妖艶幽玄奇譚

樹々

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第一幕

奇ノ十三『兄と兄』

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 違う。


 違う……!


 そんな奴……知らない!


「来るな……来るなよ……!」


【……兄じゃ……!】


「違う……兄貴だ……!」


【兄じゃ……兄じゃ……!】


「兄貴だ……!」





 頭を抱え込んでも、影は消えない。俺の体を覆うように存在している。

 紫藤に貰った札を貼っている寝室に、霊は入ってこられなくなったというのに。俺を覆う影は消えることなく存在している。

 いつからだったろう。気が付けば誰かの側に居るような気がした。特に、兄貴と体の熱を発散している時、誰かを手にしているような気がして。

 懐かしく感じていた。兄貴の体に触れているからだろうと思っていた。

「俺には兄貴しかいない……!」


【兄じゃ……兄じゃ……】


「違う……! そんな奴……知らない!」


【兄じゃ……あに……さ……ま】


 声が、震え始めている。頭に耳鳴りが鳴り響く。

 痛い、頭が痛くてたまらない。

「もう……止めてくれ!!」

 叫んだ時、肩を揺さぶられていた。見開いた目に、懐かしい誰かが見えた気がして。

「……兄……さま……?」

「しっかりしなさい、隼人!」

 パンッ、と頬が鳴る。痛みに意識がはっきりしてきた。打たれたばかりの左頬に、今度は優しい手が触れている。

「隼人……私が分かるかい?」

「……兄貴……」

「そうだ。お前の兄だよ」

「兄貴……!」

 双子の兄の体に抱き付いた。受け止めてくれた腕に安心する。

 大人になってもまだ、俺は兄貴から離れられなかった。独り立ちしなければと思うのに、恐怖を感じた時、必ず側に居てくれたのは兄貴だった。

 勤務中に倒れて、病院で検査している時に兄貴は来てくれた。検査に何も出ないことは分かっていた。俺の体を覆っているこの黒い影が、原因だろうということは俺自身にしか分からないことだから。

