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小学生編小話

★ 550なんですっ!

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「あー…あー…マイクテス、マイクテス、デスマスク…」
『……美鈴ちゃん、僕は突っ込まないよ?』
「えっ!?優兎くん、酷い…しくしくしく…」
『あれ?今鈴ちゃんの泣いた声が聞こえた気がしたんだけど…』
「き、気の所為だよ、葵兄っ」
『そう?』
『そうっ』
「さて、優兎くんを弄って遊ぶのは、置いといて」
『…(置いとかれた…)…』

「それでは質問のお返事をする前に、説明をしておきますね~。私達が今いる場所は各々の自室でございますっ。そこからパソコンを通じて会話をしてます。テレビ電話みたいな感じかな~。因みにこれは金山さんが用意した物なので、一体どんなアプリが入っているのかさっぱり分かりませんが信用度は100%です。それでですね。私のパソコンが親機になってまして、こちらで質問に対応された人と繋ぎ答えを貰って行く流れです。ご了承頂けましたか~?それでは、質問スタートしまーすっ。
まず一番初めの質問者様は『菫歌様』です。ありがとうございますっ!えーっとご質問内容は『華菜ちゃんと逢坂くんの恋の行方』だそうです。これは小話でちょこちょこ出て来てますよね~。とりあえず、中継を繋ごうと思いま~す。華菜ちゃん、逢坂く~ん?」

―――華菜と逢坂に通信接続。

『はいはーいっ!美鈴ちゃん、ちゃんと聞こえてるよーっ』
『…しょっぱなから脇役のおれらかよ…』
「で?恋の行方はどうなの?逢坂くん、華菜ちゃん」
『どうって聞かれてもな…。その…前に小話で上がったのが現状で…あ、でも、その…出来れば、ずっと華菜の恋人でいたい、かな?』
『恭くん……。うんっ、私もっ』
「………ラブラブだね。中学生編の小話に移ったら、また中学生の二人の姿をお披露目する事が出来ると思いますのでどうぞお楽しみに。逢坂くん。ふられないといいねっ」
『よ、余計なお世話だっ!』
「また華菜ちゃん泣かせたら…分かってるよね?って言うか、華菜ちゃんを返して欲しい…。私の華菜ちゃん…しょんぼり」
『美鈴ちゃん…。大丈夫っ!私美鈴ちゃんの事愛してるからっ!』
「華菜ちゃんっ」
『美鈴ちゃんっ』
『………頼むから、おれの存在を思い出してくれ』

―――接続解除。

「…後で逢坂くんには恨みつらみを言うとして。
お次の質問者様は『織原深雪様』ですっ。ありがとうございますっ!えーっと質問内容は『優兎くんの髪の長さ』『七海お姉ちゃんと華菜ちゃんの髪型』『お祖母ちゃんが集うとどうなる?』『弟達の絡みがみたい』の四つですね~。んーっと、まずは優兎くんと華菜ちゃんに繋ごうかな?七海お姉ちゃんは今日将軍さんとデートだから不在なので、そこはご了承下さいませ~」

―――華菜と優兎に通信接続。

「って事なんだけど。優兎くん聞こえてるー?」
『うん。さっきも会話したけど問題ないよ。えっと、僕の髪の長さ、だったよね?』
「うん。そう。優兎くん、だいぶ髪伸びたよね~。今は肩より下くらい?基本的にはおろしてるよね?」
『……喉仏、ばれたら怖いしね…』
『私と同じでほわほわしてるよね、優兎くんの髪って』
『それは僕だけじゃないよ。華菜ちゃんだってほわほわだよ?』
「確かに。華菜ちゃんは可愛いっ!」
『大丈夫、美鈴ちゃんも可愛いっ!…んー。私のはほわほわって言うか癖だよ。いっつも三つ編みしてるから。中学生になってから…、恭くんと付き合い始めてからって方が正しいかな?とにかく、今は伸びてた髪を短く切って、ポニテにしてるよ』
「うんうん。華菜ちゃんはどんな髪型も似合うもんねっ。ポニテにして肩につくかつかないかくらいだよね」
『ちょっと髪が厚いのがコンプレックスなんだけど』
「華菜ちゃんは可愛いから問題ないっ!」
『美鈴ちゃん、大好きっ!』
「私も大好きっ!」
『…話し進めるよ。二人共。あとは、七海さんの髪型だっけ。七海さん、以前はショートだったけど、将軍さんと付き合い始めて、ミディアムになったよね?フェミニンって言うのかな?』
「そうそう。なんでも将軍お兄ちゃんと一緒に似合う髪型決めたんだってー」
『へぇ~。何かいいなぁ…。私も恭くんと決めてみようかな』
『……後悔しないでね』
「……優兎くん、それは一体…?」

―――沈黙。後、華菜接続解除。

「あとは、お祖母ちゃん達が集うとどんな感じって事だったけど。結構意気投合してるよ~。良子お祖母ちゃんはヨネお祖母ちゃんが理想の女性像みたい」
『あ、それはお祖母様にも言えてるかも。ヨネお祖母ちゃんの事すっかり崇拝してる』
「そう言えば、前にヨネお祖母ちゃんが来た時、「優兎くんに佳織が実の子の様に接しているのなら、私にとっても孫よ。お祖母ちゃんって呼んで」って言ってたよね。しかも、ヨネお祖母ちゃんの一番のお気に入りになったよね、優兎くん」
『うん』
「知ってる?優兎くんがヨネお祖母ちゃんをお祖母ちゃんって呼ぶようになってから、佳織ママ少し拗ねてたんだよ?」
『え?なんで?』
「自分はお母さんって呼んで貰えないのにズルいって。ママも勿論分かってるんだよ?優兎くんのお母さんは一人しかいないって事は。でもそれとこれとは話が別なんだろうね~。いっそお祖母ちゃんでも良いから呼ばれたいって言ってた」
『………』
「優兎くんの気が向いた時でいいから、いつかお母さんって呼んであげて?」
『うん。分かったよ。美鈴ちゃん』

