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番外編(side舞)
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結局、睡魔には勝てず・・・
う・・・起きたらすでに朝9時だし。
リビングのテーブルにはいつものように私の分の朝食が。
楓・・・朝食よりも楓の顔が見たいよ~。
はぁ~・・・休みの日に一人ってこんなに寂しいもの?
前は当たり前だった事なのに・・・。
でも!今日こそは、楓の顔を見て話をする!
これ以上、楓との距離を感じたくない!
そう思ったら、自然と気分と体が軽くなった。
楓が帰ってくるまで時間はあるし・・・。
とりあえずご飯を食べて、部屋の掃除、洗濯・・・と・・・あ、あと楓にメールでもしようかな。
仕事中だと思うけど、メールなら大丈夫だよね?
今までは遠慮して、メールなんて夕方の楓からのメールの返信分くらいで終わってた。
でも今日の私は違う。
ううん、今日から私は変わるの。
楓とずっと一緒に居たいから。
楓の傍に居続けたいから。
携帯を取り出し、早速メール。
『おはよう。今、起きちゃった。楓、今日も仕事遅い?』
送信。
さて、出来る事はどんどんしていかなっくちゃ。
洗濯機にどんどん服を投げ込み、あとはボタンをピッ。
楓特製の朝食を食べ、キッチンで洗い物をしてると、着信音が聞こえてきた。
『おぅ。いい身分だなぁ~。俺と代わってくれよ。今日は、あまり遅くはならないと思うけど。それより、どうかした?メールくれるなんて珍しい・・・。天変地異の前触れか?』
なんて挑戦的なメールですこと!!
そりゃあ、こんな朝からメールなんて初めてだから驚くのも無理ないと思うけどさ・・・
ま、これが楓なんだよね~
こんな態度は友達の時と変わらない。
だからこういう時は私もついつい言い返しちゃうの。
メールだと楓と自然に付き合えるのに・・・はぁ~。
とりあえず、今日は遅くならない・・・と、いうことは・・・
会社の前で待ってみようかな?
少しでも早く楓に会いたいもん。
服はどうしよう・・・
今あるのでもいいんだけど、気分を変える為に買いに行こうかな、時間もあるし。
うん、そうしよう!で、その服で会社へGO!
そう言えば、ちょうど道路を挟んだところにオープンカフェがある。
あそこで待ってれば、楓を捕まえられるかも!
どうせなら内緒で待ってて、驚かそうかな・・・楽しそう。
あ、でも今日、外回りで直帰だったらすれ違いだ・・・。
う~ん・・・企みがバレないように聞いてみなきゃ。
『今日は、ずっと会社?だったら天変地異が起きた時、すぐに会社の外に逃げてね(笑)、瓦礫につぶされる前にだよ!私も避難する為に、今からショッピングに出掛けるの!』
う~ん、期待通りの返事・・・くれるかなぁ。
一抹の不安を残しつつ、残りの作業に取り掛かった。
キッチンの後片付けも終わる頃、洗濯機が私を呼んだ。
ふ~っと軽く息を吐き、何気なく洗濯物を干す。
基本的にはお互いに休みの時に相手の分も洗濯物は片付けていこうという二人の意見。
でも、実際は楓の休みが少ないから私がほとんどする感じかな。
最初はかなり恥ずかしかった。
ナニが?って・・・楓の下着を干すこと・・・
それに・・・未だに慣れないというか、出来ない事もある。
それは、私の下着を洗ってもらう事。
だって、楓が休みの時に私の分も洗濯するってことで・・・
つまり私の下着も洗ってしまうってことでしょ?
しかも干す作業までしてもらうなんて・・・。
すごく恥ずかしくて・・・だからいつも仕事から帰ってきてから自分で洗ってるの。
干すのはもちろん自分の部屋。
楓は私の部屋には入ってこないから見られることもないし。
彼の休みの日(=私は仕事)には絶対に部屋に干した状態にはしていない。
別に見られてもいいんだけど・・・いや、やっぱり見られたくないかな。
楓も私が下着を出さないことをさすがに気が付いて聞いて来たけど、
女性物の下着は取り扱いが大変だから、とかなんとか言って誤魔化し通した。
ま、楓もすんなり受け入れたんだけどね。
洗濯物も一通り干し終わると、携帯に目がいく。
ん?いつの間に??
1件のメールが届いていた。
『今日はずっと会社に篭って書類との睨み合い。だから天変地異に気付かないかもな~。で、おまえは避難の為っていう口実でショッピングかよ(笑)!』
よし!今日、楓はずっと会社だ。
これさえわかれば、あとは行動のみだ。
えーっと、楓の定時は午後6時。
今は午前10時半。
う、まだまだ時間があるわね・・・
そうだ!楓の部屋も掃除しようかな。
いつもは楓の部屋以外をしてるんだよね~。
前に一度、『俺の部屋は気にしなくていいよ。汚かったら自分でするし・・・』って言ってたから。
その流れで今までズルズルきたけど、さすがに楓自身が掃除する暇ないのは明らかだし。
うん、そうしよう!
あ・・・でもそういうの嫌がる人もいるよね・・・
楓は・・・どっちなんだろう・・・。
一緒に住んでるのに、こんなことも知らないなんて・・・うう。
メールで聞いてみようかな・・・でもそんなにメールを出しても悪い気が・・・。
ううん、今日から変わるんだった!よし!
『ショッピングの前に掃除をしようと思うんだけど、楓の部屋もついでにしちゃって良い?』
送信。
私って、今日頑張ってるじゃん!!
ギャルソンタイプのエプロンのポケットに携帯を押し込み、お風呂場から掃除を始める。
この家ってお風呂場も広いんだよね・・・意外と。
バスタブも広めだし、洗い場も人が寝れるくらい(笑)。
たぶんこの建物って、ファミリー向けに作られたんじゃないかなぁ・・・。
そんなことを考えてると着信音。
当然、楓から。
『おぉ、助かる。適当でいいからよろしく!』
どこかほっとした自分がいた。
ちょっとだけどきどきしてた。
拒否されたらどうしよう・・・って。
私に見られたくないものがあるのかなぁ~とか、そこまで気を許せないのかなぁ~とか、いろいろ考えちゃう自分がいたから。
でも違った。
楓が私を頼ってくれてるって感じれた。
これだけの事なんだけど、すごく嬉しい。
私でもやれることはあるんだ、って実感した。
嬉しい気持ちのまま、バス、トイレ、玄関、リビング、ベランダ、自分の部屋・・・と掃除を終わらせた私って・・・単純?
最後は、楓の部屋。
実は、楓の部屋ってあんまり入った事ないんだ。
ほら、本人がいないのに入るのってなんとなく気が引けちゃって・・・。
だからといって、本人が居る時は、緊張してなおさら入れないけど。
久々だからやや緊張しつつ、楓の部屋をカチャっと開けてみる。
・・・・掃除の必要は・・・・ないのでは??
そう思ってしまうくらい綺麗に片付いてるのよ!!
まぁ、所々に生活感を窺わせるようなものがあるけど・・・。
ベッドの上の布団だってホテルのベッド?ってくらいにきっちりと揃えられてるし、机の上はノートパソコンとスタンドのみ!仕事関係の資料なんかは、ラックの中にきっちりファイリング。スーツは、クローゼットに色毎に並べられてて、普段の私服は・・・はぁ、説明するのもバカらしくなるくらいきっちり整頓されてて・・・。
拭き掃除、掃き掃除しかすることないじゃん・・・。
私の部屋とは大違いだ。
別に私の部屋が散らかってるってわけじゃないんだけど、ここまできちんとされてると少なからず『彼女』としては居た堪れない。
なんだか自分が情けなくなってきた。
只ならぬショックを受けながらも掃除を開始。
ふとある一点で視線が止まった。
入ってきた時は視界に入らなかったから気付かなかったけど、机の横に置かれたやや大きめの箱。
この洗練された部屋にはあまりにも似つかわしい物体。
そう言えば、数ヶ月前に持って帰ってきたものだ。
中身を聞いたら、楓が困ったような顔で『なんでもないよ』って言葉を濁してた。
いつもははっきり言う彼がその時だけ戸惑っていたんだよね。
・・・・・・・開けちゃ・・・まずいよね?
と思いつつ、手が伸びてしまう。
楓・・・ごめんなさい。
心でひたすら謝りながら、そっと蓋を開けてみる。
見た瞬間、がばっと蓋を閉じてしまった。
やだ・・・これ。
目に飛び込んできたのは、淫らな女性が全面に推し出されたDVDの山。
思わず真っ赤になってしまったが、昨日の健の言葉を思い出し息を呑んだ。
もう一度蓋を開け、先程とは明らかに違う眼差しで中身を確認した。
綺麗な人達・・・
率直な感想だった。
そして同時に言いようのない自分への失望感に襲われた。
私、本当は楓のそばにいるべき人間じゃないのかもしれない。
楓を怖がる自分が悪いんだけど、それでも楓は私だけのものでいて欲しい。
これって我が侭だよね・・・。
はぁーっと一息吐きながら箱を元に戻し、何をするわけでもなくただ空を眩む自分。
全ては今日の夜、楓に会ってからだ・・・。
気持ちを切り替え、掃除を済ませていく。
結局楓の部屋の掃除は1時間程で終わってしまった。
仕方ない・・・今から服を買いに行って、一度家に戻ってきて着替えて・・・と。
まぁ、時間はどうにでもなるでしょう!
