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俺、またしてもお披露目会?!
俺、ようやく公爵家にもどる
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お披露目会に来たと思ったらそのまま王城待機。
改装が終わり公爵家に戻ったと思えば、またルー君事件で王城にUターン!
王様たちに説明しに来ただけだったのに、俺が倒れちゃったせいで思ったより長く滞在してしまったのですが。
ようやく、また公爵家に戻ることになりました!
今度こそ!本当に!
なんか行ったり来たりしてばっかりだもんね。
ゲートで一瞬だからいいけど。
ほんと、ゲート作ってくれててよかった!大活躍じゃん!
ルーダとルー君の姿がないと思ったら、ルー君は公爵と先に公爵家に戻ってた。
でもって、ルーダはというと…
「久しぶりの人界ではしゃいでしもうた。
サフィの魔力の変化に気付かなんだのは、我の落ち度。
確か知り合いが良いものを持っておる。お詫びにそれを取って来よう。
用がある際は呼ぶがよい」
と言って、しゅばっと消えてしまったのだという。
気にしなくていいのに。
でも、いいものくれるってのは嬉しい!なんだろう!
聖獣の「いいもの」ってなんか凄そうだよね!
ちょっとワクワク。
「取ってくる」っていうのが気にならなくもないけど。まあ、いいっしょ!
にしても…
「500さいのせいじゅうでも、はしゃぐんだねえ…」
なんだかちょっと可愛いね。
そう思ってによによしてたら
「サフィにつられただけだろ」
「サフィの影響ですよね」
ゲイルとお兄様が左右から俺のほっぺをツンツン。
「やめてよう」って言いながらも、大好きな2人に構われるのは嬉しい。
にこにこしちゃう。
「俺の息子、可愛いだろ?…こういうところなんだよなあ」
そんな俺に、ゲイルが困ったみたいにため息。
こういうところって何?
贅沢いえばカッコいいほうがいいけど、でも可愛いんなら良いじゃん。
「…こういうところなんですよね…」
お兄様まで!
何がご不満なんですかーっ!
てゆーか。
「…もうやめちゃうの?もっとつんつんして!」
気持ち良かったのに!
ゲイルは「ああ、もう!」って言いながら「つんつん」ではなく、「ぎゅうっ」をしてくれた。
嬉しいからいいんだけど!
ルー君とルーダの居場所もわかった(ルーダは呼べば来るし)ので、俺とゲイルは王城を辞すことに。
王様とお后様や、アップルパイくれる熊さん、護衛ズにも
「おせわになりました。
はんせいしなきゃだから、ぼく しばらくがいしゅつきんし。あいにこれません。
でも、ぼくのことわすれないでね」
ってしっかりとつたえて、みんなとハグ。
といっても1週間だけど。
毎日お顔をみていたおなじみのメンバーなので、ちょっと寂しい。
熊さんは「お土産にどうぞ」って3種類のアップルパイをくれた!
ルーダが戻ってきたらルーダにもよろしくね、ってお願いしたら
「聖獣様に気に入っていただき光栄です!」
って喜んでたから、ルーダも安心。
王様と王妃様は、公爵家出入り禁止じゃないから会いに来てくれるって!
忙しくないの?大丈夫?
フットワークが軽すぎてちょっと心配。
「うふふ。レオンの将来のオムコさんになるかもしれないのよ?
親睦を深めなきゃ!」
王妃様が可愛らしくセンスでお口を隠しながら、オホホ。
いや、婚約とかいってたやつ?
しませんからね?
ママではなくオムコにしてくれる気持ちはありがたいけれども。
「ぼくオムコにいくのではなくオヨメをもらうのです!」
そこんとこはしっかり主張しておきたい。
「ええ、ええ。わかってるわよお。でも、将来のことはまだ分からないでしょ?」
絶対に分かってないでしょお!
でも、会いたいから会いに来てくれたらうれしいな。
王妃様に抱っこして貰うと、ママにだっこされたみたいな気がするの。
記憶にはないけど。
ふわふわしていい匂いがして、ふわあああ、ってなるの。
レオンお兄様のオムコは無理だけど、お兄様のほうがオヨメにきてくれるなら、王妃様がママになるのかなあ?