―――優兎接続解除。

「それから、弟達の絡み…。えーっと、ちょっと待っててね。部屋を出て~、旭の部屋へ行って~。旭ー?」
「あ、お姉ちゃん、どうしたのっ?」
「ぎゅーしていい?」
「わーいっ。お姉ちゃんとぎゅーっ!」
「ぎゅー」
「あーっ!?あさひ兄ちゃっ!ずるいっ!おねえちゃん、ぼくもぎゅーっ!」
「するいよっ!旭兄ちゃんっ。ぼくもお姉ちゃんとぎゅーっ!」
「ぼくもっ!ぼくもぼくもっ!あさ兄ちゃん、お姉ちゃんっ、ぎゅーっ!!」
「わっ!?ふふっ。じゃあ皆まとめてぎゅーっ!」
「「「「お姉ちゃん、大好きーっ」」」」
「私も大好きっ!」
「じゃあ、僕と結婚してくれるっ!?」
「あさひ兄ちゃっ!おねえちゃんはぼくとけっこんするのーっ」
「ちがうよっ、蓮っ、ぼくとけっこんするんだよっ」
「ちがうもんっ、おねえちゃんはぼくとけっこんするのっ!あさ兄ちゃんとも、れんでも、らんでもないのっ!」
「うふふ。お姉ちゃんモテモテだ~」
「おい、こら。美鈴。コーナーが停滞する。戻ってこい」
「あれ?鴇お兄ちゃん。いつの間に?」
「「「「あーっ!!お姉ちゃんがもってかれたーっ!!」」」」

―――現れた鴇に美鈴回収される。部屋に強制送還。

「ではお次の質問者様は『さき様』でございますっ!ありがとうございますっ!えっと質問内容が『御三家にファンクラブはあるの?』だそうです。んんー。これは…透馬お兄ちゃん達に聞いても分からないよね、多分。じゃあ、鴇お兄ちゃんかな?」

―――鴇と通信接続。

「鴇お兄ちゃーん。透馬お兄ちゃん達にファンクラブってあるのー?」
『あるぞ』
「あ、やっぱりあるんだ」
『あぁ。確か…透馬のが『ペガサス会』で主に女が会員。大地のが『筋肉を愛でる会』とかで主に筋肉ダルマ共が大地の筋肉を愛でる会で男が多いが女がいない訳ではない。最後に奏輔のが『美しき花』で奏輔の女装をこよなく愛する男しかいないファンクラブだ』
「……碌なのがないんだけど…」
『そうか?透馬のはまともだろ?』
「……だって、鴇お兄ちゃん、ファンクラブの内容言わなかったし」
『…………まぁ、お前は知らなくて良い事だ』
「…………(気になる)…………」
『とりあえず奴らのファンクラブは危険思想の多いクラブだから近寄るな。以上』

―――鴇接続解除。

「…よしっ。深い事は気にしないことにしよっ。
お次は…『日向葵様』からのご質問ですねっ!ありがとうございますっ!質問内容は『鴇+御三家の幼少期の失敗談』と『三つ子の名前は誰が決めたの?』ですねっ!これはお兄ちゃん達全員必要だねっ」

―――鴇、透馬、大地、奏輔と通信接続。

「鴇お兄ちゃんはさっき確認してるから問題ないとして。透馬お兄ちゃん達聞こえてるー?」
『おー』
『問題ないよー』
『進めてええで?』
「分かったー。じゃあ、四人の幼少期の失敗談をきりきりと吐くのだー」
『姫。吐くのだ―って可愛い口調で言ってる事が酷ぇな』
「だって、そう言う質問だもん。ごめんね?」
『美鈴。あざといぞ。…とは言え、失敗談か。あぁ、透馬が昔、大地とキャッチボールをしてた時、走って来た犬を避けようとして近くの溝に落ちた事があったな』
『ちょっ!鴇っ、お前あっさりとばらしてんなよっ!それを言うなら、こっちだって。大地っ。お前小学生の時の農業体験の課外授業で、走って牛糞に突っ込んでったことあっただろうがっ!』
『あー。あれは本気で凹んだよねー…。家帰って家族に話したら2週間笑われ続けたしー。こういう話なら、奏輔ので面白いのがあるよー。昔、奏輔が好きだった女の子に告白した時、「自分より綺麗な男は嫌い」って言われて振られたんだよねー』
『な、なんで知っとんのやっ!?それ、こっちに引っ越してくる前の話やろっ!』
『…奏輔。それは愚問だろ』
『……お姉達か…』
「ねぇねぇ。お兄ちゃん達っ。鴇お兄ちゃんのはっ!?」
『美鈴…。お前な』
『鴇?鴇は何やるにしてもスマートで失敗らしい失敗を見た事ねぇんだよな』
『あ、でも、失敗じゃないけど、鴇がすっごくテンションが高かった時の話なら知ってるよー』
「わっ!聞きたい聞きたいっ!」
『それはねー。高校一年の時の話なんだけどー。ある日登校して来た時、鴇のテンションがバカ高くてー』
『あぁ、あの時か。あれは確かに高くてビビったよな』
『いつも無表情がデフォの鴇が笑ってたからな。ホンマ気色悪かったわ』
『ねー。んでオレ達がその理由を聞いたらー、本屋でー』
『美鈴。今すぐ通信を切れ。もしこれ以上聞き続けたら、今度連れて行くと約束したご当地グルメイベントに行く話はなしだ』
「じゃ、切りまーす」

―――鴇、透馬、大地、奏輔説持続解除。

「鴇お兄ちゃんの話は気になるけど、ご当地アイスには変えられない。えっと後は、そうそう、三つ子の名前だったね。これはね、ママが決めたよ?最初は皆で話し合って、三つ子だしテンポよく呼べて、男の子だったから漢字一文字でまとめたいねーって話になって。なら、これはどう?って皆でリストアップした名前からママが決定したの。語呂から付けたから意味は後付けだってママが言ってたけど、意味は「美しくあれ」って意味なんだだって。美しさって言っても色々あるもんね。ふふ、ママらしいよね。
さて、と、次は『如月カレン様』からのご質問です。ありがとうございますっ!さて、質問内容ですが。『全キャラの告白された回数は?』です。これは…一斉接続かな」

