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お披露目会、大成功!…だよね?!
俺の魔力、なんのいろ?
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魔力測定器は…体重計みたいな形をしていた。
ええ?水晶とか、まるいおっきな玉みたいなやつとか、
水鏡みたいなやつとかじゃないの?!
ファンタジーなやつを想像おしていた俺は、ちょっとがっかりした。
むっちゃ事務!
こんな身体測定みたいなの、ちがーう!!
「がっかりだよ!」が顔にでてしまったらしい。
「どうした?」
とゲイルが不思議そうな顔をしたが、俺はなんともいえない気持ちで首をふった。
「なんでもない。そうていがいだった。きたいしすぎた」
「そ、そうか?」
ゲイルが説明してくれるには、この体重計みたいなもので魔力量と魔力の種類がわかるらしい。
台みたいなところに乗ると、前のメーターが上がる仕組み。
メーターのメモリが魔力量。
メーターの色が魔力の種類なんだって!
ちなみに、赤なら、火
青色は水と氷
緑色は植物と癒し
黄色は光と浄化。
黒色は闇と呪い。
呪い!こわ!
公爵家は青、侯爵家は緑の魔力を持つものが多いんだって。
青の魔力だけは、水と水から派生した氷の魔法とが使える。
水の上位互換が氷になる。
水は生きるのに欠かせないものだから、すごく重宝される。
戦いのときには防御壁としても、攻撃用水弾としても使える。
洪水のように人を押し流すこともできるそうだが、それができるのは公爵だけらしい。
ちなみに、公爵は氷の矢を振らせたりもできるんだってさ。
何それ、強そう!
殆どの青の魔力をもつ貴族は、水くらいしか使えない。
氷の魔法を使えるくらい魔力量が多いのは、公爵家のみ。
それもあって、貴族の中でも公爵家は別格扱いなんだって。
で。
俺のお父様ゲイルはというと…。
サフィール家の緑の魔力。
癒しの力で、怪我や病気の治療ができる。
まあ、普通の人ができるのは、血を止めるだとか、腹痛を治すだとか。
熱を少し下げるだとか。それくらいらしい。
ゲイルは違うけどね!
あとは、風を起こしたり、植物を育てたり、操ったり…
操る?生やすだけじゃなくって?!それって…
「つ、つりーはうす!きのおうちとか つくれる?!」
「ん?出来るぞ?庭に作ってやろうか?」
ひゃっほーい!ろまん!ろまんだよおおお!
砦とかだって作れちゃうし!男の子にはたまらん能力じゃん!
あと、聖獣の加護により稀に出るという光の魔力も!
そうなの!
ゲイルはどっちも持ってるんだって!さすがゲイル!
ビカーン!で悪い呪いとかぜーんぶ浄化!
聖女じゃん!天使じゃん!
やっぱゲイル、聖女だった!男だけど!
ゲイルの治癒がむちゃくちゃ凄いのは、もともと多い治癒の力に、さらに光の魔力が合わさってのことらしい。
2種類の魔力持ちなんて、ゲイルだけなんだってさ!さすがゲイル!
ちなみに、エリアスは緑の魔力。領地が豊なのはエリアスの力なんだってさ!
うんうん。役に立ってるんだね、エリアス。
「……サフィの温度差が凄いね…。サフィール侯爵って、そんななんだ…」
「まあ…サフィにはそんなだな…。サフィが絡まなきゃ優秀なんだがなあ…」
「サフィにある可能性が高いのは、緑、青、黄だな。
俺の見立てでは……。」
みんなが見守る中、ゲイルはそおっと俺を体重計…いや、魔力測定器の上に降ろした。
「「「「「「「?!」」」」」」
嘘でしょ?!なにこれ!!!
メータはマックス。
というより、超えてるよね、これ…。
でもって色が……
「れ…………れいんぼー……?」
ひいいいいい!なにこれなにこれーー!!!
未知!未知すぎるでしょおおお!!!
俺、ちょっと涙目。
こっわ!こっわ!
恐る恐る振り返ると……
みんなお口をパッカーン。
おめめはっちーん!
王様が渇いた笑みを漏らした。
「は…はは…。まさか…これは想定外だな…。このようなもの、見たことも聞いたこともないぞ…。
………この部屋で見たものは他言無用。皆で魔法契約を交わすとしよう」
「は!」
「御意!」
そ、そんなにー!!!!!
ちなみに。
怖くて聞けないんですけど。
れいんぼー。
そうなの、れいんぼーなの!数えたらこのシマシマ、7色あるんですが?!
赤、青、緑、黄、黒の5つしかきーてないから!
ねえ!ピンクと紫は何?
嫌な予感しかしないよ?!
「やっぱり…ゆーかい…かんきん…ちかしつ…」
がくがくぶるぶる。
「げ…げいる…げいる…だっこっ!!ぎゅって!!はやくっ!!!」
「あ…ああ…」
ゲイルが慌てて抱っこしてぎゅうってしてくれた。
「おとうさま。ぜったい、ぜったい、ぼくをはなさないでね」
「…………絶対に外に出さないから安心しろ」
マジな目でした。
俺、ゲイルによって監禁されそう…。
「うう……やっぱりかんきんだった……」
でも、ゲイルと一緒ならいいや。
よく考えたら、今とおんなじだしね!
