40 / 64
30.ミラと運命。
しおりを挟む
ヒオニ様は、生涯幽閉、という極刑の次に重い刑を受けた。
本来、王族を傷つけようとする者は同じ王族でも極刑が妥当なのだが、今回は事態が複雑で後ろに誰がついているのか、どういう話で禁忌魔法を入手したのか調べなければならないらしい。
「じゃあ行ってくるね…!うぅっ…緊張してお腹痛くなりそう…!」
「が、がんばるんだよっ、ミラ…!ぼ、僕も緊張してきちゃった…!!」
そして今日。ミラがとうとう運命かもしれない人と出会う日だ。国王夫妻が奔走してくれて、今日会う日が設けられた。
「も、もう!ルカは緊張しなくていいでしょっ!」
「だって移っちゃったんだもん…!!」
僕達2人は待ちに待った日、ということで朝からご飯が喉を通らないほどだった。
僕はその間、ルイスに学園の勉強の教材を持ってきてもらって勉強するつもりだったんだけど…。ミラ達がどうなったか気になっちゃって集中できなそう…。
「じゃ、じゃあね!」
「が、がんばれ!ミラ!」
「うん!」
強張った顔のミラを送り出すと、ぷはーっと息をついた。
ヴレーヒ様、ミラと運命だったらいいなと思う。根っからの研究者のヴレーヒ様に、勉強好きなミラ。合わないはずがない。
もし本当に運命だったら、ふふ、ダブルデートとか、してみたいかも。
そのとき、丁度ルイスが部屋に入ってきた。
「ルカ様、教材を持ってきましたよ。ふふ、勉強できそうですか?」
「もー全然できそうにないよ~。ミラがあれだけ緊張したたから、僕もドキドキしちゃって。
………ネローもこの様子が見られたらいいんだけど。自分のお兄さんが運命に出会える瞬間だもん。」
「仕方ありません、あの魔法を解くには我が国へ行かないと。
魔法を使った本人はもう魔力を無くす魔道具を付けられたので操ろうにも操れませんが、催眠状態に入るのはこの国にいることがトリガーになってますからね。
まずそれをどうにかしないといけませんし…。」
そうなのだ。
ネローの催眠魔法の発動条件は、『この国にいること』。
魔法を解くためには、魔法の影響下から抜け出さなくてはいけなかった。
ただ、命令をする人物の魔力が無くなって命令できなくなると、かけられた人はまるで人形のように動かなくなる。命令待ちの状態のままになるのだ。
だから今、僕の国で根こそぎ魔法を取り除こうとしてる。
「まぁ、母様と父様に任せたらすぐだよね。」
「ええ、今は待ちましょう。さ、魔法理論Ⅱの教材持ってきましたよ。苦手は早く無くすに限ります!」
ドサッと机の上に置かれたのは分厚い魔法理論書。
厚みを見るだけでげんなりしてしまう。
「むぅ……理論なんて分かんないよ、魔法に計算って何さ。想像したものを出せばいいだけでしょ、なんで計算なんかしなきゃいけないの。組み立てって何、もう意味わかんない。」
魔法は想像してそれに魔力を込めるだけで発動できる。
母様や父様、お兄様だってそうだし、ゼインもそうだ。
ていうかみんなそうでしょ?
なんでできるものをわざわざ分解して頭の中で組み立てなきゃいけないのかさっぱりわからなかった。
(想像だけで魔法を発動することができるなら、魔法理論なんて無いんですよ、ルカ様…。ルカ様達が天才なだけなんですよ…。そろそろ気づいてっっ…!!)
なんてルイスの心の声には気づくわけもなく。
僕は仕方なく教材のページを捲った。
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
~ミラSide~
沢山の美しい花々が咲き誇る中庭のガゼボで、僕は『運命かもしれない人』を待っていた。
うう…さっきから心臓がバクバクしてて、もう爆発するんじゃないだろうかってくらい…!
