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本編
6.5話 初めてのクエスト後
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初クエストを初クリアして、1500ピーターを手に入れた俺達は、テントを借り異世界での初めての夜を過ごしていた。
「今日は色々あったな...」
「ほんとね、2日間も眠れなかったし、でっかい魔物に会うし、とにかく大変だったわ」
「ほんとだよな、でも、お前にはあの魔物の恐怖なんて分からないだろ、逃げたし...」
「私はあんなのに食べられたくないもの」
「俺だってごめんだよっ」
初クエストは、ただの採取クエストだったはずが、めちゃくちゃ大きなムカデのような魔物と遭遇して大変だった。
「それにしても、このテント小さいな...」
ココロは、既に寝ているが、このテントは、俺たち三人が横になると足場もなくなるほど狭い。
「とりあえず、俺達の第一目標は、家を建てる。だな」
「...。」
フェイも寝ていた。
「なんだよ...。一番疲れてるのは俺だろ...」
俺は、死んで異世界へ来た。全く実感はないが、親や友達はどうしてるんだろう...。悲しんでくれている人はいるのだろうか...。なんて考えていると、足や手が飛んでくる。それも、二人分も。
とりあえず、俺は頑張ってお金を貯めて、家を建て、もう少し穏やかな生活を手に入れようと、決意したのだった。
「今日は色々あったな...」
「ほんとね、2日間も眠れなかったし、でっかい魔物に会うし、とにかく大変だったわ」
「ほんとだよな、でも、お前にはあの魔物の恐怖なんて分からないだろ、逃げたし...」
「私はあんなのに食べられたくないもの」
「俺だってごめんだよっ」
初クエストは、ただの採取クエストだったはずが、めちゃくちゃ大きなムカデのような魔物と遭遇して大変だった。
「それにしても、このテント小さいな...」
ココロは、既に寝ているが、このテントは、俺たち三人が横になると足場もなくなるほど狭い。
「とりあえず、俺達の第一目標は、家を建てる。だな」
「...。」
フェイも寝ていた。
「なんだよ...。一番疲れてるのは俺だろ...」
俺は、死んで異世界へ来た。全く実感はないが、親や友達はどうしてるんだろう...。悲しんでくれている人はいるのだろうか...。なんて考えていると、足や手が飛んでくる。それも、二人分も。
とりあえず、俺は頑張ってお金を貯めて、家を建て、もう少し穏やかな生活を手に入れようと、決意したのだった。
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