 兄貴に連れられて家まで戻り、彼がすぐに電話を掛けていたのをぼんやり見つめていた。

 その間に、意識が混濁していたようだ。ベッドに乗り上げた兄貴が何度も背中を撫でてくれた。

「お前の兄は私だけだ。そうだろう?」

「……ああ、そうだ。兄貴は……兄貴だけだ」

 情けなく震える体を支えてもらった。

「可哀想に……こんなに震えて」

 そっと横たえられていた。シャツのボタンが外されていく。大きく広げられ、戸惑う俺を微笑みながら見下ろしている。

「目を閉じて……私だけを……感じていなさい」

 近付いた唇が、俺の唇を覆った。深く重ねてくる。

 何を、思った俺の胸と腹の間に何かが貼られた。その上に、冷たい物も置かれている。

 その瞬間、体が跳ね飛ぶほど強い力に引っ張られた。兄貴が押さえ込むように体重を掛けてくる。

「う……! うう――!!」

 苦しくて兄貴の体を握り締めてしまう。叫び声は兄貴の口に吸い取られている。

 ずるずると何かが引きずり出されている感覚が続いた。カタカタ震えてしまう。


【……アアアアァァ――……!!】


 誰かの、何かの、叫び声が頭の中に響いている。言葉のような、音のような、不思議な声が叫んでいる。

 もがく声がする度に、体が大きく震える。引きずり出される力も強くなる。

「う……ぅん……うぅ……!」

 絡められる舌と、引きずり出される何かと。訳が分からなくて。

 叫び声も鳴り止まない。跳ねる体を、兄貴は決して、離さなかった。

 やがて引きずり出されるような感覚が薄れていく。頭の中に響く声も遠ざかる。

 ずるりと、何かが抜け落ちたように、体がベッドに沈んだ。

 噴き出した汗が全身を濡らしている。体が重たくて、仕方がなかった。

〔もう、大丈夫だろう〕

 どこから聞こえてくるのか、紫藤の声がした。重なっていた兄貴の唇が静かに離れていく。唾液に濡れた唇を軽く拭った兄貴は、俺の腹に押し当てていたそれを持ち上げた。

 家の電話の子機だった。紫藤に貰った札が巻き付けられている。同じ札が俺の胸と腹の間にも貼られていた。

「弟は大丈夫でしょうか?」

〔うむ。隼人に換われ〕

 ぼんやりと会話を聞いていた俺の耳に、子機が当てられた。隣に寝転んだ兄貴が汗に濡れた髪を掻き上げてくれている。

「もしもし……?」

〔影はどうなった? 消えたか?〕

「はい……たぶん……消えたみたいです」

 見えなくなっているから、消えたのだろう。無意識に兄貴の手を探した。すぐに握ってくれる。

 ホッとした。

 息を整えることができた。

「俺……どうしたんでしょうか?」

〔何も考えずとも良い。できるだけ吸った故な。近く、お主等に辞令が出るであろう。拒まず、東京を離れよ。良いな?〕

「辞令……? ですが、俺達はここへ来てまだ数ヶ月しか経っていません。辞令なんて……」

〔出させる。幸人に換われ〕

 今度は兄貴と話をすると言っている。すぐに子機を持ち上げた兄貴は、俺から離れるようにベッドを降りた。寝室を出ていってしまう。

 何が何だか、分からない。汗だくのまま天井を見上げた。倒れてからずっと、まとわりついていた影は見えなくなっている。

 それに、声も聞こえなくなった。「兄じゃ」と呼んでいた声が。

 兄じゃ、そう呼んでいた声が、途中から変わっていた気がしたけれど。良く、覚えていない。頭の中が霧に包まれているかのように、ハッキリしていない。



 俺に何が起こっているのだろう?