ぎゅっと胸に手を当てて、少しでもいいから収まれ…!と念を送る。
けれど、そんなこと体が聞いてくれるはずもなく。
「ヴレーヒ様がいらっしゃいました。」
その声と共に、城方面からここに向かってサクサク、という足音が近づいてくる。
「待たせてしまいました、ミラ殿……っ…!」
声をかけられて、振り向くと。
何ていうか、ピースが埋まったような。
足りない部分が満ち足りたような、そんな心地。
彼は、王譲りの天使の羽根のような純白の長髪に、銀縁の眼鏡を掛けて琥珀色の瞳が少し強調されている人だった。
「あ……えと…アントス王国から参りました、ミラ・トイルズです。お目にかかれて光栄です、ヴレーヒ様…。」
一応型通りにものは言えた。
けれど、何も言わないでも全て通じるような気がして。
僕達は、最初から1つだったかのようにしっくりと合った。
「とにかく、座りましょうか。」
「あ、そうですね。すみません。」
ヴレーヒ様の向かいに座ろうとすると、彼は手招きをする。
「こちらへ。」
「は、はい…。」
側に寄ると、グイッと腰を引き寄せられて、倒れる!と思ったときには、恐れ多くも彼の膝の上に乗っていた。
運命って、膝に乗せるのが好きだったりするのかな…?
「やはり、くっついている方が落ち着きますね。」
「そそっ、そうですねっっ…!!」
今の僕はきっと真っ赤だろう。唯一の救いは、彼に背を預けている状態なので顔を見られないということ。
「ふふ、そんなに緊張しないでください。
はぁ……会いたかった、私の運命…。」
肩に頭を乗せて、首筋のに鼻を擦り付けられる。
そのままそこで深呼吸されて、僕は熱さで溶けて消えそうだった。
「ねぇ、私はきっとあなたを逃がしてあげられない。
だから近い将来のために、呼び捨てと敬語なしを徹底しましょうか。」
へ…?それってつまり…結婚は決定されてるってことなのかな…?う……嬉しすぎる……!
「え…えと…わかりまし…わかった、ヴレーヒさ、ヴレーヒ…!」
「ふふ、可愛い、首が真っ赤だよ、ミラ。」
ああ、拝啓お母様、お父様。僕は本日命日となりました。
愛しい人の腕の中で逝けるなんて、なんて幸せなんでしょうか。
「あれ…?あらら…ミラ、気絶しちゃった…。刺激が強すぎましたね…。次回からはもう少し控えめにしましょうか。
………はぁ…可愛い…。」
旋毛にいくつものキスを落とされたが、僕はそれに気づくはずもなく。
※※※※※※※※※※
取り敢えず、この作品を終わらせたい。
ハピエンで、皆が満足できる最終回を迎えたい。
そう思って執筆しております。
短編じゃなく長編でね、しっかりと最後まで終わらせたいんですよね。1作品は。
異世界ハーレムも終わらせたいんですけども…展開が思いつかないし…。
他の作品いっぱいあるし…。
終わらせないと…_(┐「ε:)_
とりまガンバリマス。
本来、王族を傷つけようとする者は同じ王族でも極刑が妥当なのだが、今回は事態が複雑で後ろに誰がついているのか、どういう話で禁忌魔法を入手したのか調べなければならないらしい。
「じゃあ行ってくるね…!うぅっ…緊張してお腹痛くなりそう…!」
「が、がんばるんだよっ、ミラ…!ぼ、僕も緊張してきちゃった…!!」
そして今日。ミラがとうとう運命かもしれない人と出会う日だ。国王夫妻が奔走してくれて、今日会う日が設けられた。
「も、もう!ルカは緊張しなくていいでしょっ!」
「だって移っちゃったんだもん…!!」
僕達2人は待ちに待った日、ということで朝からご飯が喉を通らないほどだった。
僕はその間、ルイスに学園の勉強の教材を持ってきてもらって勉強するつもりだったんだけど…。ミラ達がどうなったか気になっちゃって集中できなそう…。
「じゃ、じゃあね!」
「が、がんばれ!ミラ!」
「うん!」
強張った顔のミラを送り出すと、ぷはーっと息をついた。
ヴレーヒ様、ミラと運命だったらいいなと思う。根っからの研究者のヴレーヒ様に、勉強好きなミラ。合わないはずがない。
もし本当に運命だったら、ふふ、ダブルデートとか、してみたいかも。
そのとき、丁度ルイスが部屋に入ってきた。
「ルカ様、教材を持ってきましたよ。ふふ、勉強できそうですか?」