ゲイルがお父様で。王妃様がママで王様がパパ。
それはちょっといいかも。
想像しちゃって俺はクスクス笑った。
「お別れなのに、ご機嫌なの?」
お兄様がちょっと寂しそうに拗ねた。
「あのね、ゲイルがおとうさま、おうひさまがママでおうさまがパパなのをそうぞうしちゃったの。
オムコはダメだけど、おにいさまがオヨメなのはいいのかも!」
「サフィ!!不用意な発言すんな!囲われるじゃねえか!」
「いたああああああい!!!ご、ごめんなさああああい!!!」
ゲイルの雷が落ちて、こめかみをぐりぐりの刑が執行された。
「まあまあ、ゲイル。想像しただけじゃないか」
「そうよそうよ。だって、今だって私はサフィちゃんのママみたいなものでしょう?
ねえ、サフィちゃん!」
「ゲイル、狭量だと嫌われるよ?単なる無邪気な想像の話だよ?ねえ、サフィ?」
王様たちが一斉に俺を取り囲み、守ってくれる。
「やさしい!!すき!」
「私もサフィちゃんが大好きよ?いつかサフィちゃんのママになれたらうれしいわねえ」
王妃様抱っこ。ううん。ふかふか。いいにおい。ほえーー……。ここ、天国かな?
「ほらああああ!!!みろ!もうその気じゃねえか!
サフィ!絆されるんじゃない!
簡単にホイホイされやがって!
やらん、やらんぞ!!絶対にサフィはやらんからな!!!」
バリっと王妃様から引きはがされ、ゲイルにぎゅうっと抱き込まれる。
「サフィは俺の!!お・れ・の・む・す・こ!!!」
あたりまえじゃん。
俺はゲイルの息子!うふふーん。
「ぼく ゲ・イ・ル・の・む・す・こ!」
マネしてゲイルと2人で顔をあわせて両手を上でパッチン!
俺たちのコンビプレイはばっちり!なにしろ、親子ですのでね!
ゲイルとの愛を確かめ合った俺は満足して、笑顔を張り付けたままの王様たちに
「では。おじゃまいたしました。しつれーいたしまする!」
ぺこりんちょ。
ゲートからシュン!したのでした。
改装が終わり公爵家に戻ったと思えば、またルー君事件で王城にUターン!
王様たちに説明しに来ただけだったのに、俺が倒れちゃったせいで思ったより長く滞在してしまったのですが。
ようやく、また公爵家に戻ることになりました!
今度こそ!本当に!
なんか行ったり来たりしてばっかりだもんね。
ゲートで一瞬だからいいけど。
ほんと、ゲート作ってくれててよかった!大活躍じゃん!
ルーダとルー君の姿がないと思ったら、ルー君は公爵と先に公爵家に戻ってた。
でもって、ルーダはというと…
「久しぶりの人界ではしゃいでしもうた。
サフィの魔力の変化に気付かなんだのは、我の落ち度。
確か知り合いが良いものを持っておる。お詫びにそれを取って来よう。
用がある際は呼ぶがよい」
と言って、しゅばっと消えてしまったのだという。
気にしなくていいのに。
でも、いいものくれるってのは嬉しい!なんだろう!
聖獣の「いいもの」ってなんか凄そうだよね!
ちょっとワクワク。
「取ってくる」っていうのが気にならなくもないけど。まあ、いいっしょ!
にしても…
「500さいのせいじゅうでも、はしゃぐんだねえ…」
なんだかちょっと可愛いね。
そう思ってによによしてたら
「サフィにつられただけだろ」
「サフィの影響ですよね」
ゲイルとお兄様が左右から俺のほっぺをツンツン。
「やめてよう」って言いながらも、大好きな2人に構われるのは嬉しい。
にこにこしちゃう。
「俺の息子、可愛いだろ?…こういうところなんだよなあ」
そんな俺に、ゲイルが困ったみたいにため息。
こういうところって何?
贅沢いえばカッコいいほうがいいけど、でも可愛いんなら良いじゃん。
「…こういうところなんですよね…」
お兄様まで!
何がご不満なんですかーっ!
てゆーか。
「…もうやめちゃうの?もっとつんつんして!」
気持ち良かったのに!