 兄貴が部屋に居ない事で不安が募った。カタカタ震えてしまう。

 頼ってばかりいてはいけないのに。兄貴には可愛い彼女を作って欲しいのに。

「兄貴……!」

 呼んでしまう。

 気怠い体を起こした。兄貴を呼びに行くためベッドから降りようとした俺は、開いたドアに顔を上げた。子機を戻した兄貴が足早に近付いてくる。

「寝ていなさい。今日はここから、出ては駄目だよ?」

「紫藤さんは何て?」

「……心配ないって。お前に悪霊が、憑いたんだろうって。祓って頂いたから、もう大丈夫だよ」

「嘘だ……」

 悪霊ではない。悪霊なら、ここに入って来られないはずだ。

 兄貴は何か隠している。俺が直接、紫藤に聞くしかない。

「電話してくる」

「隼人」

「どいてくれ、兄貴」

「……ねぇ、隼人」

 押し退けようとした俺をベッドに押し倒した兄貴は、ボタンを外されたシャツを大きく広げてくる。噴き出していた汗を指先でなぞった兄貴は微笑んだ。

「……私達、初めてキスしたね」

 鼓動が跳ねるような、甘い声に知らず体が震えてしまう。誤魔化すように横を向いた俺の頬に、兄貴の唇が触れた。

「……隼人」

「駄目だ……兄貴」

「……愛してる」

 耳たぶを口に含んだまま囁かれた。舐めるように舌が動いている。

 ゾクゾクした。濡れた耳が気持ち良い。

「兄弟でおかしいし……兄貴は……可愛い女を……!」

「要らないよ」

 頬を滑り、顎を伝った兄貴の唇が、俺の唇に重なってくる。横に向けていた顔を戻すように、深い口付けに覆われた。

「ぁ……ん……あに……き」

「愛してる……隼人……ぅん……私の……隼人……ん」

 舌を舌で探られた。喉奥まで侵入されている。胸を伝っていく兄貴の手を、どうしても止めることができなかった。

 触れられた突起が尖っていく。腰を抱かれるとどうしても安心してしまう。

「駄目……だ……兄貴……」

「どうして……?」

「兄弟……だし」

「それが拒む理由かい?」

 唇に囁かれた。少し掠れた声に頭がクラクラしてしまう。

「私は隼人を愛している。その気持ちはずっと、変わらない」

「……兄貴」

「私を愛して、隼人。私だけを見て、私だけを感じて。何も考えず、私を受け入れて」

 兄貴の手が自分のネクタイを解いた。裾から出したシャツのボタンを下から外していく。少しずつ広がっていくシャツを見ていた俺の前で、ハラリと広げて見せた。

「隼人の側にいるのは私だよ。それを刻み込んであげる」

「……あに……き」

「……深く愛してあげる」

 シャツを脱ぎ捨てた兄貴は、俺のズボンのベルトに手を掛けた。わざとゆっくり、ズボンを引き下ろしていく。



 分かってる。



 俺が拒むかどうかを見ていると。兄貴は強引だけど、俺が本気で拒めば止めるだろう。こんなの、兄弟で間違ってるって、分かってる。



 でも。



 今日は、兄貴の手の中に居たい。

 言い様のない恐怖感が消えるまで。

 兄貴が側に居てくれるなら、何だって良い。

「……怖がらないで、隼人。可愛い子だ……」

 ボクサーパンツの中へ滑り込ませた兄貴の手が尻を伝っていく。ずり下がる下着も剥ぎ取られた。

 ベッドの上で膝立ちになった兄貴が、目の前でズボンを脱いでいる。俺の目を見つめたまま、下着も脱ぎ捨てた。

 双子の体は、良く似ていた。俺の方が少し筋肉が多いけれど、兄貴だって負けていない。

 俺の手に似た、兄貴の手が頬を撫でていく。

 同じ顔が、近付いた。

 近い距離にある瞳を見つめ返せば、赤い炎が見えた気がした。

「私の隼人……!」

 啄むようなキスが何度も唇を覆った。俺も応えるように舌を伸ばして受け入れる。



 キスだけは、ずっと拒んでいた。



 キスをしてしまったら、後戻りは出来ない気がして。兄貴に惚れた女ができた時、後悔させたくなかったけれど。

 もう、駄目だ。

 離したくない。

 情けない男だと言われても、兄貴を離せない。

「側に……ん……側に……居てくれ……!」

「離すものか」

 兄貴の唇が下がっていく。汗ばむ胸を伝い、垂れ下がっていた俺のモノに舌を這わせてくる。躊躇いもなく口内に招き入れられた。

「ぁ……ぁあ……ん……ぅっ」

「そう……感じて……何も考えないで……ん……」

「兄貴……兄貴……」

「ん……ん……私の隼人……ああ、もうこんなに硬くなって……いけない子だ」

 軽く歯を立てられると背が仰け反っていた。なおも唇で挟み込まれている。

 かと思えば更に下がっていく。俺の足を広げるように持ち上げ、後ろを晒した。

 顔が赤くなってしまう。昨日、されたばかりだ。

 兄貴の舌の感触を思い出すと震えてしまう。舌で散々、嘗め回されたそこはヒクついた。

