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第30話
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「えぇ…………魔王の右腕って、右腕のことやったんか――」
ヤンキー勇者の手には女のような細い右腕がある。目を凝らして見ると、小指にはリングがあり、爪にはネイルが施されていた。
「俺、ずっと勘違いしてたってこと?」
魔王が言っていた右腕が側近的な意味ではなく、本当に自分の右腕だとするなら魔王城での会話やその後のギンコとクスィーちゃんの反応にも合点がいく。
「…………はずっ。どんな顔をして二人に会えばいいんや」
ギンコはともかく、クスィーちゃんはゲラゲラ笑うだろう。
それこそ、腹が捩れるくらい笑い転げると思う。
「ウル~~~~ッ!」
天を仰ぎ、遠吠えするウルルに意識を引き戻された。
「そんなことも言ってられんか。今はあの右腕を取り返すことを考えよう」
フロート車から降りて、王宮の中へ移動を開始したヤンキー勇者の後を追う。
こんなに人が多い中で目立つようなことはしたくないが、考え方を変えれば、人に紛れながら盗めるかもしれない。
「即刻ステータス――猫又族」
俺は種族を猫又族に変えるようにステータスオープンさんに頼んだ。
今の俺には猫耳と尻尾、それに手足には肉球がある。(ギンコの魔法で周りからは人間にしか見えへんよ)
抜き足差し足で人をかき分け、ヤンキー勇者の背後に忍び寄った。
――ネコババさせてもらうで。
俺の手がヤンキー勇者の持つ魔王の右腕に触れようとした瞬間――ヤンキー勇者が、ばっと振り向いた。
視線がぶつかり合い、俺の額から嫌な汗が流れる。
「おや? オレの行き過ぎたファンかな?」
「あははは。そんなところです」
思わず苦笑いを浮かべる俺の腹にヤンキー勇者の足がめり込んだ。
「ぐふっ」
2歩ほど後方へよろつき、片膝をつく。
おかげで瞬間的かつ簡易的なステータス変換が解けて、俺は猫又族ではなくなってしまった。
「見せてみろ、貴様のファン度合いを。『超鑑定』発動」
ヤンキー勇者の目が魔法陣に覆われる。
瞬きもせずに俺を見つめること数秒。奴は大袈裟にため息をついた。
「ただの人族か。何の魔法も持たないくせにオレから盗みを働くとはな。いや、魔法も持たないからこそ盗むのか」
ヤンキー勇者は憐れむように鼻を鳴らすと、人差し指につけていた指輪を外して指で弾いた。
小さな音を鳴らしながら指輪が俺の足元に転がる。
「そいつを売って美味いものでも食べるといい。家はどこだ? 勇者の力でお家に帰してやろう」
周囲から笑いが起きて、ヤンキー勇者を讃える声が聞こえる。
そして、俺を非難する声も飛び交った。
「ほら、『超転移』の準備はできたぞ」
俺を魔王国に飛ばしたスキルだ。
俺がステータスオープンさん、もとい『超適応』と信頼関係を築いているように奴もスキルを使いこなしているのだろう。
「……舐め腐ってんな」
膝に手をつき、立ち上がった俺の隣で風が通り過ぎた。
風に流されるお日様を浴びた香ばしい香りが鼻腔をくすぐる。
差し出した右手が叩かれ、パンッ! と乾いた音を立てた。
「切替ステータス――ギンコ」
ウルルの遠吠えを聞いて飛んできてくれたであろうギンコは流し目で素通りし、群衆の中へと消えていった。
「種族が変わった!?」
「化かし合いの始まりや」
今の俺は九尾族になっている。
スキル『超適応』は俺が置かれた環境によってステータスが変化するわけだが、それだけと人族の国にいる間は"人族"になってしまう。
そこでステータスオープンさんに相談して、考案されたのがこの切替式。俺と一緒にいなくても触れただけで別種族になれるというものだ。
これで『超適応』の一番のデメリットを解消できたわけだが、メリットばかりではない。
