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1章
第21話 side:H2 王都
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「うぅぅ……緊張してきた……」
僕は今、成人の儀を実施する為、王都に向かっている。
聖都アスカルド。
聖神国家アスカルディアの王都であり、この世界最大の国土を持つ国家の中心都市だ。
かつての人魔戦争では、人類の最終防衛ラインとなるなど、様々な伝説が残っている。
「ハッハッハ、心配するでない。国王様は聡明でありながら快活。とても気持ちの良いお方だ」
ガタガタと揺れる馬車の中には僕の他に二人の人物がいる。
一人は父上だ。
「そうなのですね。それは安心しました……」
それは、ね。
僕はチラリともう一人の人物を見る。
その人物は窓の外を眺めながら、感情の読み取れない表情をしていた。
その腕には黒い鞘に納められた大きな武器を抱えている。
この人は、護衛役の男性だ。
男性は最近雇われた無口な人物だが、実力は確からしい。
父上から紹介された時に聞いた話では――
滅龍闘士
――なんていう異名を持つ人物ということだった。
とりあえず心の中では滅龍さんと呼ぼう。
そう、この世界には龍という存在がいるらしい。
今までロクに戦闘する機会が無く、訓練してくれた先生以外とは手合わせしたことのない僕としては、とても心踊る言葉である。
だが、どうやら人と接することが苦手なのかほとんど話をする機会に恵まれなかった。
この車内でもそれは同じで、朝から太陽が天高く昇る今の今まで一言も発していない。
息遣いすらほとんど感じられない事から生きているのかすら怪しい。
以前好奇心に駆られて、一度『鑑定』をかけてみようとしたら、失敗した。
その時に受けた殺気から、この人を敵に回したら危ないと悟った。
僕としては、世界を救う前に死んでしまうなんてことはしたくないから距離を取っていることも原因の一つだ。
「そろそろか……」
――ビックリした。声を聞いたのは本当に数える程だったけど、毎回喋るとビックリしている気がする。
滅龍さんの言葉通り、窓の外から前方を見ると、大きな外壁と門が目に入った。
まだ距離があるのにここから見える範囲でも相当な大きさだ。
それから5分ほど馬車を走らせ、頑強な金属製の門に着く。
この門を開くのは大変だろうなぁとか思っていると、この門が全開することは滅多にないらしい。
横にある馬車や人を通す小さな門で検閲を受けて入るのが一般的だそうだ。
「セントリース伯爵家の馬車でしたか! どうぞ中へ! アスカルドへようこそ!」
御者が門番へ身分証を提示すると、門番が敬礼し、そんなことを言いながら見送ってくれた。
門をくぐると、王都の中は賑わっていた。
さすがは世界最大国家の王都である。
露店が賑わい、様々な人が街を歩いている。
人族はもちろんのこと獣人族などの亜人も多く見かける。
この世界は本当にファンタジーな世界だ。
レベルやHP、MP。
スキルや魔法があれば、見ての通り亜人はもちろん、魔物や魔獣もいる。
商店が立ち並ぶ通りを抜けると、言葉が悪くなるけど平民階級の人たちが住む住宅街に入った。
だが、この国の人たちはそれでも裕福だ。
着ている服についてもボロボロの物を纏っているなんてこともない。寧ろ綺麗なくらいだ。
笑顔で噴水の周りを走り回る子供たち。
井戸端会議に華を咲かせる奥様方。
そんなのが目に入る。
この辺は前の世界と変わらないんだなぁ。
そんなことを考えながら馬車に揺られる。
しばらくそのまま喧騒を聞きながらカタカタと揺られていると段々と閑静なエリアに入ってきた。
すると馬車は緩やかに速度を落とし――止まった。
王城に着いたのかと窓の外を覗くと、外には兵士が立っている。
少し目線を動かすと小さな門が見えた。
「ここからは貴族街に入るんだよ」
外を興味深く見ていた僕に気づいて父上が説明してくれる。
どうやら、平民街を抜けると貴族街があるらしい。
ただ一つ気になるのは、父上の表情が明るいものではないことだ。どうしたのだろうか?
*
少し進んでから父上の表情を理解した。
そこには前世の記憶と照らし合わせてみても知識として存在するものがあった。
しかし、ソレは前世と今世どちらを合わせても実際に見たことはなかったし、容認できるものではなかった。
「オラ。早く歩かんか」
「はい、ご主人さ――アッ!」
「チッ! グズが、何してやがる」
目の前で首輪を着けた獣人が転び、それを主人と呼ばれた人物が踏みつける。
ギリッ――
気付けば僕は無意識に奥歯を噛み締め、その音で不快感は心の中だけではなく身体に表出していることに気付いた。
奥歯はギリギリと軋む音を鳴らし、手は握り締められ色が変わり血が滲んでいる。
「やめろ」
思わず立ち上がりそうになる僕の目の前には大きな鞘が飛び出していた。
カッとなった頭の熱を放出する先が、行動を邪魔にした人物に向く。
「どうして邪魔をするんですか!?」
睨みつけたまま、怒声を浴びせる。
本来向くはずの矛先は滅龍さんではない。
それは自分自身でもわかっている。
だが、アレを容認したも同然なその人物に八つ当たりともいえる感情をぶつける。
「……俺の雇い主はお前の父親だ。その父親の不利益になること及び危害が及ぶ可能性は事前に排除する必要がある」
珍しく長々と話す滅龍さんに驚きを覚えながらも頭の熱はその驚きをも燃料にして燃え上がる――
「やめなさい、アル。お前の気持ちはわかるが、抑えなさい」
――燃え上がりそうになった感情に冷や水を浴びせたのは父上だった。
「ッ!? 父上!? 父上はアレが赦される行為だとお思いなのですか!?」
父は険しい顔をして目を閉じている。そしてゆっくりと息を吐き口を開く。
「……そんなことを思っている筈がないだろう。私の治める地域での『奴隷』は認めていない。領民がそういった扱いをすることもされることも認めるつもりはない」
「ッ! ではどうして!?」
「……お前ならば理解していると思っているが?」
父は静かに瞳を開き、僕の視線と交差する。
その瞳には静かな怒りと悲しみが込められていた。
――あぁ……そうだね。
父上の言いたいことは解るし、それに対して聞き分けがないことを言っている自覚もある。
要はこういうことなのだろう。ココはセントリース領ではない。
それだけではなく、大人の事情というものもある。
この世界に来てから綺麗なものだけを見てきたわけじゃない。
父上を通して前世では興味もなかった政治という分野について触れる機会もあった。
更にいえば、ココは王都だ。
王の治める地だ。
――だが……だが! それなら尚更にどうしてこういったことが許されている!?
改めて視線を外に向けた――
しかし、父上と言い争っている間にも馬車は進んでいて、もはや貴族と奴隷は見えなくなっていた。
僕はそのまま椅子に腰を落とし、瞳を閉じた。
それを見て、滅龍さんは大剣を手元に戻す。
手から滲む血は柔らかく仕立ての良い座席に吸い込まれていく。
いつしか唇からも血が流れていた。だがその血を拭うことはできなかった。
溢れ出る怒りとドロドロとした感情がその血と一緒に流れていくような気がしたからだ。
そのまま馬車はお金がかけられて、しっかりと舗装した道を揺れることなく進んでいった。
僕は今、成人の儀を実施する為、王都に向かっている。
聖都アスカルド。
聖神国家アスカルディアの王都であり、この世界最大の国土を持つ国家の中心都市だ。
かつての人魔戦争では、人類の最終防衛ラインとなるなど、様々な伝説が残っている。
「ハッハッハ、心配するでない。国王様は聡明でありながら快活。とても気持ちの良いお方だ」
ガタガタと揺れる馬車の中には僕の他に二人の人物がいる。
一人は父上だ。
「そうなのですね。それは安心しました……」
それは、ね。
僕はチラリともう一人の人物を見る。
その人物は窓の外を眺めながら、感情の読み取れない表情をしていた。
その腕には黒い鞘に納められた大きな武器を抱えている。
この人は、護衛役の男性だ。
男性は最近雇われた無口な人物だが、実力は確からしい。
父上から紹介された時に聞いた話では――
滅龍闘士
――なんていう異名を持つ人物ということだった。
とりあえず心の中では滅龍さんと呼ぼう。
そう、この世界には龍という存在がいるらしい。
今までロクに戦闘する機会が無く、訓練してくれた先生以外とは手合わせしたことのない僕としては、とても心踊る言葉である。
だが、どうやら人と接することが苦手なのかほとんど話をする機会に恵まれなかった。
この車内でもそれは同じで、朝から太陽が天高く昇る今の今まで一言も発していない。
息遣いすらほとんど感じられない事から生きているのかすら怪しい。
以前好奇心に駆られて、一度『鑑定』をかけてみようとしたら、失敗した。
その時に受けた殺気から、この人を敵に回したら危ないと悟った。
僕としては、世界を救う前に死んでしまうなんてことはしたくないから距離を取っていることも原因の一つだ。
「そろそろか……」
――ビックリした。声を聞いたのは本当に数える程だったけど、毎回喋るとビックリしている気がする。
滅龍さんの言葉通り、窓の外から前方を見ると、大きな外壁と門が目に入った。
まだ距離があるのにここから見える範囲でも相当な大きさだ。
それから5分ほど馬車を走らせ、頑強な金属製の門に着く。