「ふふっ……期待してるの? 隼人も上手だったよね? 私のを一生懸命、舐めてくれた」

「言うな……よ」

「恥ずかしいの? ……今日は舌だけじゃないよ。ここは私を受け入れる神聖な場所だ」

 舌が、触れた。喉を鳴らして我慢していると、すぐに指が当てられる。入口を撫でた指は、舌で潤いながら侵入してきた。

 身を竦めた俺を兄貴の視線が追っている。俺が感じる姿を、兄貴が全て見ている。

 そう思うと、体に走る快感を止められなくなった。増える指が入口を広げているのも素直に受け入れてしまう。

「左腕は楽に……ね? ん……隼人の……匂い」

 うっとりと囁いた兄貴に血が沸き立つ気がした。立ち上がっていた俺のモノが震えている。

「兄貴……もう……!」

「ふふ……そんな煽り方、いつ覚えたの? 本当にいけない子だ、隼人は。私をこんなに虜にして……」

 抱え上げられていた両足を下ろされた。軽く広げられている。

 キシッとベッドが軋んだ。兄貴の顔が、俺を正面から見下ろしている。

 後ろに、兄貴が当たっている。

「私を見て、隼人」

「……兄貴」

「目を逸らさないで。お前の側で、お前を愛しているのは私だよ」

 右足が抱え上げられている。

「……さあ、私に溺れて……」

「……うあっ……ああ!」

 先端がめり込んでくる。力が入った体になおも揺さぶりを掛けられた。グッと腰を押し込まれ、中に入り込まれている。

 両腕を使ってしがみ付こうとした俺は、折れている左腕を押さえ込まれていた。兄貴の右手が、動かないよう支えている。



 やっぱり、兄貴だ。



 貫かれながら、少し笑った。

「隼人……よそ見はいけないな」

 笑った俺に少し不満なようだ。奥まで入り込んだ兄貴が強引に動かし始めている。揺れる腰に、素直に従った。

「ぁ……はぁ……兄貴……」

「……痛くはないかい?」

「痛いって言ったら……止めるか?」

「止めると思うかい?」

「……止めねぇよな?」

「論外だ」

 微笑む兄貴のキスを受け入れた。自由な右手でしがみ付く。

 溺れるなら、とことん溺れたい。

 兄貴だけしか考えられないように。

 影のことなど忘れてしまえるほどに。

「……兄貴……」

「ん?」

 緩やかに振動を与えてくれる兄貴の耳に唇を寄せた。

 ずっと押し込んでいた想いを聞いて欲しくて。

 諦めなければと何度思ってきたことか。

「……愛してる」

 耳にキスしながら囁いた。

 今までの想いを込めて。

 それだけの覚悟を決めて、兄貴に囁いた。

「…………隼人」

 奥を打っていた腰が止まった。ゆっくりと上半身を起こしている。

 どうしたのだろう、兄貴を見上げたら、極上の笑顔で見下ろされた。

「こんな時にそんな言葉を聞いたら、私がどうなるか、分からないかい?」

「……何か……まずかったか?」

「ごめんね、隼人。私はそれほど、我慢強い男じゃない」

 俺の右足を抱え上げた兄貴は、繋がったまま態勢を入れ替えてくる。大きなダブルベッドの上で、俯せに転がされた。

 腰がしっかり、掴まれている。四つん這いになった俺は、後ろを振り返ることもできずに仰け反った。

「ああ! あ……ああ! う……うん……!」

 力任せに打たれていた。左腕にも力が入ってしまう。何度も奥を擦られて、浅ましい声が止められない。背をしならせる俺を背中から兄貴が見つめている。

「綺麗だよ……隼人……! もっと感じて……!」

「あ……あ……あ……ああぁ……!」

「可愛い声だ……私の……隼人……!」

 肌と肌が打ち合った。鍛えている兄貴の体は強い。奥を抉っては、俺と一緒に感じている。



 兄貴だ。



 俺を抱いているのは、兄貴だ。



「も……あに……き……!」

「好きなだけ……イきなさい……!」

「兄貴……も!」

「たまらない子だ……!」

 一際強く、奥を抉られた。押し付けられたその刺激に達してしまう。

 締め付けた兄貴のモノが震え、俺の中で果てた。熱いモノが中で弾けている。

「ぁ……ぁ……ぁぁ」

 自分が放ったモノの上に倒れ込んでいた。濡れた俺に兄貴も倒れ込んでいる。繋がったままのそこが、じんじんと熱を持っている。

「……私を誘うなんて……なんていけない子だ……」

「兄貴……」

「こんなに出して……ふふ……気持ち良かったのかな?」

 汗を噴き出す背中に兄貴の舌が滑っていった。時折啄むように、キスされている。

 ゴクリと、喉が鳴った。兄貴の手が、俺の濡れたモノに這ってくる。

「隼人……」

 耳に囁かれ、頷いた。

 顔を上げた俺に、熱いキスが降り注いだ。

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