「"ドミネーション99"」
「うおっ!? 体が勝手に!?」
ヤンキー勇者の精神に干渉し、持っている魔王の右腕を渡すように命令を下した。
本来であれば、俺の思い通りになるはずなのに強い抵抗を感じる。
相手が選ばれし勇者だからという要素もあるが、魔法の威力が激減するというのがこの切替ステータスのデメリットだ。
「くっ! どうして右腕を渡したがる。オレの言うことを聞け!」
差し出された魔王の右腕を受け取った直後、詰め寄ったヤンキー勇者に胸ぐらを掴まれた。
「貴様、何者だ!? 最初からそれが狙いだったのか!」
「依頼の品なもんで」
その時、観客たちの中から女性の悲鳴が聞こえた。
「盗人よ!」
「ほら、勇者様。犯罪者がいるのに捕まえなくていいんですか?」
「それは衛兵の仕事だ。その腕を返せ!」
「そうですか。じゃあ、俺が代わりにやりますよ」
ヤンキー勇者の手を払いのけ、左手をそっと差し出す。
すると、人波を縫って進む気怠げな少女の手が俺の左手に添えられた。
「こんな時間に叩き起こされるのは迷惑です。さっさと終わらせてください」
「切替ステータス――クスィー」
「ひゃ! 呼び捨て!?」
無意識のうちにセクハラ行為をしてしまったかもしれない。
女の子らしい声を上げたクスィーちゃんには後で謝らないと。
九尾族からダークエルフ族に切替したわけだが、当然俺の手には弓も矢もない。
この状況なら選択できる魔法は"スターダスト・ダークネス・アロー"に限られるが、デメリットのせいで発動できない。
では、どうするのか――
俺は足元に転がっているヤンキー勇者の指輪を拾い、思いっきり振りかぶって投げた。
ダークエルフ族は魔力をまとって身体強化を得意としている種族。つまり、どんな物体にでも魔力をまとわせることができる。
「へぎょ!?」
遠くの方から情けない声が聞こえ、前のめりに転けた男が取り押さえられた。
「……ダークエルフ族……だと…………」
目の周りに魔方陣を描いたままのヤンキー勇者が戦慄して後退る。
俺の変化に驚くということは、いくら選ばれし勇者でも種族を替えることはできないということだ。
「こいつは魔族だ!! さっきからコロコロと種族を替えては、魔法でオレ達を操ろうとしている! こいつを引っ捕らえろッ!!」
ヤンキー勇者の発言に観衆が叫び声を上げながら逃げ出す。
それと同時に王宮内からは騎士と思しい集団が飛び出してきた。
「お集まりの皆さんに伝えないといけないことがあります!」
俺は負けじと声を張り上げた。
「金髪の勇者様は嘘をついている!」
「なんだと!?」
「これが魔王の右腕で間違いないことは金髪の勇者様が証言している! 先日、この国の辺境にある街がデスクックとサイクロプスに襲われた。その理由がこいつだ!」
奪った魔王の右腕を天に掲げながら言うと、周囲がどよめき、信じられない、信じたくないといった憂い顔でヤンキー勇者を見つめる人が出てきた。
もっと慌て出すかと思ったが、深呼吸したヤンキー勇者はさっきまでの調子を取り戻して、ジェスチャーを交えながら演説を始めた。
「こんな胡散臭い奴を言うことを信じるのか? 君たちはオレのファンだろ? このオレが王国を危険にさらすはずがない」
観衆は全員がヤンキー勇者の味方だった。
誰もが奴を支持し、俺の言うことなんて聞いてくれない。
「そうか。なら、国王陛下に聞いてみよう。報復されたんですよね?」
俺が王宮のバルコニーを見上げると、つられてヤンキー勇者たちも視線を上げた。
「……因果関係がないとは言い切れない」
愕然とする観衆たち。
静寂を破ったのは一人の男の絶叫だった。
「あの時の訛り!! 顔は違っても、間違いなくあの男だ! 冒険者全員をデスクックとサイクロプスから助け出してくれた英雄様だ!!」
「あっ! あの時のおっちゃんやん。覚えとかんでええって言ったのに」
まさかの再会に俺は軽く手を振って応えた。
ヤンキー勇者の手には女のような細い右腕がある。目を凝らして見ると、小指にはリングがあり、爪にはネイルが施されていた。
「俺、ずっと勘違いしてたってこと?」
魔王が言っていた右腕が側近的な意味ではなく、本当に自分の右腕だとするなら魔王城での会話やその後のギンコとクスィーちゃんの反応にも合点がいく。
「…………はずっ。どんな顔をして二人に会えばいいんや」
ギンコはともかく、クスィーちゃんはゲラゲラ笑うだろう。
それこそ、腹が捩れるくらい笑い転げると思う。
「ウル~~~~ッ!」
天を仰ぎ、遠吠えするウルルに意識を引き戻された。
「そんなことも言ってられんか。今はあの右腕を取り返すことを考えよう」
フロート車から降りて、王宮の中へ移動を開始したヤンキー勇者の後を追う。
こんなに人が多い中で目立つようなことはしたくないが、考え方を変えれば、人に紛れながら盗めるかもしれない。
「即刻ステータス――猫又族」
俺は種族を猫又族に変えるようにステータスオープンさんに頼んだ。
今の俺には猫耳と尻尾、それに手足には肉球がある。(ギンコの魔法で周りからは人間にしか見えへんよ)
抜き足差し足で人をかき分け、ヤンキー勇者の背後に忍び寄った。
――ネコババさせてもらうで。
俺の手がヤンキー勇者の持つ魔王の右腕に触れようとした瞬間――ヤンキー勇者が、ばっと振り向いた。
視線がぶつかり合い、俺の額から嫌な汗が流れる。
「おや? オレの行き過ぎたファンかな?」
「あははは。そんなところです」
思わず苦笑いを浮かべる俺の腹にヤンキー勇者の足がめり込んだ。
「ぐふっ」
2歩ほど後方へよろつき、片膝をつく。
おかげで瞬間的かつ簡易的なステータス変換が解けて、俺は猫又族ではなくなってしまった。
「見せてみろ、貴様のファン度合いを。『超鑑定』発動」
ヤンキー勇者の目が魔法陣に覆われる。
瞬きもせずに俺を見つめること数秒。奴は大袈裟にため息をついた。
「ただの人族か。何の魔法も持たないくせにオレから盗みを働くとはな。いや、魔法も持たないからこそ盗むのか」
ヤンキー勇者は憐れむように鼻を鳴らすと、人差し指につけていた指輪を外して指で弾いた。
小さな音を鳴らしながら指輪が俺の足元に転がる。
「そいつを売って美味いものでも食べるといい。家はどこだ? 勇者の力でお家に帰してやろう」
周囲から笑いが起きて、ヤンキー勇者を讃える声が聞こえる。
そして、俺を非難する声も飛び交った。
「ほら、『超転移』の準備はできたぞ」
俺を魔王国に飛ばしたスキルだ。
俺がステータスオープンさん、もとい『超適応』と信頼関係を築いているように奴もスキルを使いこなしているのだろう。
「……舐め腐ってんな」
膝に手をつき、立ち上がった俺の隣で風が通り過ぎた。
風に流されるお日様を浴びた香ばしい香りが鼻腔をくすぐる。
差し出した右手が叩かれ、パンッ! と乾いた音を立てた。
「切替ステータス――ギンコ」
ウルルの遠吠えを聞いて飛んできてくれたであろうギンコは流し目で素通りし、群衆の中へと消えていった。
「種族が変わった!?」
「化かし合いの始まりや」
今の俺は九尾族になっている。
スキル『超適応』は俺が置かれた環境によってステータスが変化するわけだが、それだけと人族の国にいる間は"人族"になってしまう。
そこでステータスオープンさんに相談して、考案されたのがこの切替式。俺と一緒にいなくても触れただけで別種族になれるというものだ。
これで『超適応』の一番のデメリットを解消できたわけだが、メリットばかりではない。
「"ドミネーション99"」
「うおっ!? 体が勝手に!?」
ヤンキー勇者の精神に干渉し、持っている魔王の右腕を渡すように命令を下した。