―――攻略対象者全員と通信接続。

「という訳で皆告白された回数を順にお願いしますっ。まずは白鳥家からっ」
『と言われても…棗は何回?』
『正直覚えてない』
『だよね。手紙とか毎日届くし』
『呼び出しとか日常だしね。鴇兄さんは?』
『……そんなものの回数を覚えてる位なら、別の事に記憶力を使う』
「………お兄ちゃん達記憶力良い癖に…。じゃあ質問の仕方を変えるよ。100以上か以下かでどう?」
『100は流石に…。ね、棗』
『うん。近くは行ってそうだけど。100は越えてないと思う』
『…………1000は、いってるか…?いやだが…』
「…うん。次に行こう。御三家のお兄ちゃん達はー?」
『俺達は、鴇が側にいるからな。基本的にはそんなに…』
『俺は大体30人位やね』
『あぁ、俺も似たようなもんだな』
『ゼロっ!』
『大地。胸を張って言う事か?』
『何だよー。見栄張るよりは良いと思うけどー?透馬は商店街のおばちゃん達込みの人数だろー』
『うっ』
『奏輔は、半分以上男だろー』
『ぐはっ』
『……お前ら。身内で争うな』
「こっちはこっちでリアルだよね…。じゃあ次は御曹子組の三人ねー?」
『僕は、5人、かな?』
『僕はゼロ。そもそも怖がられてる方が強いから。最近になって女の子がようやく話しかけてくれるようになったけどね。全部白鳥さんのおかげだよ』
『俺は……この間、告白されたのを入れて24人ってとこか。美鈴、25人目になるか?』
「なんない。猪塚先輩の謙虚さ見習ってください。樹先輩。…いや、猪塚先輩の謙虚さは偏りがあるから優兎くんの謙虚さにしてください。あとは四聖の皆、かな?」
『私は2回、ある。円は?』
『アタシ何かが男にモテる訳ないだろ。ゼロだゼロ。イチはどうなんだよ』
『うーん。本気で告白された事は一度もないよ。呼び出されて好きって言われた事は何回もあるけど、皆にやにやして揶揄ってるの丸解りだし。そんなの告白じゃない。…桃は?』
『…子供を孕めとは言われた事がありますけれど…告白はありませんわ』
「………これを聞いて男性陣は何か一言ある?」

―――沈黙。接続一斉解除。

「さ、次に行くよー。次の質問者様は『まるつぶ様』ですっ!ありがとうございますっ!『中学生になった露見尾くんが何処で何をしているのか』って、まさかの露見尾くんっ!?露見尾くんかぁ…。小学校の頃修学旅行でみたけど…。あれ?写真と手紙が空から降ってきた。開けて良いんだよね?鋏で封筒をチョッキチョッキ…四つ折りの便箋を開いて…えっとなになに?最近の露見尾くんですが、調理部に入部。毎日何かしら料理を作って幸せそうに過ごしているそうです。最近は皿と食べ物の区別がつくようになりお皿を食べなくなりました。食べては駄目なモノと良いものの区別がつくようになり、更に体が成長したおかげで若干スマートになりました。…うん?もしかしてこの写真、露見尾くん?スマートに…?あんまり変わってないように見えるんだけど…。相変わらずの巨体……顔もムフンッて口癖に伴った笑顔だし何処に変化が…?あっ!?腰にくびれが出来てるっ!?なる程、スマートっ!!…スマート?、……。うん。今日も露見尾くんは元気ですっ!」


「さて、次の質問者様は『猫宮様』ですねっ!ありがとうございますっ!質問内容は『源祖父さんと金山さんは会えたの?』『誠パパが弟達に好かれてる理由は?』『今後ペットを飼う予定は?』『家族が増えた分のリフォームは?』『旭や三つ子に家庭教師は?』『家訓は?』『もしも美鈴が店長になれるなら、皆で何屋さんをやりますか?』ですねっ!一杯ありがとうございますっ!まずは…金山さんと接続を繋ごうかな?金山さーん」

―――金山と通信接続。

「お嬢様っ、御呼びですか?」
「ぶにゃああああっ!?」
「ど、どうなさいました?お嬢様」
「ちょ、金山さんっ。折角パソコンの通信繋いだのに、いきなり後ろに立たないでーっ。あー、びっくりしたぁ…」
「申し訳ありません。気分を落ち着けるために、お茶でもいかがですか?」
「あ、うん。今はいい。ありがとう、金山さん。それより、質問いいかな?金山さんは源お祖父ちゃんと会った事あるの?」
「勿論ございますよ。挨拶程度ではございますが」
「樹先輩の所の銀川さんとはどういう関係?」
「同僚です」
「え?でもそれだけにしては…あ、何でもないです。(危うきに近寄るべからずだね…)えっと、それじゃあ旭達が誠パパを好きな理由だけど」
「それは簡単でございますね」
「だよねっ。誠パパが強いからだよねっ。男の子は強い人に憧れるもんねっ」
「おや?ふふ。お嬢様。そうではありませんよ。勿論強い男に憧れるのも間違いではありませんが。それにプラスする理由が御座います」
「理由?」
「はい。坊ちゃま達が誠様を好いている理由。それは、お嬢様。お嬢様が誠様を好いておられるからですよ。大好きなお姉さんが好きなものを一緒に愛しておられるのですよ」
「あ、どうしよう。私泣きそう…うぅ…もう一度旭達をぎゅーしに行こうかな…」
「おやおや。ならば私がお付き合い致しましょう。もしくは僭越ではございますが私めが代わりに坊ちゃま達を抱きしめに…」
「…うん。ちょっと冷静になれた。えっと次は今後はペットを飼う予定…特にないなぁ。庭に野良猫ちゃん一杯いるしね。餌もあげてるし…ってあれ?これってペット飼ってることになるのかな?」
「見方次第でございましょう」
「そっか。うん。そうだね。次は、家族が増えた分のリフォームは…別にしなくてもいい、かな?お家もともとおっきいし。部屋も余ってたしね。今だって三つ子の部屋も各一部屋ずつあるよ?もともとお客様の宿代わりの家だったらしいし。しいて言うなら、優兎くんの家と渡り廊下で繋いだ時、軽くリフォームしたかな~?くらいだよ~。次は、旭や三つ子の家庭教師?それは今金山さんが全部引き受けてくれるよ~。私が家にいる時は私がやってたけどね。時々はお兄ちゃん達もママも誠パパもお祖母ちゃん達も見てくれるから多分必要ないんじゃないかな?それから家訓。これは分からないかも。金山さんは知ってる?」
「白鳥家の家訓ならば『真を見て、真を貫け』でございます」
「えっと、それはどう言う意味?」
「財閥を率いるものとして、虚偽に騙されるべからず。真(まこと)、真実を見抜き、その真実に正しい行いを貫けと言う意味でございます」
「はぁ~。なるほど~。簡単なようで一番難しいね」
「左様でございますね」
「あとは…私が店長になったら皆で何屋さんをやるか、だね」
「……お嬢様。私めにお勧めの職が御座います」
「え?なになに?」
「玩具屋など如何でしょう?」
「あ、良いかもっ!おもちゃ屋さんっ!華菜ちゃんと優兎くんがレジ担当で。鴇お兄ちゃんと双子のお兄ちゃんが事務経理担当。猪塚先輩は警備員。透馬お兄ちゃんはプラモデルとか男の子用のおもちゃ担当、奏輔お兄ちゃんがおままごとセットとかの女の子用のおもちゃ担当、大地お兄ちゃんが縄跳びとかヨーヨーとかのアウトドア系のおもちゃの担当。樹先輩はライバル店の店長って感じでっ。おまけでママが玩具開発部門担当っ」
「ほっほっほっ。楽しそうですなっ。それではお嬢様。私には何のお役目を頂けるのでしょう?」
「勿論、会社の社長である誠パパの補佐でしょっ」
「成程。では誠心誠意お仕えさえていただきましょうっ。おや?電話が入ったようです。ちょっと御前を失礼致します」
「……消えた…」

