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第2章
第13話 久々に会ってみた
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数日後。着替えを終えたリューテシアが俺の私室へと入ってきた。
「いかがでしょうか」
控えめではあるが、リアクションを期待している瞳のリューテシアに微笑み返す。
「とても似合っているよ。鏡の前へ」
今日の夜会用に準備した黒のドレス。オフショルダーとあって、露出が多く見えてしまうのが難点だ。
俺は鏡の前に立ってもらったリューテシアの背後からプレゼントをかけた。
「これはストールですか!?」
「作ってみた。お気に召すといいんだけど」
「ありがとうございます! とっても素敵です」
黒のドレスと対になる純白のシルク生地のストールはより一層リューテシアを引き立てる。
「もしかして、最近、就寝の時間が遅かったのはこれを作られていたからですか?」
「そんなところ。ずっとサボっていたから感覚を取り戻すのに時間がかかってね」
手編みであるが、絶対に手編みだと悟られない作りにしたかったから余計に時間がかかってしまった。
「暖かいです。ただ、こんなに素晴らしい物を作られてしまうと、わたしの立場がありません。裁縫は女の領分なのに」
「いいかい、リュシー。そんなものに男も女も関係ないんだよ。俺は男だけど、花にも裁縫にも詳しい。それに薬術クラス出身だ。で、きみは女だけど経営者だろ。適材適所なんだからそれでいいんだよ。周りの声は全部無視すればいい」
「寛大なお心、痛み入ります。おっしゃる通り、ウィル様の声にだけ耳を傾けることにしますね」
我が妻ながら今日も破壊力抜群だな。
しかし、俺も負けじと涼しい顔で告げる。
「それが精神衛生上、最も健康的だよ」
「うぅぅ。ウィル様は時々、難しいお言葉を使われます」
「おっと、ごめんね。さぁ、行こうか。久々にクロード先輩やカーミヤ嬢に会えるのが楽しみだ」
差し出した手に自分の手を重ねてくれたリューテシアと共に屋敷を出る。
今日は王宮で開かれる王族主催の夜会。絶対に俺なんかが出席できないものだが、ルミナリオから直接招待状を渡されては参加しないわけにはいかなかった。
通い慣れたはずなのに、装飾された王宮はいつもと違った雰囲気をまとい、緊張してしまう。
いつもは堂々と廊下を歩き、騎士や侍女たちに挨拶しながら仕事場に向かっているが、今日はあちこちで貴族が談笑していて気が休まらない。
なんとか歩みを止めずに王宮の大ホールの扉の前へ着いた。
扉の向こう側にはとんでもない数の人、人、人。
「この中から人探しは骨が折れるぞ……ってそんなことはなかったな」
遠目からでも目立つ紅髪とそれに負けないのくらい真っ赤なドレス。そして、その隣には長身で貴公子面の公爵様。
「お二人はどこにいらっしゃっても目立ちますね」
「探す手間が省けていいよ」
リューテシアをエスコートして若き公爵様と夫人に挨拶だ。
「お久しぶりです、クロード・オクスレイ卿。カーミヤ公爵夫人」
「お久しぶりでございます」
リューテシアのカーテシーはいつ見ても惚れ惚れするなぁ。
「慣れない挨拶はよせ、ウィルフリッド。いつも通りでいい」
「そうですか? じゃあ、遠慮なく。最近どうですか?」
「ウィルフリッド・ブルブラック。あなたという人は……。いくらなんでも。あぁ、もう!」
「そんなにイライラするなよ、カーミヤ嬢。何か飲み物でも取って来ようか?」
「結構よ。久しぶりね、黒バラ姫」
ため息をついたカーミヤ嬢はリューテシアの方へと向き直った。
「お綺麗なドレスですね、クリムゾンレッド様」
「……あなたも旦那に似てきたわね」
「まぁ、そんな」
「褒めてないわよ。この天然娘」
照れるリューテシアにツッコミを入れるカーミヤ嬢の姿なんて、あの頃には見られなかった光景に笑みがこぼれる。
俺たちの関係も良好になったものだ。
「あなたのストールも上質なものね。王都の高級店で買ったのかしら?」
「いえ、ウィル様の手作りです。ついさっきいただいたのですが、とても馴染んでいて驚いています」
ぽかんとするカーミヤ嬢は「ちょっと失礼」と断りを入れてからストールに手を伸ばし、感嘆の息をもらした。
そして俺を見上げ、嫌そうな顔をする。
「なんだよ? 五日もかけて作ったんだぞ。王都で手広くやってる呉服店に負けるのは当然だろ」
「……ハァ。これをたったの五日ですって。まったく。わたくしなら言い値で買いますわ」
おぉ。そんなに絶賛されるとは思ってもみなかった。
でも、原材料は比較的安い生地だぞ?