本来であれば、俺の思い通りになるはずなのに強い抵抗を感じる。
相手が選ばれし勇者だからという要素もあるが、魔法の威力が激減するというのがこの切替ステータスのデメリットだ。
「くっ! どうして右腕を渡したがる。オレの言うことを聞け!」
差し出された魔王の右腕を受け取った直後、詰め寄ったヤンキー勇者に胸ぐらを掴まれた。
「貴様、何者だ!? 最初からそれが狙いだったのか!」
「依頼の品なもんで」
その時、観客たちの中から女性の悲鳴が聞こえた。
「盗人よ!」
「ほら、勇者様。犯罪者がいるのに捕まえなくていいんですか?」
「それは衛兵の仕事だ。その腕を返せ!」
「そうですか。じゃあ、俺が代わりにやりますよ」
ヤンキー勇者の手を払いのけ、左手をそっと差し出す。
すると、人波を縫って進む気怠げな少女の手が俺の左手に添えられた。
「こんな時間に叩き起こされるのは迷惑です。さっさと終わらせてください」
「切替ステータス――クスィー」
「ひゃ! 呼び捨て!?」
無意識のうちにセクハラ行為をしてしまったかもしれない。
女の子らしい声を上げたクスィーちゃんには後で謝らないと。
九尾族からダークエルフ族に切替したわけだが、当然俺の手には弓も矢もない。
この状況なら選択できる魔法は"スターダスト・ダークネス・アロー"に限られるが、デメリットのせいで発動できない。
では、どうするのか――
俺は足元に転がっているヤンキー勇者の指輪を拾い、思いっきり振りかぶって投げた。
ダークエルフ族は魔力をまとって身体強化を得意としている種族。つまり、どんな物体にでも魔力をまとわせることができる。
「へぎょ!?」
遠くの方から情けない声が聞こえ、前のめりに転けた男が取り押さえられた。
「……ダークエルフ族……だと…………」
目の周りに魔方陣を描いたままのヤンキー勇者が戦慄して後退る。
俺の変化に驚くということは、いくら選ばれし勇者でも種族を替えることはできないということだ。
「こいつは魔族だ!! さっきからコロコロと種族を替えては、魔法でオレ達を操ろうとしている! こいつを引っ捕らえろッ!!」
ヤンキー勇者の発言に観衆が叫び声を上げながら逃げ出す。
それと同時に王宮内からは騎士と思しい集団が飛び出してきた。
「お集まりの皆さんに伝えないといけないことがあります!」
俺は負けじと声を張り上げた。
「金髪の勇者様は嘘をついている!」
「なんだと!?」
「これが魔王の右腕で間違いないことは金髪の勇者様が証言している! 先日、この国の辺境にある街がデスクックとサイクロプスに襲われた。その理由がこいつだ!」
奪った魔王の右腕を天に掲げながら言うと、周囲がどよめき、信じられない、信じたくないといった憂い顔でヤンキー勇者を見つめる人が出てきた。
もっと慌て出すかと思ったが、深呼吸したヤンキー勇者はさっきまでの調子を取り戻して、ジェスチャーを交えながら演説を始めた。
「こんな胡散臭い奴を言うことを信じるのか? 君たちはオレのファンだろ? このオレが王国を危険にさらすはずがない」
観衆は全員がヤンキー勇者の味方だった。
誰もが奴を支持し、俺の言うことなんて聞いてくれない。
「そうか。なら、国王陛下に聞いてみよう。報復されたんですよね?」
俺が王宮のバルコニーを見上げると、つられてヤンキー勇者たちも視線を上げた。
「……因果関係がないとは言い切れない」
愕然とする観衆たち。
静寂を破ったのは一人の男の絶叫だった。
「あの時の訛り!! 顔は違っても、間違いなくあの男だ! 冒険者全員をデスクックとサイクロプスから助け出してくれた英雄様だ!!」
「あっ! あの時のおっちゃんやん。覚えとかんでええって言ったのに」
まさかの再会に俺は軽く手を振って応えた。
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