ええ?水晶とか、まるいおっきな玉みたいなやつとか、
水鏡みたいなやつとかじゃないの?!
ファンタジーなやつを想像おしていた俺は、ちょっとがっかりした。
むっちゃ事務!
こんな身体測定みたいなの、ちがーう!!
「がっかりだよ!」が顔にでてしまったらしい。
「どうした?」
とゲイルが不思議そうな顔をしたが、俺はなんともいえない気持ちで首をふった。
「なんでもない。そうていがいだった。きたいしすぎた」
「そ、そうか?」
ゲイルが説明してくれるには、この体重計みたいなもので魔力量と魔力の種類がわかるらしい。
台みたいなところに乗ると、前のメーターが上がる仕組み。
メーターのメモリが魔力量。
メーターの色が魔力の種類なんだって!
ちなみに、赤なら、火
青色は水と氷
緑色は植物と癒し
黄色は光と浄化。
黒色は闇と呪い。
呪い!こわ!
公爵家は青、侯爵家は緑の魔力を持つものが多いんだって。
青の魔力だけは、水と水から派生した氷の魔法とが使える。
水の上位互換が氷になる。
水は生きるのに欠かせないものだから、すごく重宝される。
戦いのときには防御壁としても、攻撃用水弾としても使える。
洪水のように人を押し流すこともできるそうだが、それができるのは公爵だけらしい。
ちなみに、公爵は氷の矢を振らせたりもできるんだってさ。
何それ、強そう!
殆どの青の魔力をもつ貴族は、水くらいしか使えない。
氷の魔法を使えるくらい魔力量が多いのは、公爵家のみ。
それもあって、貴族の中でも公爵家は別格扱いなんだって。
で。
俺のお父様ゲイルはというと…。
サフィール家の緑の魔力。
癒しの力で、怪我や病気の治療ができる。
まあ、普通の人ができるのは、血を止めるだとか、腹痛を治すだとか。
熱を少し下げるだとか。それくらいらしい。
ゲイルは違うけどね!
あとは、風を起こしたり、植物を育てたり、操ったり…
操る?生やすだけじゃなくって?!それって…
「つ、つりーはうす!きのおうちとか つくれる?!」
「ん?出来るぞ?庭に作ってやろうか?」
ひゃっほーい!ろまん!ろまんだよおおお!
砦とかだって作れちゃうし!男の子にはたまらん能力じゃん!
あと、聖獣の加護により稀に出るという光の魔力も!
そうなの!
ゲイルはどっちも持ってるんだって!さすがゲイル!
ビカーン!で悪い呪いとかぜーんぶ浄化!
聖女じゃん!天使じゃん!
やっぱゲイル、聖女だった!男だけど!
ゲイルの治癒がむちゃくちゃ凄いのは、もともと多い治癒の力に、さらに光の魔力が合わさってのことらしい。
2種類の魔力持ちなんて、ゲイルだけなんだってさ!さすがゲイル!
ちなみに、エリアスは緑の魔力。領地が豊なのはエリアスの力なんだってさ!
うんうん。役に立ってるんだね、エリアス。
「……サフィの温度差が凄いね…。サフィール侯爵って、そんななんだ…」
「まあ…サフィにはそんなだな…。サフィが絡まなきゃ優秀なんだがなあ…」
「サフィにある可能性が高いのは、緑、青、黄だな。
俺の見立てでは……。」
みんなが見守る中、ゲイルはそおっと俺を体重計…いや、魔力測定器の上に降ろした。
「「「「「「「?!」」」」」」
嘘でしょ?!なにこれ!!!
メータはマックス。
というより、超えてるよね、これ…。
でもって色が……
「れ…………れいんぼー……?」
ひいいいいい!なにこれなにこれーー!!!
未知!未知すぎるでしょおおお!!!
俺、ちょっと涙目。
こっわ!こっわ!
恐る恐る振り返ると……
みんなお口をパッカーン。
おめめはっちーん!
王様が渇いた笑みを漏らした。
「は…はは…。まさか…これは想定外だな…。このようなもの、見たことも聞いたこともないぞ…。
………この部屋で見たものは他言無用。皆で魔法契約を交わすとしよう」
「は!」
「御意!」
そ、そんなにー!!!!!
ちなみに。
怖くて聞けないんですけど。
れいんぼー。
そうなの、れいんぼーなの!数えたらこのシマシマ、7色あるんですが?!
赤、青、緑、黄、黒の5つしかきーてないから!
ねえ!ピンクと紫は何?
嫌な予感しかしないよ?!
「やっぱり…ゆーかい…かんきん…ちかしつ…」
がくがくぶるぶる。
「げ…げいる…げいる…だっこっ!!ぎゅって!!はやくっ!!!」
「あ…ああ…」
ゲイルが慌てて抱っこしてぎゅうってしてくれた。
「おとうさま。ぜったい、ぜったい、ぼくをはなさないでね」
「…………絶対に外に出さないから安心しろ」
マジな目でした。
俺、ゲイルによって監禁されそう…。
「うう……やっぱりかんきんだった……」
でも、ゲイルと一緒ならいいや。
よく考えたら、今とおんなじだしね!
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