―――金山接続解除。

「次の質問者様は『いくは様』ですっ!ありがとうございますっ!質問内容は『七海お姉ちゃんと将軍お兄ちゃんのデートコース』『旭の読み聞かせverの数』『皆の弱点』の三つですねっ。えっと一つ目の質問の答えは…透馬お兄ちゃんと大地お兄ちゃんに聞いたら早いかな?」

―――透馬と大地に接続。

「ね?ね?透馬お兄ちゃん、大地お兄ちゃん。七海お姉ちゃん達の定番デートコースって知ってる?」
『定番デートコース?…大地、知ってるか?』
『うん?良くサッカー観戦に行ってるのは知ってるけどー』
『つったって、サッカーなんて毎回やってる訳じゃねーだろ』
『あー…。そう言えばこの前、公園にあるコートでバスケしてたよー』
『あー。そういや良く1or1やってるよな』
「って事はー。基本的にスポーツ関係のデートスポットに行ってるって事だよね?」
『まぁ、そうなるねー』
「ふふっ。二人らしいね」

―――透馬、大地接続解除。

「それから旭の読み聞かせverの数は、童話の組み合わせ次第でかなりの数になるよ?あんまり数えた事ないかも。だってきりないんだもん。えっと次は皆の弱点だね。ふっふっふ。私知ってるもんっ。まずはお兄ちゃん達は全員揃ってレバー料理が苦手っ!前料理した時三人共若干渋い顔してたから間違いないっ!それから御三家のお兄ちゃん達は言わずもがな、兄姉妹でしょう。色んな意味で弱点だよね。あとは樹先輩の弱点?…葵お兄ちゃんか銀川さん?でもそれは弱いってだけで弱点じゃないのかな?あ、そう言えば前カマキリを見て飛び跳ねてるの見た事ある。もしかして虫が苦手なのかも。今度樹先輩の目の前でトンボを放してみよう。猪塚先輩は香水の香りが苦手って言ってたのを聞いた事がある気がする。先輩のお母さんが強い香水の香りが苦手で弱めにしか使ってなかったから香水を振り撒いてあるく大人な女性の香りが苦手なんだってさ。あと優兎くんの弱点…多分、お母さんの形見の指輪だと思う。良い意味でも悪い意味でも弱点になり得るんじゃないかな?
それじゃあ、次。質問者様は『立花詩季様』ですっ!ありがとうございますっ!質問内容は『ママの武勇伝』ですねっ!ママの武勇伝…前世の込みでいいなら色々あるけど…。例えば前世で入院中、あまりにも暇だったから隣の病室のお爺ちゃんと将棋で勝負して勝ち続けてたんだけど、その相手をしていたお爺ちゃんが実は有名な棋士だった、とか。今世で言うなら、5歳の時点で既に源お祖父ちゃんを背負い投げして勝利を収めていた、とか。中学校時代にクラスの男子全員に告白されたけど全て一蹴した、とか。…きりないよ~?むしろママは武勇伝しかないんだと思うの。
次は『柊レイ様』の質問ですっ。ありがとうございますっ!内容は『商店街の御三家以外のお店』『華菜ちゃんと逢坂くんの付き合った経緯』『七海お姉ちゃんと将軍お兄ちゃんの付き合った経緯』『攻略者達の弱点』『バレンタインで私が作った物は?』『誠パパの元部下の日常』『良子お祖母ちゃんの日々』『金山さんと銀川さんはどっちが強い?』『皆の家は何階建て?』『攻略者の皆さんのお財布事情』『ファンタジー世界に美鈴達がトリップしたらどんな役職?』『皆の好きな作家、もしくは本の名前は?』ですねっ!一杯ご質問有難うございますっ!えっと…商店街の事だからまず御三家のお兄ちゃん達と華菜ちゃんと接続しようかな」

―――透馬、大地、奏輔、華菜と接続。

「商店街のお店について聞きたいそうですよー」
『あー。まずは俺の家の肉屋、大地ん所の八百屋、奏輔ん所の呉服屋だろ』
『うちは呉服屋ゆーても、最近じゃ衣料品店ってゆーた方が正しい』
『他は華菜ちゃん家の花屋さんでしょー?』
『ですねっ。それ以外と言うと…。個人病院と、魚屋さん、あとは雑貨屋さん。コンビニもあるし。食堂も洋食和食中華と三つ。ハンバーガーショップもあるし、あとは…』
『最近になって出来たのは、ジェラートとクレープの店とタイ焼きとたこ焼きの店だな』
『昔ながらの金物屋とか酒屋とかもあるよー』
『謎なとこやと、占いの館とかもあったりするわ』
「……クレープ…。行きたい…」
『美鈴ちゃんがこっちに戻って来た時に一緒に行こうねっ』
「華菜ちゃんっ!約束ねっ!」
『うんっ!絶対一緒に行こうねっ!』
「うんっ!それじゃあご褒美も出来た所で。次なんだけど…。華菜ちゃんと逢坂くんの付き合った経緯、次の七海お姉ちゃんへの質問、あとは攻略者達の弱点、これらは前に答えてるから大丈夫かな?その次に行こう。バレンタインで私が作った物だね。でもこれっていつのバレンタインだろう?取りあえず中学に入る前は、家族皆でチョコフォンデュやったよ~♪」
『あと美鈴ちゃんは私に花の形したチョコをくれたよ~。優兎くんにもあげてたよね?美鈴ちゃん』
「うん。あげたよ~。猪塚先輩と樹先輩は何もあげてないけどねっ」
『俺達にはくれたよな~。去年はトリュフだったか?』
『うん。めちゃうまだったー』
『お姫さんの作った物にハズレはないから安心して食べれるわ』
『……鴇にハズレを飲まされた事はあったけどな』
『…だねー…』

―――透馬、大地、奏輔、華菜と接続解除。

「次は誠パパの元部下の日常…?うーん。これは私には良く解らないな~…あれ?また手紙が空から降ってきた。ちょっきんちょっきんっとね。えーっと。『申し訳ございません。ネタバレ事項です』…あう。ネタバレかー。すみません。お伝え出来ないようです。次に良子お祖母ちゃんの日常?これは金山さんと話した方がいいかな?金山さーん」

―――金山と通信接続。

「御呼びですか?」
「お電話終わった?今は平気?」
「はい。大丈夫です。また私にご質問ですか?」
「あ、うん。次の質問はそうだよ。でもその前に良子お祖母ちゃんの一日の流れを教えてくれる?」
「畏まりました。まずは朝5時に起床。後のストレッチ、朝の御仕度が終わり次第、お部屋にて業務。間に食事をはさみつつ15時まで業務を継続。15時から花島様とティータイムをおとりになり、そのまま花島様と提携業務の相談、契約等々の業務。夕食をおとりになられまして、夜に家族団欒。そして真っ先にお部屋に戻られまして、入浴を済ませお休みになられる準備を済ませますとご就寝という流れでございます」
「誠パパやお兄ちゃん達、それから私が仕事を引き継いでも、良子お祖母ちゃんは財閥元総帥として仕事が一杯あるんだよね~」
「左様でございますな」
「はやくお祖母ちゃんが仕事しなくていいように頑張らなきゃねっ」
「お、お嬢様っ!な、何とお優しいっ!!感激でございますっ!!うおおおおおんっ!!」
「か、金山さんっ、どうどうっ。次の質問は金山さん宛てだから」
「なんでございましょう?」
「切替はやっ!?えっとね。金山さんと銀川さん。どっちが強いの?」
「私です」
「すっごい断言。疑う訳じゃないけど、でも一応確認。…ホント?」
「はい。私です」
「そ、そっか。……(本当かなぁ…?)」
「お嬢様。お次の質問は?」
「え?あ、次はね。皆の家は何階建て?だね。私達白鳥家と樹先輩宅。あとは猪塚先輩、桃の家は三階建て。それ以外の皆は全部二階建てじゃない?」
「ただし、商店街のお坊ちゃま、お嬢様方は基本的に一階がお店となっているようですな。入口は各家々で違うようですが」
「だね。それから次は、お財布事情だね。金山さん、皆どれだけお金持ってるか知ってる?」
「存じ上げておりますが…金額をそのまま言うのは憚られますので、裕福な方から順番に名を上げて行きましょう。中学生編現在で。鴇お坊ちゃま、樹様、葵お坊ちゃま、棗お坊ちゃま、猪塚様、優兎お坊ちゃま、透馬様、奏輔様、大地様の順でございます」
「大地お兄ちゃん…。お小遣い貰った側から使っちゃうから…」
「で、ございますな。おっと、再び呼び出し電話が。失礼します、お嬢様」

―――金山接続解除。

「次はファンタジー世界に私達がトリップしたら、か~。これは全員接続だね」

―――全員と通信接続。

「皆は、ファンタジーな世界にトリップしたら役職なんになると思う?」
『また、難しい質問だな』
『鈴は何がいいの?』
「宿屋の女将」
『なんでそこ…。……とりあえず鈴ちゃんが、召喚士だとして』
「葵お兄ちゃん。それこそなんで召喚士…?」
『鴇兄さんは、魔法剣士?』
『じゃあ、葵は格闘家ってとこかな?』
『棗は拳闘士かな?』
『…何処が違うんだ?』
『拳闘士は治癒術が使えるんだよ』
『格闘家は攻撃特化』
『成程』
「御三家のお兄ちゃん達はー?」
『俺は、鑑定士かな。少なくとも銀を見分ける事は出来るから』
『オレは、騎士でー。武器はアックスがいいなー』
『俺は、攻撃魔法士がええな』
「…今の所回復出来る人、一人もいないんですけど…」
『僕は狩人がいいな。遠距離型がいないし。魔法よりは弓の方が覚えやすそうだし』
『俺は聖騎士だな』
「え?樹先輩、何の冗談ですか?似合いませんよ?」
『美鈴。はっきり言い過ぎだろ』
「猪塚先輩はー?」
『おい、無視するなっ』
『僕か。僕は…剣士、かな?』
「確かに特攻型の猪塚先輩には向いてるかも…」
『美鈴ちゃん、私は盗賊がいいなっ』
『王子。私は薬師』
「華菜ちゃんと愛奈にはピッタリねっ」
『アタシは竜騎士がいいな』
「スピード特化の騎士だねっ」
『私は、踊り子ーっ』
『私は、そうですね。賢者、とかでしょうか』
「ユメの踊り子は良いとして、桃の賢者はちょっと怖いね。所でこのパーティ、勇者がいないんだけど…。聖女もいないし、いいの?回復が愛奈と棗お兄ちゃんしかいない…超攻撃特化パーティだけどいいの?これ…」

―――沈黙。

「次に行こう、次っ。皆の好きな作家、もしくは本の名前っ。はい、まず本は漫画か雑誌しか読まない人お手上げっ!」
『はーいっ!』
「えっと大地お兄ちゃんと、ユメと円、ね。でその中で好きなのは?」
『おれは少年漫画しか読まない。でも特にってのはないなー』
『私はファッション誌しか読まないよ~。あと適当にその時売れてる少女漫画』
『アタシもイチと似たようなもんだね。手芸雑誌とかそれ系と少女漫画しか読まない』
「ふむふむ。じゃあ次っ。ママの書いた本が一番好きな人お手上げっ!」
『はいっ』
「ふむ。透馬お兄ちゃんと優兎くん、それから愛奈ね。愛奈は『星を巡る勇者』でしょ?」
『うん。そう』
「優兎くんは?」
『佳織さんが少女小説デビュー前に書いた『悲しき旋律』って書きおろし小説。すっごい切ない物語だよ』
「あれかぁ…。あれは…(ママのパパへの想いが詰まった話なんだよね…)…」
『俺は、佳織さんの書いた数少ないライトノベルで『異世界へ渡った君への手紙』って本が好きだな』
「あぁ、あれはママらしい話だよねっ!ふむふむ。じゃあ、次は小説とかストーリー系じゃないエッセイ関係が好きな人お手上げっ!」
『はい』
「桃だけかぁ。確か桃が好きなのって有名女性タレントのエッセイだよね」
『はい。『幸せを掴む25の約束』という本ですわ』
「へぇ…。桃今度貸して~」
『勿論ですわっ!沢山持ってますから、今度一冊差し上げますわねっ』
「え?そんなに…?あ、ありがとう?…っと次は、学問系の本が好きな人お手上げっ!」
『…はい』
「奏輔お兄ちゃんに、華菜ちゃん、猪塚先輩に樹先輩だね。因みにどんな本?」
『俺は基本言語系の本やったら何でも好きやで?』
『私は問題集全般っ!でも一番は情報処理とかパソコン関係の専門書っ!』
『僕は日本語、国語の本かな。まだまだ学ぶことが多いし。日本語は面白いよね』
『俺は最近倫理系の本を好んで読んでる』
「……見事にバラバラ。あれ?お兄ちゃん達は何が好きなの?」
『特に好きだってのがないんだよな』
『僕も。まぁしいて言うなら辞書?』
『あ、でも、鈴の読み聞かせは好きだよ?』
『あぁ、確かに』
「読み聞かせが好きって、お兄ちゃん達読んでないじゃん」
『そう言う鈴は何が好きなの?』
「え?私?私はこれっ」
『……節約術百戦…?』
「そうっ!試しにやってみて成功した物と失敗した物を分けると楽しいっ♪」
『美鈴らしいと言うか、なんというか…』
「(鴇お兄ちゃんに苦笑いされた。何故か皆もしてる…解せぬ)……まぁ、いいや。それじゃ最後ねっ!エロ本持ってる人お手上げっ!」
『はいっ!!…あ』
「ふむふむ。透馬お兄ちゃんと大地お兄ちゃん、それから猪塚先輩と愛奈ね。……お兄ちゃん達は良いとして。猪塚先輩。犯罪ですよっ!後で没収ですっ!!めっ!あと愛奈。資料になるのかもしれないけど、愛奈も違法だからね。BL本とちょっとエロ目の少女漫画で我慢しましょう」

―――全員の接続一斉解除。

「はい。お次の質問者様は『砕牙様』ですっ!ありがとうございますっ!質問内容は『攻略対象の好きなタイプ』『皆の好きな私の手料理は?』『金山さんの一日』の三つですねっ!まずは皆にもう一度接続ー」

―――攻略者のみ一斉通信接続。

「皆の好きなタイプだってー。鴇お兄ちゃんはー?」
『そう、だな…。とりあえず『見ていて面白い奴』だな。葵はどうだ?』
『心の強い子、かな?棗は?』
『僕を頼ってくれる子。優兎は?』
『葵さんと同じですね。心が強くて真っ直ぐな子が好きです。奏輔さんは?』
『そやねぇ。お姉達と真逆なタイプやね。透馬はどうなん?』
『気遣いが出来る子に惹かれるな。身近にいる女があれだし…。大地はどうなんだよ』
『女の子は皆可愛いっ!好きになった子がタイプの子っ!ね、猪塚くん』
『そうですね。女の子は皆可愛い。けど、僕は僕の話を聞いてくれる子が好きです。樹先輩は?』
『…基本的に面倒ってイメージしかないな。だが…賢い奴は好きだ』
「……だ、そうです。じゃあもう一つ。好きな私の手料理は?はい、鴇お兄ちゃんから」
『美鈴が作った物は基本的に何でも美味いけどな。中でもあげるなら弁当か。お前の作る弁当好きなんだよな、俺』
『あーそれは確かにー。オレん家の母ちゃん達と違って冷めても美味いんだよねー。オレ、姫ちゃんの作った唐揚げマジ大好きー』
『俺は姫の作ったカレーコロッケに惚れてる』
『俺は前に作ってくれたサラダパスタやね。あれ最高に旨い』
『……言うほど、美鈴の料理を食った事ないんだが…』
『僕も…』
『安心して。龍也。これからも食べさせる気ないから』
『そうそう。猪塚も安心していいよ』
『いやいや。食わせろよっ!』
『断るっ』
『優兎は何が好き?』
『僕ですか?僕は美鈴ちゃんの作った水羊羹が好きです。葵さんは確か卵焼きですよね』
『うん。そうなんだ。鈴ちゃんの作った卵焼きは僕好みの絶妙な甘さでほんっとうに美味しいんだよ』
『あぁ、それ解るなぁ。鈴の作ったピリ辛ミートボール。僕好みの辛さで本当に大好きなんだ』
「………どうしよう。お兄ちゃん達に褒め殺しにされる…うぅぅ…一旦逃げよう」

―――攻略者接続解除。

「次は金山さんの一日だったっけ。金山さーん」

―――金山通信接続。

「はい。お嬢様」
「ごめんね。何度も。えっとね金山さんは一日何をしてるの?」
「仕事でございます」
「そりゃそうだ。………え?終わり?」
「ほっほっほっ」
「……言う気なさそう…。よし、じゃあ次に行こう。えっと、次はー。
次の質問者様は『弓張月様』ですっ!ありがとうございますっ!質問内容は『金山さんの弱点』『逢坂くんが華菜ちゃんに惚れた理由』の二つですね~」
「ほっほっほっ」
「金山さん、弱点は?」
「ほっほっほっ」
「………金山さんに関しては諦めた方が良さそうです。こういう時の金山さんは絶対口を割らないんだもん。それから逢坂くんが華菜ちゃんに惚れた理由は、小学生小話『想いはちゃんと…』で詳しく書かれていますので宜しければそちらからどうぞ~。逢坂くん、ほとんど一目惚れみたいな物だと思うよ~」
「そうですなぁ。全くもって微笑ましく思います」

―――金山接続解除。

「お次の質問者様は『音斗様』ですねー。ありがとうございますっ!えっと質問内容は『私とデートに行くならどこへ?男性恐怖症じゃなければどこへ連れて行く?』『金山さんの家族構成、環境、子供の頃』『ママと良子お祖母ちゃんの押しCP』『神様へ質問で声優をあてはめるなら誰?』『優兎くんの女装を見た他のキャラの感想は?』『皆は普段どんな夢をみるの?』『大学生組抜きで将来の夢は?』『私がしてる読み聞かせ。その時の心境は?』『もし男女逆転したらまず何をする?』ですねっ。うぅ~ん。接続とか色々面倒なので質問の順番を変えていきますね~。まず私あての『読み聞かせしてる時はどんな心境?』ですが。弟達とやってると、かーわいーなーとしか考えてないなぁ。お兄ちゃん達やママとやってる時は絶対に負けないっ!ってなってるし。あ、でもどれをやるにしても頭の中はフル回転です。考えてやらないと少しでも聞き逃すと分からなくなるからね。えっと次は…あれ?また紙が落ちてきた。今度は封筒に入ってないや。えーっと何々?『金山さんに関してはネタバレが多いのでお答え出来ません。ご了承下さい』だそうです。なので金山さんの家族構成諸々についてはお答え出来ません。ごめんなさい。さて次は、ママとお祖母ちゃんの押しCP。これってどう言う意味だろう?BL、GLって意味かな?それともNLってこと?うーん。とりあえず、BLという点で言うならばママは『牛×馬』押し、良子お祖母ちゃんは『龍×猪』て前に言ってた気がする。ノーマルは…解んない。さて、じゃあまず一斉に通信を繋ぐよー」

―――全員と通信接続。

「まずは皆はどんな夢を見る?だって」
『夢?俺はまず見ないな』
『僕も』
『僕も見ない』
『……ここでは言えない』
『同じく言えなーい』
『白鳥家の面々は健康体やな。透馬と大地はある意味健康体や。かく言う俺は…どちらかと言えば眠りが浅いんよ。けど見たとしてもそんな大した夢やないね。ぼんやりと何処か歩いてたりって夢程度や』
『俺も夢はみないな』
『僕は白鳥さんとデートしてる夢を毎日見てるよっ』
『猪塚先輩。それは気持ち悪いと思います。せめて口には出さないでいて下さい。えっと僕もあんまり夢は見ない方です。たまに、その…お母さんが生きてた頃の夢を見ます』
『私は恭くんとデートする夢良く見るよっ!大抵デートが終わった後に見るから二回デートしてるみたいで嬉しいんだっ!』
『私は…徹夜が多くて眠る時は気を失ったように寝るから…』
『アタシは夢の中でも体を鍛えてるよ。あれ目を覚ました時最高に疲れるんだ』
『私は王子の作った料理食べてる夢を良く見るよっ!むしろ願望っ!』
『私は…あんまりいい夢を見ませんわ。状況が状況だから、でしょうか…』
「なるほどー。じゃあお次は、皆、性別が逆転したらどうする?」
『どうもしないな。けど取りあえずは翌日の予定で問題がある所だけ対処する』
『僕は驚いて棗を確認しに行くかも』
『確かに。僕も葵を確認しに行くかも。僕が変化して葵が変化しないなんて事はないだろうから』
『…俺は鏡を見る。それから七海より美人だったら自慢しに行く』
『あ、それ解るー。オレも兄貴達を誑かしに行く』
『俺は絶対にお姉より美人になってる。って事は下僕扱いされずに済むんちゃうか?お姉達に逆らえるっ!?……あかん。俺女になりたなってきた…』
『奏輔さんっ。しっかりっ。自分を持ってっ。因みに僕は、落ち込みます。僕は男が良いっ!!男なんですっ!!』
『僕は、白鳥さんを堂々と抱きしめに、はぐっ!?い、今何か飛んできたようなっ!?』
『女、か。俺は女になっても美人だろうからな。特に問題はない。日常を過ごす』
『樹先輩。今度空に消えて下さい。えっと私は、男になるんだよね…。美鈴ちゃんにプロポーズに行こうかなっ』
『いやいや、落ち着けって華菜。華菜が男になるって事は王子も男になってるだろうが』
『それはそれで…』
『愛奈は黙ってろ。で男になったら、だったな。…むしろ生きやすくなるわ、アタシ』
『あぁ、うん。私もそうかも…』
『私男になれるならもう少し身長が欲しいな』
『私も殿方になれるのであれば、体を出来うる限り鍛えますわっ!』
「私が男になったら……どうなるんだろう?男性恐怖症と相まって精神いかれちゃうかも?……次に行こう。えっと四聖の皆と華菜ちゃんの通信を切りまーす」

―――華菜、愛奈、円、夢子、桃との接続解除。

「次の質問だよー。優兎くんの女装を見た感想は?」
『…同情した』
『似合ってたよ?』
『うん、似合ってた』
『…涙を堪えきれなかった』
『可愛かったよー』
『今度絶対うまいもん奢ったろ、思たで』
『ちゃんと見てないから解らん』
『僕も同じく』
『美鈴ちゃん。僕泣いていいかな?』
「……うん。ごめんね。優兎くん…。次に行こうか。次は私とデートに行くなら……これってさ?あ、やっぱりネタバレ禁止の紙が空から落ちてきた。本編に関わってくるからダメみたいです。なので、次。えっと鴇お兄ちゃんと透馬お兄ちゃん達の接続切って、四聖と華菜ちゃんを復活させまーす」

―――鴇、透馬、大地、奏輔接続解除。華菜、愛奈、円、夢子、桃と通信接続。

「皆、将来の夢はー?」
『僕は、鈴ちゃんの補佐』
『僕も同じく鈴の補佐』
『俺は樹財閥の跡取りだから言わずもがな』
『同じく猪塚グループの跡を継ぐよ』
『僕もFIコンツェルンを継ぐことになるかな』
『私は…出来るなら美鈴ちゃんの会社で美鈴ちゃんの秘書になりたいっ!一番の側に行きたいっ!』
『私は、普通に働いて、ちょくちょく本を作れたらそれでいい』
『アタシも普通に働けたらそれでいい、って言いたい所だけど。デザイナーになりたいって今は少し思ってる』
『私は、ブティック系の店員がいいなっ』
『私は綾小路家の跡を継ぎますわ』
「……円とユメの答えが年齢的には真っ当かと思われます。さて最後は…声優さんかぁ…。とりあえず通信切りまーす」