ゲイルは「ああ、もう!」って言いながら「つんつん」ではなく、「ぎゅうっ」をしてくれた。
嬉しいからいいんだけど!
ルー君とルーダの居場所もわかった(ルーダは呼べば来るし)ので、俺とゲイルは王城を辞すことに。
王様とお后様や、アップルパイくれる熊さん、護衛ズにも
「おせわになりました。
はんせいしなきゃだから、ぼく しばらくがいしゅつきんし。あいにこれません。
でも、ぼくのことわすれないでね」
ってしっかりとつたえて、みんなとハグ。
といっても1週間だけど。
毎日お顔をみていたおなじみのメンバーなので、ちょっと寂しい。
熊さんは「お土産にどうぞ」って3種類のアップルパイをくれた!
ルーダが戻ってきたらルーダにもよろしくね、ってお願いしたら
「聖獣様に気に入っていただき光栄です!」
って喜んでたから、ルーダも安心。
王様と王妃様は、公爵家出入り禁止じゃないから会いに来てくれるって!
忙しくないの?大丈夫?
フットワークが軽すぎてちょっと心配。
「うふふ。レオンの将来のオムコさんになるかもしれないのよ?
親睦を深めなきゃ!」
王妃様が可愛らしくセンスでお口を隠しながら、オホホ。
いや、婚約とかいってたやつ?
しませんからね?
ママではなくオムコにしてくれる気持ちはありがたいけれども。
「ぼくオムコにいくのではなくオヨメをもらうのです!」
そこんとこはしっかり主張しておきたい。
「ええ、ええ。わかってるわよお。でも、将来のことはまだ分からないでしょ?」
絶対に分かってないでしょお!
でも、会いたいから会いに来てくれたらうれしいな。
王妃様に抱っこして貰うと、ママにだっこされたみたいな気がするの。
記憶にはないけど。
ふわふわしていい匂いがして、ふわあああ、ってなるの。
レオンお兄様のオムコは無理だけど、お兄様のほうがオヨメにきてくれるなら、王妃様がママになるのかなあ?
ゲイルがお父様で。王妃様がママで王様がパパ。
それはちょっといいかも。
想像しちゃって俺はクスクス笑った。
「お別れなのに、ご機嫌なの?」
お兄様がちょっと寂しそうに拗ねた。
「あのね、ゲイルがおとうさま、おうひさまがママでおうさまがパパなのをそうぞうしちゃったの。
オムコはダメだけど、おにいさまがオヨメなのはいいのかも!」
「サフィ!!不用意な発言すんな!囲われるじゃねえか!」
「いたああああああい!!!ご、ごめんなさああああい!!!」
ゲイルの雷が落ちて、こめかみをぐりぐりの刑が執行された。
「まあまあ、ゲイル。想像しただけじゃないか」
「そうよそうよ。だって、今だって私はサフィちゃんのママみたいなものでしょう?
ねえ、サフィちゃん!」
「ゲイル、狭量だと嫌われるよ?単なる無邪気な想像の話だよ?ねえ、サフィ?」
王様たちが一斉に俺を取り囲み、守ってくれる。
「やさしい!!すき!」
「私もサフィちゃんが大好きよ?いつかサフィちゃんのママになれたらうれしいわねえ」
王妃様抱っこ。ううん。ふかふか。いいにおい。ほえーー……。ここ、天国かな?
「ほらああああ!!!みろ!もうその気じゃねえか!
サフィ!絆されるんじゃない!
簡単にホイホイされやがって!
やらん、やらんぞ!!絶対にサフィはやらんからな!!!」
バリっと王妃様から引きはがされ、ゲイルにぎゅうっと抱き込まれる。
「サフィは俺の!!お・れ・の・む・す・こ!!!」
あたりまえじゃん。
俺はゲイルの息子!うふふーん。
「ぼく ゲ・イ・ル・の・む・す・こ!」
マネしてゲイルと2人で顔をあわせて両手を上でパッチン!
俺たちのコンビプレイはばっちり!なにしろ、親子ですのでね!
ゲイルとの愛を確かめ合った俺は満足して、笑顔を張り付けたままの王様たちに
「では。おじゃまいたしました。しつれーいたしまする!」
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