「暇があるなら店を出しなさい。わたしくが広告塔にならなくても、ひと月以内に有名店の仲間入りができましてよ」
「またまた。冗談きついって。俺はリュシーにプレゼントしたかっただけなんだから」
「もう良い年なのだから自分がいかに規格外なのか認識を改めなさい。その立ち居振る舞い方は身を滅ぼすわよ」
カーミヤ嬢の瞳は真剣そのものだ。
これは茶化したりする雰囲気ではない、と悟り忠告をそのまま受け取った。
「本当に飲み物を取ってくるよ。みんな、シャンパンでいいか?」
「いや、カーミヤには水を。今、酒はダメなんだ」
「あの、もしかして」
ん? なんだ?
言い淀むリューテシアをちらりと見れば、彼女は言っていいものかと悩みながらカーミヤ嬢を見ていた。
「想像通りよ。この体はもう、わたくしだけのものではないわ」
「うぉ! ほんとに!?」
「しー! ウィル様、声が大きいです」
リューテシアに叱られ、しゅんとなった俺の肩をクロード先輩が慰めてくれた。
「そういうことだ」
「あの、わたしが飲み物をお持ちします」
家庭的なリューテシアはこんな場所でも率先して動いてくれる。
それとも気を遣ってくれたのかもしれない。
「体は平気なのか? デルタトキシンの後遺症は?」
「何もないわ。定期検診もパスしているから問題はないと思うけれど」
「いらん気を遣わせて悪いな。でも、助かるよ」
「いや。元はと言えば、俺がカーミヤ嬢に毒を盛ったわけですから」
「それは仕方ないことでしょ。今更、恨み言を言うつもりはないわ。あなたはわたくしの命の恩人なのだから」
俺はカーミヤ嬢の中に転生した神谷 巴という日本人を追い出すために劇薬デルタトキシンを使用した。
すぐにサーナ先生による適切な処置を行なってもらったが、それでも妊娠となれば母子共に悪影響が出ていないか心配になってしまう。
「サーナ先生にも一報入れておいていいですか?」
「あぁ、是非頼む。だが、あまり公にはして欲しくない」
なんで?
こんなにめでたいことなのに。
公爵の爵位を継いで、お世継ぎをご懐妊したとなれば万々歳だろう。
「まったく分かっていないという顔ね。理由は自分の妻にでも聞きなさい」
飲み物を持ってきてくれたリューテシアを迎え、オクスレイ夫婦と別れた俺たちはその後も挨拶回りを続けた。
どこに行ってもリューテシアに贈ったストールが大好評で、カーミヤ嬢の助言通りに旅先で買ったと嘘をついてやり過ごした。
夜会がお開きとなり、帰り道にこっそりとリューテシアにさっきの問題を聞いてみた。
「妊娠ってあまり言わない方がいいの?」
「政略結婚で妻が懐妊となれば、改めて愛人に名乗りを上げる方が出てくるものなのです。夫婦ともに公認の愛人を囲っている方は少なくありません。カーミヤ様はそれを懸念されているのではないでしょうか」
「なるほどな。でもあの二人に限ってはないだろ。どうみても円満夫婦だ」
「公爵家ですから色々と渦巻いているものなのです」
「なら俺は平気だな。まだ爵位を継いでいない、ただの伯爵家の息子だし」
「そうでもありません。ウィル様は伯爵令息でありながら王都に屋敷を持ち、王宮勤め、しかも王太子付きです。きっとウィル様の元にも申し出はあるとわたしは踏んでいます」
リューテシアの声がどんどん沈んでいく。
握りしめた手が汗ばむほどにリューテシアの心はざわついているようだった。
「ディードは下級貴族の子で、マーシャルは庶民だぞ。それでも王宮勤めなんだから心配することないって」
「ディードさんやマーシャルさんはそれぞれの能力を認められた上で試験を通って王国に忠誠を誓っておられます。しかし、ウィル様の能力は公《おおやけ》にしていないので、ただルミナリオ殿下のお気に入りという認識が強いのですよ」
つまり俺に取り入れば、簡単に王族と繋がりが持てると思われているということか。
安く見られたものだな!