「もー全然できそうにないよ~。ミラがあれだけ緊張したたから、僕もドキドキしちゃって。
………ネローもこの様子が見られたらいいんだけど。自分のお兄さんが運命に出会える瞬間だもん。」
「仕方ありません、あの魔法を解くには我が国へ行かないと。
魔法を使った本人はもう魔力を無くす魔道具を付けられたので操ろうにも操れませんが、催眠状態に入るのはこの国にいることがトリガーになってますからね。
まずそれをどうにかしないといけませんし…。」
そうなのだ。
ネローの催眠魔法の発動条件は、『この国にいること』。
魔法を解くためには、魔法の影響下から抜け出さなくてはいけなかった。
ただ、命令をする人物の魔力が無くなって命令できなくなると、かけられた人はまるで人形のように動かなくなる。命令待ちの状態のままになるのだ。
だから今、僕の国で根こそぎ魔法を取り除こうとしてる。
「まぁ、母様と父様に任せたらすぐだよね。」
「ええ、今は待ちましょう。さ、魔法理論Ⅱの教材持ってきましたよ。苦手は早く無くすに限ります!」
ドサッと机の上に置かれたのは分厚い魔法理論書。
厚みを見るだけでげんなりしてしまう。
「むぅ……理論なんて分かんないよ、魔法に計算って何さ。想像したものを出せばいいだけでしょ、なんで計算なんかしなきゃいけないの。組み立てって何、もう意味わかんない。」
魔法は想像してそれに魔力を込めるだけで発動できる。
母様や父様、お兄様だってそうだし、ゼインもそうだ。
ていうかみんなそうでしょ?
なんでできるものをわざわざ分解して頭の中で組み立てなきゃいけないのかさっぱりわからなかった。
(想像だけで魔法を発動することができるなら、魔法理論なんて無いんですよ、ルカ様…。ルカ様達が天才なだけなんですよ…。そろそろ気づいてっっ…!!)
なんてルイスの心の声には気づくわけもなく。
僕は仕方なく教材のページを捲った。
✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿
~ミラSide~
沢山の美しい花々が咲き誇る中庭のガゼボで、僕は『運命かもしれない人』を待っていた。
うう…さっきから心臓がバクバクしてて、もう爆発するんじゃないだろうかってくらい…!
ぎゅっと胸に手を当てて、少しでもいいから収まれ…!と念を送る。
けれど、そんなこと体が聞いてくれるはずもなく。
「ヴレーヒ様がいらっしゃいました。」
その声と共に、城方面からここに向かってサクサク、という足音が近づいてくる。
「待たせてしまいました、ミラ殿……っ…!」
声をかけられて、振り向くと。
何ていうか、ピースが埋まったような。
足りない部分が満ち足りたような、そんな心地。
彼は、王譲りの天使の羽根のような純白の長髪に、銀縁の眼鏡を掛けて琥珀色の瞳が少し強調されている人だった。
「あ……えと…アントス王国から参りました、ミラ・トイルズです。お目にかかれて光栄です、ヴレーヒ様…。」
一応型通りにものは言えた。
けれど、何も言わないでも全て通じるような気がして。
僕達は、最初から1つだったかのようにしっくりと合った。
「とにかく、座りましょうか。」
「あ、そうですね。すみません。」
ヴレーヒ様の向かいに座ろうとすると、彼は手招きをする。
「こちらへ。」
「は、はい…。」
側に寄ると、グイッと腰を引き寄せられて、倒れる!と思ったときには、恐れ多くも彼の膝の上に乗っていた。
運命って、膝に乗せるのが好きだったりするのかな…?
「やはり、くっついている方が落ち着きますね。」
「そそっ、そうですねっっ…!!」
今の僕はきっと真っ赤だろう。唯一の救いは、彼に背を預けている状態なので顔を見られないということ。
「ふふ、そんなに緊張しないでください。
はぁ……会いたかった、私の運命…。」
肩に頭を乗せて、首筋のに鼻を擦り付けられる。
そのままそこで深呼吸されて、僕は熱さで溶けて消えそうだった。
「ねぇ、私はきっとあなたを逃がしてあげられない。
だから近い将来のために、呼び捨てと敬語なしを徹底しましょうか。」
へ…?それってつまり…結婚は決定されてるってことなのかな…?う……嬉しすぎる……!