―――全員の接続解除。

「で、ちょっとお祈りする。神様神様。邪な煩悩を炸裂させて、碌でもない脳味噌を持ってる想像主たる神様~。さっさとお答えくださいな~。………あ、また封筒が落ちてきた。ちょっきちょっきちょっきとね。えっと、フルネームを言うのは流石に烏滸がましいと理解しているので一文字伏せるそうです。そしてあくまでも作者の理想なのでと何度も一枚の紙に埋まる位書いてますので、こいつしょうもねぇなとご理解してあげて下さい。
ではあげて行きますね~。

白鳥鴇   高橋○樹様 関○彦様
白鳥葵・棗 宮野○守様 千○進歩様
天川透馬  櫻井○宏様 檜山○之様
丑而摩大地 安本○貴様 成田○様
嵯峨子奏輔 中村○一様 森川○之様
樹龍也   谷山○章様 三木○一郎様
猪塚要   福○潤様  関○一様
花島優兎  逢坂○太様 松野太○様

白鳥美鈴  金元○子様 西原久○子様
花崎華菜  花澤○菜様 柚木○香様
新田愛奈  森永理○様 桑島○子様
向井円   斎賀○つき様 緒方○美様
一之瀬夢子 植田○奈様 櫻井○様
綾小路桃  佐藤○奈様 井上喜○子様   

って感じだそうです。二人上げてる理由は、自分の世代の方と最近の声優クラスタの皆様向けと二人上げたそうですよ~。他には、誠パパが大川○様だと嬉しくて狂い死ぬって書いてます。…鴇お兄ちゃんの声は作者が大好きな声優さんらしいですよ。ここは譲れないそうです。脳内ではそれがくるくる回ってるって、脳内くるっぽーって…うん、馬鹿丸出しっ!有名どころの皆様のお名前をお出ししまして本当に申し訳ございませんっ!!ここで深くお詫び申し上げますっ!!
さて、お次の質問者様は『Gloria様』ですっ!ありがとうございますっ!質問内容は『私の読み聞かせ、白鳥兄弟総出ver』とのことでした。これは…リクエストとして受け取って小話にて提供させて頂きました~。にしても、この読み聞かせ想像以上の人気で、びっくり。
さてさて。それでは最後の御質問者様ですっ!『ちーちゃん様』ですっ。ありがとうございますっ!えっと質問内容は…あれ?質問のメモった紙どこいったんだろ…?もしかして、どっかに落としたっ?あれ?あれっ?さっき、旭の部屋に行った時落としたかなっ!?ちょっと探してくるので少々お待ちくださいっ」

―――美鈴、接続解除。

「では、不肖この金山がお嬢様のあとを引き継ぎたいと思います。最後の質問者様、『ちーちゃん様』よりのご質問です。『お嬢様の好感度ランキング、男性版、女性版(優兎坊ちゃまを含む)』でございます。それでは接続を男性女性に分けて繋いで行きましょう」

―――男性陣と通信接続。

『好感度ランキング?そんなの、最下位は決まってるよね』
『問題なく、樹だね』
『うぐっ…。まぁ、否定はしないが…』
『しないんじゃなくて出来ないでしょ。猪塚くんも低そうだね』
『えっ!?な、なんでっ!?』
『何でも何もない。男が苦手な鈴にいつも抱き着こうとしたら嫌われるに決まってるよ』
『でも僕は抱きしめたいっ』
『…それがダメなんだといい加減気づけ』
『あれ?おかしいな。棗先輩の背後に悪魔が見える…』
『俺達はどうだろうな?』
『十把一絡げってとこー?』
『それでも順位つけるとしたらどうや?』
『奏輔さん、透馬さん、大地さん、ってとこじゃないですか?』
『えっ?俺なんでそんな低いっ!?』
『…最初鈴を怯えさせたの誰でしたっけ?』
『あ、あー………なるほど…』
『結局一位は誰?』
『俺だろ』
『………まぁ、そうやろね』
「総合的に考えまして、順位はこうなりますね。呼び捨てになりますが、失礼して。高い方から順に、鴇、棗、葵、優兎、奏輔、透馬、大地、猪塚、樹の順でございますね。それでは一旦通信をお切り致しまして、女性陣の方へ切り替えさせて頂きます」

―――男性陣接続解除。女性陣と通信接続。

『金山さん。ちょっと良い?どうして僕女の子の方に入ってるの?』
「細かい事をお気になさっては駄目ですよ。優兎坊ちゃま」
『いや、全然細かくないよっ!?』
「さぁさぁ、皆様、相談してくださいませっ」
『とは言え、このメンバーだと…』
『優兎と華菜の一騎打ちってとこじゃないか?』
『だねーっ。私達は多分全員同等の位置にいそうだよ?』
『ですわね。ここは金山さんに判断して貰った方が良さそうですわ』
「では僭越ではございますが、私が決めさせていただきます。高い方から順に、華菜、優兎、夢子、愛奈、円、桃とさせて頂きます。ですが、お嬢様は皆様平等に接していらっしゃるように思いますよ。中でも華菜様は付き合いが長い分だけ別でしょうけれど。おっといけない。お嬢様がお帰りになられますねっ。通信を解除いたします」

―――女性陣接続解除。

「おっかしいな~…。どこに落としたんだろう…。大事な質問なのに…」
「安心なさってください。お嬢様。私がちゃんと最後の質問をしておきましたゆえ」
「え?そうなの?」
「はいっ」
「そっかぁ。じゃあ大丈夫かな?えっと…うん。じゃあこれで全部だねっ!お楽しみいただけましたでしょうか?これにて質問コーナーは終了です。お付き合い頂きましてありがとうございました~。これからも私共々、この作品をよろしくお願い致しますっ!では、ばいばーいっ!」



※※※


感想550ありがとうございますっ!!
これもほんっとに皆さまのおかげでございますっ!!
話はやっと中盤に入った所ですが、どうぞこれからもよろしくお願い致しますっ!!
(あと声優さんのくだりは本当に私の烏滸がましい妄想ですので、深い事気になさらないで下さいませ/汗)

三木猫
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