この門を開くのは大変だろうなぁとか思っていると、この門が全開することは滅多にないらしい。
横にある馬車や人を通す小さな門で検閲を受けて入るのが一般的だそうだ。
「セントリース伯爵家の馬車でしたか! どうぞ中へ! アスカルドへようこそ!」
御者が門番へ身分証を提示すると、門番が敬礼し、そんなことを言いながら見送ってくれた。
門をくぐると、王都の中は賑わっていた。
さすがは世界最大国家の王都である。
露店が賑わい、様々な人が街を歩いている。
人族はもちろんのこと獣人族などの亜人も多く見かける。
この世界は本当にファンタジーな世界だ。
レベルやHP、MP。
スキルや魔法があれば、見ての通り亜人はもちろん、魔物や魔獣もいる。
商店が立ち並ぶ通りを抜けると、言葉が悪くなるけど平民階級の人たちが住む住宅街に入った。
だが、この国の人たちはそれでも裕福だ。
着ている服についてもボロボロの物を纏っているなんてこともない。寧ろ綺麗なくらいだ。
笑顔で噴水の周りを走り回る子供たち。
井戸端会議に華を咲かせる奥様方。
そんなのが目に入る。
この辺は前の世界と変わらないんだなぁ。
そんなことを考えながら馬車に揺られる。
しばらくそのまま喧騒を聞きながらカタカタと揺られていると段々と閑静なエリアに入ってきた。
すると馬車は緩やかに速度を落とし――止まった。
王城に着いたのかと窓の外を覗くと、外には兵士が立っている。
少し目線を動かすと小さな門が見えた。
「ここからは貴族街に入るんだよ」
外を興味深く見ていた僕に気づいて父上が説明してくれる。
どうやら、平民街を抜けると貴族街があるらしい。
ただ一つ気になるのは、父上の表情が明るいものではないことだ。どうしたのだろうか?
*
少し進んでから父上の表情を理解した。
そこには前世の記憶と照らし合わせてみても知識として存在するものがあった。
しかし、ソレは前世と今世どちらを合わせても実際に見たことはなかったし、容認できるものではなかった。
「オラ。早く歩かんか」
「はい、ご主人さ――アッ!」
「チッ! グズが、何してやがる」
目の前で首輪を着けた獣人が転び、それを主人と呼ばれた人物が踏みつける。
ギリッ――
気付けば僕は無意識に奥歯を噛み締め、その音で不快感は心の中だけではなく身体に表出していることに気付いた。
奥歯はギリギリと軋む音を鳴らし、手は握り締められ色が変わり血が滲んでいる。
「やめろ」
思わず立ち上がりそうになる僕の目の前には大きな鞘が飛び出していた。
カッとなった頭の熱を放出する先が、行動を邪魔にした人物に向く。
「どうして邪魔をするんですか!?」
睨みつけたまま、怒声を浴びせる。
本来向くはずの矛先は滅龍さんではない。
それは自分自身でもわかっている。
だが、アレを容認したも同然なその人物に八つ当たりともいえる感情をぶつける。
「……俺の雇い主はお前の父親だ。その父親の不利益になること及び危害が及ぶ可能性は事前に排除する必要がある」
珍しく長々と話す滅龍さんに驚きを覚えながらも頭の熱はその驚きをも燃料にして燃え上がる――
「やめなさい、アル。お前の気持ちはわかるが、抑えなさい」
――燃え上がりそうになった感情に冷や水を浴びせたのは父上だった。
「ッ!? 父上!? 父上はアレが赦される行為だとお思いなのですか!?」
父は険しい顔をして目を閉じている。そしてゆっくりと息を吐き口を開く。
「……そんなことを思っている筈がないだろう。私の治める地域での『奴隷』は認めていない。領民がそういった扱いをすることもされることも認めるつもりはない」
「ッ! ではどうして!?」
「……お前ならば理解していると思っているが?」
父は静かに瞳を開き、僕の視線と交差する。
その瞳には静かな怒りと悲しみが込められていた。
――あぁ……そうだね。
父上の言いたいことは解るし、それに対して聞き分けがないことを言っている自覚もある。
要はこういうことなのだろう。ココはセントリース領ではない。
それだけではなく、大人の事情というものもある。
この世界に来てから綺麗なものだけを見てきたわけじゃない。
父上を通して前世では興味もなかった政治という分野について触れる機会もあった。
更にいえば、ココは王都だ。
王の治める地だ。
――だが……だが! それなら尚更にどうしてこういったことが許されている!?
改めて視線を外に向けた――
しかし、父上と言い争っている間にも馬車は進んでいて、もはや貴族と奴隷は見えなくなっていた。
僕はそのまま椅子に腰を落とし、瞳を閉じた。
それを見て、滅龍さんは大剣を手元に戻す。
手から滲む血は柔らかく仕立ての良い座席に吸い込まれていく。
いつしか唇からも血が流れていた。だがその血を拭うことはできなかった。
溢れ出る怒りとドロドロとした感情がその血と一緒に流れていくような気がしたからだ。
そのまま馬車はお金がかけられて、しっかりと舗装した道を揺れることなく進んでいった。
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頑張ってください(^^)
rai37様
ありがとうございます!そのお言葉だけで頑張れます!
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