「え…えと…わかりまし…わかった、ヴレーヒさ、ヴレーヒ…!」
「ふふ、可愛い、首が真っ赤だよ、ミラ。」
ああ、拝啓お母様、お父様。僕は本日命日となりました。
愛しい人の腕の中で逝けるなんて、なんて幸せなんでしょうか。
「あれ…?あらら…ミラ、気絶しちゃった…。刺激が強すぎましたね…。次回からはもう少し控えめにしましょうか。
………はぁ…可愛い…。」
旋毛にいくつものキスを落とされたが、僕はそれに気づくはずもなく。
※※※※※※※※※※
取り敢えず、この作品を終わらせたい。
ハピエンで、皆が満足できる最終回を迎えたい。
そう思って執筆しております。
短編じゃなく長編でね、しっかりと最後まで終わらせたいんですよね。1作品は。
異世界ハーレムも終わらせたいんですけども…展開が思いつかないし…。
他の作品いっぱいあるし…。
終わらせないと…_(┐「ε:)_
とりまガンバリマス。
256
お気に入りに追加
840
あなたにおすすめの小説


アルファな俺が最推しを救う話〜どうして俺が受けなんだ?!〜
車不
BL
5歳の誕生日に階段から落ちて頭を打った主人公は、自身がオメガバースの世界を舞台にしたBLゲームに転生したことに気づく。「よりにもよってレオンハルトに転生なんて…悪役じゃねぇか!!待てよ、もしかしたらゲームで死んだ最推しの異母兄を助けられるかもしれない…」これは第二の性により人々の人生や生活が左右される世界に疑問を持った主人公が、最推しの死を阻止するために奮闘する物語である。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
女神様の使い、5歳からやってます
めのめむし
ファンタジー
小桜美羽は5歳の幼女。辛い境遇の中でも、最愛の母親と妹と共に明るく生きていたが、ある日母を事故で失い、父親に放置されてしまう。絶望の淵で餓死寸前だった美羽は、異世界の女神レスフィーナに救われる。
「あなたには私の世界で生きる力を身につけやすくするから、それを使って楽しく生きなさい。それで……私のお友達になってちょうだい」
女神から神気の力を授かった美羽は、女神と同じ色の桜色の髪と瞳を手に入れ、魔法生物のきんちゃんと共に新たな世界での冒険に旅立つ。しかし、転移先で男性が襲われているのを目の当たりにし、街がゴブリンの集団に襲われていることに気づく。「大人の男……怖い」と呟きながらも、ゴブリンと戦うか、逃げるか——。いきなり厳しい世界に送られた美羽の運命はいかに?
優しさと試練が待ち受ける、幼い少女の異世界ファンタジー、開幕!
基本、ほのぼの系ですので進行は遅いですが、着実に進んでいきます。
戦闘描写ばかり望む方はご注意ください。

そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。

気づいたら周りの皆が僕を溺愛していた
しののめ
BL
クーレル侯爵家に末っ子として生まれたノエル・クーレルがなんだかんだあって、兄×2や学園の友達etc…に溺愛される???
家庭環境複雑だけれど、皆に愛されながら毎日を必死に生きる、ノエルの物語です。
R表現の際には※をつけさせて頂きます。当分は無い予定です。
現在文章の大工事中です。複数表現を改める、大きくシーンの描写を改める箇所があると思います。当時は時間が取れず以降の投稿が出来ませんでしたが、現在まで多くの方に閲覧頂いている為、改稿が終わり次第完結までの展開を書き進めようと思っております。閲覧ありがとうございます。
(第1章の改稿が完了しました。2024/11/17)
(第2章の改稿が完了しました。2024/12/18)

兄たちが弟を可愛がりすぎです
クロユキ
BL
俺が風邪で寝ていた目が覚めたら異世界!?
メイド、王子って、俺も王子!?
おっと、俺の自己紹介忘れてた!俺の、名前は坂田春人高校二年、別世界にウィル王子の身体に入っていたんだ!兄王子に振り回されて、俺大丈夫か?!
涙脆く可愛い系に弱い春人の兄王子達に振り回され護衛騎士に迫って慌てていっもハラハラドキドキたまにはバカな事を言ったりとしている主人公春人の話を楽しんでくれたら嬉しいです。
1日の話しが長い物語です。
誤字脱字には気をつけてはいますが、余り気にしないよ~と言う方がいましたら嬉しいです。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる