についても、母が時折話してくれるのを聞くくらいのもので、記憶はほとんど残っていない。
 自分が先代王の庶子だなんて、クリスティーナにとっては夢物語のようなものだった。

 ――ある日突然やってきた、ギデオンが放った使者が、クリスティーナを問答無用であの救貧院から連れ出すまでは。




---


 お読みいただき、ありがとうございました!


 できましたら、♥やお気に入り登録などをいただけたら大喜びします!

 今後の活動の励みになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。



 また、5/26~別作品のアップも開始する予定ですので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。

 そちらは、現代舞台の逆ハー物とハーレム物です。女性向けと男性向け長編一本ずつです。



 5/17追記:5/26~公開予定の次作なのですが、やはりR18女性向け小説(逆ハー、現代舞台、大人ヒロイン)のみにすることにしました!
 R18男性向け小説につきましては、調べてみましたところ、ここまで直球な内容はアルファポリス様では少ないようでして…!
 活動を参考にしている同人作家様がこちらでもアップしていたので、自分もやってみようと思っていたのですが、やはり類似ジャンル作品が多いノクターン等でまずは活動してみることにしました。
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