「今後、リュシーが妊娠して俺が他の女性に誘惑されたとしても愛人関係を結ぶことは絶対にない。リュシーを不安にさせるような真似はしないよ」
「はい。信じています。でも、心の片隅ではわたしよりも魅力的な女性が来るのでは、と恐ろしくなってしまうのです」
口ではなんとでも言えるから行動でリューテシアを少しでも安心させよう。
そう誓って、彼女の手を握り直した。
「いかがでしょうか」
控えめではあるが、リアクションを期待している瞳のリューテシアに微笑み返す。
「とても似合っているよ。鏡の前へ」
今日の夜会用に準備した黒のドレス。オフショルダーとあって、露出が多く見えてしまうのが難点だ。
俺は鏡の前に立ってもらったリューテシアの背後からプレゼントをかけた。
「これはストールですか!?」
「作ってみた。お気に召すといいんだけど」
「ありがとうございます! とっても素敵です」
黒のドレスと対になる純白のシルク生地のストールはより一層リューテシアを引き立てる。
「もしかして、最近、就寝の時間が遅かったのはこれを作られていたからですか?」
「そんなところ。ずっとサボっていたから感覚を取り戻すのに時間がかかってね」
手編みであるが、絶対に手編みだと悟られない作りにしたかったから余計に時間がかかってしまった。
「暖かいです。ただ、こんなに素晴らしい物を作られてしまうと、わたしの立場がありません。裁縫は女の領分なのに」
「いいかい、リュシー。そんなものに男も女も関係ないんだよ。俺は男だけど、花にも裁縫にも詳しい。それに薬術クラス出身だ。で、きみは女だけど経営者だろ。適材適所なんだからそれでいいんだよ。周りの声は全部無視すればいい」
「寛大なお心、痛み入ります。おっしゃる通り、ウィル様の声にだけ耳を傾けることにしますね」
我が妻ながら今日も破壊力抜群だな。
しかし、俺も負けじと涼しい顔で告げる。
「それが精神衛生上、最も健康的だよ」
「うぅぅ。ウィル様は時々、難しいお言葉を使われます」
「おっと、ごめんね。さぁ、行こうか。久々にクロード先輩やカーミヤ嬢に会えるのが楽しみだ」
差し出した手に自分の手を重ねてくれたリューテシアと共に屋敷を出る。
今日は王宮で開かれる王族主催の夜会。絶対に俺なんかが出席できないものだが、ルミナリオから直接招待状を渡されては参加しないわけにはいかなかった。
通い慣れたはずなのに、装飾された王宮はいつもと違った雰囲気をまとい、緊張してしまう。
いつもは堂々と廊下を歩き、騎士や侍女たちに挨拶しながら仕事場に向かっているが、今日はあちこちで貴族が談笑していて気が休まらない。
なんとか歩みを止めずに王宮の大ホールの扉の前へ着いた。
扉の向こう側にはとんでもない数の人、人、人。
「この中から人探しは骨が折れるぞ……ってそんなことはなかったな」
遠目からでも目立つ紅髪とそれに負けないのくらい真っ赤なドレス。そして、その隣には長身で貴公子面の公爵様。
「お二人はどこにいらっしゃっても目立ちますね」
「探す手間が省けていいよ」
リューテシアをエスコートして若き公爵様と夫人に挨拶だ。
「お久しぶりです、クロード・オクスレイ卿。カーミヤ公爵夫人」
「お久しぶりでございます」
リューテシアのカーテシーはいつ見ても惚れ惚れするなぁ。
「慣れない挨拶はよせ、ウィルフリッド。いつも通りでいい」
「そうですか? じゃあ、遠慮なく。最近どうですか?」
「ウィルフリッド・ブルブラック。あなたという人は……。いくらなんでも。あぁ、もう!」
「そんなにイライラするなよ、カーミヤ嬢。何か飲み物でも取って来ようか?」
「結構よ。久しぶりね、黒バラ姫」
ため息をついたカーミヤ嬢はリューテシアの方へと向き直った。
「お綺麗なドレスですね、クリムゾンレッド様」
「……あなたも旦那に似てきたわね」
「まぁ、そんな」
「褒めてないわよ。この天然娘」
照れるリューテシアにツッコミを入れるカーミヤ嬢の姿なんて、あの頃には見られなかった光景に笑みがこぼれる。
俺たちの関係も良好になったものだ。
「あなたのストールも上質なものね。王都の高級店で買ったのかしら?」
「いえ、ウィル様の手作りです。ついさっきいただいたのですが、とても馴染んでいて驚いています」
ぽかんとするカーミヤ嬢は「ちょっと失礼」と断りを入れてからストールに手を伸ばし、感嘆の息をもらした。
そして俺を見上げ、嫌そうな顔をする。
「なんだよ? 五日もかけて作ったんだぞ。王都で手広くやってる呉服店に負けるのは当然だろ」
「……ハァ。これをたったの五日ですって。まったく。わたくしなら言い値で買いますわ」
おぉ。そんなに絶賛されるとは思ってもみなかった。
でも、原材料は比較的安い生地だぞ?
「暇があるなら店を出しなさい。わたしくが広告塔にならなくても、ひと月以内に有名店の仲間入りができましてよ」
「またまた。冗談きついって。俺はリュシーにプレゼントしたかっただけなんだから」
「もう良い年なのだから自分がいかに規格外なのか認識を改めなさい。その立ち居振る舞い方は身を滅ぼすわよ」
カーミヤ嬢の瞳は真剣そのものだ。
これは茶化したりする雰囲気ではない、と悟り忠告をそのまま受け取った。
「本当に飲み物を取ってくるよ。みんな、シャンパンでいいか?」
「いや、カーミヤには水を。今、酒はダメなんだ」
「あの、もしかして」
ん? なんだ?
言い淀むリューテシアをちらりと見れば、彼女は言っていいものかと悩みながらカーミヤ嬢を見ていた。
「想像通りよ。この体はもう、わたくしだけのものではないわ」
「うぉ! ほんとに!?」
「しー! ウィル様、声が大きいです」
リューテシアに叱られ、しゅんとなった俺の肩をクロード先輩が慰めてくれた。
「そういうことだ」
「あの、わたしが飲み物をお持ちします」
家庭的なリューテシアはこんな場所でも率先して動いてくれる。
それとも気を遣ってくれたのかもしれない。
「体は平気なのか? デルタトキシンの後遺症は?」
「何もないわ。定期検診もパスしているから問題はないと思うけれど」
「いらん気を遣わせて悪いな。でも、助かるよ」
「いや。元はと言えば、俺がカーミヤ嬢に毒を盛ったわけですから」
「それは仕方ないことでしょ。今更、恨み言を言うつもりはないわ。あなたはわたくしの命の恩人なのだから」
俺はカーミヤ嬢の中に転生した神谷 巴という日本人を追い出すために劇薬デルタトキシンを使用した。
すぐにサーナ先生による適切な処置を行なってもらったが、それでも妊娠となれば母子共に悪影響が出ていないか心配になってしまう。
「サーナ先生にも一報入れておいていいですか?」
「あぁ、是非頼む。だが、あまり公にはして欲しくない」
なんで?
こんなにめでたいことなのに。
公爵の爵位を継いで、お世継ぎをご懐妊したとなれば万々歳だろう。
「まったく分かっていないという顔ね。理由は自分の妻にでも聞きなさい」
飲み物を持ってきてくれたリューテシアを迎え、オクスレイ夫婦と別れた俺たちはその後も挨拶回りを続けた。
どこに行ってもリューテシアに贈ったストールが大好評で、カーミヤ嬢の助言通りに旅先で買ったと嘘をついてやり過ごした。
夜会がお開きとなり、帰り道にこっそりとリューテシアにさっきの問題を聞いてみた。
「妊娠ってあまり言わない方がいいの?」
「政略結婚で妻が懐妊となれば、改めて愛人に名乗りを上げる方が出てくるものなのです。夫婦ともに公認の愛人を囲っている方は少なくありません。カーミヤ様はそれを懸念されているのではないでしょうか」
「なるほどな。でもあの二人に限ってはないだろ。どうみても円満夫婦だ」
「公爵家ですから色々と渦巻いているものなのです」
「なら俺は平気だな。まだ爵位を継いでいない、ただの伯爵家の息子だし」
「そうでもありません。ウィル様は伯爵令息でありながら王都に屋敷を持ち、王宮勤め、しかも王太子付きです。きっとウィル様の元にも申し出はあるとわたしは踏んでいます」
リューテシアの声がどんどん沈んでいく。
握りしめた手が汗ばむほどにリューテシアの心はざわついているようだった。
「ディードは下級貴族の子で、マーシャルは庶民だぞ。それでも王宮勤めなんだから心配することないって」
「ディードさんやマーシャルさんはそれぞれの能力を認められた上で試験を通って王国に忠誠を誓っておられます。しかし、ウィル様の能力は公《おおやけ》にしていないので、ただルミナリオ殿下のお気に入りという認識が強いのですよ」
つまり俺に取り入れば、簡単に王族と繋がりが持てると思われているということか。
安く見られたものだな!
「今後、リュシーが妊娠して俺が他の女性に誘惑されたとしても愛人関係を結ぶことは絶対にない。リュシーを不安にさせるような真似はしないよ」
「はい。信じています。でも、心の片隅ではわたしよりも魅力的な女性が来るのでは、と恐ろしくなってしまうのです」
口ではなんとでも言えるから行動でリューテシアを少しでも安心させよう。
そう誓って、彼女の手を握り直した。
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