う・・・起きたらすでに朝9時だし。
リビングのテーブルにはいつものように私の分の朝食が。
楓・・・朝食よりも楓の顔が見たいよ~。
はぁ~・・・休みの日に一人ってこんなに寂しいもの?
前は当たり前だった事なのに・・・。
でも!今日こそは、楓の顔を見て話をする!
これ以上、楓との距離を感じたくない!
そう思ったら、自然と気分と体が軽くなった。
楓が帰ってくるまで時間はあるし・・・。
とりあえずご飯を食べて、部屋の掃除、洗濯・・・と・・・あ、あと楓にメールでもしようかな。
仕事中だと思うけど、メールなら大丈夫だよね?
今までは遠慮して、メールなんて夕方の楓からのメールの返信分くらいで終わってた。
でも今日の私は違う。
ううん、今日から私は変わるの。
楓とずっと一緒に居たいから。
楓の傍に居続けたいから。
携帯を取り出し、早速メール。
『おはよう。今、起きちゃった。楓、今日も仕事遅い?』
送信。
さて、出来る事はどんどんしていかなっくちゃ。
洗濯機にどんどん服を投げ込み、あとはボタンをピッ。
楓特製の朝食を食べ、キッチンで洗い物をしてると、着信音が聞こえてきた。
『おぅ。いい身分だなぁ~。俺と代わってくれよ。今日は、あまり遅くはならないと思うけど。それより、どうかした?メールくれるなんて珍しい・・・。天変地異の前触れか?』
なんて挑戦的なメールですこと!!
そりゃあ、こんな朝からメールなんて初めてだから驚くのも無理ないと思うけどさ・・・
ま、これが楓なんだよね~
こんな態度は友達の時と変わらない。
だからこういう時は私もついつい言い返しちゃうの。
メールだと楓と自然に付き合えるのに・・・はぁ~。
とりあえず、今日は遅くならない・・・と、いうことは・・・
会社の前で待ってみようかな?
少しでも早く楓に会いたいもん。
服はどうしよう・・・
今あるのでもいいんだけど、気分を変える為に買いに行こうかな、時間もあるし。
うん、そうしよう!で、その服で会社へGO!
そう言えば、ちょうど道路を挟んだところにオープンカフェがある。
あそこで待ってれば、楓を捕まえられるかも!
どうせなら内緒で待ってて、驚かそうかな・・・楽しそう。
あ、でも今日、外回りで直帰だったらすれ違いだ・・・。
う~ん・・・企みがバレないように聞いてみなきゃ。
『今日は、ずっと会社?だったら天変地異が起きた時、すぐに会社の外に逃げてね(笑)、瓦礫につぶされる前にだよ!私も避難する為に、今からショッピングに出掛けるの!』
う~ん、期待通りの返事・・・くれるかなぁ。
一抹の不安を残しつつ、残りの作業に取り掛かった。
キッチンの後片付けも終わる頃、洗濯機が私を呼んだ。
ふ~っと軽く息を吐き、何気なく洗濯物を干す。
基本的にはお互いに休みの時に相手の分も洗濯物は片付けていこうという二人の意見。
でも、実際は楓の休みが少ないから私がほとんどする感じかな。
最初はかなり恥ずかしかった。
ナニが?って・・・楓の下着を干すこと・・・
それに・・・未だに慣れないというか、出来ない事もある。
それは、私の下着を洗ってもらう事。
だって、楓が休みの時に私の分も洗濯するってことで・・・
つまり私の下着も洗ってしまうってことでしょ?
しかも干す作業までしてもらうなんて・・・。
すごく恥ずかしくて・・・だからいつも仕事から帰ってきてから自分で洗ってるの。
干すのはもちろん自分の部屋。
楓は私の部屋には入ってこないから見られることもないし。
彼の休みの日(=私は仕事)には絶対に部屋に干した状態にはしていない。
別に見られてもいいんだけど・・・いや、やっぱり見られたくないかな。
楓も私が下着を出さないことをさすがに気が付いて聞いて来たけど、
女性物の下着は取り扱いが大変だから、とかなんとか言って誤魔化し通した。
ま、楓もすんなり受け入れたんだけどね。
洗濯物も一通り干し終わると、携帯に目がいく。
ん?いつの間に??
1件のメールが届いていた。
『今日はずっと会社に篭って書類との睨み合い。だから天変地異に気付かないかもな~。で、おまえは避難の為っていう口実でショッピングかよ(笑)!』
よし!今日、楓はずっと会社だ。
これさえわかれば、あとは行動のみだ。
えーっと、楓の定時は午後6時。
今は午前10時半。
う、まだまだ時間があるわね・・・
そうだ!楓の部屋も掃除しようかな。
いつもは楓の部屋以外をしてるんだよね~。
前に一度、『俺の部屋は気にしなくていいよ。汚かったら自分でするし・・・』って言ってたから。
その流れで今までズルズルきたけど、さすがに楓自身が掃除する暇ないのは明らかだし。
うん、そうしよう!
あ・・・でもそういうの嫌がる人もいるよね・・・
楓は・・・どっちなんだろう・・・。
一緒に住んでるのに、こんなことも知らないなんて・・・うう。
メールで聞いてみようかな・・・でもそんなにメールを出しても悪い気が・・・。
ううん、今日から変わるんだった!よし!
『ショッピングの前に掃除をしようと思うんだけど、楓の部屋もついでにしちゃって良い?』
送信。
私って、今日頑張ってるじゃん!!
ギャルソンタイプのエプロンのポケットに携帯を押し込み、お風呂場から掃除を始める。
この家ってお風呂場も広いんだよね・・・意外と。
バスタブも広めだし、洗い場も人が寝れるくらい(笑)。
たぶんこの建物って、ファミリー向けに作られたんじゃないかなぁ・・・。
そんなことを考えてると着信音。
当然、楓から。
『おぉ、助かる。適当でいいからよろしく!』
どこかほっとした自分がいた。
ちょっとだけどきどきしてた。
拒否されたらどうしよう・・・って。
私に見られたくないものがあるのかなぁ~とか、そこまで気を許せないのかなぁ~とか、いろいろ考えちゃう自分がいたから。
でも違った。
楓が私を頼ってくれてるって感じれた。
これだけの事なんだけど、すごく嬉しい。
私でもやれることはあるんだ、って実感した。
嬉しい気持ちのまま、バス、トイレ、玄関、リビング、ベランダ、自分の部屋・・・と掃除を終わらせた私って・・・単純?
最後は、楓の部屋。
実は、楓の部屋ってあんまり入った事ないんだ。
ほら、本人がいないのに入るのってなんとなく気が引けちゃって・・・。
だからといって、本人が居る時は、緊張してなおさら入れないけど。
久々だからやや緊張しつつ、楓の部屋をカチャっと開けてみる。
・・・・掃除の必要は・・・・ないのでは??
そう思ってしまうくらい綺麗に片付いてるのよ!!
まぁ、所々に生活感を窺わせるようなものがあるけど・・・。
ベッドの上の布団だってホテルのベッド?ってくらいにきっちりと揃えられてるし、机の上はノートパソコンとスタンドのみ!仕事関係の資料なんかは、ラックの中にきっちりファイリング。スーツは、クローゼットに色毎に並べられてて、普段の私服は・・・はぁ、説明するのもバカらしくなるくらいきっちり整頓されてて・・・。
拭き掃除、掃き掃除しかすることないじゃん・・・。
私の部屋とは大違いだ。
別に私の部屋が散らかってるってわけじゃないんだけど、ここまできちんとされてると少なからず『彼女』としては居た堪れない。
なんだか自分が情けなくなってきた。
只ならぬショックを受けながらも掃除を開始。
ふとある一点で視線が止まった。
入ってきた時は視界に入らなかったから気付かなかったけど、机の横に置かれたやや大きめの箱。
この洗練された部屋にはあまりにも似つかわしい物体。
そう言えば、数ヶ月前に持って帰ってきたものだ。
中身を聞いたら、楓が困ったような顔で『なんでもないよ』って言葉を濁してた。
いつもははっきり言う彼がその時だけ戸惑っていたんだよね。
・・・・・・・開けちゃ・・・まずいよね?
と思いつつ、手が伸びてしまう。
楓・・・ごめんなさい。
心でひたすら謝りながら、そっと蓋を開けてみる。
見た瞬間、がばっと蓋を閉じてしまった。
やだ・・・これ。
目に飛び込んできたのは、淫らな女性が全面に推し出されたDVDの山。
思わず真っ赤になってしまったが、昨日の健の言葉を思い出し息を呑んだ。
もう一度蓋を開け、先程とは明らかに違う眼差しで中身を確認した。
綺麗な人達・・・
率直な感想だった。
そして同時に言いようのない自分への失望感に襲われた。
私、本当は楓のそばにいるべき人間じゃないのかもしれない。
楓を怖がる自分が悪いんだけど、それでも楓は私だけのものでいて欲しい。
これって我が侭だよね・・・。
はぁーっと一息吐きながら箱を元に戻し、何をするわけでもなくただ空を眩む自分。
全ては今日の夜、楓に会ってからだ・・・。
気持ちを切り替え、掃除を済ませていく。
結局楓の部屋の掃除は1時間程で終わってしまった。
仕方ない・・・今から服を買いに行って、一度家に戻ってきて着替えて・・・と。
まぁ、時間はどうにでもなるでしょう!
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